2011年の音楽(2011ねんのおんがく)では、2011年の音楽分野に関する動向をまとめる。
2010年の音楽-2011年の音楽-2012年の音楽
詳細
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
洋楽シングル
洋楽アルバム
ジャズ
- チャーリー・ヘイデン, Hank Jones – Come Sunday
- John Scofield – A Moments Peace
クラシック
- Joseph Calleja – The Maltese Tenor
- Jackie Evancho – Dream With Me
- Wynne Evans – A Song In My Heart
- Angela Gheorghiu – Homage to Maria Callas
- キャスリーン・ジェンキンス – Daydream
日本のシングル
集計会社 オリコン
- 年間1位は『フライングゲット』。前年の年間チャートに引き続きAKB48が獲得した。なお、年間シングルチャート1位の売り上げが150万枚を超えるのは、2003年のSMAP『世界に一つだけの花 (シングル・ヴァージョン)』以来8年ぶり。AKB48の作品がTOP5を独占。同一アーティストによる年間シングルチャートのTOP5独占は史上初。また、派生ユニットも含む関連作品が、TOP50に16作チャートインしている。年間5位は『桜の木になろう』。2011/3/14付にてミリオンを達成した。これにより、2007年以来4年ぶりに、年間シングルチャートにミリオンセラー作品が登場することが確定した(前年1位の『Beginner』は年跨ぎによるミリオン)。
- 前年に6作が年間TOP10にチャートインした嵐は前述のAKB48が5位まで独占したため、TOP5入りすることはできなかったものの、この年発売した2作がともにTOP10入りを果たした。順位もAKB48に続いて6位、7位にチャートインし、2作とも売上は60万枚以上。
- 前年から続くK-POP人気が過熱。16位に活動を再開した東方神起がチャートインしたほか、TOP50中に6作がチャートインした。
- TOP30はアイドルグループや企画ものが多くランクインし、ロックバンドが今年はBUMP OF CHIKENやB'zがランクインした。
- ジャニーズ事務所所属歌手は今年は18作のチャートインで昨年を下回ったが、同年にデビューしたKis-My-Ft2のデビュー曲である『Everybody Go』が10位にランクインしTOP10入りを果たした。
- 3月11日に発生した東日本大震災の復興支援のため発売された、チーム・アミューズ!!のチャリティーシングルが12位にチャートイン。当初は音楽配信限定でのシングルリリースであったが、CD化の要望が殺到したことから作品化されたもの。
年間TOP50
※オリコン 集計期間:2010年12月27日付 - 2011年12月19日付
インディーズシングル年間10
Billboard Japan 年間TOP10
※Billboard JAPAN 集計期間: 2010年12月 - 2011年11月
[70]
ゴールドディスク認定
作品名
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認定
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ゴールド
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SUPER JUNIOR「Mr.Simple」
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2011年12月
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赤西仁「Seasons」
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2012年1月
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いきものがかり「歩いていこう」
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ClariS「コネクト」
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水樹奈々「SCARLET KNIGHT」
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2012年2月
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西野カナ「たとえ どんなに…」
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2012年3月
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T-ARA「Bo Peep Bo Peep」
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2012年9月
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LiSA「oath sign」
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2013年8月
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日本のアルバム
- 年間1位は嵐が3年連続で獲得し、1989-91年の松任谷由実以来の記録となった。前年から引き続き年間TOP10入りしたアーティストは嵐、安室奈美恵、いきものがかりの3組である。
- 本年度の集計期間で1988年以来23年ぶりにミリオンセラー作品がゼロとなった。ただし、いきものがかりのベストアルバム『いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜』が前年度の売上との合算で100万枚を突破した。
- 10位の売上が40万枚を下回り、1980年以来31年ぶりの低水準に沈んだ。なかでも、長年業界にとり貴重な収益源であったベストアルバムの売上が振るわず、B'zや浜崎あゆみなど1990年代から2000年代に活躍したアーティストのオリジナルアルバムも苦戦した。
- AKB48初のオリジナルアルバムが2位にチャートインした。ただし、本年度に発売したシングル5作が100万枚を突破したのとは対照的に本作は80万枚台にとどまっている。
- レディー・ガガの世界的ヒットアルバムが4位(米国Billboard年間チャートでは3位)にチャートイン、海外アーティストの年間TOP5入りは2007年のアヴリル・ラヴィーン以来4年ぶりとなる。
- アルバムでもK-POPが好調。少女時代の日本国内における初オリジナルアルバムが5位にチャートイン。また、KARAの作品も年度末発売ながら7位にチャートインしており、翌2012年までピークを継続。なおレディー・ガガとあわせ、年間TOP10に海外勢が3作を占めるのは1983年以来28年ぶりとなった。
- 食道癌による活動休止で発売延期となっていた桑田佳祐の約8年半ぶりとなるソロアルバムが、8位にチャートイン。
- 同日にはaikoのベストアルバムも2作同時発売されており、ともに高水準の売り上げを記録してTOP20入りした。
- SMAPのベストアルバムが9位にランクインし、2001年リリースの『Smap Vest』以来10年ぶりの年間TOP10入りを果たした。
- 3月11日に発生した東日本大震災の復興支援のために発売されたコンピレーションアルバム『ソングス・フォー・ジャパン』が41位にチャートイン。内容は本作のために新録された音源を含んではいないものの、日本のみならず世界各国でヒットした。
年間TOP50
※オリコン 集計期間:2010年12月27日付 - 2011年12月19日付
インディーズアルバム年間10
ゴールドディスク認定
音楽配信 (日本)
- 集計: 日本レコード協会
- スマートフォンへの市場シフトの影響から、着うたフルの売上件数は大幅に減少(売上108百万件・前年比-21%)したが、逆にインターネット配信市場(スマートフォン含む)は売上54百万件・前年比+23%と伸長し、両者を合わせた音楽フル配信市場は売上163百万件・前年比-10%となった。[71]
- 結果として、本年発表分で下記9作のフル配信ミリオンが達成された。(下記計数には翌年以降の売上も含まれる)
- 着うたフルの年間1位は、薫と友樹、たまにムック。の『マル・マル・モリ・モリ!』[72]であった。
- iTunesの年間1位は、レディー・ガガの『ボーン・ディス・ウェイ』[73]であった。
音楽配信ゴールド認定シングル
ストリーミング認定作品
日本のDVD
[74]
Category:2011年のライブ・ビデオを参照
ゴールドディスク認定
Billboard 年間TOP10
※Billboard 集計期間: 2010年12月4日 - 2011年11月26日
[75]
各チャート
イベント
- 1月1日 - KinKi Kids
- 3月5日・6日 - イーグルス
- 6月11日・12日 - 氷室京介
- 6月24日・25日・26日 - 嵐
7月30日 - FUNKY MONKEY BABYS
- 7月30日・31日 - COMPLEX
- 8月28日 - Kis-My-Ft2
- 9月28日・29日 - 小田和正
- 11月12日・13日 - SMAP
- 11月26日 - チャン・グンソク
- 11月28日・30日 - エアロスミス
- 12月3日・4日 - 水樹奈々
- 12月8日・9日・11日・12日 - EXILE
- 12月16日・17日・18日 - 関ジャニ∞
- 12月22日・24日・25日 - B'z
- 12月30日・31日 - KinKi Kids
主要な賞
デビュー
1月
2月
3月
4月
OFA☆21[177]、Cinemaglam[178]、繁森由梨佳[179]、L.A.F.U.[180]、LinQ[181][170]、momo(ソロデビュー)[170]
5月
AKBN 0、kowloon(メジャーデビュー)[192]、天下取り隊(メジャーデビュー)[193]、DIAMOND★DOGS[194]、フォスター・ザ・ピープル、YURECA(メジャーデビュー)[195]
6月
ALLY&DIAZ[204]、入川保則[205]、ShaNa[206](メジャーデビュー)、Zero(メジャーデビュー)、TATSUMA、Pretty Bach(メジャーデビュー)[207]、HYNA[208]、LinQ
7月
Twinklestars(再デビュー)、濱野裕生[220]、MORTON[221]、モホンビ[222]
8月
青羽凛々[230]、AKG48[231]、華山雪[230]、Viru's[232]、BeeBee[233]、丸山桂里奈[234]
9月
ウラリエ[238]、Oranje.[239]、2NE1(日本デビュー)、BABY GAMBA[240]
10月
ANIMETAL USA( 日本デビュー)[243]、チャチャチャ倶楽部[244]、ノエル・ギャラガー(ソロデビュー)、高田泰治、福田萌[245]、魔女っこ、水谷ゆう[246]
11月
キャラ・ノール[254]、Glitter Nova[255]、ブルーオーロラサクソフォン・カルテット[256]、マック・ミラー
12月
結成
アイドル・ガールズグループ・ボーイバンド
バンド・音楽グループ・音楽ユニット
活動再開
再結成
期間限定
活動休止・解散・引退
活動休止
解散
引退
誕生
死去
※国旗もしくは地名は出身地
脚注
注釈
出典
関連項目