福井放送株式会社 (ふくいほうそう、Fukui Broadcasting Corporation )は、福井県 を放送対象地域 とする中波放送 (AM放送)事業とテレビジョン放送 事業を兼営 している特定地上基幹放送事業者 である。通称 ・略称 はFBC 。
本社・支社
出典[ 1]
資本構成
企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの[ 7] [ 8] [ 9] [ 10] [ 11] 。
概要
この節には独自研究 が含まれているおそれがあります。 問題箇所を検証 し出典を追加 して、記事の改善にご協力ください。議論はノート を参照してください。(2018年9月 )
筆頭株主は加藤ビルデイング(株式会社加藤ビルとは別)で、発行済株式の36%を保有する。その他、メディアの大株主としては、日本テレビ放送網 が第2位で9.2%を、朝日新聞社 が第3位で8.9%を保有する。福井新聞 とも一般財団法人福井カルチャーセンターを共同運営するなど、実務上では関係が深い面もあるが、資本面では株主上位10位に名を列ねていない。
これは、同社が福井県内の有志のみで設立したものの、福井新聞は当初FBCに対して一部ニュースを提供しただけで事実上全くの無関係だったのが、その後FBCが経営危機に陥った際、中日新聞と中部日本放送(CBC)との間で支援契約が結ばれたところ、FBC取締役で福井県織物組合理事長も務めた加藤ビルデイングの加藤尚が社長に就任した際に、加藤一派が中日新聞・CBCとの契約を破棄して初めて報道面などで福井新聞との協力体制を取り付けた歴史的経緯によるものである。
したがって、FBCは資本面では福井新聞系列とはいえず、現在も筆頭株主である加藤ビルデイングの実質ファミリー企業とみられる。ちなみに板垣の旧社屋の地主も加藤ビルディングであった。以前は朝日新聞社が第2位を占めていたが、日本テレビ放送網が資本参加するようになると資本増強によって順位は逆転している。その一方で、読売新聞グループ本社 やテレビ朝日 との資本関係は今日に至るまで一切ない。
福井新聞の本社自体は福井放送の斜向かいにある。一方資本関係としては競合局である福井テレビジョン放送 の方が深い。
2021年3月31日
資本金
発行済株式総数
株主数
1億5000万円
300,000株
260
株主
株式数
比率
加藤ビルディング
108,130株
36.00%
日本テレビ放送網
0 27,813株
0 9.27%
朝日新聞社
0 26,736株
0 8.91%
過去の資本構成
1978年3月31日
資本金
授権資本
1株
発行済株式総数
1億5000万円
2億円
500円
300,000株
株主
株式数
比率
福井音楽配給 [ 注 1]
36,266株
12.08%
加藤ビルディング
30,330株
10.11%
朝日新聞社
23,736株
0 7.91%
小林長次郎 [ 注 2]
0 8,000株
0 2.66%
北陸電力
0 8,000株
0 2.66%
1992年3月31日
資本金
授権資本
1株
発行済株式総数
株主数
1億5000万円
2億円
500円
300,000株
332
株主
株式数
比率
加藤ビルディング
108,130株
36.00%
朝日新聞社
0 23,736株
0 7.91%
小林俊彦
00 8,550株
0 2.85%
北陸電力
00 8,000株
0 2.66%
原一弘
00 7,000株
0 2.33%
2003年3月31日
資本金
発行済株式総数
株主数
1億5000万円
300,000株
316
株主
株式数
比率
加藤ビルディング
108,130株
36.00%
朝日新聞社
0 26,736株
0 8.91%
小林俊彦 [ 注 2]
00 8,550株
0 2.85%
大橋冨士子
00 8,530株
0 2.84%
北陸電力
00 8,000株
0 2.66%
2006年3月31日
資本金
発行済株式総数
株主数
1億5000万円
300,000株
308
株主
株式数
比率
加藤ビルディング
108,130株
36.00%
朝日新聞社
0 26,736株
0 8.91%
日本テレビ放送網
0 15,263株
0 5.08%
小林俊彦
00 8,550株
0 2.85%
北陸電力
00 8,000株
0 2.66%
原一弘
00 7,000株
0 2.33%
小酒井好信
00 6,450株
0 2.15%
八木熊吉
00 6,000株
0 2.00%
京福電気鉄道
00 5,340株
0 1.78%
北陸銀行
00 5,000株
0 1.66%
山本研二
00 5,000株
0 1.66%
沿革
社史・記念誌
福井放送のあゆみ (福井放送社史編纂委員会 編) 1979年(昭和54年)9月30日発行、557ページ。
世紀を越えて 福井放送五十年のあゆみ (福井放送社史編纂プロジェクトチーム 編) 2002年(平成14年)12月発行、581ページ。
※2冊とも非売品であるが、公立図書館に献本されている。
FBCラジオ
概要
ネットワークはJRN (TBSラジオ )とNRN (文化放送 、ニッポン放送 )のクロスネット。放送時間は月曜 0:00 - 4:00のメンテナンスタイムを除く24時間放送。月曜以外は5:00を1日の基点としている(月曜のみ4:00基点)。[ 注 3]
FBCラジオの天気予報では石川県加賀地方 、京都府北部 地方、滋賀県 北部の予報も流れることがある。
開局当時は完全自主編成。このためレコード音楽ばかり垂れ流して凌いでいたという。その後、番組編成面で朝日放送(ABC、現:朝日放送ラジオ )の支援を受け、同局の相当数の番組がネットされる。このため、福井放送は朝日系の放送局に位置付けられることがある。
1953年2月、北陸放送 、北日本放送 との間で東名阪でのナショナルスポンサー獲得、番組プログラム共有などを目的とした「ラジオ北陸連盟(RHR)」を設立(1957年4月解散)。開局直後、福井新聞 社の政経部長であった山谷親平 (のちにニッポン放送 『テレフォン人生相談 』、『山谷親平のお早ようニッポン 』のパーソナリティ 。山谷えり子 実父)が放送部長として入社。1956年 から1963年 まで日本初の生ワイド番組『お早う皆さん』のパーソナリティを担当。なお、ラジオ番組の喋り手という意味の「パーソナリティ」を日本で初めて名乗った人物はこの番組における山谷であるという説がある。[ 20]
FBCラジオは「FBCラジオセンター」が担当部署。「大和田ラジオ本舗 」という愛称がある。これは、本社移転翌年の2002年 7月にFBCラジオ放送50周年になるのを記念して制定された。「大和田」というのはFBCの新社屋がある福井市 大和田 に由来し、「本舗」というのはまさに『ラジオの老舗』ということから、これからも永く県民に愛されるようにと付けられた名前である。また、現在社屋が建っている土地はかつてFBCのラジオ送信所があった土地であり、「大和田」にはそのような意味も込められている。フロアは本社新社屋の2階、技術部の隣にある。2005年 春には「お耳にかかって3年目」と銘打ち、「3」を耳に見立てた全面広告を出した。ただし2020年4月現在では、公式HPでも使用を確認できない。
ラジオセンターには制作・営業などのスタッフが集約され、ラジオ放送を中心に活動している。また、ラジオセンターで独立採算を取っていることが特徴である。またラジオセンター専属アナウンサーもいる[ 注 4] 。
定時ニュース及びニュースBOXでは、全国のニュースは朝日新聞ニュース →NNNニュース を、県内のニュースは自社の『FBCニュース 』を放送している。『良ーいドン!! 』や『午後はとことん よろず屋ラジオ 』などの一部の番組では、北陸3県のラジオ局では唯一各新聞のラジオ欄において見出しを書いている。
ベリカード は、以前は越前ガニを模したものを発行していたが、一定の発行中止期間を経て、現在はFBCの社屋と星座の形をした福井県の地形を模したデザインのカードを発行している。受信報告書はテレビ・ラジオともに技術局管理部にて受け付けている。
スポットCMは5秒程度の短いものから60秒にわたるロングバージョンも存在する。また、FBCテレビの番組(ゴールデン・プライム帯)の宣伝スポットが流れることもある(日本テレビ制作の番宣CMの音声をそのまま使用)。
なお、FBCラジオセンターの電話番号下四桁は0864であり、嶺北 における周波数・864kHz にちなんでいる。また、ラジオカー ・エコーメイト のナンバープレートは「・864」である。
『げんき一番 』・『午後はとことんワイド 』終了後、「皆様お聞きの放送は、大和田ラジオ本舗・FBCラジオです。この後もFBCラジオの番組でお過ごしください」とのコールが入る。
FBCの会員制Webサイト「ピントンくらぶ」(2020年3月まで、4月より「FBCアプリ」)に登録すると、毎週月曜日にFBCラジオの番組やイベントに関する情報がメールマガジン にて配信された。
(2024年3月まで)
FBCラジオを含む民放ラジオ6局はradiko.jp のサイマル配信に新たに参加し、実用化試験配信を開始。福井県内のみPCやスマートフォンからFBCラジオを聴取することができる。2015年7月1日にradiko.jpプレミアムの配信を開始。
主な事業
ラジオウィーク - 毎年6月下旬もしくは7月上旬頃に実施されるイベント。賞金つきのクイズなどがある。タレントも出演し、土曜日にはスペシャル番組を放送する(土曜スペシャルを拡大し、12時から17時までFBCラジオ第1スタジオからの生放送。その模様は、FBCが運営するインターネットラジオ 「なまみえラジオ 」でも配信される)。出演タレントはせんだみつお (2004年・2005年)、笑福亭鶴光 (2006年)、ダンカン (2007年)、藤本美貴 (2008年)、彦摩呂 (2009年)、AKB48 (2010年)。
ファン新年会 - リスナーとパーソナリティが芦原温泉 で宴会をして1泊するという企画。1度、新年会の翌日に大雪が降り、リスナーが芦原 からの帰宅に大変苦労したという年があった。
ラジオ周波数
現在
AM放送
親局
呼出 符号
周波数
出力
送信所概要 (技術情報)
備考
嶺北
福井 [ 21]
JOPR
864kHz
D 5k W
送信空中線:125m 円管柱、基部接地型副導線式空中線、 指向性はダウンリード式
送信機:MBT-8037(NEC )
STL:送受信装置(NEC)出力57.5m W、 1.2m鏡面(プレート)パラボラ
送信局舎:鉄筋コンクリート
非常用電源:自家発電装置70kVA
1998年12月に現在地に移転
中継局
呼出 符号
周波数
出力
送信所概要 (技術情報)
備考
嶺南
敦賀
1557kHz
100W
送信空中線:50m四角鉄塔、基部接地型副導線式空中線
送信機:JBC-2M(JRC )
放送伝送回線:NTT回線
送信局舎:G式収容箱
非常用電源:バッテリーフロート80Ah
備考:格差是正事業により1993年3月正式運用
2024年2月5日より停波 (AM停波実証実験による中継局の運用休止)[ 22]
小浜
送信空中線:59m四角柱、基部接地型副導線式空中線
送信機:ATM-100(三菱 )
送伝送回線:NTT回線
送信局舎:鉄筋コンクリート
非常用電源:バッテリーフロート200Ah
備考:1993年10月送信空中線を60m三角柱から 59m四角鉄塔の基部接地型に変更
FM放送
中継局
呼出 符号
周波数
出力
送信所概要 (技術情報)
備考
嶺北
福井
94.6MHz
1kW
石川県 の一部(小松市 ・加賀市 など)も聴取可能。
大野
10W
2017年9月1日予備免許 交付[ 23] 、 2017年12月25日放送開始
嶺南[ 注 5]
小浜
93.6MHz
100W
高浜
3W
敦賀
10W
2018年12月3日放送開始
美浜
10W
三国
100W
2020年2月免許交付・3月放送開始[ 24]
過去
親局
呼出符号
周波数
出力
送信所概要 (技術情報)
備考
福井
JOPR
864kHz
D5kW
送信空中線:128m円管柱(大亜工業)、 指向性はダウンリード式
送信機:MBT-8037(NEC)と 国際電気(現日立国際電気 )の2台
STL:VHF波 を5素子八木宇田アンテナ1段1面にて受信
送信局舎:鉄筋コンクリート
非常用電源:自家発電装置(日立製作所 )70kVA
データは全て現在地に移転するまでの 1998年頃のもの。
現在放送中の番組
2024年1月時点。現在の番組の詳細は、公式サイトのFBCラジオ番組一覧 あるいはラジオ番組表 を参照。
自社制作番組は太字 。
随時放送
平日
週末
特別番組
過去の番組
平日午前
さわやかFUKUI
どんなモーニング?(平日: - 1991年3月、土曜: - 1993年9月) - 担当:福本実 、星野豊、重盛政史 、清田精二 、森本茂樹 。
げんき一番 (1991年4月 - 2010年4月2日)
良ーいドン!! (2010年4月5日 - 2024年3月29日)
平日午後
こんにちはFUKUI
おじゃましま〜す!(1992年10月 - 1993年3月) - 担当:桑原貞己 、伊藤裕樹 、星野豊。
午後はとことんワイド (2003年9月29日 - 2010年4月2日)
直也のやる気満タン!月曜日(月曜日)
ちよびんの火曜はごきげん二重まる(火曜日)
しげちゃん横丁〜Hey!いらっしゃい(水曜日)
あべちゃんの笑顔に会いたい木曜日(木曜日)
二木あつ子のきまぐれ気ままな金曜日(金曜日)
のんのん伸枝のなごMIX!(『午後はとことんワイド』/水曜)( - 2005年3月) - 担当:辻岡伸江。
パワー全開!あべちゃんパラダイス(『午後はとことんワイド』/月曜)( - 2007年1月) - 担当:阿部真由美 。
午後はとことん よろず屋ラジオ (2010年4月5日 - 2024年3月29日)
平日夕方
サンセットFUKUI ほかほか60分
夕空スタジオてんこもり(1994年4月 - 1995年3月、16:00 - 17:00)
FBCラジオ夕刊(1995年4月 - )
ミュージックグラフィティー 音蔵
ユーグレディオ( - 2023年3月、月曜 - 金曜 17:15 - 18:15)
平日夜
なまDE1発(1991年6月 - 1994年3月) - FBCラジオ初の本格夜ワイド番組。
情熱Night! (2011年10月 - 2012年3月)
しあわせになるラジオ (アール・エフ・ラジオ日本との共同制作の福井県広報番組)
金曜日
来たか金曜待ってたホイ!(1994年4月 - ) - 担当:鳴尾健 。
FBCラジオ ガンちゃんワールド
土曜日
杉原徹 のFIT・ナイト サタデー(1991年10月 - 1993年3月) - 北陸放送、北日本放送と共同制作。
サタデーワイドやじうまクリニック(1995年4月 - 1997年3月)
花の土曜日さわやかモーニング(1996年4月 - )
FBCラジオ土曜スペシャル (2003年2月 - 2011年8月)
土曜は朝らじ( - 2005年4月)
ドッキドキ土曜日(2005年4月9日 - 2006年4月1日) - 担当:勝木弘行、山田恵梨子 。
どぉ〜ンと土曜日 (2006年4月8日 - 2009年3月28日) - 担当:伊藤貴夫 、鶴渕さやか 、中嶋智子 、桑原貞己 、白石憲浩 、川島秀成 。
かたいけの (2009年3月 - 2011年3月)
土曜の朝です 気分はドーヨ! - 担当:川島秀成 、田中みゆき。
それ行け!ピアピア 大行進(1978年11月 - 1988年9月[ 27] ) - 担当:桑原貞己 [ 注 9] 。
土曜まるかじり しゃべくりマンモスまかせてドン
土曜の夜はラジオでナイト - 担当:福本実 。
ぶっちゃけNight!
ちゅんちゅんサタデー
いまどき大人研究所
清田精二のいいね土曜日!(2020年4月 - 2023年3月、土曜 8:15 - 11:00)
日曜日
日曜だよベル からこんにちは!( - 1992年9月) - 担当:森本茂樹 。
シャカリキよしかわ馬力
ジュンクミのまだまにあう、にちよーB。
ジュンクミの時間外受付〜ここにすわってアーンして〜
鼻毛の森のミュージックダウト
田中編集長のサントラ大作戦(2018年4月 - 2023年3月、日曜 17:00 - 17:30)山形放送 、栃木放送 、北日本放送、山口放送 にネットしていた。
午後はとことん よろず屋ラジオ(- 2024年3月)
ヒナタカコ 音楽室でひなたぼっこ(2019年4月 - 2024年3月31日、日曜11:00 - 11:30)
その他
ナウナウ☆ふくい
日ベルこん のりのり電リクスペシャル(1992年10月 - 1993年3月) - 担当:白石憲浩 。
昼のターミナル( - 1993年9月)
清田精二 のかたいけの(1993年10月 - 1994年3月)
キャンパスヤンヤン( - 1994年3月)
板垣CLUB(板垣スタジアム)(1994年4月 - )
稲木聡のらくがきパレット(1994年4月 - )
桑原貞己 の週刊のべつまくな誌(1994年4月 - 1995年3月)
サン・サン・サンデー太陽がいっぺい(1994年4月 - 1996年3月) - 担当:塚本一平 。
85万人のカラオケBOX 歌の第1スタジオ
FBCヤングパラダイス - 番組内容はJRN /NRN ネット番組。
週刊ぶんぶんめし!
ムーンシップ・ラジオゲーム( - 1991年3月)
しんしん症候群(1991年4月 - )
STUDIO C2-SQUARE!(1991年10月 - 1994年3月) - 企画ネット番組 。
おしゃべりマガジン( - 1994年3月) - 担当:三田村明彦 。
おいしさ満点! よしもとラジオ!!(1997年4月 - )
井戸端会議〜奥様はマジ〜(2005年10月 - 2006年3月) - 担当:阿部真由美 、春木かおり、野村佳奈子 。
かっつん音楽宣言!( - 2006年3月) - 担当:勝木弘行。
癒しのラジオ・ウィークエンド
なべにやまもり
かけ流しジュンヤ音泉
夜はここからムジカノート
夜のマンガハウス
今夜はシャベリタクないと...〜でも、ときどきユウコといっぱい〜
鶴ちゃんのTrue Love
清田精二の丸々フォークソング
たんたん竹本たまげた鳴尾
TAMPOPO通信 - 担当:佐藤正幸 。
FBC少年少女名作劇場
しっちゃかめっちゃか
おしゃべりST@TION
陽気にいこう
サロンで50歩100歩
FBCラジオキャンパス〜福井いいもの探検隊
FBCおやすみミュージック
健康なんでも相談
ベストミュージックコレクション
放課後☆LIVE(? - 2022年3月、金曜17:45 - 18:45)
ようこそ県立大学 へ(? - 2022年3月、日曜 17:00 - 17:15)
太鼓持あらいの好色浮世咄(1994年 - 2023年3月26日、日曜 17:30 - 17:45)
FBCテレビ
概要
1989年4月以降はNNN /NNS (日本テレビ )系列主体でANN (テレビ朝日 )系列とのクロスネット 体制となっている。同年3月31日まではNNN/NNS単独加盟だったが、翌4月1日からANNにも加盟した。平成新局 開局ブーム等でクロスネット局が減少する時代にフルネット局からクロスネット化された唯一の民放テレビ局でもある。ANNに関しては現在クロスネット局が番組供給部門(テレビ朝日ネットワーク)の対象から外れているため、編成は日本テレビ系列の番組が中心である[ 注 10] [ 注 11] 。
当時の日本テレビ系列 に入った理由は諸説あるが、開局当時既に隣の石川県 で北陸放送(MRO)が開局しており、JNN (ラジオ東京テレビ (現:TBSテレビ ))系列に入っていたため、MROとの競合(嶺北地区では当時かなりの範囲でMROが受信可能だった)を避けるために日本テレビ系列に入ったといわれている。なお、「福井放送五十年のあゆみ」には、当初はラジオで結びつきが強かった朝日放送(ABC、現:朝日放送テレビ )が当時加盟していたラジオ東京テレビ(現:TBSテレビ)系列入りが有力であったと記されている。
テレビ朝日系列の番組も、『羽鳥慎一モーニングショー 』『朝だ!生です旅サラダ 』などがスポンサー付でネットされてはいるものの、数は決して多くはなく、しかもこれらの源流となった番組はNNS単独加盟時代から系列外の立場でネットしていたものである。スポンサーの関係上、県内に系列局のないTBS系列 やテレビ東京系列 の番組も一部放送されているが、TBS系列番組は減少傾向にあり(後述)、加盟系列である日本テレビ系列番組・テレビ朝日系列番組がほとんどを占めるようになってきている。
NNN主体でANNとのクロスネットということもあって、昼のニュースはNNNとANNの2種類が放送されており(11時30分(土曜日は11時25分)から『NNNストレイトニュース 』(平日は11時38分頃からローカルニュース)を、11時45分(日曜日は11時50分)から『ANNニュース 』を、それぞれ放送)、昼間は2回違う種類の全国ニュースを視聴できる[ 注 12] 。また、株主 構成に朝日新聞 が名を連ねていることもあって、かつて日曜日夕方の『ANNニュースレーダー 』を朝日の冠番組 (『朝日新聞テレビ夕刊 』)として放送していたこともあった。
2006年5月に福井テレビ ・NHK福井放送局 とともに地上デジタル放送 を開始した(2005年3月3日免許申請し、同年6月10日に予備免許 交付)。こちらは2001年の社屋新築に際して、デジタル放送対応の設備へ更新された。
主に自然災害(地震・台風・火山活動など)、重大事件・事故など大惨事の発生時(発生が見込まれる場合も含む)など、緊急性や重要性の高いニュースが放送される場合、その時間帯に放送されている、または予定されていた番組を中断・休止して、日テレNEWS24をフィラーとして特別番組を放送するが、ANNの報道特別番組 は基本的に放送されない傾向にある。なお、前述のとおり予定番組終了後から次の放送再開時刻までは日曜深夜も含めて日テレNEWS24をフィラーとして放送する。
1990年4月のテレビ金沢 開局までNNNの石川県 加賀地方(主に小松市・加賀市の各全域と白山市・能美市の一部)のニュース取材と『ズームイン!!朝! 』の生中継を担当した。2011年7月24日のアナログ放送終了まで、専用アンテナがあれば石川県加賀地方でも視聴出来ていた。
2024年11月10日には初めて全国向けのバラエティ番組『とことこコトーゲ』を日本テレビ系列28局ネットで放送された[ 28] 。
2024年の年間視聴率で3冠(全日・ゴールデン・プライム)を4年連続で達成した[ 29] 。
詳細は、公式サイトのFBCテレビ番組一覧 あるいはテレビ番組表 を参照。
ネットワークの移り変わり
1960年 (昭和35年)6月1日 - 日本テレビ・東京放送(現:TBSテレビ)・フジテレビ ・NETテレビ のフリーネット局として開局。ニュースは日本テレビ主体と定める。
1966年 (昭和41年)4月1日 ニュースネットワーク・NNN 発足と同時に加盟。これによりニュースはしばらくの間NNNフルネット局に。
1967年 (昭和42年)6月 - 民間放送教育協会 発足と同時に加盟。
1969年 (昭和44年)10月1日 - 福井テレビジョン放送 開局によりフジテレビの番組が姿を消す。TBS・NETの一部が移行。
1972年 (昭和47年)6月14日 - この日発足のNNS に加盟。
1975年 (昭和50年)4月 - 『ANNニュース 』のネット開始(当初は番販扱い)。
1978年 (昭和53年) - この年よりテレビ朝日系列 向けの取材協力や報道素材交換に参加。
1984年 (昭和59年)3月 - TBSの番組改編に伴い、TBSのゴールデンタイムでの同時ネット番組が消滅。
1989年 (平成元年)4月1日 - ANNに加盟。ニュースネットが正式に日本テレビ主体でテレビ朝日 とのクロスネットとなる。現在は日本テレビ系列局である一方、福井テレビと共有してテレビ朝日系列・TBS系列・テレビ東京系列の番組を番組販売で放送している(『羽鳥慎一モーニングショー』・『ANNニュース』・『朝だ!生です旅サラダ』〈朝日放送テレビ 制作〉に限り同時ネットで放送)。
編成の特徴
ゴールデン・プライムタイムに関しては、土曜 21:00 - 21:54枠がテレビ朝日制作の「木曜ドラマ」 、土曜 22:00 - 22:54枠がテレビ朝日水曜21時枠刑事ドラマ のテレビ朝日系番組の遅れネット枠となっている以外、日本テレビ系の番組となっている。金曜 19:00、土曜 23:30、日曜 23:25のローカル枠3枠も含め、加盟系列(NNN/NNS・ANN)以外の他系列番組への差し替えは行っていない。
日本テレビ系番組の中でも、現在FBCテレビにおいて非ネット・遅れネットの代表的な一例として、土曜 21・22時台、平日 7:55 - 10:25、土曜 8:00 - 9:25の時間帯などが挙げられる。このうち土曜 21・22時台、平日 7:55 - 10:25の差し替えについては、一部の系列局でも同様な差し替えが行われていた時期もあったものの(時間帯や差し替え本数の違いはあった)、後に唯一FBCで行われるのみとなった。
福井県においてはケーブルテレビへの加入で、南越前町の区域を除く嶺北地方では北陸朝日放送 (HAB)、嶺南地方及び南越前町の区域では朝日放送テレビ(ABC)が視聴出来る。その一方、FBCテレビは報道部門の関係で、それ以外のテレビ朝日系一般番組についても(フルネット局よりは少ないものの)最低限のネット保障を受けている。その関係から上述のクロスネット体制を続けており、日本テレビ系の情報番組やバラエティなどは、同系列フルネット局と比較するとネット比率が少なくなっている。
デジタル放送概要
本局
福井[ 30] 20ch JOPR-DTV 1kW
2006年5月1日、本局でデジタル放送を開始。送信所はアナログ放送と同じく足羽山 からであるが、アナログ放送とは異なり、送信施設の建物・鉄塔はNHK福井放送局 (アナログ・デジタル・FM)と共用
リモコンキーID
NNN系列のリモコンキーID 地図
地上デジタル放送 のリモコンキーID はNNN・ANNで唯一の「7」 。一般的にはテレビ東京系列 (TXN)の放送局(「10」 のテレビ愛知 を除く)で使われる番号[ 注 13] であるが、クロスネットに配慮して本来のメインネットであるNNNで一般的な「4」 、ANNで一般的な「5」 、自社のアナログチャンネルであった「11」 などといった番号を選択せず、隣接各府県[ 注 14] と重ならない番号を選択した。実際にはFBC自身も7chのアナログ中継局をいくつか有していたため、無縁の番号だったわけではない。
中継局
大野 42ch 10W
勝山 28ch 3W
大野・勝山は2007年10月1日開局。大野中継局はデジタル放送で唯一局単独の施設(アナログ放送を行っていた自社施設を継続使用)。
敦賀 28ch 10W アナログ放送とは異なり、送信施設の建物・鉄塔はNHK(アナログ・デジタル・FM)と共用
小浜 47ch 10W アナログ放送とは異なり、送信施設の建物・鉄塔はNHK(アナログ・デジタル・FM)と共用
美浜 28ch 10W
若狭上中 35ch 3W
坂井三国 30ch 3W
鯖江河和田 44ch 1W
越前市 36ch 1W
高浜 44ch 1W
南越前今庄 44ch 1W
福井川西 35ch 0.3W
福井越廼 28ch 0.3W
上宇坂 36ch 0.1W
鯖江北 36ch 1W
羽生 28ch 0.3W
大野阪谷 47ch 0.3W
三国 30ch 3W
あわら浜坂 47ch 0.01W
あわら細呂木 44ch 0.01W
勝山平泉寺 35ch 0.01W
東美浜 39ch 1W
ハイビジョン
福井放送のハイビジョン中継車(SNG 中継車)
かつて全国ニュースでFBCのニュース素材が放送される場合、『NNNニュース』では標準画質映像 (ダウンコンバート )、『ANNニュース』ではNTT中継回線 のほかにANN独自のIP-HD伝送システム[1] を設置しているため、ハイビジョン映像で放映された。後にNNN回線も2009年8月までにHD回線に更新され、同年9月2日に開催された福井県営球場 の巨人 vs 横浜 」戦ではFBC技術協力でハイビジョン中継を行った(BS日テレ と日テレG+ のみで地上波の放送はなし)。
2008年 12月27日 より、フィラー として日テレNEWS24 (FBCホームページ・地上デジタル番組表での番組タイトルは『日テレNEWS24夜』、『日テレNEWS24朝』)をエンディング後に放送をはじめ、終日放送となった[ 注 15] 。なお、EPGでは「夜」は放送終了後5分程度、「朝」は放送開始前10分程度のみ設定されているが、ほとんどの受信機器では「夜」のみ、放送終了後から「朝」まで『日テレNEWS24夜』の視聴中に限りEPGの時間帯が変更される。
アナログ放送概要
FBC福井放送テレビ送信所電波塔
2011年7月24日で終了した時点のもの。
本局
福井 (足羽山 )11ch JOPR-TV 3kW〈単独〉
中継局
小浜 4ch 30W(垂直偏波)〈単独〉
若狭 5ch 10W
大野 7ch 35W(垂直偏波)〈単独〉
鯖江河和田 7ch 3W
南越前 今庄 7ch 1W
敦賀 8ch 30W(垂直偏波)〈FM福井と共同使用〉
高浜 8ch 3W(垂直偏波)
南越前南条 10ch 3W(垂直偏波)
大野阪谷 29ch 3W
鯖江 31ch 10W
福井国見 42ch 3W(垂直偏波)
福井上宇坂 42ch 1W
福井川西 43ch 3W(垂直偏波)
越前市 43ch 10W(垂直偏波)
福井羽坂 44ch 0.1W
美浜坂尻 44ch 10W
福井冬野 46ch 0.1W(垂直偏波)
永平寺 46ch 0.1W
あわら 浜坂 50ch 0.1W
敦賀沓見 51ch 1W
坂井 53ch 10W(垂直偏波)
福井越廼 54ch 3W(垂直偏波)
敦賀疋田 54ch 3W
あわら細呂木 56ch 0.1W
永平寺越坂 56ch 0.1W
福井清水 57ch 0.1W
坂井梶 58ch 0.5W
福井下宇坂 58ch 3W
越前今立 59ch 10W
池田 59ch 3W
勝山 59ch 30W
福井羽生 59ch 3W
越前町 61ch 3W
美浜 62ch 100W
主なテレビ番組
太字 は字幕放送 。
自社制作番組
詳細は、公式サイトのFBCテレビ番組一覧 あるいはテレビ番組表 を参照。
FBCニュース (放送時間は当該項目参照)
ZIP!ふくい(月曜 - 金曜 7:55 - 8:00[ 注 16] )
福井情報ボックス(月曜 - 金曜 11:40 - 11:45)
おじゃまっテレ ワイド&ニュース (月曜 - 金曜 15:50 - 19:00)
にじパレ(土曜 9:30 - 10:15)
FBC・NNN news every. サタデー(土曜 17:00 - 17:30[ 注 17] )
朝だよ!ハピネスふくい(日曜 7:00 - 7:30)
ふくい足もと遺産(日曜 11:25 - 11:30)
ふれあい若狭 (日曜 17:00 - 17:30)
それゆけ福井市調査隊(不定期放送)
日本テレビ系列番組
先行ネット
遅れネット
テレビ朝日系列番組
同時ネット
遅れネット
その他の番組
TBS系列
テレビ東京系列
民間放送教育協会 制作
過去に放送した番組
※は、番組自体は継続中。
自社制作番組
テレビ朝日系列
※福井放送は『サンデープロジェクト』ネット局の中では唯一飛び降りする放送局となっていた(11:30から『NNNストレイトニュース 』を放送するため。詳しくは『サンデープロジェクト』の項を参照)。また、『24時間テレビ 』の放送時でも11時台の『ANNニュース』とセットで通常通り放送されていた。ただし、テレビ朝日系列で『全日本大学駅伝中継 』がある場合、福井放送では別番組の編成となっていた(11:50からの『ANNニュース』も休止)。
TBS系列
ほか
テレビ東京系列
ほか
フジテレビ系列
(福井テレビ開局まで)
ほか
その他
アナウンサー
アナウンサーは基本的に報道制作局制作部の所属となる[ 34] 。
現在
男性
女性
異動・退職者
太字 は現在FBCに出演している人物。●は故人。
男性
1952年
中村鋭一 ●(開局時に朝日放送 より応援出向。山口放送 にも1956年の開局時応援出向した。のち政治家として1980年参議院議員通算2期、1996年衆議院議員1期を歴任。2017年11月に死去)
1962年
1964年
1968年
伊藤貴夫 ( - 2009年、後の2002年に事業局長)
1969年
工藤順雄(1943年8月22日に福井県生まれ。入社年に千葉商科大学 商学部 卒業。後の2002年に報道制作局長)
1977年
山口武雄●(1973年に山形県立鶴岡南高等学校 を卒業。1989年に地元局のテレビユー山形 へ移籍。同局取締役報道制作局長在任中の2009年10月31日に出張先の福島県福島市で死去。55歳没)
1978年
清田精二 ( - 2011年、後に報道制作局長。2024年3月までラジオパーソナリティ)
1983年
1985年
1986年
1988年
1992年
2001年
2006年
2011年
西田隆人 ( - 2015年9月、現在は広島ホームテレビ)
前田智宏 ( - 2018年3月、現在は南気象予報士事務所の気象予報士 ・毎日放送 報道情報局気象情報部所属のキャスター)
2015年
2019年
工藤修斗(元エフエム福島 。5月入社 - 2024年、編成広報部)
大島賢二
笠原靖 (後に作家)
桑原貞己
倉内利勝(後に副社長)
小林逸雄●(2023年1月に死去)
中谷寿麿(後にスワン商事代表)
星野豊(後に東京支社)[ 注 18]
女性
1952年
五十嵐ふじ子●(初代アナウンサー、2024年1月に死去[ 38] )
1972年
1973年
谷戸礼子 ( - 不明、ラジオセンターエキスパートディレクター)
1988年
1993年
1996年
1997年
1999年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2008年
2011年
板垣菜津美 ( - 2018年3月、在職中に当時同僚だった前田智宏と結婚。現舞夢プロ 所属のフリーアナウンサー)
2012年
2013年
2015年
2016年
2017年
2018年
亀島愛永 ( - 2023年、現在もFBC在職中(報道記者))
木村仁美 (8月入社 - 2021年7月、テレビ新広島 を経て、2023年10月からF.D.K. 所属のフリーアナウンサーとして引き続き広島を中心に活動)
2019年
浅野幸子(アナウンス・事務・営業を同時にこなし、後に経理部)
浅山淑子
伊藤志津枝(退職後、大手ファッション雑誌専属モデルに転身・高山正行 夫人)
大木敬子
岡部ふじ子
私市秀子 (後に放送本部副本部長・ラジオセンター長)
佐々木宣子
竹内順子
谷口祥代 (フリー)
羽場万利子(退職後、ニチエンプロダクション に所属)
ラジオパーソナリティ
阿部真由美 (あべまゆみ)(『ラジ+』水曜)
岩本紀美子(『ラジ+』火曜)
絵利菜(『絵利菜のあなたのそばに音楽を』)
大川晴菜(『放課後LIVE CROSS』)
加藤直也 (『ザ・リクエストやざ』)
北崎友美(『ザ・リクエストやざ』)
さかいちよみ。 (『ザ・リクエストやざ』)
谷口祥代 (『ザ・リクエストやざ』)
堀内くみ子 (『ラジ+』木曜・金曜)
スタジオ
この節には独自研究 が含まれているおそれがあります。 問題箇所を検証 し出典を追加 して、記事の改善にご協力ください。議論はノート を参照してください。(2020年6月 )
ラジオ
1st (1スタ) - 社屋1階のロビー横にあるオープンスタジオ。生ワイド番組の放送に用いられる。
2st ・3st - 社屋2階。ラジオマスター横に併設。平日夕方と土日の定時ニュースで使用される。
4st ・5st - 社屋2階。マスター向かいにあるスタジオ。何れも放送を送出できる。4stは小規模、5stは中規模である。
6st ・7st - 社屋2階。ワンマンスタジオ。番組・CM収録などに使用される。
サテライトスタジオ ・福井市高柳「TRETAS」グリーンスタジオ[ 40] (2024年4月開設)
テレビ
Jスタ - 社屋1階。生番組向けのスタジオ。現在はおじゃまっテレ ワイド&ニュース 、FBCニュース で用いられる。報道部に直結しているため報道フロアに顔出しブースが無く、臨時ニュースもJstから伝える形式をとっている。スタジオはおじゃまっテレのセットが常時組まれている。セット組み替え時には、副調整室(Jサブ)からニュースを放送することがある。
テレビスタジオ - 社屋1階。地方局では大規模の100坪の床面積を誇る。生放送にも使用でき、2007年3月末から放送されていたイケてる福井 がこのスタジオ発になった。移動後初めての放送でスタジオの概要が紹介された。また、年末の報道特別番組「ふくいこの1年」でも使用されている。また、副調整室は2階に設置。見学も2階から行う。なお、デジタル化が全て完了している。
福井市企業局ガスクッキングスタジオ - 福井市企業局内にある料理スタジオ。おじゃまっテレ ワイド&ニュースの菜津美のいたがきま〜すで使用する。ほぼ毎週木曜日の午後に収録。
主調整室
主調整室 (マスター)は、ラジオ・テレビ共に社屋2階に配されている。
テレビマスターは、2006年4月3日未明にデジタル放送対応マスターに更新されている。
情報カメラ設置地点
FBC本社屋上(福井市 大和田町)
Livescopeによって制御可能。ただし、悪用を防ぐために性能を制限している。
足羽山 (福井市)
以上2地点はFBC-iのトップページにて午前8時から午後7時まで静止画を公開している。
水晶浜(美浜町 )
海水浴シーズンを中心に利用している。NHKのカメラとほぼ同じアングル。
久須夜ヶ岳 (小浜市 )
番組で使用する以外はカメラを下に向けているため、番組以外で映像は公開されていない。福井県道107号泊小浜停車場線 の第2駐車場(旧エンゼルラインの部分)にある、自社の久須夜FPU基地局にカメラが取り付けられている。
松ヶ崎(敦賀市)
天気予報
FBCテレビは天気予報のみを放送する番組に多彩なタイトルをつけている。
ふくい朝イチお天気GET!!((現在) 平日 4:45 - 4:50、土曜・日曜 4:55 - 5:00)
雲の様子→県内の気温の様子→県内の降水の様子→警報・注意報→きょうの県内の天気→きょうの県内の予想気温→海予報→天気分布→ピンポイント天気→洗濯情報→きょうの全国の天気→きょうの全国の予想気温→週間予報
こんにちは天気予報(日曜 11:40頃)
ヤン坊マー坊天気予報 (月曜・金曜 20:54 - 21:00)
湯けむりあわら天気予報(水曜 20:54 - 21:00)
週末ほっと天気(金曜 22:54 - 23:00)
お天気最終ばん(毎日 放送終了直前)
きょう朝9時の予想天気図→県内の気温の様子→きょうの県内の天気→きょうの県内の予想気温→天気分布→県内の3時間毎の詳しい天気→海予報→週間予報→きょうの全国の天気
『ZIP!』内で放送される天気予報には「いってらっしゃい天気予報」というタイトルがある。
オープニングとエンディングにマスコットキャラのピントンが登場する。早朝と夜では違う絵を用いている。
オープニングには完全版と短縮版があり、週末ほっと天気のみに限り、夜の完全版を見ることができる。
早朝・深夜帯のアナウンスは機械的に音声を組み合わせている。
区域外再放送
石川県 の旧加賀ケーブルテレビ (当時、加賀市 )でアナログ放送を2011年7月24日まで実施[ 41] 。設立時にテレビ金沢 が開局していたもののアナログ放送の個別受信が可能な地域であった。
旧加賀ケーブルテレビのサービス終了以後、区域外再放送 は行われていない。
主な受賞歴
『FBCスペシャル 拝啓 連也様~マスク越しの闘病20年~』で2021年日本民間放送連盟賞 特別表彰部門放送と青少年最優秀賞を受賞した。また『FBCスペシャル2021 #田舎は好きですか ファインダー越しの僕のふるさと』でも同賞番組部門テレビエンターテインメント番組優秀賞を受賞した[ 42] 。同じ年に同賞を複数のテレビ番組で受賞するのは初めてだった。同賞は過去にも多くのテレビ・ラジオ番組で多数受賞している。また、ラジオ番組『輝く!ゴールデンエイジふくい~生きる喜び歌にのせて~』が第61回ギャラクシー賞 優秀賞を受賞した[ 43] [ 44] 。
その他
FBC公式サイトでの「リンク集 」にはテレビ・ラジオの系列問わず日本の民間放送 のほぼ全局への公式サイトにリンクしている(一部民放を除く)。
FBCは中国 ・浙江省 の浙江広播電視集団(旧浙江電視台)と1991年 4月1日 に友好交流関係を締結し、番組の交換などによる交流を深めている。なお、杭州市 は福井市と、浙江省は福井県と友好関係にある。
2006年12月より、「LOVE・アース・ふくい みんなで止めよう温暖化」 と銘打って、ラジオ・テレビ共通キャンペーン「地球温暖化防止キャンペーン」を展開している。マスコットキャラクターのピントンを主人公にした絵本「あいことばはもういちど」を製作し、ネット上で閲覧できるほか、県内全小学校に配布する。また、希望する学校にはFBCのアナウンサーが出向いて絵本朗読会を開く。CMでは勝山市で発掘された恐竜 「フクイラプトル 」をテーマにしたものを放送している。
天気予報(テレビ・データ放送、ラジオ、サイト内)の気象データの提供元はウェザーニューズ 。(一部気象データを除く)以前は日本気象協会 の気象データを使用していた。またFBCテレビは、天気予報時に使用される自動音声(主に早朝・深夜帯)はウェザーニューズが開発したものを使用している。
かつては緊急警報放送 システムの運用を行っていたが、テレビは2011年7月24日のアナログ放送終了と同時に、ラジオは同年12月31日にそれぞれ運用を終了した。
北國新聞 のテレビ欄には、1969年9月30日まで『福井テレビ 』(福井放送テレビという意味)と表記されていた。その後、翌日に開局した福井テレビとの混同を避けるため、翌10月1日から『福井放送 』と表記されるようになった[ 45] 。なお、1963年には、福井放送の略称を『FBS 』と誤記していた時期もある[ 46] [ 注 20] 。北國新聞ではテレビ欄・ラジオ欄とも小サイズ(時期によってはハーフサイズ)で掲載されていたが、2018年11月30日にテレビ、2020年4月30日にラジオの掲載を廃止した。石川県向けのテレビ欄は、北國新聞・スポーツ報知 (東京本社版)・サンケイスポーツ ・デイリースポーツ を除き掲載されている(読売新聞 は第2テレビ欄に掲載)。ラジオ面は北國新聞・スポーツ紙 各紙を除き掲載されている。
『24時間テレビ 』福井ローカルでのチャリティー企画は、福井放送の社屋横に所在するフェアモール福井 (以前はショッピングシティベル )を会場として行う[ 注 21] 。24時間テレビ放送当日のFBCラジオ『土曜スペシャル』では、24時間テレビ特集と題して募金の告知などを行う。番組の終盤では県内の協賛各社がすべて読み上げられる。
脚注
注釈
^ 福井放送関連会社(現:FBCオンパイ )
^ a b 福井放送 監査役
^ メンテナンスの関係で日曜23:30頃に放送を終了し、翌朝5:00頃まで放送を休止することもある。
^ 同例はNHKラジオセンター もある。基本的に一部の例外を除いてラジオセンターのアナウンサーがテレビ出演することはない。
^ 一部嶺北沿岸含む。
^ 北陸放送 ・北日本放送 との共同制作
^ 「土曜スペシャル」や特別番組が編成に組まれる場合は16:00から飛び乗り、または休止。
^ SG競走であっても、祝日開催時はネットしない場合あり。
^ 桑原の担当は1982年11月から。
^ フルネット局並みの編成で、NNS単独加盟時代の編成とほとんど変わっていない。
^ 日本テレビ公式サイトの「日テレ企業情報・国内ネットワーク 」では、テレビ大分 (NNN /NNS ・FNN /FNS )とテレビ宮崎 (FNN/FNS〈主体〉・NNN〈サブ〉・ANN〈サブ〉)をクロスネット局としている一方、福井放送はNNNのネットワークによるニュースを全てネットしており、その関係上、クロスネット局として扱われていない。また、テレビ朝日の公式サイトからの福井放送へのリンクは、「ANN NEWS 」のページ上の「ANNネットワーク」の項目にあるが、「会社情報」内の「ネットワーク 」のページには掲載がない(フルネット局のみ掲載。これはテレビ宮崎〈FNN/FNS主体でNNN・ANNとのクロスネット局〉も同様)。また、在阪局のホームページでは、読売テレビ (NNN/NNS)・朝日放送テレビ (ANN)の双方がネット局一覧に福井放送へのリンクを掲載しているが、読売テレビ(NNN/NNS)は福井放送をフルネット局扱いとしている。
^ このような編成は現在当局のみだがかつてはNNNとANNのクロスネット局だった青森放送 、テレビ岩手 、ミヤギテレビ 、山形放送 、日本海テレビ 、山口放送 でも行われていた。
^ テレビ東京系列および提携局(独立局の三重テレビ放送 (MTV)が該当)以外で唯一使用している。
^ 「3」 はBBC 、「4」 はMBS ・CTV ・KTK 、「5」 はCBC ・KBS ・HAB 、「6」 はABC ・MRO ・NBN
^ ただし、新聞やテレビ番組雑誌には表記されていない。そのため、番組表を見ただけでは終夜放送をしていないものと勘違いされることが多い。
^ テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー 』をネットするため、日本テレビ『ZIP! 』を7:55に飛び降りて放送。
^ ローカルニュースは17:20 - 17:30。
^ NHKアナウンサーの星野豊 とは同姓同名の別人。
^ 元エフエム石川 アナウンサー 、フリーアナウンサー 、さいたま市議会議員 の池田めぐみ とは同姓同名の別人。
^ 『FBS』は現在福岡放送 の略称として用いられるが、この時点では未開局。
^ 24時間テレビのメインスポンサーとして、流通企業のイオン が2005年から協賛しており、イオン系列 の商業施設にてチャリティー企画を行う系列局も多いが、福井放送は2024年7月にそよら福井開発 が開業するまで、福井県内にはイオン系列のショッピングセンター が存在しなかったこともあり、同業他社系列の商業施設での募金活動を余儀なくされていた[ 47] [ 48] 。
出典
外部リンク
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福井放送 に関連するカテゴリがあります。
関連項目 地上波 フルネット局 28局 (正式なクロスネット局であるFBCを含む)地上波 クロスネット局 (FBCを除く) 2局 BSデジタル CSチャンネル 4 旧加盟局6 国内支局 未開局の放送局 関連新聞・スポーツ新聞社10 関連項目
脚注
1 正式なクロスネット局ながら、NNNフルネット局(NNNのニュース番組は全て同時ネットのため)、ANN には報道部門のみ参加。2 FNN /FNS とのクロスネット局(資料によってはNNN、FNNのみの加盟と記述してあるものもある)。3 FNN/FNS、ANN(報道部門のみ加盟)とのクロスネット局、NNSには非加盟。4 加盟局が運営・出資する衛星放送 (CSチャンネル)。2025年現在では日本テレビのみが運営・出資している。5 1996年 10月1日 開局、2000年 9月30日 閉局。6 太字はNNN・NNS双方に加盟。細字はNNNのみに加盟。7 旧NTVは2012年に現NTVに放送免許を譲渡。8 加盟当時はSKT静岡県民放送。9 CTV開局後はNNSのみダブルクロス。10 母体新聞社及び加盟局と友好関係のある新聞社。
地上波 フルネット局 24局地上波 クロスネット局 2局 BSデジタル CSチャンネル 3 旧加盟局 国内支局 関連新聞・スポーツ新聞社8 関連項目
脚注
1 ANNでは報道部門のみの参加。NNN フルネット局(NNNのニュース番組は全て同時ネットしているため)。2 NNN、FNN /FNS とのクロスネット局。ANNでは報道部門のみの参加。3 加盟局が運営・出資する衛星放送 (CSチャンネル)4 旧EXは2014年に現EXに放送免許を譲渡。5 旧ABCは2018年に現ABCに放送免許を譲渡。6 一般番組供給部門のみの参加。7 旧KBCは2023年に現KBCに放送免許を譲渡。8 母体新聞社及び加盟局と友好関係のある新聞社。
加盟局 旧加盟局 関連項目
注釈
1 2005年に札幌テレビ放送(STV)はSTVラジオにラジオ放送事業と放送免許を譲渡・継承。2 2006年に旧ニッポン放送(フジメディアHD)は現ニッポン放送(LF)にラジオ放送事業と放送免許を譲渡・継承。3 2017年に第1次MBS(MBSメディアHD)は第2次MBSに放送免許を譲渡・継承。4 2018年に旧ABC(朝日放送グループHD)は朝日放送ラジオにラジオ放送事業と放送免許を譲渡・継承。5 2019年に旧RSK(RSK HD)はRSK山陽放送に放送免許を譲渡・継承。6 2021年に第2次MBSはMBSラジオに放送免許を譲渡・継承。7 2023年に旧BSN(BSNメディアHD)は現BSNに放送免許を譲渡・継承。8 2023年に旧KBC(KBCグループHD)は現KBCに放送免許を譲渡・継承。
加盟局 賛助会員 番組販売協力局 旧加盟局 旧番組販売協力局 制作番組
カテゴリ
配信局
日本放送協会 (NHK)北海道・東北 関東 北陸・甲信越 中部 近畿 中国・四国 九州・沖縄 全国 過去の配信局
注釈
NHKラジオ第1(地域別配信)とNHK-FM(全国配信)は「radikoプレミアム(エリアフリー聴取)」「radikoタイムフリー(過去1週間以内の聴取)」の対象外。