永平寺町
永平寺町(えいへいじちょう)は、福井県北部(嶺北地方)にある町。永平寺町のみで吉田郡を構成する[1]。仏教曹洞宗の大本山永平寺の門前町として知られ、町名の由来となっている。 地理位置他県とは接しない内陸の町で、北西は坂井市、北東は勝山市、南は福井市である。 勝山盆地と福井平野の間、東から西へ流れる九頭竜川に沿って位置し、九頭竜川の上流側から順に上志比地区(旧上志比村)、永平寺地区となり、下流側が松岡地区(旧松岡町)となっている。
山岳
河川
湖沼
永平寺ダム(大佛湖) 人口
健康
歴史
先史旧石器時代や縄文時代の遺跡や遺物が各地に分布する。県内最古級の石器が出土している。 古代令制国としては越前国に属し、平安時代末期には志比庄という大規模な荘園が広がっていた。 中世鎌倉時代の1244年(寛正2年)に道元が永平寺を建立した(「鎌倉仏教」も参照)。 近世江戸時代には「市」が開かれ、勝山街道や永平寺への参詣の宿場町としても発展した。 近現代
政治行政町長
議会町議会
県議会福井県議会に永平寺町(吉田郡)から選出される議員の定数は1議席である。近年の選挙結果については「2023年福井県議会議員選挙」「2019年福井県議会議員選挙」を参照。 国会永平寺町は、福井市、大野市、勝山市、あわら市、坂井市と構成される福井県第1区が選挙区となる。なお、当選挙区の衆議院選挙比例代表区選出議員については「比例北陸信越ブロック」を参照。 永平寺町は、参議院・北陸信越ブロックに属する。福井県選挙区は参議院一人区の1つ。 官公庁裁判所
対外関係姉妹都市・提携都市海外
国内
経済
第一次産業農業
第二次産業繊維工業醸造業第三次産業商業
観光業施設警察消防
医療
郵便局
図書館
文化施設交流施設運動施設教育大学
専修学校
中学校
小学校
交通町内の鉄道及び一般国道・主要地方道は、永平寺地区中心部から永平寺へのアクセス国道1本を除くと九頭竜川と同様に3地区を東西に貫通している。町西端部の南北に北陸自動車道がかすめ、九頭竜川南岸の福井市境部に福井北JCT・ICがある(料金所は福井市に所在するが、一般道との接続点は永平寺町域)。 鉄道町内の公共交通機関は一元的な集約が行われていない。 役場最寄駅は、松岡駅で、鉄道路線に沿って役場支所が所在する。 鉄道路線廃線バス路線バス
タクシー
特急バス
高速バス京福バスの「永平寺ライナー」が福井駅東口から中部縦貫自動車道経由で松岡IC付近、永平寺地区南部の各停留所を経て永平寺まで運行されている(定員制)。京福バスの「恐竜バス」は通過するのみで永平寺町内には停車しない。 また福井市境部の福井北ICに県外方面の高速バスが停車する。COVID-19の影響により運休・減便を実施している事業者・路線あり。 →詳細は「福井北ジャンクション・インターチェンジ § バスストップ」を参照
自動運転車日本国内では初となるレベル4自動運転車「ZEN drive」を、2023年5月21日から、町道「永平寺参ろーど」の約2キロメートル(荒谷停留所 - 志比停留所)で運行している[7][8]。 道路高速道路国道県道
道の駅
観光名所・旧跡
観光スポット文化・名物祭事・催事名産・特産著名な出身者関連項目脚注
外部リンク |