対馬小路
対馬小路(つましょうじ)は、福岡県福岡市博多区にある地名[1]。丁目の設定がない単独町名であり、全域で住居表示を施行している[2]。面積は約8.98ヘクタール[3]。2023年1月末現在の人口は1,635人[4]。郵便番号は812-0020[5]。 概要福岡市博多区の北部に位置し、北で築港本町、南で神屋町、東で古門戸町と接し、西は那珂川の河口近くに接している。北の福岡県道602号後野福岡線(那の津通り)沿いを中心にオフィスや商業地域、アパートやマンションが建ち並んでいる。 歴史
→「那珂郡 (福岡県)」も参照
地名の由来は戦国時代、この地に対馬の宗義智が豊臣秀吉から拝領した蔵屋敷があったことから[6]。 天正15年(1587年)、戦禍をこうむった博多を復興させるために行われた豊臣秀吉による都市整備「太閤町割り」による「博多七小路」の一つとして誕生した。当初は上・中・下の3町に分かれた長い縦筋町だった。 明治35年(1902年)に博多大築港が竣工すると、多くの貨物や旅客船舶の入港により関連商家や事業場が集積し、大変繁栄した。 昭和41年(1966年)の町界町名整理で、単に「対馬小路」となった。 町域の変遷
人口対馬小路の人口の推移を福岡市の住民基本台帳(公称町別)[4]に基づき示す(単位:人)。集計時点は各年9月末現在である。
主な施設教育施設名所・旧跡交通道路
鉄道町内に鉄道は通っていない。 バス
関連項目脚注注釈出典
外部リンク |