MINMI(ミンミ、1974年12月8日 - )は、日本の女性シンガーソングライター。
大阪府出身。ユニバーサルミュージック・マスタービュー、WEED所属。元夫は湘南乃風の若旦那[1]。MINMIという名前は小学生の頃の自身の髪型を見て友人がつけた。
来歴
幼少からピアノを弾き始め、1996年頃から作詞、作曲も手がけ、大阪のレゲエやヒップホップクラブで歌い始める。2002年、デビューシングル「The Perfect Vision」が20以上のFMラジオ局でヘビーローテーションされ、売り上げ50万枚のヒットとなる。
2003年3月には1stアルバム『Miracle』をリリース。リリース前は限定的に告知していたが2ヶ月連続でアルバムチャートトップ5入り、60万枚を売り上げるヒットとなる。6月20日からはLIVE TOUR 2003 "Miracle"をスタートした。
2005年の夏、6枚目のシングル「サマータイム!!」をリリース。この曲はトリニダード・トバゴの音楽であるソカがベースになっている。東京で毎月開催されたレゲエイベント、全国ライブツアー、そして8月のサマーソニックに出演した。9月には、フィーチャリングベストアルバム『FRIENDS 〜MINMI featuring works BEST〜』をリリースした。
2006年、「サマータイム!!」がトリニダード・トバゴで反響を呼び、同地のフェスティバルに招待される。夏には、日本を代表するイベントであるサマーソニック'06に出演。同年ニューヨークで開催された「SOCA AWARD 2006」で新人賞にノミネートされ、日本人として初のノミネートという快挙である。
2007年2月、2年連続でトリニダード・トバゴのフェスティバルに参加し、マシェル・モンターノ、HDとのコラボレーション「Sha na na〜Japanese Wine〜」をリリース。トリニダードで合計10万人以上もの観客の前でパフォーマンスした。その曲を日本に持ち帰り、日本語版「シャナナ☆」をリリース。3月、ソカモナーク世界大会では総合第8位、女性第3位を獲得。11月18日、自身と湘南乃風の若旦那の長男を出産。同日湘南乃風の若旦那と入籍したと発表。2008年、初ベスト「MINMI BEST 2002-2008」をリリースしオリコンデイリーチャート1位を獲得。
2009年、レーベルをユニバーサルミュージックのFar Eastern Tribe Recordsに移籍。同年8月、自身が主催する野外レゲエイベント「FREEDOM 09 in 淡路島」が淡路島にある国営明石海峡公園芝生広場で開催され、1万7千人を動員。
2010年6月、「FREEDOM 2010 in 淡路島 “青空”」が2日間にわたり観客延べ3万人を動員した。8月5日に第2子次男を出産。
2012年に長女を出産[1]。
2016年、若旦那との離婚を発表[1]。
2016年11月、アクティビストチーム「MOTHER EARTH」[2]の一員として、環境省「つなげよう、支えよう森里川海プロジェクト」[3]アンバサダーに任命される。同プロジェクトに、作詞作曲を行った「MOTHER EARTH 〜森里川海のうた〜」[4]をギフトソングとして提供。
人物
2004年頃まではレゲエをベースにR&Bの要素もミックスさせていたが、「サマータイム!!」以降、ソカの要素を頻繁に盛り込むようになった。
プロ野球選手に人気で登場曲に使われることがある。『Are yu ready』は、横浜ベイスターズの金城龍彦の2005年度の登場テーマソングであった。また、青木宣親が東京ヤクルトスワローズ所属時代に打席に入る登場曲として使用し、不振を乗り越えるきっかけとなった曲でもある。(2009年度8月-2011年終了時)青木と同じく東京ヤクルトスワローズの上田剛史も2012年度から使用している。2008年シーズンは福岡ソフトバンクホークスのクリストファー・ニコースキーや北海道日本ハムファイターズの金子誠(WE LOVE HOKKAIDOシリーズの時のみ限定使用)、そして読売ジャイアンツのアレックス・ラミレス(4打席目以降ヨーロッパのファイナル・カウントダウンになる)のテーマソングとして『シャナナ☆』が使われた。2010年シーズンは読売ジャイアンツの阿部慎之助が『サマータイム!!』をテーマソングに使用している。
テレビアニメ『サムライチャンプルー』のエンディングテーマとして、『四季ノ唄』と『Who's Theme』の2曲を提供している。
2007年、楽曲「MY SONG」をタイアップした化粧品・美禅リップグロッシーのCMに、おネエキャラのIKKOが出演した事に対して、一部の反発した人たちがMINMIの公式ブログに中傷の書き込みを続け炎上させた。これに対し、MINMIは自身のブログで「(中略)私はレゲエイコール反同性愛だとは思っていない。この音楽の力でもっとやれる事がある。」と反論した。
ディスコグラフィ
シングル
アルバム
オリジナルアルバム
ベスト・アルバム
コンピレーション・アルバム
DVD
- PV集
- MINMI Video Clips 2002〜2005. Summer(2005年7月27日)
- ライブ
- MINMI LIVE TOUR 2004"imagine"(2004年12月8日)
- Natural Show Case 2006 In Zepp Tokyo(2006年11月22日)
- MINMI LIVE 〜Freedom in 淡路島〜(2009年12月2日)
参加作品
- 13.CRY feat.MINMI
- VADER『V-XL (Five-Extra Large)』(2004年6月2日)
- 5.THE ROCK CITY (feat.MINMI)
- 13.Set Mi Free, Let Mi Be feat.MINMI & Boxer Kid from Mighty Jam Rock
- 8.MY WAY feat.MINMI
- SAL the soul『Urban Soul Odyssey』(2004年11月25日)
- 3.Keep On Steppin' feat.MINMI
- 4.CHERRY BLOSSOM feat.MINMI
- 9.Happy Today feat.MINMI
- 3.ROCK CITY 3 feat.MINMI
- 11.真珠ノ涙 feat.MINMI
- 15.Lotta Love(m-flo loves MINMI名義)
- 1.Dream Lover
- INFINITY16 welcomez MINMI, 10-FEET『真夏のオリオン』(2007年8月29日)
- 1.真夏のオリオン
- てるてるbabys『キセキ』(2007年11月28日)
- 1.キセキ
- 2.キセキ 〜instrumental〜
- 1.Dream Believer 〜星に願いを〜
- 3.Summer Girl feat.MINMI
タイアップ
脚注
出典
関連項目
外部リンク
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シングル | |
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アルバム |
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映像作品 |
- MINMI LIVE TOUR 2004"imagine"
- MINMI Video Clips 2002〜2005. Summer
- Natural Show Case 2006 In Zepp Tokyo
- MINMI LIVE 〜Freedom in 淡路島〜
- LIVE TOUR“向日葵"〜Road to 10th Anniversary〜 at さいたまスーパーアリーナ
- MINMIDVD
- MINMI LIVE TOUR 2014“BAD”
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参加作品 | |
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書籍 |
- キセキ 今日ママに会いにいくよ
- HOW TO BE A MOTHER
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関連項目 | |
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