国道476号
国道476号(こくどう476ごう)は、福井県大野市から敦賀市に至る一般国道である。 概要国道では唯一、福井県内で完結している路線である。平成の大合併以前は、足羽郡美山町、今立郡池田町、南条郡今庄町の沿道3自治体がR476ふるさとづくり推進協議会を立ち上げ、「ふくい湯けむりそば街道」と称して当地の共通点である蕎麦、温泉、スキー場を活用して地域振興を図った[1]。 大野市内では越前大野駅前や越前大野城近くなど市街中心部を東西に貫いており、「六間大通り」の通称があるが、六間大通りの結ステーション前交差点とめいりん南交差点の間は国道指定されておらず、一本北側への迂回形状となっている。この区間の直線にはかつて道路がなく、大野市有終西小学校の先代校舎が建っていたところを同市が移転・跡地整備し市道としたもので、催事により車両通行止とすることがある。 また池田町は同県内において高規格道路の計画がない唯一の市町であり、本路線は一般国道の417号や主要地方道の福井県道2号武生美山線などとともに町外とを結ぶ道路網の基幹を担っている。 敦賀市区間の一部は国鉄北陸本線の旧線敷を利用しており、新保駅跡や拡張された獺河内トンネル、車道迂回路を設けて歩道となったことで馬蹄形の原型をとどめている樫曲トンネルなどがある。また終点近くの天筒橋は同じく廃止となった北陸本線貨物支線(敦賀港線)を越えるものであったが、路線廃止後も隣接する天筒山トンネルの地上高の関係から存続している。制定当初の国道476号は敦賀港線と平面交差し氣比神宮の南縁を経て大鳥居が建つ神宮前(現・気比神宮)交差点に至っていたが、先述の天筒山ルートに切り替わって終点も曙交差点へと移っている。 路線データ一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史年表
路線状況バイパス
別名・通称
重複区間道路施設トンネル不通区間
冬季通行不能区間
地理通過する自治体交差する道路
峠脚注注釈出典
関連項目外部リンク |
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