ふくい舞
ふくい 舞(ふくい まい、1984年12月17日 - [1])は、日本の女性シンガーソングライター。 京都市上京区出身。血液型はA型。2011年1月1日、アーティスト表記を「福井舞」から「ふくい舞」に変更[2][3]。 来歴・人物中学2年生の時に、兄が持っていたハンソンのCDを聴き、音楽に興味を持つ。中学の終わり頃には友人と組んだバンドでドラムを担当する[4][5]。18歳の時に京都府内の大学へ進学し、軽音楽サークルに入りボーカルを担当する[6]。この頃よりプロの歌手を志すようになる。自身で作詞作曲を始めるようになり、最初の楽曲「Lucky」を書き上げる。音楽に集中することと学業との両立ができないことから、大学を中退して音楽活動を始めるようになる[6][7]。2004年末より、地元京都で活動するインディーズバンド「POPLAR」のボーカルとして加入[1]。2枚のアルバムを発表後、ソロ活動に転身するため2006年に脱退する[4]。 2007年10月[8]、初めて作ったデモCDが現在の所属プロダクションおよびエイベックスに渡り、デビューのきっかけをつかむ。 2008年2月下旬に京都より上京[8]。8月20日、シングル「アイのうた」でデビュー。TBS系ドラマ『恋空』主題歌に起用され、9月には同曲の着うた配信ダウンロード数が150万ダウンロードを超える。11月19日には、デビューのきっかけとなった「Lucky」を2枚目のシングルとして発表。同年には日本レコード大賞新人賞を受賞した[9]。 2009年2月4日、3枚目のシングル「Can Can/Promise You」を発表。3月4日には初のアルバム『MY SONG FOR YOU』を発表。 2011年1月1日、4枚目のシングル「いくたびの櫻」のリリースにあわせてアーティスト表記を「福井舞」から「ふくい舞」に変更[2][3]。5月22日にはニューヨークで行われた JAPAN DAY@CENTRAL PARK 2011 に出演[10]、「いくたびの櫻」などを演奏した[11]。11月には、同曲を作詞した山上路夫が第44回日本作詩大賞を受賞。12月10日には、同曲が第44回日本有線大賞を受賞した[12]。 2011年に発売されたゲームソフト『ファイナルファンタジーXIII-2』(PS3版)主題歌「約束の場所」歌手に抜擢された[13]。「いくたびの櫻」「約束の場所」などが収録されたアルバム『Beautiful Days』は、オリコンチャートで最高位11位を記録した[14]。同年12月31日に大阪府立体育会館で行われたWBC世界ミニマム級タイトルマッチ(井岡一翔の2度めの防衛戦)では日本国歌を歌唱[15]。 2014年には所属レーベルのJ-moreから離れ、自主レーベルを立ち上げた[16]。2015年のミラノ万博日本館の応援曲「おいしいもの食べよう」を制作[17]。10月16日には、独立後初のアルバム『Breakaway』を発表[14]。 弟の福井大将は吉本興業がプロデュースするユニットL.A.F.U.のメンバーとして芸能界デビューを果たした[18]。 音楽性作曲は幼少期に習っていたピアノを使って行う。作詞は、先に英語で書き上げ、その後日本語に変換して完成させるという[4]。作詞および作曲のクレジットは「Maifukui」名義となっている。 フェイバリットアーティストに挙げているのはハンソンの他に、アラニス・モリセット、P!NK、ネリー・ファータド、ナターシャ・ベディングフィールド等、女性シンガーソングライターにも影響を受けていると公言している[4]。WBA女子世界ミニマム級王者の多田悦子は、自身の入場曲として「Can Can」を使用している。 サポートメンバーディスコグラフィー作品の詳細は各項目を参照。 シングル
アルバム
配信限定楽曲参加作品
タイアップ
出演テレビ
ラジオ
出典・脚注
外部リンク |