室見 (福岡市)
室見(むろみ)は、福岡県福岡市早良区の町名。現行行政地名は、室見一丁目から室見五丁目まで。面積は60.10ヘクタール[1]。2022年1月末現在の人口は9,027人[2]。郵便番号は814-0015。 地理福岡市の中心である中央区天神の西側、早良区の北部、室見川と金屑川等に挟まれた中州に位置する。北東で金屑川を介して百道と、東で金屑川及び油山川を介して弥生と、南東で昭代と、南で原団地と、南西で南庄と、北西で愛宕と隣接する。百道とは明治通りのほか、その北部と「百道橋」[注釈 1]で結ばれている。町域内は主に住宅地として利用されるが、町内を東西に貫く明治通り沿線には商業施設、医療施設なども立地する。 河川町域に流れる河川は次の通り。すべて室見川水系の二級河川である。
都市計画都市計画に関しては、「福岡市都市計画マスタープラン」[3]において定められた方針については次のとおりである。交通ネットワークとして都市の骨格となる明治通りの沿道や幹線道路である鳥飼姪の浜線の沿道は、商業、業務、サービス施設や中高層住宅などが連続した「都市軸」や「沿道軸」に位置付けられている。室見川や金屑川の河川沿いが散策・憩いの場となるとともに、緑と広がりのある景観が連続したゆとりと潤いのある水辺空間として「河川緑地軸」に位置付けられている。土地利用については、戸建住宅などの低層住宅が大部分を占めるが、一部中層住宅などが立地する「低中層住宅ゾーン」と位置付けられており、良好な住環境の保全・形成、緑化の推進、低層住宅と中層住宅の調和などがまちづくりの視点とされている。また、「西部広域拠点」(藤崎、西新及びシーサイドももちを合わせた副都心としての地域)の西側外縁部に位置する。用途地域は、明治通りの道路境界線から両側概ね30メートルの範囲が商業地域に、さらにその両側が第一種住居地域に指定されている。また、鳥飼姪の浜線の道路中心線から北側概ね50メートルの範囲が第一種住居地域に指定されている。これら以外の範囲が第一種中高層住居専用地域に指定されている。また、室見一丁目の一部の区域約4.6ヘクタールについては、地区計画の区域として「室見一丁目地区地区計画」[4]が定められ、「西部広域拠点」の西側に位置し、室見川、金屑川及び室見公園に囲まれた閑静な低層住宅地として、良好な住環境の維持・保全を図ることが目標とされている。 語源一説によると、語源は脆(もろ)・辺(み)で、原義は室見川川尻の定まらない地形を呼称したのではないかとされている。[5]。 歴史
人口室見一丁目から室見五丁目までを合わせた人口の推移を福岡市の住民基本台帳(公称町別)[2]に基づき示す(単位:人)。集計時点は各年9月末現在である。
交通鉄道鉄道については、町内に福岡市交通局が運営する地下鉄の福岡市地下鉄空港線が通っており、次の駅が最も近い。 なお、室見の東側のうち一部の地域では次の駅のほうが近い。 バスバスについては、西日本鉄道株式会社が運営するバスが運行しており、次の停留所がある。
道路町域内の主な幹線道路は次の通り。
施設公共・公益施設
公園・緑地等
学校幼稚園については次の通り。
小学校については次の通り。 ただし、室見一丁目の校区については、次の学校の校区に属する[13]。 中学校については町内には存在しないが、校区については、次の学校の校区に属する。
その他
名所・旧跡
外部リンク脚注注釈
出典
関連項目 |
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