筑紫女学園中学校・高等学校
筑紫女学園中学校・高等学校(ちくしじょがくえんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、福岡県福岡市中央区警固二丁目に位置する西本願寺系の私立中学校・高等学校(女子校)である。 福岡県下の私立女子校の中で最大の生徒数を擁し、通学範囲は福岡都市圏全域に及ぶ。地元では筑女(ちくじょ)の略称で呼ばれている。 中高一貫教育の課程と高校のみの課程が設置されており、学業優先を条件に芸能活動を許可している。龍谷総合学園加盟校。 校風制服
夏服・冬服に胸当てがついているのが中学生、ついていないのが高校生である。胸当てのあるなしで中高一貫と高校コースの差別化は計られていない。 なお、スカートは何れも幅の広いウエストベルト部分があるハイウエストタイプの吊りスカートである。この手のハイウエストの吊りスカートをセーラー服の下に穿く学校は九州地方に多い。 沿革筑前・筑後の浄土真宗本願寺派寺院の共同経営であった第四仏教中学福岡分教場が学制改革により閉鎖されたことで、分教場で教鞭をとってた水月哲英が関係寺院や有志に、女子教育の大切さと女学校設立の必要性を説き、この跡地を受け継いで女学校を設立することに奔走した。その結果、多くの賛同を得て、1907年3月4日、女学校の創設許可を得て、「私立筑紫女学校」と命名し初代校長に就任、同年4月11日に開校式を行う。さらに同年4月19日、文部省の許可を得て「私立筑紫高等女学校」と改称、入学試験を実施して139名の生徒を入学させ、同年5月13日に開校する。女子に須要な高等普通教育を施し、貞淑な女子を養成することを目的としており、校訓として「品性・勤労・質素」の三徳目を定めた。 年表
教育組織すべて普通科内コースの扱い。
教育方針建学の精神(校訓)
学校行事体育活動かつては、陸上や水泳などのスポーツでは全国トップクラスの実績を誇り、数々の選手を輩出した古豪である。 特に水泳では、高校女子競泳界で水泳王国と呼ばれて、全国高校総体では1965年に学校対抗で初優勝を果たした後、1972年・1974年~1977年(4連覇)・1979年の計7回の優勝を果たし、1970年代の黄金期を築いていた。(1974年は地元の福岡での開催だった) 登録有形文化財
通学手段など
関連校著名な出身者学術・文化スポーツ
芸能
マスコミ
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