伊崎
伊崎(いざき)は、福岡県福岡市中央区の町名。現行の行政地名は、伊崎(丁目の設定がない単独町名)であり[1]、全域が住居表示実施済区域である。面積は7.63ヘクタール[2]。2022年9月末現在の人口は975人[3]。郵便番号は810-0067[4]。 地理福岡市の都心部とされる中央区天神等の西北西約2.5キロメートル、中央区の北部に位置する。北及び東で西公園と、南で荒戸及び唐人町と、西で福浜と隣接する。町域内は主に住宅地として土地利用がなされている。北側を通る港福浜線の沿線には小規模な商業施設なども立地する。 河川伊崎の南側には「黒門川」が北向きから西向きに湾曲しながら流れている[注釈 1]。 都市計画都市計画に関しては、「福岡市都市計画マスタープラン」[5]において定められた方針については次のとおりである。幹線道路である港福浜線及び黒門福浜線(福岡市道路愛称:「黒門川通り」)の沿道は、商業、業務、サービス施設や中高層住宅などが連続した「沿道軸」に位置付けられている。伊崎は、戸建住宅などの低層住宅が大部分を占めるが、一部中層住宅などが立地する「低中層住宅ゾーン」に位置付けられ、狭隘道路(幅員4メートル未満)の改善などが課題とされている。用途地域は、港福浜線の道路境界線から概ね50メートルの範囲が第二種住居地域に、これ以外の範囲が第一種住居地域に指定されている。 語源1966年(昭和41年)から現在に至る地名の「伊崎」は、旧町名の「伊崎浦」による。伊崎浦は元和初年に長門国の浪人石井六兵衛が当地に漁村を開き、故郷の地名をとって伊崎浦と名付けたことに由来するという。大正中期までは、当地から地行、百道までは白砂の浜で、漁が盛んであった。その後、地先の公有水面(現在の福浜)が埋立てられ、浦の性格がなくなったため伊崎と命名された[6]。 歴史
人口伊崎の人口の推移を福岡市の住民基本台帳(公称町別)[3]に基づき示す(単位:人)。集計時点は各年9月末現在である。
交通鉄道鉄道は通っていない。最寄りの鉄道駅は福岡市交通局が運営する福岡市地下鉄空港線の次の駅である。 バスバスについては、西日本鉄道株式会社が運営するバスが運行しており、次の停留所がある。 港福浜線沿い黒門川通り沿い道路主な幹線道路は次の通り。 都市高速道路都市高速道路としては、町外ではあるが、北側に福岡高速環状線が通っており、荒津二丁目(約0.4キロメートル)に次の出入口がある。 市道福岡市が管理する市道の主要なものは次のとおりである。
施設公共・公益施設
学校町内に学校は存在しないが、校区については、小学校区、中学校区についてそれぞれ次の学校の校区に属する[8]。 住宅伊崎は、一戸建ての住宅などの低層建築物が多いが、共同住宅など中層建築物も立地し、その一部は次の市営住宅である。
名所・旧跡
脚注注釈
出典
関連項目
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