株式会社南日本放送 (みなみにほんほうそう、Minaminihon Broadcasting Co., Ltd. )は、鹿児島県 を放送対象地域 とした中波放送 (AM放送)事業とテレビジョン放送 事業を行っている、特定地上基幹放送事業者 である。
略称はMBC 。
ラジオはJRN 系列とNRN 系列のクロスネット 、テレビはJNN 系列の単独ネット。
概要
本社所在地
支社・支局
MBCの薩摩川内支社の画像
支社:東京・大阪・福岡・鹿屋・薩摩川内・霧島
支局:種子島・屋久島・奄美
支社・支局所在地
海外提携放送局
放送局概要
社是・キャッチコピー は『ふるさとたっぷり MBC 』。
1953年 (昭和 28年)10月10日 に鹿児島県初の民間放送 局として開局。1959年 (昭和34年)4月に(アナログ)テレビ放送を開始し、2006年 (平成 18年)12月には地上デジタル放送 を開始した。社屋(演奏所 、MBC放送会館)は鹿児島市 高麗町 の甲突川 右岸に位置しており、1993年 (平成5年)の8.6水害 の際には水没の危機に瀕している。
主な自社制作番組としてラジオでは1953年(昭和28年)の開局から続く『城山スズメ 』、テレビでは1976年 (昭和51年)10月から続く平日18時台(日本標準時 、以下同様)の報道番組 (現在は『MBCニューズナウ 』)や1984年 (昭和59年)10月から続く情報番組 『どーんと鹿児島 』などがある。
鹿児島県の地方紙、南日本新聞 社(こちらの社名の読み方は「みなみにっぽん」)が同率5位の大株主で、1953年 (昭和28年)の開局時からアナログテレビ放送の開始までは同紙の社屋(鹿児島市易居町 、当時)を間借りするかたちで演奏所があった。ただし、南日本新聞社との関わりはテレビにおいての他3局と同等の関わりに過ぎず、キー局と関わりが深い全国紙 の新聞社と関わりたいという南日本新聞社の意向により、毎日新聞社 ともテレビ開局時から関係を持ち、系列局 を五大都市圏 を中心に展開しているテレビ東京ホールディングス の関連新聞社である日本経済新聞社 との関わりも深く、日経スペシャル シリーズのネットを持続しているほか、ローカル経済テレビ番組の製作を行っていたことがあった。前述の影響で、他の九州・沖縄 にあるTBS系列局で唯一産業経済新聞社 との関わりを持たず、鹿児島テレビ放送 (KTS)が同地方のフジテレビ系列 局で唯一関わりを持っている。鹿児島放送 (KKB)については『MBC50年の軌跡』において「兄弟会社」と表現しており、同局の開局時には喜田治男(『MBC6時こちら報道 』初代キャスター)などの社員が出向しているほか、地上デジタル放送の親局 をNHK鹿児島放送局 とともに使用するなどの関係がみられる。
ラジオでも、FM東京→TOKYO FM 製作番組をネットしたことがあったが、1992年 (平成4年)のμFM開局までにネットしていた番組は無くなったため、同局に直接移行した番組は存在しない。『大江千里のSUZUKI STATIONKIDS 』などのように、JFN 空白地域のAM局で唯一ネットしなかった番組もある。
放送局全体のマスコットキャラクター は設定されていないが、過去には1983年 (昭和58年)に公募で制定された[ 3] ラジオカー『ポニー 』の擬人化キャラクター「ポニー君 」[ 注 1] および2008年 (平成20年)の「ウミガメプロジェクト」におけるウミガメ の期間限定キャラクターがそれぞれ設定されていた。マスコットキャラクターを持っていない替わりとして、当社主催イベント では、『MBC夏まつり』の2013年 (平成25年)の第41回から鹿児島県内のご当地キャラクター を複数体参加させることで対処されており、翌42回以降から参加キャラクターのPRステージイベントはボッケモンプロ のプロデュースのもとで製作されている。2023年 (令和 5年)現在、日本の民放テレビ局 では静岡放送 (SBS)、静岡第一テレビ (SDT)、静岡朝日テレビ (SATV)、京都放送(通称・KBS京都) 、中国放送 (RCC)、九州朝日放送 (KBC)[ 注 2] もマスコットキャラクターを持っていないが、日本の地上波テレビ局で過去に使用していたものも含めてマスコットキャラクターを持っていないのは、当局のみである。
マスコットではないものの、バーチャルタレント(MBCパーソナリティとしての扱い)として「みなみ 」を2022年 (令和4年)7月に採用し、CVは『てゲてゲーミング』の音声合成 を流用 している。採用以降、同番組のナレーションはみなみが担当している。
2023年(令和5年)10月10日に開局70周年を迎える。
技術情報
送信所
デジタルテレビ放送の送信所・鹿児島FM補完中継局(紫原、2015年)
JNN系列のリモコンキーID地図
親局(送信所 )のチャンネル (周波数 )はラジオがAM1107kHz、テレビが40ch(デジタル、リモコンキーID :1ch[ 注 3] )。
テレビ送信所は鹿児島市紫原 (むらさきばる)のKKBの送信所からNHK鹿児島放送局 とともに送信しており、MBCのFPU 基地局も1986年より紫原に置かれている[ 4] 。
アナログ放送は城山 からVHF帯 の1chで送信していたが、デジタル放送はUHF帯 で送信されるため、既存UHF局(KTS・KKB・KYT)が送信所を設けていた紫原へ移転するかたちとなった。
城山送信所からはエフエム鹿児島 の電波(79.8 MHz)も送信されていたが、こちらも2011年8月1日に紫原にあるKKBの送信所へ移転した[ 注 4] [ 5] 。城山送信所の解体・撤去工事は同年9月に開始し[ 6] 、同年10月19日までに完了した[ 7] [ 8] 。
主なテレビ中継局
地上デジタル放送において「大規模」「重要」とされているものを記載する[ 9] 。地上デジタル放送における開局順に並べた。
アナログ・デジタルの列はチャンネルを表記。所在地は自治体単位、離島については島名も付記している。中継局名からは中継局記事へリンクしている。
中継局名
アナログ
デジタル
所在地
特記事項
鹿屋
6
43
鹿屋市
県内初のテレビ中継局
阿久根
10
25
薩摩郡さつま町・出水市
開局時は紫尾山中継局
枕崎
6
20
枕崎市
蒲生
50
20
姶良市
FMは姶良霧島とも表記[ 10]
串木野
62
16
いちき串木野市
大口
11
25
姶良郡湧水町
開局時は栗野中継局
南種子
59
16
熊毛郡南種子町(種子島)
頴娃
10
16
南九州市
名瀬
1
16
奄美市(奄美大島)
中之島
44
40
鹿児島郡十島村
志布志
61
20
志布志市
財部
40
曽於市
デジタル新局
瀬戸内
12
21
大島郡瀬戸内町(奄美大島)
末吉
62
20
曽於市
MBC初のUHF局
徳之島
60
16
大島郡徳之島町
知名
1
21
大島郡知名町(沖永良部島)
種子島
60
25
西之表市
ラジオ
隼人ラジオ送信所(鹿児島本局)
2003年4月以降、AM(中波 )では北薩地区に3か所、奄美市に1か所中継局が設置されているが、このうち北薩地区の3中継局は2024年2月より運用を休止している(後述)。かつて(1962年 - 2003年)は鹿屋中継局(1062 kHz、100W)が存在した。
2015年 1月1日 にFM補完中継局 が開局した。桜島 の海底噴火や南海トラフ巨大地震 などの重大災害に備えて設置。AM局における災害対策を名目としたFM補完中継局の設置は北日本放送 、南海放送 (いずれも2014年12月1日開局)に次いで3局目、すなわち九州・沖縄地方では初となる。2015年11月に阿久根・枕崎・鹿屋局、2017年度には蒲生・種子島局が開局、鹿児島県内のFM放送カバー率は約85パーセントとなっている[ 11] 。
MBCを含む民放AMラジオ44局では2028年秋の再免許交付までにFMラジオ局へ転換することを目指している[ 12] 。その一環として北薩地区のAMラジオ3中継局には2023年の再免許申請時に「AM局の運用休止に係る特例措置」が適用されており[ 13] [ 14] 、2024年2月1日の正午より運用を休止している[ 15] [ 16] 。隼人送信所(鹿児島本局)についても2028年の運用休止を検討している[ 17] 。総務省が2023年3月に公表した「AM局の運用休止に係る特例措置に関する基本方針」では「特例措置の適用期間の終了後に特例適用局を廃止する可能性がある旨も併せて周知広報を行うこと」としており[ 18] 、2024年2月1日のテレビ報道でAM中継局の廃止の可能性に言及している[ 16] 。
AM(中波)では、カーラジオなどでは昼間は宮崎県南西部(都城市 、えびの市 、串間市 など)および熊本県南部(八代市 、天草市 牛深地区 、水俣市 など)まで聴取できる。この地域の一部では日常的にMBCラジオの番組宛てへメールやはがきを投稿する常連リスナーが古くからいた。冬季のみであるが、福岡県など九州北部でも受信できる事が、トラックドライバーなどから番組宛てに報告された事がある。沖縄本島北部の海岸線でも、カーラジオなどで昼間に聴取出来たとのメール投稿も以前あった。ちなみに昼間の中波受信の最長距離記録は、和歌山県 すさみ町 でラジオ無線関係の雑誌『ラジオマニア 2008』(三才ブックス )での屋外受信の実験企画において2008年春に成功している。
2011年10月3日からはradiko を通じてインターネット配信を実施している。おおすみFMネットワーク やあまみエフエム 、FMきりしま (おおすみFMネットワーク・FMきりしまは独自、あまみエフエムはSimulRadio )とは異なり、エリア判定により鹿児島県と見做される環境下(通常版。有料会員制「radikoプレミアム」に加入している場合は、県外でも受信可能)でのみで聴取できる[ 20] 。MBCラジオにおける1日のユニークユーザー数 (UU) は2023年時点で5,000から6,000ほどである[ 21] 。AM放送ではステレオ放送 を実施していないが、radiko・FM補完中継局においては一部の番組・CMがステレオ音声で配信される。また、在京キー局(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送)と直接光回線を繋ぐことで、FM補完中継局では2015年時点で全国ネット番組もステレオ音声に対応していた[ 11] 。
資本構成
企業・団体は当時の名称。出典:[ 23] [ 24] [ 25]
2021年3月31日
資本金
発行済株式総数
株主数
2億円
400,000株
146
株主
株式数
比率
MBC畠中文化基金
76,276株
19.06%
鹿児島県
30,000株
0 7.50%
岩崎産業
24,060株
0 6.01%
鹿児島市
21,550株
0 5.38%
南日本放送従業員持株会
19,930株
0 4.98%
南日本銀行
12,180株
0 3.04%
南日本新聞社
12,000株
0 3.00%
山形屋
12,000株
0 3.00%
いわさきコーポレーション
12,000株
0 3.00%
中川運輸
12,000株
0 3.00%
過去の資本構成
1978年3月31日
資本金
授権資本
1株
発行済株式総数
株主数
2億円
2億6000万円
500円
400,000株
218
1992年3月31日
資本金
授権資本
1株
発行済株式総数
株主数
2億円
2億6000万円
500円
400,000株
215
株主
株式数
比率
鹿児島県
50,000株
12.50%
MBC畠中文化基金
26,501株
0 6.62%
岩崎産業
22,560株
0 5.64%
鹿児島市
18,900株
0 4.72%
鹿児島信用金庫
13,500株
0 3.37%
南日本銀行
12,180株
0 3.04%
南日本新聞社
12,000株
0 3.00%
かごしま農業協同組合
12,000株
0 3.00%
山形屋
12,000株
0 3.00%
鹿児島交通
12,000株
0 3.00%
中川海運
11,000株
0 2.75%
2003年3月31日
資本金
発行済株式総数
株主数
2億円
400,000株
212
株主
株式数
比率
MBC畠中文化基金
76,276株
19.06%
鹿児島県
30,000株
0 7.50%
岩崎産業
24,060株
0 6.01%
鹿児島市
18,900株
0 4.72%
南日本銀行
12,180株
0 3.04%
南日本新聞社
12,000株
0 3.00%
山形屋
12,000株
0 3.00%
いわさきコーポレーション
12,000株
0 3.00%
中川運輸
11,000株
0 2.75%
鹿児島信用金庫
10,000株
0 2.50%
鹿児島相互信用金庫
10,000株
0 2.50%
鹿児島銀行
10,000株
0 2.50%
沿革
開局まで
第二次世界大戦 後日本でも民間放送局が相次いで開局したが、開局の形態としては「地元新聞社のラジオ事業進出」または「地元自治体の共同出資」が多かった。鹿児島県の場合は当時の南日本新聞社社長 畠中季隆が、「3kWで鹿児島県全域と宮崎・熊本県の南部、南西諸島全域をカバーするラジオ局」の設立構想を打ち出した。
当初は当時の重成格鹿児島県知事 は「ラジオ局はNHKで十分」と主張し、当時の鹿児島銀行 の頭取も「鹿児島では商業放送は成り立たない」と否定的であったが、1952年 (昭和27年)12月12日 に南日本新聞紙面上で設立構想を掲載してからは、鹿児島県全体で協力体制が出来上がり、最終的には(当時日本復帰前の大島郡 を除く)県内全市町村が出資した。
1952年(昭和27年)12月10日 に南日本新聞本社3階に創立事務所を設置。1953年 (昭和28年)1月31日 に発起人総会が開かれ、送信所が鹿児島市吉野町 に、演奏所は南日本新聞本社3階に第3スタジオまで設置することが報告された。2月11日 に郵政省にラジオ局の開設申請を提出し、6月13日 にラジオ南日本 の創立総会が開催された。このときまでに略称がMBCと決定され、英称は現在と同じ"Minaminihon Broadcasting Co.,Ltd."であった。
送信所の出力は当時500Wまたは1kWが主流であり、3kWでの開局構想は異例のものであった。郵政省は異例の高出力と、同じ周波数を使用している金沢の放送局・北陸文化放送(ラジオ北陸、現在の北陸放送 (MRO))との混信問題を懸念し、「アンテナ2基による指向性アンテナ」を条件に3kWでの送信を認められた。指向性アンテナは当時日本唯一のもので、指向性は南西諸島に向けられた。MBCは宮崎にも中継局を設置する予定であったが、こちらはラジオ宮崎(RMK、現在の宮崎放送 )が設立されたことで阻止された。
創立総会の時点では開局日は1953年(昭和28年)11月1日 の予定であったが、番組改編期に合わせる営業上の都合から、同年10月10日に前倒しされた。このため電波監理局の検査合格(本免許交付)と同時に開局しなければならなかった(実際は本放送開始2日前に免許交付)。なお、実際に本免許交付と同日に開局した事例はかのやコミュニティ放送 ときもつきコミュニティ放送 (2006年(平成18年)8月4日)がある。
1953年(昭和28年)10月10日 に開局、現在も続く番組『城山スズメ 』『希望のリボン 』『歌のない歌謡曲 』の放送もこの日から開始されている。ニュースは開局当時から、南日本新聞社と共同通信社 から提供を受けていた。10月20日 にMBCタレント の源流となるMBC放送劇団(南日本放送劇団)を創立。11月3日 にはMBC開局祭が鹿児島市中央公民館 で開催され、社歌となる「ラジオ南日本の歌」(現在は南日本放送の歌に改称 作詞:浜田盛秀・作曲:間宮芳生 [ 26] )が発表された。「ラジオ南日本の歌」は2012年 (平成24年)末まで一日のテレビ放送開始・終了時にインストゥルメンタル として流されていた。その後約5年の中断を経て、2018年 (平成30年)からリメイクされて再び流されるようになっている。
アナログテレビ放送開始
アナログ放送の城山送信所。1959年-2011年まで使用。
開局した1953年(昭和28年)は東京でテレビ放送が開始された年でもあった。MBCがテレビ開局準備局を設けたのは1956年 (昭和31年)1月のことであり、1957年 (昭和32年)10月22日に仮免許が交付された。テレビの送信所は1958年 (昭和33年)6月から1959年(昭和34年)1月にかけて城山に、演奏所は1958年(昭和33年)11月から翌年1月にかけて鹿児島市高麗町に建設された。演奏所は4期に分けて建設され(MBCニューズナウ などで使用される第1スタジオは第1期、ラジオ兼用の第2スタジオは第2期)、最終的には1960年 (昭和35年)に完成した。1階は甲突川の氾濫対策で高床設計であり、これが1993年 (平成5年)の8.6水害 で水没の危機に瀕した社屋を救うこととなる。
1959年 (昭和34年)4月1日の午前8時45分にテストパターンを流して(アナログ)テレビ放送を開始。同年8月にはJNN に加盟した[ 注 10] が、MBCとしては「ニュースはJNN、一般番組はフリーネット」の姿勢であった。TBS とはその後、1967年 (昭和42年)10月13日に編成・報道・営業の3協定を締結している。
番組編成はKTS・KKB・KYTが開局する(1969年 (昭和44年)4月・1982年 (昭和57年)10月・1994年 (平成6年)4月)毎に大幅に変更され[ 注 11] 、現在では一般番組も、おおむねTBS系列 を中心に編成されている。
1961年 (昭和36年)10月に「ラ・テ兼営となった実態に即すため」として、社名をラジオ南日本 から南日本放送 へ変更した。
報道体制の強化・中継局の整備・KKBとの関係
1961年 (昭和36年)7月3日にローカルニュース番組の制作を開始。ラジオでも1967年 (昭和42年)10月からニュースの自主編集が開始された。1976年 (昭和51年)10月には夕方の30分ワイド番組『MBC6時こちら報道 』が開始された(現在はMBCニューズナウとして放送)。取材拠点は1968年 (昭和43年)の鹿屋を始めに、1970年代にかけて県本土の各所と奄美大島に設置された。
テレビ中継局の整備は1960年 (昭和35年)の鹿屋中継局 に始まる。ただし、鹿屋中継局は「宮崎放送の鰐塚山 送信所からのスピルオーバー による視聴者流出」への対策の意が強く、他の主要中継局は1963年 (昭和38年)から順次設置されていった。離島の中継局は1970年代に整備された。奄美大島 へは1977年 (昭和52年)に放送を開始し、与論島 にも1980年 (昭和55年)3月に中継局が設置された。同時に難視聴地域を対象とした微小局・ミニサテライト局 の設置も進められた。
1982年 (昭和57年)10月のKKB開局の際には社員出向や中継局の共同使用などの協力を実施。MBCとKKBの関係はさながら「兄弟会社」のようなものであった。現在もMBCはKKBに出資しており、関係は現在でも続いている。
8.6水害・日本の放送局初の気象予報業務許可、そして通常時終夜放送開始へ
1993年 (平成5年)8月6日の「平成5年8月豪雨(通称・8.6水害) 」では鹿児島市が甚大な被害を受けた。MBCの社屋も水没の危機に瀕し、社内に残ったアナウンサー、スタッフ、報道部員など社員一丸となって土嚢を積みバケツやモップによる必死の排水作業を続けかろうじてテレビマスター室の防衛に成功したが、同局が所有するラジオ中継車「ポニー号」3台とその他社用車の大多数を水没させた。幸いテレビ中継車および衛星中継車 ステージカーは、日置郡伊集院町(現在の日置市)でのゴルフ大会収録に出動していたため水没を免れた。
この日は細川内閣 成立に関する報道特番がJNNでは編成されていたが、MBCではMBCニューズナウの終了後引き続いて8.6水害に関する報道を随時挿入し、21時台のドラマ 『イエローカード 』を途中打ち切り後は翌朝まで報道を続けた。この報道姿勢は高く評価され『20世紀放送史』(日本放送協会・編、2001年)にも掲載されるほどであったが、MBCとしては「自ら気象情報を提供することはできたのか?」という課題が残された。これに対する答えが1995年 (平成7年)の気象予報業務許可(気象庁第41号)であった。鹿児島地方気象台の気象予報官(前田一郎)を出向で受け入れて各番組でMBC独自の予報を提供し、1998年 (平成10年)春からはフィラーとして日曜深夜を含めて天気予報を放送しているが、演奏所等の大規模修繕工事実施の際は停波を要するため休止[ 注 12] となる。なお、平常時(演奏所等の大規模修繕工事実施時を除く)における終夜放送の導入は南九州・沖縄地区の民放テレビ局13社[ 注 13] では初の試みである[ 注 14] 。
2001年以降
2002年 (平成14年)からは現在のキャッチフレーズ「ふるさとたっぷりMBC」を使用(テレビのみ2004年 (平成16年)・2005年 (平成17年)は「かごしまlife」)。同時期に開局50周年を迎えたことから、過去のドキュメンタリー番組を『アーカイブス50』として放送した。
2006年 (平成18年)12月に地上デジタル放送とワンセグの本放送を開始。2008年 (平成20年)の開局55周年記念事業「MBCウミガメプロジェクト」においてはウミガメ (男の子と女の子)のマスコットキャラクター「ユウ(遊海)」「ミウ(美海)」が設定された。名前は一般公募により選定された。2011年 (平成23年)7月24日にはアナログテレビ放送が終了し、同年11月までに城山送信所が解体された。
2013年 (平成25年)に開局60周年を迎えたことから、MBCではテーマ曲『見つめあうだけで』および「60」をあしらったムービングロゴを同年1月1日に制定した。『見つめあうだけで』は韓国のデュオ「HUE」が歌唱し、テレビではプロモーションビデオを一日の放送開始・終了 時などに同年末まで放送されていた[ 29] 。
なお、2009年 (平成21年)4月から1年間「MBCテレビ50 あの頃のふるさと」(平日23:55、[ 注 15] )、2012年度にも1年間MBCニューズナウ内にて過去の鹿児島のニュース映像を振り返るコーナーを放送しており、2015年 (平成27年)7月6日から「MBCアーカイブス あの日のふるさと」[ 注 16] (平日18:55)を放送するなど地域密着型の編成を行っている。
2014年 (平成26年)10月からは同局では14年半ぶりとなる夕方ワイド番組 『かごしま4 』がスタートした。
年表
テレビネットワークの移り変わり
社史・記念誌
南日本放送十年史 (南日本放送・編) 1963年(昭和38年)10月10日発行、301ページ[ 42] 。
MBC十五年の歩み (南日本放送・編) 1968年(昭和43年)6月23日発行、52ページ[ 43] 。
MBC二十年の歩み (南日本放送・編) 1973年(昭和48年)9月30日発行、64ページ。
生き生き25年 南日本放送のあゆみ (南日本放送25周年記念出版委員会・企画) 1978年(昭和53年)10月10日発行、143ページ。
未来を拓く MBC35年のあゆみ (南日本放送35周年記念出版委員会・企画) 1988年(昭和63年)10月発行、177ページ。
MBC50年の軌跡 (南日本放送・編) 2004年(平成16年)発行、277ページ。
MBC51~60年の軌 : 地域メディアとして (南日本放送・編)発行年不詳。
2004年から2013年が収録範囲。奥付に発行年月日の記載なし。2013年12月に運用されたイベント放送局 「奄美復帰60FM」に触れており、2014年発行と推測することはできる。
MBC61~70年の軌跡 ~地域の人々と喜怒哀楽をともに~ (南日本放送・編)発行年不詳。
2014年から2023年が収録範囲。奥付に発行年月日の記載なし。2024年2月の北薩AMラジオ中継局の休止を過去形で触れており、あとがきは「2024年3月3日」執筆としていることから、2024年発行と推測することはできる。
スタジオ・関連設備等
本社
本社は3つの建物に分かれており、此処では説明上「本館」「北別館」「南別館」とする。
第1スタジオ
テレビ制作用のスタジオ。本館内にある。放送会館の増築工事により、1969年 (昭和44年)にカラー放送対応のスタジオとして完成。以後、半世紀近くに渡ってMBCの歴史を見守ってきた。現在は「MBCニューズナウ 」・「ズバッと!鹿児島 」・「てゲてゲ 」等、定時ニュース以外の殆どの番組が此処で制作されている。また、選挙や記念特番も基本的に此処から(生)放送される。
ニューススタジオ(テレビ用)
南別館(1987年 (昭和62年)春に竣工)にあるスタジオで、報道センター内に設置されている。「MBCニューズナウ」も2006年 (平成18年)11月30日 まではこのスタジオから生放送されていた。現在も「かごしま24 」や「MBCニュース 」、気象情報は此処から放送されている。
第2スタジオ
ラジオ制作用のスタジオで、「スマイリー園田のLive Alive 」等の公開生放送の他、大人数での音声収録などに使用されている。本館にあり、こちらも1961年 (昭和36年)から使用されている。通常展望スタジオを利用する番組において、リニューアル工事や、大規模な不具合が起きた時の代替スタジオとしても利用されている。
展望スタジオ
ほぼ全てのラジオ生ワイド番組の放送を行うラジオスタジオで、MBCラジオのメインスタジオでもある。本館2Fにあり、近年設備が改装された。2010年 (平成22年)からはUSTREAMを使用したネット上の生放送も一部番組で行われている。
ニューススタジオ(ラジオ用)
テレビ用と同じく、報道センター内に設置されている。『MBC50ニュース 』(平日朝ワイドシリーズ内を除く)、『MBCニュース』(ラジオ版、定時放送に限る)、『歌のない歌謡曲 』[ 注 21] で使用される。
この他にもラジオスタジオが存在し、テレビのナレーション録音・ラジオ番組収録に使われている。
MBCホール
北別館7F(最上階)に設置された、中規模なホール。主にMBCユースオーケストラ や、年末の県民第九 の練習会場等として使用されている。
社員食堂「すずめ」
多くの社員が利用している。MBCの番組やHPでは何故か存在に触れられる事はあまりないが、元UMK の首藤真吾 が休暇で同期生の古山かおり を尋ねた際、同社のHP上で公開された[ 44] 。
玄関ロビー
地上デジタル放送開始に合わせ、2006年(平成18年)頃に改装された。一時期はスタジオ改装等の事情で、各番組の生放送・収録にも使われていた。なお、平成5年8月豪雨 では甲突川 の氾濫で冠水し、その様子がMBCのカメラを通して全国へ伝えられた。
本社以外
東京支社・薩摩川内支社・霧島支社・鹿屋支社・奄美支局には中継用の簡易スタジオがある。また、南日本新聞 編集局にも中継用のデスクが置かれている。
東京支社の簡易スタジオに関しては、ラジオ番組『日高正人の銀座ナマナマ天文館』の収録にも使われ、鹿児島の本社でリモート録音されている。
奄美地方にはラジオ名瀬中継局が存在し、同局にコールサインは割り当てられていないものの災害発生時など独自放送を行うことがある[ 注 22] 。この場合は基本的に鹿児島本社のスタジオから放送が行われている模様。
MBCメディアホール - 本社近くの「MBC開発ビル」4Fにあるホール。各種イベントに使用されているが、近年は此処でラジオ特番の生放送・収録を行う事も多い。
主なテレビ番組
2024年10月現在。
自社制作番組
MBCニュース (随時)
かごよんフライデー (金曜 15:49 - 16:50) - 2014年10月から2024年9月までは平日の帯番組『かごしま4』として放送していた。
MBCニューズナウ (月曜 - 金曜 18:15 - 18:55)
MBCごごナウ(月曜 - 金曜 15:40 - 15:49) - 2024年10月の改編で終了した『かごしま4』のニュースコーナーを引き継ぐ形となる。
MBCアーカイブス あの日のふるさと(月曜 - 金曜 18:55 - 19:00、再放送・月曜 - 金曜 4:55 - 5:00) - 2019年3月までは、『MBCアーカイブス 昭和のふるさと』として放送されていた。
ノーカットホテイソン(月曜 23:56 - 翌0:26) - お笑いコンビ・東京ホテイソン の冠番組。2024年10月より全20回放送予定。鹿児島県内各所を巡るいわゆる「街ブラ」番組。番組名の通り各回(26分20秒)をノーカット(疑似生放送)で撮影。全20回分の収録は番組開始前の2日間で既に終了している。「TVer」サービスでも配信[ 45] 。
てゲてゲ (水曜 19:00 - 20:00、再放送・日曜=土曜深夜 0:58 - 1:58)
どーんと鹿児島 (水曜 20:00 - 20:54、再放送・水曜=火曜深夜 0:55 - 1:50)
キニナルみなみ(金曜 9:55 - 10:25)
かごしま防災スイッチ(土曜 12:55 - 13:00)
さつま狂句 (日曜 6:05 - 6:15)
JNN九州・沖縄ドキュメント ムーブ (日曜 5:35 - 6:05、JNN九州・沖縄7局持ち回り制作)
新 窓をあけて九州 (日曜 10:00 - 10:15、JNN九州6局持ち回り制作)
世界一の九州が始まる! (日曜 10:15 - 10:30、JNN九州・沖縄7局持ち回り制作)
#かごしま(日曜 10:30 - 10:40) - 鹿児島県政広報番組。『ふるさとかごしま 』の後継番組として2023年4月2日開始。番組名は「ハッシュタグかごしま」と読む[ 46] 。
市民のひろば(第4日曜 10:45 - 11:00)
たわわのわ(日曜 11:40 - 11:45) - JA 鹿児島県経済連 の宣伝番組。
大隅あれこれ(日曜 14:54 - 15:00) - 大隅半島の話題を伝える番組。
わんぱくてれび(日曜 16:24 - 16:30) - 県内の幼稚園・保育園を取り上げる番組。『かごしま4』の番組コーナーとして放送していた時期がある。
かごしまドローンTRIP (日曜 22:54 - 23:00)
ダイドーグループ 日本の祭り (年1回)
おもしろ〇〇維新 - テレビ山口 (tys)と共同制作。明治維新150年(2018年)を機に年数回特別番組として制作、放送している。「〇〇」は取り扱うテーマにより異なり、第7弾(2022年9月14日放送)の場合は「おもしろ文明維新」となる[ 47] 。
TBS系列遅れネット番組
他系列番組
テレビ東京系列
その他
過去に放送されていた番組
自社制作番組
MBC経済フラッシュ(金曜 10:25 - 10:35)[ 注 23]
MBCテレビ50 かごしま今昔(月曜 - 金曜 5:40 - 5:55、過去に『奥様ワイド・MBCですこんにちは!』内にて放送されたコーナー「かごしま今昔」の再編集版)
mixx (木曜 24:20 - 24:50、再放送・土曜 25:43 - 26:13) - 2004年10月から2010年3月まで放送された深夜番組。『てゲてゲ』の前身にあたる。
MBCテレビ50 あの頃のふるさと(月曜 - 金曜 23:55 - 24:00) - 2009年度。
おはよう!グッデイかごしま - 2002年度に朝の情報番組『おはよう!グッデイ 』のローカル枠として放送。
ヒルタク - 2003年度。おはよう!グッデイの後番組の『ウォッチ! 』が当初ローカル枠を設けなかったために午前11時台に番組枠を移動。司会はMBCタレントの野口たくお (当時は野口拓男)。冠番組 であり、タイトルは「お昼の拓ちゃん」を略したもの。毎日ゲストを呼びトークを繰り広げる内容であった。
ウォッチ!かごしま - 2004年度に『ウォッチ!』が再びローカル枠を設け、MBCは当枠を『ウォッチ!かごしま』として差し替えた。司会は前年度に引き続き野口たくおが担当。
旬感テレビ (月曜・火曜・木曜 9:55 - 10:05、水曜 9:55 - 10:10) - 2005年 - 2006年度。ウォッチ!の後番組『みのもんたの朝ズバッ! 』がローカル枠を設けなかったため、番組枠を午前10時台に移動。土曜日は『ズバッと!鹿児島』として放送されており、2007年度に同番組に統合されるかたちで終了。
ズバッと!鹿児島 - 2005年度に土曜午前の情報番組として開始、2007年度に『旬感テレビ』を統合するかたちで平日を含む帯番組となる。平日版は2017年9月、土曜版は2018年9月にそれぞれ終了。
ひるかご(月曜 - 金曜 11:19 - 11:30) - 2017年10月 - 2023年3月。ひるおび (第1部)の直後に放送していた。
週刊1チャンネル - 2018年10月6日に『ズバッと!鹿児島』の後継番組として開始、2020年4月の改編で放送時間を土曜12時台に変更し、2023年9月30日まで放送。
旬感テレビ金曜版(金曜 9:55 - 10:25)
かごしま4 (月曜 - 金曜 15:49 - 16:50) - 2014年10月 - 2024年9月。夕方の情報番組。2024年10月の改編で金曜のみに縮小した上で『かごよんフライデー』に改題。
MBC6時こちら報道 - 1976年10月に開始した夕方の報道番組。『MBCニューズナウ』の前身番組となる。
陶山賢治の時の風 - 1997年から9年間土曜日18時に放送されていた報道番組。ミニドキュメンタリーを放送するコーナーが設けられ、複数の賞を受賞する原動力となった。
奥様ワイド・MBCですこんにちは!
ふれあいタウン・きゅーと55
みんなの学校元気な学校 - 特定の小学校を紹介する。
ふるさとワンダフル
椋鳩十 〜動く絵本〜
今日感テレビ (月曜 - 金曜 15:00 - 15:50、RKB毎日放送、長崎放送、大分放送と共同制作していたが、2006年9月に大分放送と共に番組制作とネット打ち切り)
生deココ (土曜 9:45 - 11:15、月1回)
5時からテレビ(月曜 - 金曜 17:00 - 18:00) - 1989年。
かごしま24 (月曜 - 金曜 23:55 - 24:10)
てゲてゲーミング(金曜 0:45 - 1:05(木曜深夜)) - 2018年10月 - 2024年6月。『てゲてゲ』の派生番組でゲームに特化。
鹿児島×北信濃 そらじかん(土曜 1:13 - 1:23(金曜深夜)、Goolight との共同制作)
ときめきワイド(木曜・金曜 10:20 - 10:30)
SunSunクッキング
素敵にクッキング
さたでー925
ふるさとかごしま - 鹿児島県政広報番組(2023年3月まで)。2020年度までは15分番組であったが、2021年度・2022年度は5分番組となった。
M症候群
TBS系列ローカルセールス
日本テレビ系
ほか
KYT開局まで放送されていた日本テレビ系の番組
火曜サスペンス劇場 (KTSより移行され、MBCでは初放送だった。1992年4月2日 - 1992年9月24日までの約半年間は『木曜サスペンス劇場』、1992年10月2日 - 1994年3月25日までの約一年半の間は『MBCサスペンス劇場』のタイトルで深夜枠に時差ネット)
全日本プロレス中継 (前身にあたる「日本プロレス中継」から継続して、本番組は日曜夕方に遅れネットで放送していたが、1975年4月よりKTSに移行。その後、1992年4月5日 - 1994年3月27日までの約二年間は、MBCに再移行され、日曜深夜=月曜未明に放送された。)
フジテレビ系
ほか
KYT開局まで放送されていたフジテレビ系の番組
サザエさん (1992年9月のフジテレビ系番販 放送枠廃止後も、この番組のみ、一社提供(複数者提供移行後は筆頭)スポンサーだった東芝 からの要請により、1992年10月4日 - 1994年3月27日は引き続き放送。KYT の開局に伴い、1994年4月3日からKTSに移行。それまでは『FNSの日 』内包時のみKTSで放送)
テレビ朝日系
ほか
KKB開局まで放送されていたテレビ朝日系の番組
モーニングショー
アフタヌーンショー (3時間後の15:00から時差ネット。参考までに、同じTBS・JNN系列の石川MRO、長野SBC、長崎NBC等も同時刻にネットされていた)
象印クイズ ヒントでピント(日曜10:00 - 10:30。遅れネットで放映)
八木治郎ショー (毎日放送制作、腸捻転解消 前。TBS系移動後は、後述の『土曜の朝に』が打ち切られた際、後番組の『いい朝8時 』からネット再開。)
おはようワイド・土曜の朝に (朝日放送制作、1982年3月27日打ち切り[ 注 29] )
新婚さんいらっしゃい! (朝日放送制作。腸捻転解消前は同時ネットで放映。腸捻転解消後は土曜22時へ、更にJNN報道特集の開始後は同23時へ移動。提供スポンサーの差し替えはなし)
パネルクイズ アタック25 (朝日放送制作。土曜 17:00 - 17:30)
霊感ヤマカン第六感 (朝日放送制作。土曜 14:30 - 15:00。尚、腸捻転解消前のTBS系金曜19:30からの放送時代は、翌週の金曜18:00から放送していた。腸捻転解消および番組の全国ネット復帰後は、左記の時間帯で約数週の遅れネット)
ラブアタック! (朝日放送制作、土曜正午→土曜12:30→土曜13:00。遅れネット)
三枝の国盗りゲーム (朝日放送制作、土曜 11:00 - 11:30)
暴れん坊将軍 (第1シリーズのみ)
火曜21時枠時代劇 (月曜21時に6日遅れで放送、KKB開局直前は火曜22時の枠)
必殺シリーズ (朝日放送制作。腸捻転解消前から放送。TBS系時代は水曜23時から、NETおよびテレ朝系へネットチェンジ後は火曜深夜へ移行。何れも数ヶ月程度の遅れネットだった)
テレビ東京系
ほか
その他
ラジオ番組
毎日5時起点の24時間放送を実施するが、日曜深夜・月曜の0:45-5:00(2024年4月以後。2023年9月までは『MUSIX (TBSラジオ) 』をネットしていたため4:00まで、2023年10月から2024年3月までは月曜2:15から5:00)は『ミッドナイトミュージック』と称してフィラー音楽を送出している(この場合でも、フィラー前に中継所紹介および日曜付放送終了告知がある。4時59分に放送開始<起点>用オープニング(周波数の読み上げはなく「JOCF 南日本放送です」の局名アナウンス程度)がある)。本社演奏所および隼人・紫原両送信所の大規模修繕工事の際は作業時間確保のため、ミッドナイトミュージックの時間が拡張(最長0時00分 - 5時00分)となる。この場合、一部の時間帯でテストトーン への置き換えあるいは停波のいずれかとなることがある。また、台風接近・通過中あるいは豪雨警戒中の際はフィラー音楽に乗せて当直のキャスター(アナウンサーあるいは報道部員)が各種情報を伝える。
2024年4月時点[ 49] 。
自社制作番組は太字 。
平日
週末
随時放送
特別番組
過去に放送された番組
平日
土曜日
きょうもさわやか おはようラジオ
二見いすずのさわやかワイド
瀬川洋一郎のお昼だヨ!
まことちゃんのガイドオンサタデー
只今安全運転中(1966年10月8日 - 1975年4月5日[ 注 39] )
日曜日
その他
さつま屋レディの館
今週の歌謡ベストテン
ミュージックジャック
それいけ城山
ニューライフサウンズ
ポムポムジョッキー
ムッちゃんのちえすといけ!ヤング
アニメでGo!Go!
ラジオ朗読劇「椋鳩十の世界」(木曜 17:15 - 17:25、2015年4月ごろ - 2021年3月24日)
いきいき鹿児島(木曜 18:50 - 19:00、? - 2021年3月24日)
横山欣司 のようこそ歌謡ワールド(? - 1990年、2005年10月1日 - 2022年3月)
ソララジ!(2022年4月 - 2024年3月、日曜 17:30 - 18:00)
鹿児島県内他民放ラジオ局と同時編成
2007年2月12日 の15時から55分間、MBCラジオ・県域FM局のエフエム鹿児島(μFM) ・コミュニティFM局 の鹿児島シティエフエム(フレンズFM)と「鹿児島の民放ラジオ3局」として初めて合同で番組を編成した。2008年、2009年も同時期に実施。
タイトルは「3WAVEパワーステーション ラジオだぜ! 男3人トークバトル」。MBCラジオからは野口たくお が、μFMからはDJ POCKY が、フレンズFMからは柳田弘志が出演[ 注 40] 。スタジオはμFMを使用し、メールアドレスのドメイン名 もμFMのものだったが、公式サイトはMBCのサーバーに置かれてあった。12日の放送時には各パーソナリティ が自己の担当する番組の企画を持ち込み(野口は「城山スズメ 」、DJ POCKYは"MUSIC POWER STATION feel the μzic DA!! "、柳田は「いいよね本舗」)、各放送局のジングル(フレンズFMのみ「いいよね本舗」のジングル)もそれぞれ放送された。また、これに先駆けて2月5日から9日までの12:12 - 12:17に情報番組を3局同時に放送した。
なお、MBCラジオとフレンズFMは2003年8月6日にNHKラジオ第1放送(鹿児島局)と同時編成を行ったことがある。また、NHKは公共放送 であり、鹿児島県に残り3つある(当時)コミュニティFM局(FMかのや、FMきもつき、FM志布志)はNPO団体(非営利団体 )であるため、民放 ではない。
MBCパーソナリティ
南日本放送のアナウンサー・ニュースキャスター・気象予報士・タレント(同局アナウンサーOGおよびポニーメイツOG含む)・ポニーメイツは「MBCパーソナリティ」と総称されている。
独自にポイント気象予報を出す認可を受けている(先述)ことから、ウェザーキャスター(専属気象予報士 )が多いのが特徴。
アナウンサー・ニュースキャスター
男性
1977年 古川廣生 (古川廣生の見た、聞いた昭和のヒットソングに出演。2011年 - 2014年はMBC学園に出向。)
1982年 采野吉洋 (愛称・アニメキング、うねがみ様)
1983年 城光寺剛(2004年9月までアナウンサー→東京支社記者→報道部→2022年4月 - キャスター、愛称・ジョー・フラメンコ )
1960年7月24日生まれ。1989年に「鹿児島がオレに惚れてるぜ」(山崎兼敏作詞、坂元政則作曲)でジョー・フラメンコとして歌手デビュー。
1999年 岡田祐介 (2022年7月よりアナウンス部長に就任)
2009年 岩﨑弘志
2013年 岩崎全智 (元高知さんさんテレビ 。2019年4月 - ニュースキャスター)
2020年 小薗秀汰 、佐々木武海
2023年 小野鼓太郎
女性
1982年 上野知子 (専任部長)
2002年 豊平有香 (2004年春まで記者、2014年4月 - 2016年12月まではニュースキャスター、2022年7月よりアナウンス副部長に就任)
2005年 美坂理恵
2006年 末永安佳梨 (2006年 - 2014年、2018年4月 - )
2019年 上塘百合恵 、玉谷愛
2022年 松﨑洋子 (元NHK契約キャスター)、坂元楓(元NHK契約キャスター)
2023年 田神沙羅
2024年 村田晏奈(前職は第24代宝くじ 幸運の女神)
元アナウンサー
○はフリー。※はアナウンス部長経験者。●は故人。
異動
1988年
1990年
1995年
下山英哉 ※( - 2003年8月31日、2017年4月 - 2022年3月。フリー→日本海テレビ アナウンサーを経て復帰、元アナウンス部長を歴任し、福岡支社に転勤)
2019年
村上隆二 (10月中途入社、- 2021年9月、報道部)
移籍
1960年
1992年
1995年
1998年
2007年
2014年
退社(MBCタレント移行者は除く)
男性
1953年
岩橋健正〇(10月8日 - 1956年11月13日、元NHK [ 注 41] →フリー、初代アナウンサー主任。「名作集朗読」、奄美 復帰時の生中継などを担当)
今村瑞穂(9月 - 1962年2月)
田口晶(9月 - 1982年9月、スポーツ実況、城山スズメ「花言葉の唄」選曲・第1回、薩摩琵琶 などを担当)
桐原久 ●(9月 - 、後に代表取締役社長[ 注 42] )
平山武光(9月 - 1987年)
1954年
時末芳一(6月15日 - 1979年5月14日、1958年3月より新設の報道部兼務を数年)
1956年
三浦雅夫(1月10日 - 1982年4月、「奥様ワイドMBCですこんにちは」などを担当)
1957年
喜田治男●(3月7日 - 1982年、1934年7月27日生まれ。在籍中の1973年4月 - 9月にTBS 報道部(JNNニュースデスク の司会進行を担当する為)、1982年 - 1997年にKKB (アナウンス部長。1990年より制作局長)、1997年度KYT へそれぞれ出向。KKB出向前は関西支社営業部長。後にBTVケーブルテレビ 顧問等を経て、2008年3月ですべての仕事を退いた。2021年7月25日に満86歳で死去)
1959年
横山欣司 ●(2月12日 - 1996年3月。MBC学園アナウンス教室講師、2023年12月28日に満88歳で死去)
1964年
安田勝英(1996年6月28日より取締役、2001年6月27日より常務)
1965年
中松禎夫( - 2002年定年退職、定年後も数年間はMBCニュース を担当)
1967年
1973年
浜平賢二●( - 1976年、その後は記者、1991年9月15日に42歳で死去[ 53] )
1976年
1979年
1986年
桐山隆 ( - 1997年6月、退社後は出身地の関西地方を拠点に、スポーツ実況などの分野でフリーアナウンサーとして活動。MBCラジオで同時ネットを実施している文化放送 制作の『ニュース・パレード 』にも、ラジオ大阪 担当分の取材・中継キャスターとして随時出演している)
2002年
2006年
2018年
女性
1953年
竹内陽子(9月 - 1959年9月5日、元NHK鹿児島放送劇団。「療養の友」、「明るい家庭」などを担当)
城鈴子(9月 - 1958年11月10日、元NHK鹿児島放送劇団。「療養の友」、「婦人の知識」、「私の好きな言葉」などを担当)
慶田悦子(10月11日 - 1955年11月5日、MBCの女性アナで初めてニュースを担当、現姓は柳田)
1970年
今村慶子(11月20日 - 1979年9月30日)
1973年
山野真理( - 1981年4月28日、現在は鹿児島市でアナウンス・マナー講師などを担当[ 54] )
1974年
植田美千代 (3月 - 2016年3月31日、退社後も2017年11月以降はMBC50ニュースを担当しており、2022年7月現在では月曜日と木曜日の午後を中心に担当)
1981年
後藤純子( - 1983年10月5日)
山縣由美子 ( - 1989年8月にアナウンサー、1997年 - 2014年8月にキャスター。1990年代には福岡でキャスター。→九州大学 理事)
1985年
徳永恭子( - 1988年1月26日)
山崎典子( - 1991年3月)
1986年
1988年
1991年
川畑千華 ○( - 1995年)
平原悦子( - 1997年9月)
1992年
1994年
1996年
1997年
1999年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2008年
2013年
2015年
原口奈菜( - 2019年9月30日[ 56] )
山口真奈 〇( - 2023年3月末)
2017年
2018年
元ニュースキャスター
異動
福山喬子(2001年 - 2008年2月、後に東京支社記者)
久保美紗恵 (2008年入社、2013年11月 - ?)
退社
陶山賢治 (1996年10月 - ?、元読売新聞 記者。MBC開発代表取締役社長)
柳佐知 (2013年11月 - 2018年3月)
執行真希 (2005年入社、2008年 - 2011年、2017年1月 - 2022年3月31日[ 57] )
気象予報士
ウェザーキャスターとして活躍
ウェザーキャスター以外の分野で活躍
MBCタレント
一部の人物は県内他局の番組にも出演。
男性
女性
柴さとみ
笹田美樹 (2022年7月現在では、ラジオ番組の城山スズメに出演)
榮德多賀子 (2022年7月現在では、テレビ番組のてげてげ、ラジオ番組では青だよたくちゃんの中継コーナーに出演)
太ゆうき
上園歩美
二見いすず (2022年7月現在では、ラジオ番組の二見いすずの土曜ラジオ、二見いすずのここが聞きたいドクタートークに出演)
山下美智代(2022年7月現在では、ラジオ番組の希望のリボン、城山スズメ内の快適生活ラジオショッピングに出演)
財津三奈(2022年7月現在では、テレビ番組のどーんと鹿児島に出演)
早稲田裕美子
赤岩瞳
今井由美子
濵田祐美
平山琴実
鶴園直子
有川幸
福留知恵
池ノ上里穂
川原田優華
元MBCアナウンサー
志摩れい子 (1967年 - 1995年、アナウンサー(1964年4月1日 - 1967年5月25日)。入社当時の名は有島裕子)
二見いすず(1985年8月 - 、アナウンサー(1977年4月 - 1985年7月))
宮原恵津子 (1985年10月 - 、アナウンサー(1980年 - 1985年9月27日)、2008年に本名の宮原悦子 より芸名を改名。2022年7月時点では、ラジオ番組のたんぽぽ倶楽部に出演)
元ポニーメイツ
山下美智代
今井由美子
笹田美樹
福留知恵
有川幸
赤岩瞳
鶴園直子
濱田祐美
柳原志穂
榮徳多賀子
平山琴実
上園歩美
赤塚里美
松下愛
池ノ上里穂
薗田彩
川原田優華
濵野莉世
岸良夕明
それ以外
財津三奈
柴さとみ(2022年7月現在では、テレビ番組では、かごしま4じ、週刊1チャンネルに出演)
早稲田裕美子
太ゆうき
元MBCタレント
遠山明男(μFMの開局を機に移籍。2024年現在も現役のμFMパーソナリティ)
瀬川洋一郎(初代MBCタレント。旧制第一鹿児島中 を出て、元NHK鹿児島放送劇団幹部・県教育庁職員。1960年代から2005年に亡くなるまで活動)
ダミアン・ヒル(2004年 - 2009年。オーストラリア 出身で、活動中はKYTの「県ナビ」初代ナビゲーターも兼務していた。タレント活動終了後も鹿児島市在住で、個人経営の幼児 向け英会話 教室の経営者[ 59] )
はた真弥 ( - 2010年1月28日)
猪俣睦彦 (タレント活動は1970年代ごろから2019年9月までで、終了直後の同年10月10日死去)
西ひろみ
田島奈緒子
山之内美子
上之園祐美
宮氣美保子
等多数
ゲストタレント
過去には女性もいた。
桂竹丸 (落語家 ・タレント)(2022年7月現在では、ラジオ番組のたけまる商店営業中に出演)
柳田弘志(映画館 支配人 )(2022年7月現在では、ラジオ番組のミュージックエクスプレスに出演)
ZEBRA
KODAI
元ゲストタレント
DJ EIJI (福岡ローカルタレント)
Zin
日高正人(シンガーソングライター)
宮井紀行 (シンガーソングライター)
ポニーメイツ
元リポーター
神田国光
除川理紗
面高亜沙美
2014年11月から鹿児島放送アナウンサー。MBC時代は報道部所属だった。
等多数
脚注
注釈
^ いったん使用を取りやめていたが、2020年 復活。
^ 静岡放送と九州朝日放送はロゴキャラクター なら採用しており、前者はキャッチロゴ の「6」にあたる部分がそれであり、後者はKBCグループホールディングス として放送持株会社 化して以降のCIであるシンボルマーク そのものがキャラクターである。局全体のPR 活動に用いられる自社版権 キャラクターも、静岡放送(パンパカパンツ ・パンパカくん)と中国放送(イマナマ! 、レオナルド・レモンチ)が持っている事例もある。
^ 親局のアナログ放送が1チャンネルであったことをそのまま引き継ぐ形となっている。TBS 系列ではHBC北海道放送 ・TBC東北放送 と同様で、西日本 では唯一の使用となっている。TBSテレビと同IDの6チャンネルは鹿児島県内のテレビ局では使用していない。九州地方でIDが1チャンネルの民間放送局は同局と福岡県のKBC九州朝日放送 (テレビ朝日系列)2社のみである。
^ KKBの送信所は、元はKKBの設立にMBCが携った関係で、土地・建物はMBCが所有している。
^ 開局当初は鹿児島市吉野町 にあったが、1986年に現在の場所に移転した。
^ 1981年4月改編時より出力をNHKの2倍に引き上げた事により、種子島 ・屋久島 方面でも良好に受信可能となった。
^ 現在は千葉テレビ放送 がJOCL-DTVとして使用している。
^ 1989年までは1557kHzだった。
^ 1990年代前半までは801kHzだった。
^ 『MBC50年の軌跡』では1959年8月17日とされている。
^ 1982年10月期は36%が新番組[ 27] で、1994年4月は全日で16.9%、ゴールデンタイムで40%の改編率[ 28] であった。この他にも1975年には大阪の朝日放送 (ABC)と毎日放送 (MBS) のネットチェンジ (腸捻転解消)で、いくらかの番組をKTSと交換している。
^ 直近では後述のとおり2022年3月14日の1時(3月13日25時)より演奏所主調整室の機器更新工事のため停波した。
^ ここでは鹿児島県・熊本県 ・宮崎県 および沖縄県 の4県に所在する13社を指す。
^ 2022年5月現在は鹿児島県内すべての民放テレビ局(鹿児島テレビ放送では2004年頃から同局同様の形態(ただし原則放送開始8分前から開始まではカラーバーを放送)、鹿児島放送ではお天気カメラに各種文字情報を流し、鹿児島讀賣テレビでは2007年12月より日テレNEWS24 のサイマル放送 による)で終夜放送を行っている。熊本県では同局より約2年遅れの2000年10月より熊本県民テレビ (日本テレビ系列 )でNNN24(現在の日テレNEWS24) のサイマル放送による終夜放送を開始(2006年 - 2009年は週末のみに縮小)し、宮崎県では民放局における終夜放送は終夜特番(FNSの日 ・24時間テレビ 「愛は地球を救う」 (いずれもテレビ宮崎 (フジテレビ系列 主体のクロスネット局 )で放送)ほか台風接近あるいは集中豪雨警戒中など)がない限り一切行っていない。沖縄県では2020年12月より琉球朝日放送 (テレビ朝日系列 )で環境映像による終夜放送 を開始した。2022年4月より琉球放送 でも天気予報を流す形態で終夜放送を開始した。
^ この他に地域別にクローズアップした30分の特別番組も月1回放送。
^ 2019年3月28日までは「昭和のふるさと」で、現在も放送中である。
^ 同年10月に宮崎放送 (MRT、当時はラジオ宮崎テレビ)がテレビ放送を開始したことに対する開局(宮崎放送は当時大隅半島 全域をカバーエリアとしていた)。
^ 他局及び現在の呼称は「阿久根中継局」。
^ MBC側は100kWの増力を求めていたが20kWに落ち着く。100kWの場合、民放局においては関東広域圏の3局のみで、NHKを含めても九州では2番目の大出力であった。20kWの場合も政令指定都市 を抱えない県の民放局では唯一である[要出典 ] 。
^ 2010年5月時点では「precious music 金曜日」の生放送のみ実施、ちなみに5月21日はライブ動画のみで無音での配信だったが、翌週の5月28日より音楽やCM部分を除く音声とライブ動画の同時配信となった。
^ 担当アナウンサーは、同番組から引き続き平日7時台のテレビ向けローカルニュースも担当。
^ 例としては平成23年台風第2号 発生時、夜間を中心に定時的に臨時ニュースを挿入している。
^ 現在は、かごしま4(上記)内の不定期コーナーで放送。
^ その一方で、1994年 3月までNNS に参加していたKTS は当大会 に参加していない。(他にNNS に加盟しながら当大会 に参加しなかった局はNST である。
^ ただし、同時ネットは第一次シリーズ最終作の『仮面ライダーストロンガー 』、正月特番の『10号誕生!仮面ライダー全員集合!! 』、第三次シリーズ1作目の『仮面ライダーBLACK 』と、前作『BLACK』の続編であり、昭和シリーズ最終作にあたる『仮面ライダーBLACK RX 』の4作品のみ。第二次シリーズ1作目の『仮面ライダー (スカイライダー) 』は未放映。同じく2作目であり、『スカイライダー』の本来の後番組にあたる『仮面ライダースーパー1 』は木曜夕方に遅れネットで放映された。
^ 当時、昭和第二次シリーズの「『スカイライダー』=未放映」、「『スーパー1』=遅れネット」という編成になったのは、MBCでは本来の放送時間である金曜19時台前半枠は、フジテレビ系列の『ズバリ!当てましょう』を遅れネットで放送していたためである。
^ 平成以降のシリーズは、腸捻転解消前(鹿児島では『仮面ライダーX 』まで)の昭和第一次シリーズと同様、テレビ朝日系の番組としてKKBで放送。
^ いずれも毎週月曜18時より約半年の遅れネットで放送されていたこともあり、「X」の最終回を放送したところでネットチェンジ 直前にまで差し掛かってしまい、本来「X」の後番組としてこの時期に半年間放送された『仮面ライダーアマゾン 』は未放映だった。
^ TBS系列では、長崎NBC、沖縄RBCも腸捻転解消後に本来の系列番組となった上述の『八木治郎ショー』を放送せず、同様の対応を取っていた。NBCは1980年10月、RBCは半年後の1981年4月から本来の系列番組の『いい朝8時』に切り替え、MBCも翌週の1982年4月3日からは同番組のネットに切り替えた。これにより、TBS系列における朝日放送テレビ制作土曜朝のワイドショー 枠のネットは終了となった。
^ 毎年鹿児島県立鴨池野球場 で行われていたロッテ 対巨人 のオープン戦 中継を東京12チャンネル→テレビ東京とMBCが共同制作(TX主管製作)で生中継(TXは録画再放映も)されていた。また系列外局でも生中継されることがあったが、TX経由での配信だったため、必ずしもMBCが属しているTBS系列とはならなかった。
^ 第2期に繋げるためのストーリー調整のため。
^ 番組表上は中断扱い
^ 2021年3月28日までは日曜9:30-10:00
^ 2021年3月28日までは日曜9:00-9:20
^ 2021年3月27日までは土曜17:25-17:40
^ a b 大規模修繕工事実施の際は作業時間確保のため休止の場合あり。
^ MBCと契約 しているスポンサーが絡むイベント の場合はそれらの一社提供 が殆どで、自治体 のイベントの場合は、自治体の事業者による複数社提供。
^ MBCでのネット開始をもって、文化放送版の空白地域は無くなった。
^ 30分番組。当初は午前11時15分開始。1973年(昭和48年)12月29日から午前11時10分開始。
^ この3人は2006年12月から3局合同の飲酒運転撲滅キャンペーンCMに出演していた。
^ 1940年入局。同期に藤倉修一 等。
^ ただし、社長に就任(1986年6月27日)して約半年後(1987年1月1日)に急死。
^ 現在は当局もネットする『ひるおび 』(TBSテレビ制作)のリポーターも担当している。
出典
参考文献
外部リンク
地上波 28局BSデジタル CSチャンネル 1 旧加盟局 関連新聞・スポーツ新聞社9 関連項目
脚注
1 加盟局が運営・出資する衛星放送 (CSチャンネル)2 旧TBSは2009年に現TBSに放送免許を譲渡。3 旧CBCは2014年に現CBCに放送免許を譲渡。4 OTV大阪テレビ放送は後にABCに吸収。OTV閉局当時はJNNが未発足であったが便宜的に記述。5 旧RKBは2016年に現RKBに放送免許を譲渡。6 旧MBSは2017年に現MBSに放送免許を譲渡。7 旧RSKは2019年に現RSKに放送免許を譲渡。8 旧BSNは2023年に現BSNに放送免許を譲渡。9 母体新聞社及び加盟局と友好関係のある新聞社。10 JNN系列局はないが、友好関係がある新聞社(過去に系列局を置く計画があったが、断念した)。11 TBSラジオ などが加盟するラジオネットワーク。12 旧称・TBSカンガルー災害募金。
加盟局 旧加盟局 関連項目
注釈
1 2005年に札幌テレビ放送(STV)はSTVラジオにラジオ放送事業と放送免許を譲渡・継承。2 2006年に旧ニッポン放送(フジメディアHD)は現ニッポン放送(LF)にラジオ放送事業と放送免許を譲渡・継承。3 2017年に第1次MBS(MBSメディアHD)は第2次MBSに放送免許を譲渡・継承。4 2018年に旧ABC(朝日放送グループHD)は朝日放送ラジオにラジオ放送事業と放送免許を譲渡・継承。5 2019年に旧RSK(RSK HD)はRSK山陽放送に放送免許を譲渡・継承。6 2021年に第2次MBSはMBSラジオに放送免許を譲渡・継承。7 2023年に旧BSN(BSNメディアHD)は現BSNに放送免許を譲渡・継承。8 2023年に旧KBC(KBCグループHD)は現KBCに放送免許を譲渡・継承。
加盟局 賛助会員 番組販売協力局 旧加盟局 旧番組販売協力局 制作番組
カテゴリ
県別一覧はデジタル放送 チャンネルID 順(NHKは総合テレビ のみ) NHK (公共放送 )民放 ・福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 関連組織
備考
民放テレビ局の網掛の凡例 ■ …NNN ・NNS 系列局、■ …ANN 系列局、■ …JNN 系列局・Gガイド ホスト局(通常は兼務)、■ …TXN 系列局、■ …FNN ・FNS 系列局、■ …クロスネット局 備考 1. ^ JNN系列のRKB毎日放送はかつては民放テレビ局はFNN・FNS系列局のみの佐賀県にもアナログGガイドの番組データの配信を対応していた 2. ^ FNN・FNS系列のSTSサガテレビはJNN系列局が存在しない地域のGガイドホスト局(デジタルGガイドのみ。かつてのアナログGガイドはJNN系列のRKB毎日放送が対応していた。) 3. ^ TOSテレビ大分はNNN・NNS系列、FNN・FNS系列のクロスネット局 4. ^ UMKテレビ宮崎はFNN・FNS系列主体でNNN系列、ANN系列とのクロスネット局 5. ^ FNN・FNS系列のOTV沖縄テレビはNNN・NNS系列との提携関係あり
配信局
日本放送協会 (NHK)北海道・東北 関東 北陸・甲信越 中部 近畿 中国・四国 九州・沖縄 全国 過去の配信局
注釈
NHKラジオ第1(地域別配信)とNHK-FM(全国配信)は「radikoプレミアム(エリアフリー聴取)」「radikoタイムフリー(過去1週間以内の聴取)」の対象外。