薩摩剣士隼人
薩摩剣士隼人(さつまけんしはやと、SATSUMA KENSHI HAYATO)は、鹿児島県のローカルヒーロー。自身を主人公とした特撮テレビドラマの名称でもある。 鹿児島テレビ(KTS)で日曜朝6時30分放送。現在「薩摩剣士隼人CHST」が放送されており、第一部完結編の再放送に加え、視聴者連動型企画『CHST(チェスト)』や制作中の新番組・薩摩剣士隼人シリーズ『巨人伝説サツマジン』の情報と新作映像も紹介されている。2016年4月10日からは登録制の、ファンがメールの指令に従い隊員として参加する連動型企画『クロス・ヒーロー・サツマ・チーム、通称CHST(チェスト)』も実施されている。2016年に天文館で行われた熊本地震への募金活動では47万4101円を集めた[1]。 2014年3月1日からは南日本新聞で毎日、薩摩剣士隼人の4コマ漫画が連載中。 鹿児島テレビ(KTS)では、2011年10月2日から第一部、2012年10月7日から第一部完結編、2013年1月6日からバラエティー番組『ひっとべ!ボッケモンランド』、2014年1月8日から第一話を除き第一部を再編集したダイジェストで放送する『黒潮激闘編に向けてー薩摩剣士隼人第一部もいっど!』、2014年4月6日から鹿児島の島々も舞台にした『第二部・黒潮激闘編』の前半にあたる内容と、その再放送、2015年6月7日から『わいもおいもボッケモン!』が放送された。2016年3月27日までは朝6時15分の放送で、2012年4月1日から2016年4月1日までは金曜深夜25時50分にも再放送されていた。2012年4月からは鹿児島テレビの情報番組「ゆうテレ」内で『薩摩剣士隼人のチェスト!鹿児島塾』にも出演していた。 岐阜放送では、2015年8月8日から10月31日にかけて土曜14時45分から『薩摩剣士隼人』第一部が第六話まで放送された。TOKYO MXでは、2015年10月8日から2016年3月24日にかけて毎週木曜日20時00分から「薩摩剣士隼人YOKADO!カゴンマ」が放送され[2]、エムキャスでも配信された。 キャッチコピーは「本格特撮仮面活劇」、「たぎる薩摩の風が吹く!」。 概要地上波での放送は、1話を1回分の放送で描く場合もあるが、1話を分割して複数週にわたって放送する場合が多い。第一部は2クール全25回放送予定の番組としてスタートしており[3]、その後も続編や派生番組が放送されている。 遊び心を持った原作者兼監督の外山雄大(とやまたけひろ)が友人たちと鹿児島をPRするローカルヒーローをつくろうと考案して2006年から企画が動きだし、起動に乗るまで時間がかかったことで2009年から本格的にプロジェクトが始動[3][4][5]。 公式ブログにおいて2010年9月7日に隼人が完成したことや[6]、同日、鹿児島市役所の観光課へ挨拶へ出向いたことが報告され[7]、2010年9月17日には薩摩剣士隼人プロジェクトのSRファクトリーが鹿児島市で運営するキャパルボホールでのマスコミお披露目会も開催。隼人とくぐり狐衆の立ち合いも披露され[8][9]、お披露目会の模様は2010年9月17日放送の、NHK総合情報WAVEかごしま、KTSスーパーニュース、KYT news every.、MBCニューズナウでも報道された。 2010年12月から撮影が開始されたが[4][10]、その時はまだスポンサーはゼロで放送局すら決まっておらず[11]、鹿児島県内のイベントなどに出演して知名度を高めた結果、スポンサーも予定を超える7社が協賛してのテレビ放送が実現した[3][12]。2011年4月に行われた天文館こどもフェスティバルでは、薩摩剣士隼人ショーと合わせ地上波放送決定記者会見も開催されている。 2015年8月8日からは、岐阜放送で毎週土曜日に字幕付きで放送開始。2015年4月に、岐阜県海津市で開かれた薩摩義士が木曽三川を改修した宝暦治水完工260周年を記念した治水神社の例大祭に薩摩剣士隼人とヤッセンボーが参加したのを取材に来ていた岐阜放送が興味を示し、それが縁で実現した。監督の外山は「鹿児島と岐阜の友好をより深めることに役立ってほしい」、岐阜放送編成部の大久保幸紀は「姉妹県である鹿児島の文化を岐阜県民が知るきっかけになれば」と語った[13]。 テレビ番組放送開始以前の2010年10月から現在に至るまでキャラクターショー活動を鹿児島県内各地で行っており、番組開始前から毎年イベント出演している妙円寺詣りや、同じく2015年まで七草詣などで毎年ショーを行っていた鹿児島護国神社[14]をはじめ、行政や商店街が開く各地のイベント、学校の文化祭や体育祭などにも多数出演している。また、2012年から「薩摩剣士隼人を応援する会」と一緒に毎年行っているサマーナイト花火大会のゴミ清掃活動のほか、児童養護施設などへの慈善活動も毎年行っており[15]、2015年9月には、鹿児島大学病院の長期入院小児病棟に隼人とつんつんが慰問。2013年にはピンクリボンかごしまとの限定コラボ商品も販売された。 タイトル名である「薩摩剣士」の由来は薩摩藩には有名な示現流という剣術があり、そこから名付けられ、「隼人」は鹿児島らしくということで薩摩隼人から名付けられている[16]。 背景アドベンチャーが維新ふるさと館から依頼された西郷隆盛の紙芝居を制作する仕事を請け負うにあたり、余り鹿児島の歴史を知らなかった監督の外山が、鹿児島の歴史を調べ始めたことをきっかけに鹿児島の歴史に興味を持ち、少しずつ薩摩剣士隼人の構想が固まっていく[17][18]。 ゆるキャラブームや、ネイガーなどによるローカルヒーローなど、地方発信のキャラクターが注目を浴びる中、オモチャキッドが日本で初めての帯番組での地方発信ヒーロー番組だったにもかかわらず、当時、金儲けや経営について頭になかったがゆえに経済的な流れを生み出せなかったという想いから、CM制作を行っている会社「ツーウェイズ」社長の小野大に酒の席で、鹿児島のヒーローものをもう一度やりたいと思っていることを話したところ、俺に営業をやらせてということになり[5]、九州新幹線全線開業に伴い、特産品や観光地、歴史、郷土文化などを楽しく分かりやすくPRしたいという思いからプロジェクトがスタートした[19]。 超神ネイガーや琉神マブヤーなどをビジネスモデルにしており、鹿児島の観光地を全国に向かってアピールし地域活性につなげる狙いがあるため、撮影は県内各地の観光地で行われ地元を再発見して欲しいという思いから映像に地元の人も知らないような美しい風景を入れての撮影も行われており[20]、隼人の登場シーンも舞台となる地域の伝統芸能である太鼓などで盛り上げており、その土地の特産品もボッケモンとして登場している。また、コアターゲットである未就学男児の子どもの心だけではなく男女、子供、若者、お年寄り、それぞれの立場から接点をもって楽しんでもらい幅広い全ての層の心をつかみ取り込む「全方位型プログラム」として設計されている。全方位型プログラムは、ゆるキャラも多く登場させ、かわいいと思ってもらうことや、アイドルユニットプリモゼを登場させる試みで、女性や若者の心をつかむ狙いもある。さらに歴史考証をNHK大河ドラマ「篤姫」において「篤姫紀行」で鹿児島関連のアドバイザーを務めた「東川隆太郎」が担当して[21]、話の設定に大石兵六夢物語を織り込んだり隼人が示現流で闘ったりと、郷土の歴史や郷土芸能、時代劇の要素も取り入れて地元住民との触れ合いも出すことで、高齢者も含む大人にも面白がってもらう狙いもある。 薩摩剣士隼人は、いろんな意味で鹿児島を元気になってもらうことを目的としているため、見てもらい元気になってもらう他に、いかに鹿児島にお金をまわせるかを意識しており、特産品を食べたり飲んだりして魅力を伝え、主題歌などについてもアマチュアも含め鹿児島で頑張っている人の歌を取り入れ採用しており、フィギュアも鹿児島の人間が原型を制作するなど、いろんな人たちを巻き込み鹿児島の魅力を全面的に伝えることを大事にしている[5]。 『仮面ライダー』に憧れて高校時代にショーのアルバイトでアクションを学んだ[22][23]という監督の外山は「本当に良いものを作って、行政や県民をどんどん巻き込んでいき、いずれは鹿児島県の経済に貢献できる大きなうねりを起こしたい[19]」、「鹿児島県内に住む人たちに、こんなおいしいものに囲まれ、こんな素晴らしい人たちに囲まれ、こういうところの、こんな素晴らしい場所に住んでいるんだよということをもう1回再認識してもらい、鹿児島をもっと全員で鹿児島県外にアピールして、結果的に経済の流れを生んで元気になっていけば理想的[24]」、「ご当地ヒーローの使命は、ふるさとを元気にして大きな経済の流れを生み出すこと。隼人は10年続けたい。鹿児島の魅力を集めたテーマパークをつくるのが目標[22][23]」、「(薩摩剣士隼人YOKADO!カゴンマ放送で)関東でも隼人やぐりぶーの知名度や人気が上がれば、物産展を開くときに集客力になり、鹿児島をアピールする力になれる[25]」と語っている。 統括プロデューサーの小野大は「現代の子どもや若者たちは、伝統芸能や郷土史、偉人たちの思想や暮らしの知恵など、鹿児島に受け継がれてきたすばらしいものに触れられる機会が少なく馴染みの薄いものになっている。『薩摩剣士隼人』では、それらがわかりやすく盛り込まれ、郷土の文化を楽しみながら身近なものとして感じてもらえるようにしている。県外の方が観れば鹿児島を好きになり、行きたくなる、そして地元の皆さんが観れば、鹿児島に住んでいてよかったと、自分たちの住む街が誇れるものであることを再認識できる[21]」、「まずマブヤーのように県民に愛されるヒーローが目標。10年後には、隼人たちと触れ合え、県内各地のご当地キャラクターや名産品を集めたテーマパーク「ボッケモンランド」建設を目指す」と語っている[3][18][26]。 南日本新聞2014年元旦の特集では[27]、鹿児島愛について語る対談で「鹿児島の良いところはいつまでも残ってほしい」と語る隼人にヤッセンボーが「今は変化の激しい嵐の時代。鹿児島の人口が減る中、知恵と工夫で力を合わさなければ、ただ鹿児島が好きでは良いところは残らない」と反論し、それに対して隼人が「良いチームワークなのにバラバラじゃもったいない。俺たちや若者がしっかり地域を繋げ鹿児島の良いところを守っていかねば」と語っており、監督の外山も「ご当地キャラも単体だとすぐ飽きられる。鹿児島には頑張っている人や良いところがたくさんあるが点のままだともったいない」と語っているが、テーマパーク「ボッケモンランド」について監督の外山は、鹿児島中のゆるキャラやボッケモンがパレードやショーを行い、地産地消のレストラン、ご当地ソフトクリームなどのご当地スイーツストリート、ご当地ラーメンストリート、アートマーケット、焼酎や温泉のパビリオン、薩摩切子や黒酢などの特産品のパビリオンなどに加え、ジェットコースター、観覧車などもある、ここに来れば食べたり触れたり遊んだりできて酒も飲め、鹿児島をもっと好きになる鹿児島版ディズニーランドのような混合パークを構想していると語っている[18][28]。 企画立ち上げ当初のスタッフは3、4人だったが、学生や社会人ら約20人が隼人を支えるようになった[24]。ショーなどイベントの仕事で土日祝日には動けないことが多いため平日に撮影を行うことが多いが、他に仕事や学業を持っているスタッフも多く、無理して休んでもらったりと負担をかける形で撮影を行っている[5]。撮影用のカメラはYahoo!オークションで入手したものを使用しており、ドリー撮影も専用の機材は高価なため車椅子を使用して撮影するなど工夫を凝らしている[18]。また、第一部の途中からアクション監督を務めている中島厚也は「東京と比べると人も機材も予算も少ないがコンピューターグラフィックスに頼り過ぎないアクションが作品のいいアクセントになれば」と語っている[27]。 隼人の刀に刃がないことについて監督の外山は、「元々小さいころはウルトラマンとかより怪獣が好きで、怪獣は何か悪いことしたかというとそうでもなく、怪獣は体が大きいだけという理由で出てくるだけで殺されてしまう。なんで怪獣って殺されるんだろう?正義のために戦わないヒーローものができないかという思いがずっとあり、戦う相手の命を奪わないという隼人の今のコンセプトに繋がった」と語っている[24]。また、監督の外山は2010年9月17日に放送されたKYT news every.の取材インタビューにおいて「敵をも仲間にしてしまう鹿児島の懐の広さみたいなものを剣というものを通して伝えていけたら」と語っており、統括プロデューサーの小野大は「隼人の愛刀には刃がない。刀と刀を合わせることはあっても人にあてて傷つけることは決してない。剣を交えることで魂をぶつけ合い、悪知恵を働かす者たちをも友として迎え入れる。相手を否定するのではなく、お互いが認め合うことで誰しもが自分の過ちや自分らしい生き方に気づいていく。世の中には様々な人がいて話す言葉も考え方も人それぞれ異なる。言葉を交わすだけでなく一緒に笑い、泣き、ぶつかり合う中でどんな相手でもいつしかお互いを理解しあえるようになる」と語っている[21]。 「心の剣に刃なし、道は交わり和を結ぶ」という決まり文句は原作者の一人である原田英樹が丸に十の字の紋から着想している[12]。 監督の外山は、頴娃町での第一部七話のしぶきの中で戦うシーンが一番気に入っており、撮影場所は番組作りのうえで唯一のこだわりで、監督の外山が自分の足で回って決めており[29]、数日間下見に行ったうえで有名な場所とあまり知られていない場所を入れるようにしているほか、指宿市では、菜の花の向こうで隼人が戦っているように撮るなど、季節や場所が伝わるように工夫している[30]。第一部十話で隼人とヤッセンボーが戦っていた場所は、日ごろは立入禁止区域になっている桜島の広場で特別に許可をもらい撮影しており、火山口に一番近い撮影現場は赤水展望広場[29]。 薩摩剣士隼人について監督の外山は「薩摩剣士隼人は始め、鹿児島の人に鹿児島をもっと好きになってもらいたいという想いで作っており、分からない言葉は両親、祖父、祖母、周りの大人に聞くコミュニケーションを大事にして欲しいという狙いがあった」と語っている。なお「今後薩摩剣士隼人を通じて鹿児島を全国や世界へ発信していくにあたっては標準語や外国語の字幕も必要なんじゃないかと感じている」と述べている[28]。 人気早朝の放送にもかかわらず放送開始直後から話題を集め、第一部三話の視聴率は2.5%を超え[31] 第一部の最高視聴率は3.7%に達しており[12]、テレビCMにはJA共済、NTTドコモ、イケダパン、寿福産業、サンクス[32]、南九州ファミリーマート、SAKODA、鹿児島ゴルフリゾート、薩摩酒造、奄美大島にしかわ酒造、三洋ハウス、トヨタカローラ鹿児島、ダスキン九州、鹿児島県酪農協同組合、デーリィ牛乳、太陽光発電のやまと、積善社 飛鳥会館、財宝、イベント・かごしま百円茶屋、宇宙航空研究開発機構・的川泰宣公認のゆるキャラ「はやぶさクン」と一緒にCM出演した映画「おかえり、はやぶさ」[33][34]、Kランド鹿児島、ふれ愛ランドリー、鹿児島県酒造組合、鹿児島県広報CM、ラジオCMにはJA共済、鹿児島県酪農協同組合、鹿児島県防犯協会、積善社 飛鳥会館、新聞の紙面や雑誌などの誌面では、新聞紙広告の護国神社や2012年7月に日替わりでボッケモンたちが毎日掲載された鶴丸高校同窓会などをはじめ、イベントなども含めた広告に多数登場しているほか、鹿児島テレビの2012年3月放送「おしゃべりサラダ」番組内の「まるごとサラダ」では、揚立屋の宣伝も行った。ちなみに、JA共済連鹿児島は地元の正義の味方というキャラクターが内容にピッタリという理由から交通安全を訴えるCMに起用している[12]。 鹿児島での人気を受け、インターネット上でも口コミで地味に話題が広まって注目を集めている模様で、最近の若者が使わないような鹿児島弁も飛び交う鹿児島アクセントな登場人物たちの会話に加え、日曜朝6時15分放送という時間帯もあり、中高年の間で最初にブームの火がつき、YouTube配信版と、その微妙なユルさからツイッターでの評判を通じて全国各地の鹿児島県出身者を中心に面白さが広まっていっているとのことであり[35]、msn産経フォト[36]や、Yahoo! JAPANの映像トピックスでも紹介されている[37]。また、子どもを持つ母親からの支持も、かなりある模様[31]。 YouTubeの公式チャンネルの配信動画は2012年3月時点で20万回以上再生され[12]、公式ホームページには県外からのアクセスも多く、次第にアクセス数が1日に5万を超えた日もあるようになり[31]、2012年2月時点でのアクセス数は1日5万件以上になっている[24]。また、公式ホームページ内には、「みんなが考えたボッケモンコーナー」、二次創作を投稿できる「ファンアートコーナー」、子どもたちが描いた似顔絵を投稿できる「よい子の似顔絵コーナー」、キャラ弁やフィギュアなどの写真を投稿できる「ハンドメイドコーナー」、「交流掲示板」などの、画像掲示板「ボッケモン広場」も開設されている。また、mixiにおいても、番組スポンサー企業のイケダパンや番組スタッフが、それぞれコミュニティを開設しているほか、ドコモのマチキャラでも薩摩剣士隼人が配信されている。 その人気ぶりから2012年2月には鹿児島県議会一般質問の場でも取り上げられ、薩摩剣士隼人の今後の人気活用法についての質疑に対して知事が薩摩剣士隼人を農産物のPRや教育に役立てていきたいと答えており[38][39][40]、同日のKTSスーパーニュースでも報道された[41]。 隼人が鹿児島中央警察署の安心・安全大使に任命されたのを期に、同署生活安全課の永池祐治課長代理が番外編(パート1)の脚本を考案。鹿児島銀行本店や署内などで行われた3度の収録を経て約2か月がかりで製作されテレビ放送された他、隼人らが出席した振り込め詐欺被害防止総決起大会でも番外編(パート1)のDVDが放映された[42][43]。 なお、あまりの人気に2012年4月から9月まで毎週日曜日朝6:15〜と毎週土曜日午前1:50〜の週2回ずつ再放送されており、2012年10月から2012年12月までは当初描きたかったところまで制作が間に合わなかったことから、さらに1クール延ばしたうえで[28]描ききれなかった謎を明かす第一部完結編[12][29][44]が放送された。2014年4月からは第二部 黒潮激闘編が放送[45][46][47][48]され、海運会社、航空会社、観光施設、コミュニティFMラジオなど島における多数の会社や団体が撮影に協力した。イベントの司会や番組のレポーターなど、アクション、スーツアクター、絵師、衣装製作補助、挿入歌、声優、ヒロインなどの出演者に関する募集も何度か行われ[49][50]、握手会やショーも鹿児島県内において頻繁に行われており[22][23]、ディナーショーなども行われている。また、コスプレや同人誌など薩摩剣士隼人だけの同人イベントも行われており、2013年5月のインターネットニュースサイト「ねとらぼ」でも今最も熱いローカルヒーローと紹介された[47]。2015年8月には讀賣新聞で「映像化された本格派」と紹介され[51]、2016年9月にはインターネットニュースサイト「Spotlight (スポットライト) 」で「シュールさ全開」と紹介された[52]。 エーコープ鹿児島の配送トラックには、JA共済の広告で薩摩剣士隼人がプリントされた車も走っている。2012年10月からは、鹿児島市内において薩摩剣士隼人がデザインされ青色回転灯付きパトカー風にラッピングされた市電「青パト電車・生活安全号」が運行されており、当初1年間の予定だったがさらに2年延長された[53]。2013年3月からは鹿児島市内や薩摩川内市内などで薩摩剣士隼人のラッピングバスが走っているほか[54]、FC鹿児島の移動バスはJA共済と薩摩剣士隼人がプリントされたものとなっている。 鹿児島県外では、2015年1月に東京都内の大型スーパー・イトーヨーカドー葛西店で行われた計4回の単独ショーでは各回約200人が訪れ、鹿児島出身者以外も多く、自作フィギュアを持参してきた者もいた[55]。2014年に全国のご当地ヒーローが集合したイベントでもトップ級の人気だった模様で、このことについて統括プロデューサーの小野は「よそは仮面ライダーや戦隊ものをイメージさせるものが多いが、隼人は剣士もので日本式のキャラクターなので、そこが受けるのでは」と話している[55]。 第一部完結編について監督の外山は「前半では鹿児島の良さを盛り込んだが、彼らが前を向いて生きていくための決着編として、鹿児島の風土的な良くない部分、暗部も含めて鹿児島というものを表現したい」と語っていた[29]。第二部は種子島[56]や屋久島、奄美大島などの島も舞台になり、泊り込みで島での撮影を行ったほか、アイくろや豪族武人熊襲たち新キャラクターだけでなく第一部に登場したボッケモンも登場しており、鹿児島県内外の企業や自治体が死蔵している、ゆるキャラも作品に参加させたいと語っていた[12][28][29][30]。 キャラクター展開鹿児島県内
行政イベント
鹿児島県外
日本国外
あらすじ南北600km、約600の島々がある南の国鹿児島には「ボッケモン」と呼ばれる精霊たちがおり、多くのボッケモンは人々と仲良く暮らしていた。
登場人物→詳細は「薩摩剣士隼人の登場人物」を参照
用語
関連楽曲オープニング曲
エンディング曲
挿入歌
イメージソング
放映リスト第一部
第一部完結編
ー黒潮激闘編に向けてー薩摩剣士隼人第一部もいっど!2014年1月8日から鹿児島テレビ放送で放送。第一部を、第一話から第九話はそれぞれ1話に、第十話は2話に短くまとめ、15分枠用に再編集したものが放送されている。新作の番外編も放送された。 ※再編集以外の回のみ表記
第二部 黒潮激闘編第一部同様、ボッケモン図鑑などのミニコーナーも時々放送されている。2015年1月からは第1話からの再放送が行われており、番組最後には時折30秒から3分程度のミニコーナーも放送されており、ミニコーナーの中には南日本新聞に連載されている4コマ漫画に声を付けた30秒の映像「薩摩剣士隼人4コマ劇場」が、2015年2月から番組終盤に不定期で放送されている。なお、第二部のオープニング映像は鹿児島キャリアデザイン専門学校映像科で撮影されている[197]。 ※2015年1月からは再放送のため、同時に放送されたミニコーナーのみ表記。
YOKADO!カゴンマTOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)で2015年10月1日から2016年3月24日にかけて放送された。個人スポンサーの募集も募った。2016年1月10日から3月27日までTOKYO MX2で日曜18時に再放送も行われた、再放送ともども、TOKYO MXのパソコンやスマートフォン向けサービス『エムキャス』でも配信された。 25分間の中で「薩摩剣士隼人(第一部)」(第十話までと番外編(パート1))と「うんまか!かごんま黒三昧」(「わいもおいもボッケモン!」(後述)で放送)、「かごしまプロモーション課長ぐりぶー物語」、「ボッケモン鹿児島弁講座」、隼人がグルメリポートをする「こいはうんまか」などが放送された[2]。番組の最後には「ヨカドネットカゴンマ」のコーナーで、ヤッセンボーが隼人を倒すための軍資金集め目的で設立した「ヤッセン商会」が、「見て下さいこのボディー!」「送料はヤッセン商会が負担します」などジャパネットたかたをパロディにしたような高田明風のプレゼンで商品の紹介。「こいはうんまか」などで登場した商品を視聴者に抽選でプレゼントしたり、時には通信販売も行った。 鹿児島弁の部分には字幕が付き、この番組では通常のCMとは別に、ボッケモンがスポンサー企業のPRをする番組内CMも放送された。ただし、再放送ではスポンサーのCMおよび前述のボッケモンによる番組内CMはカットされており、TOKYO MXの他番組のCMや、TOKYO MXのCM枠で多く放送される『ごはんかいじゅうパップ』『バリィさんのいまばり弁講座』に差し替えられていた。放送された内容はYouTubeでも配信。 2015年6月10日には鹿児島県庁2階ロビーで、鹿児島県観光化PR課課長も同席して、総監督の外山雄大、統括プロデューサーの小野大、隼人、ヤッセンボーが番組放送開始発表記者会見を行った[198]。 第一部(再放送2016)2016年4月から同年9月まで放送。第1話からの再放送だが、番組最後には隠れているボッケモンを探す映像「ボッケモンを探せ!」や、片手に隼人がなんこ珠を何本隠し持っているか当てる「今日のなんこ」のミニコーナーも不定期で放送されており、隼人とヤッセンボーがダスキングファミリー5人などと共演したスペシャル番組も放送された。中盤からのエンディングテーマは、尾堂公信が歌う「薩摩剣士隼人」にのせて隼人とつんつんが体操を踊る映像「みんなでおどろう!隼人体操」が放送された。 ※再放送のため、同時に放送された新たなミニコーナーのみ表記。
CHST2016年10月から放送。番組名は「薩摩剣士隼人CHST(チェスト)」。第1部完結編や特別編の再放送だが、今後放送予定の番組、薩摩剣士隼人シリーズ「巨人伝説サツマジン」に関する情報や映像などのミニコーナーも不定期で放送されている。 ※再放送のため、同時に放送された新たなミニコーナーのみ表記。
劇場版
プラネタリウム番組
派生作品群ひっとべ!ボッケモンランド
薩摩剣士隼人のキャラクターが出演するバラエティー番組。第一部完結編で、旅を続けるを両親に告げたコンコンが、鹿児島で頑張る人々の姿を狐一族に伝える様子を見せるコーナーがあるように、番組に登場するのは第一部完結編後のボッケモンたちである。 番組の各コーナーは、ボッケモンたちが幼稚園、保育園、学校、職場を訪問する「隼人がゆく」、濱野阜左子こと、ふさこばっばんによる案内と解説のもと鹿児島弁をボッケモンたちのショートストーリーで学ぶ「ボッケモン鹿児島弁講座(カゴンマベンコウザ)」、各地で活躍する女性がプリモゼとトークする「薩摩之歌姫プリモゼの部屋」、頑張っている鹿児島の人をコンコンが狐一族にレポートする「吉野狐コンコンの おのれかごんま人め!」、商店街などでアマンクロスと、彼を師匠と仰ぐハイテンションな「アマンむすめ」が黒酢を薦める「アマンクロスのクロスすっが商店街」、料理研究家料理研究家の本坊眞里子こと、まりちゃんと黒豚ヴィちゃんによる料理コーナー「ヴィちゃんのブイブイクッキング」など[201]。 薩摩剣士隼人第一部と同様、番組の最後には時折、ハンドメイド作品や似顔絵などを紹介する「おたよりコーナー」や、歌を流す「みんなで歌おう♪」も放送されている。また、薩摩剣士隼人の番外編が放送される回もある。
わいもおいもボッケモン!
鹿児島県の自治体や企業のキャラクターが中心となるストーリーや、演芸、4コマ劇場、グルメリポートなどのミニコーナーなどの番組。
薩摩剣士隼人のチェスト!鹿児島塾
2012年4月2日より鹿児島テレビ放送で放送中されていた、当初の番組タイトルは「げっきん!LIVE4 ゆうテレ」、2015年4月からは「まるごとかごしま ゆうテレ!」の番組内で放送されていた5分間のコーナー。ゆうテレ終了に伴い2016年3月21日まで放送された。薩摩剣士隼人が鹿児島の豆知識を、子供にもわかりやすく解説する内容になっている。2013年中盤からは南九州ファミリーマートプレゼンツ薩摩剣士隼人のチェスト!鹿児島塾となっており、コーナーの最後には薩摩剣士隼人いろは歌カルタの札を紹介することもあった。 2012年5月には特番として、第1回から6回までをゲストを交えて放送する30分番組、薩摩剣士隼人チェスト!鹿児島塾 総集編特別版が放送された。2012年11月19時からは、講師が南九州市について教える内容で、南九州市が番組スポンサーの1時間番組、薩摩剣士隼人チェスト!鹿児島塾 南九州市を学ぼう!が放送された。2013年1月3日からは隼人とヤッセンボーがゲスト出演して過去の回をダイジェスト放送しつつ番組最後に声優の尾堂公信が主題歌を歌う内容の番組「新春特集」が放送され、2014年と2015年も同日に新春スペシャルとして同様の正月番組が放送されている。
かごしまプロモーション課長ぐりぶー物語→詳細は「ぐりぶー § かごしまプロモーション課長ぐりぶー物語」を参照
2014年1月5日から3月30日まで南日本放送で放送された5分間のドラマ番組。「ぐりぶー」と「さくら」が主役のドラマだが、薩摩剣士隼人を制作しているボッケモンプロが制作を手がけ同じスタッフも多く、隼人やヤッセンボー一味も出演しており、新婚旅行の話は2014年8月に薩摩剣士隼人の番外編(パート8)「ぐりぶー&さくら らぶらぶ新婚旅行in徳之島」として放送された。 つんつんとコンコンのボッケモン放送局 ON RADIO
2013年7月1日より鹿児島シティエフエムで毎週月曜日18時45分から18時58分に放送されている13分間のラジオ番組。つんつんとコンコンが、リスナーからのおたよりを読みつつ、「大人に何でも聞いてみよう」、「あまくち!人生相談」、「聞いてよ!くらしの必殺技」などのコーナーを行ったり、ゲストを迎えてのトークを行う。 また、番組内では月1回、ひっとべ!ボッケモンランドのオープニング曲を歌うroddyの2人によるコーナー「roddyのロディーったらー」や、歯科医師を迎えてのコーナー「ワハハの先生 歯のハナシ」も設けられている。つんつん、コンコンというキャラクターによる子ども目線での日常的な疑問などを取り上げ子育て世代の親に向け有益な情報を届けたいという趣旨で制作されており[202]、放送後、YouTubeで配信も行われている。2014年8月にはタカプラで公開収録イベントを行っており、タカプラのボッケモンランドポイント引き換え特典として2015年3月にDVD化された。 スタッフ
松下瑞樹(松下瑞樹写真事務所)、野元博之
これらのスタッフ以外にも、地元自治体や企業、一般の協力者たちも多数、撮影に協力している。 キャストレギュラー・準レギュラー
ヒロイン等声の出演
参考出典
スーツアクタースーツアクターと声優は全て鹿児島の人が演じている[28][206]。基本的には、ヤッセンボーのアクションはアクション監督の中島厚也か、殺陣指導の田原竜太郎(インスタッフ)が担当している[29]。 薩摩剣士隼人プロジェクト薩摩剣士隼人を制作したプロジェクト委員会「薩摩剣士隼人プロジェクト(英:Hayato Project)」は鹿児島市内の民間4社、玩具のリサイクル運動を目的に誕生して南日本放送で2年間放送された特撮番組『オモチャキッド』の製作を手がけたイベント・着ぐるみ制作会社「アドベンチャー」[207]、広告会社「ツーウェイズ」、音楽会社「SR Factory(エスアール・ファクトリー)」、人材派遣・イベント運営企画会社「インスタッフ(旧:インスピリット)」で、初期費用として60〜70万円を出資した[10]。一話あたりの制作日数は、約10日[29]で、15分のテレビ放送1回分にかかる撮影は約5日間[30]。2012年半ばからは、統括プロデューサーでありツーウェイズ社長の小野大が代表取締役を務める株式会社ボッケモンプロの名前が関連する企業などの発表、薩摩剣士隼人関連商品や公式ホームページなどで新たに記載されるようになっており、第一部完結編のクレジットからも企画・制作・著作に薩摩剣士隼人プロジェクトだけでなくボッケモンプロの名前が、より大きく併記されるようになったほか、スタッフクレジットにおいて名前に括弧でツーウェイズやアドベンチャーと表記されていた者は会社名が表記されることがなくなっている。ボッケモンプロのホームページには、着ぐるみ制作依頼用ページのほか、ぐりぶー物語放送開始時期に開設された鹿児島のキャラクターまとめサイト「ボッケモンMAP鹿児島ご当地キャラマップ」のページが設けられている。なお、ボッケモンプロは薩摩剣士隼人オフィシャルウェブショップでの運営販売を行っており鹿児島県観光連盟のホームページにも会員として名を連ねているほか、ぐりぶー物語や、2015年開催「第30回国民文化祭・かごしま2015」に合わせて2014年11月からMBCテレビ「かごしま4」で毎回放送されている、カサリンチュが歌うテーマソング『タイムカプセル』に合わせて、ぐりぶーがご当地キャラや関係者と一緒に踊る週替わりコーナー「ダンスダンスぐりぶー 未来をつむごう!」の制作のほか、様々なイベントなどの仕事をはじめ、栃木県の「雷様剣士ダイジ」など鹿児島県以外のローカルヒーローにも携わっている。 運営資金は、イベント活動やグッズ販売の収益のほか、個人サポーター登録料として1口2千円からの寄付も募っており、薩摩剣士隼人プロジェクト事務局の口座への振込み形式をとっていたが、ボッケモンプロの薩摩剣士隼人オフィシャルWEBショップ開設後は同WEBショップでの個人サポーター会員証のページで受け付けている。どちらも公式ホームページ上に個人サポーターとして会員番号と名前を掲載することができる。 なお、フジテレビのテレビドラマガリレオスピンオフドラマ「タガーリン」第7話では柏木由紀がピンク色をしたコンコンのTシャツを着て登場しており、その回の番組エンドクレジットには衣装協力として「薩摩剣士隼人プロジェクト」が名を連ねている。 配信鹿児島県以外でのテレビ放送は行われていないが、制作プロジェクトがYouTubeに公式チャンネルを作っており、地上波で放送された本編およびひっとべ!ボッケモンランドなどが第1話から最新話までが配信されており、ネットを使って鹿児島県以外の地域でも視聴が可能になっている。YouTube配信版は、地上波放送で複数週に渡って放送していた一話分をつなぎ合わせて完全版という形で配信している回も多いため、次回配信までの期間は数週間以上になることも多い。本編におけるネット配信版では前回のあらすじやボッケモン図鑑、さつま隼人紀行(撮影に使われた観光名所の特集)、おたよりコーナー、みんなで歌おう♪(カラオケコーナー)がカットされている。ひっとべ!ボッケモンランドでは、おたよりコーナーなども配信されており放送されたものとほぼ同じ内容となっている。 グッズ・関連商品
映像ソフトボッケモンプロからDVDが発売。第一巻と第二巻は特典映像も収録されており、第一部完結編が収録されている第三巻はテレビ未放送のシーンが追加されたディレクターズ・カット版となっている。
関連CD
ゲーム、アプリ
単発出演テレビKTSにおける番組放送開始前、開始後を問わず、NHKも含めイベント出演の様子が県内各テレビ局のニュースで何度も取り上げられている他、KTSでの番組放送開始後もMBCやKKBのテレビ番組に生出演するなど、放送局の垣根を越えて活躍している。
映画
ラジオ
雑誌など
新聞各紙では、南日本新聞で、2012年3月9日付「「私のおもてなし宣言!」大好き鹿児島」、2012年6月19日付「南風緑[260]」、2012年8月29日付でカラー紙面2面分ほぼ丸ごと掲載されたJA鹿児島県経済連鹿児島の黒牛ヒーロー・鹿児島黒牛 ギュージンガー・ブラックとの対談「かごしまを造る未来をツクる薩摩剣士隼人×鹿児島黒牛ギュージンガーブラック鹿児島2大ヒーロー紙面特別対談 強く優しく、そしてたくましく[261]」、カラー写真付きで2面にわたり、第二部の主な登場キャラクター紹介、隼人&ヤッセンボーの新春対談、撮影ルポが写真付きで掲載された2014年1月1日付「地域つなぐヒーロー薩摩剣士隼人に迫る」[27]、4コマ漫画連載2年目突入を記念してカラー1面で特集された2015年2月26日付「4コマ漫画熱く2年目へ 広がる人気海を超え[55]」、巨人伝説サツマジンの撮影、合成、編集を鹿児島キャリアデザイン専門学校・TV映像音響科の学生と共同で行う様子を取材した2016年9月11日付「薩摩剣士隼人の撮影侵入してみた[262]」ほか紙面で多数取り上げられているほか、西日本新聞、読売新聞、毎日新聞、朝日新聞、産経新聞、熊本日日新聞、秋田魁新報、茨城新聞、日刊警察新聞、鹿児島建設新聞でも関連記事が掲載された。 2014年3月1日からは南日本新聞紙面で毎日、薩摩剣士隼人の4コマ漫画が掲載されており、1年間で40人近くが原作者や描き手として日替わりで執筆している[55][263][264]。日々描き手や作者が入れ替わる新聞連載漫画は珍しいが、鹿児島の描き手たちに発表の場をつくってもらうのが企画者たちの当初からの目的の1つ。描き手は鹿児島在住の学生、フリーター、イラストレーター、デザイン事務所経営者、ボッケモンプロのスタッフ、会社員、漫画による街おこしなどに取り組む「マンガプロジェクト鹿児島」のメンバーなどで、年代も10代から50代までと幅広い。漫画好きだが4コマ漫画制作は初めての人ばかりで、本業、学業、家事をこなしつつ時間をやり繰りしながらネタの材料探しに苦労しつつボッケモンプロとやり取りしながらの創作だが、やり直しやボツも少なくない[55]。2015年2月からは、この4コマ漫画に声を付けたものが番組終盤に不定期で放送されており、南日本新聞ホームページでも公開される[55]。 その他
参考文献脚注
関連項目外部リンク
※旧・公式リンク
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