警固 (福岡市)
警固(けご)は、福岡市中央区の町名。現行の行政地名は、警固一丁目から警固三丁目まで[1]。面積は32.48ヘクタール[2]。2022年9月末現在の人口は5,155人[3]。郵便番号は810-0023[4]。 地理警固は福岡市の都心部とされる中央区天神の南西約1キロメートルと都心部に近く、中央区のほぼ中心部に位置する。北で国道202号(国体道路)を挟んで赤坂及び大名と、東で今泉と、南で博多駅草ヶ江線(城南線)等を挟んで薬院、 都市計画都市計画に関しては、「福岡市都市計画マスタープラン」[6]において定められた方針については次のとおりである。交通ネットワークとして都市の骨格となる国道202号の沿道や幹線道路である城南線、大正通り及び桜坂桧原線の沿道は、商業、業務、サービス施設や中高層住宅などが連続した「都市軸」や「沿道軸」に位置付けられている。土地利用については、警固一丁目は、都心機能を補完する業務施設・商業施設と中高層住宅が集積した職住近接の複合型のまち「都心核周辺ゾーン」に位置付けられ、高い指定容積率の有効活用や都心機能の向上などがまちづくりの視点とされている。主に警固二丁目にあたる国道202号(国体道路)や大正通りの沿線では、天神、大名等からなる都心部の外延部として、住宅を中心に都心機能を支援する業務施設・商業施設が共存する「複合市街地ゾーン」に位置付けられ、職住が調和した複合市街地づくりと良好な街並みの形成などがまちづくりの視点とされている。またこれらの南側では、戸建住宅などの低層住宅が大部分を占めるが、一部中高層住宅などが立地する「低中層住宅ゾーン」に位置付けられ、西側の桜坂等と同様に、低層住宅と中層住宅の調和、狭隘道路の改善などがまちづくりの視点とされている。用途地域については次のとおりである[7]。警固一丁目の全て、国道202号(国体道路)と警固685、697線に挟まれた地域、警固685線の南側道路境界線から概ね30メートルの範囲の地域、桜坂桧原線の東側道路境界線から概ね30メートルの範囲の地域、福岡筑紫野線と警固693号線に挟まれた地域は商業地域に指定されている。博多駅草ヶ江線(城南線)の北側道路境界線から概ね30メートルの範囲の地域は近隣商業地域に指定されている。これら以外の地域は第一種住居地域に指定されている。また、警固三丁目の広範囲が風致地区に、一部の緑地等(菅原神社の周辺)で特別緑地保全地区[注釈 1]に指定されている。 語源名前は文永の役後、鎌倉幕府が元の再襲来に備えて設置した異国警固番役に因む[要出典]。 歴史
町域の変遷現在の地名は、1967年(昭和42年)における住居表示の実施に伴う地名変更によって定められたものであり、その実施前後の地名は次表のとおりである。[5]
人口警固一丁目から警固三丁目までの人口の推移を福岡市の住民基本台帳(公称町別)[3]に基づき示す(単位:人)。集計時点は各年9月末現在である。
交通鉄道鉄道については、福岡市交通局が運営する地下鉄が近くに通っており、町外ではあるが、次の駅がある。 バスバスについては、西日本鉄道株式会社が運営する西鉄バスが運行しており、次の停留所がある[9]。 道路主な幹線道路は次の通り。 都市高速道路都市高速道路としては、町外ではあるが、北方に福岡高速環状線が通っており、最寄りの出入口は次の通り。 国道国道としては次の通り。 県道市道市道としては次の通り。括弧内は福岡市道路愛称等。
施設公共・公益施設
教育施設公立学校小学校については次の通り。 中学校については町内には存在しないが、校区については、次の学校の校区に属する[12]。 私立学校
その他の施設なお、警固の名称を有する警固公園は天神二丁目2番に所在する。
名所・旧跡
脚注注釈
出典
関連項目外部リンク |