浄法寺山

浄法寺山
浄法寺山
浄法寺山(永平寺町花谷より望む)
標高 1,052.8 m
所在地 日本の旗 日本
福井県坂井市吉田郡永平寺町勝山市
位置 北緯36度7分30秒 東経136度23分33.9秒 / 北緯36.12500度 東経136.392750度 / 36.12500; 136.392750座標: 北緯36度7分30秒 東経136度23分33.9秒 / 北緯36.12500度 東経136.392750度 / 36.12500; 136.392750
山系 両白山地
浄法寺山の位置(日本内)
浄法寺山
浄法寺山の位置
プロジェクト 山
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浄法寺山(じょうほうじさん)は、福井県坂井市吉田郡永平寺町および勝山市にまたがる山塊

山名は山中にあった曹洞宗の寺院名と伝えられている。尾根のピークとして冠岳(838m) 、鷲ヶ岳(769.1m) がある。 浄法寺山および丈競山を含む地域は、多雪地である。

冠岳

浄法寺山の山腹は比較的急な斜面となっており、ロッククライミングの適地である。冠岳をへて浄法寺山山頂に通じる登山道が主に利用されている。近年、冠岳中腹まで林道が開通し浄法寺山青少年旅行村として整備されている。

鷲ヶ岳

九頭竜川からの山姿は三角錐で一見独立に見える。

浄法寺山の登山道一つであるがあまり整備されておらず、登山者も少ない。

太平記には伊知地山としての記述がある。また、南北朝時代新田義貞の武将であった畑六郎左エ門時能が籠城した鷲ヶ岳城址が知られている。山頂には跡をしるす石碑が建っている。

自然

標高400 - 500mまではスギ植林が進められているが、上部ではコナラアカマツミズナラブナ林などが見られる。 ブナは山頂付近に広く分布しており、直径15 - 20cm、高さ10m前後の若樹が成長している。

オオカメノキマンサクエゾユズリハヒメモチなど植生が豊かである。

特に浄法寺山の標高850m付近の北斜面に直径20cm のナツツバキの高木群落がある。また、西限種としてタマアジサイが分布しており、植物地理学的にも貴重である。

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関連項目