国道341号
国道341号(こくどう341ごう)は、秋田県鹿角市から由利本荘市に至る一般国道である。 概要国道341号は県中央内陸部と鹿角市・十和田湖を結ぶ幹線道路ではあるが、玉川温泉 - 鹿角澄川間が県内有数の豪雪地帯のため冬季閉鎖をし、玉川温泉 - 宝仙湖までは冬期間は関係者と路線バスのみ通行可能になっている。この区間は、試験的に除雪を実施し通年通行を模索している。 路線データ一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史現行の道路法(昭和27年法律第180号)に基づく一般国道の路線として、1974年(昭和49年)11月12日政令第364号の公布によって第3次追加指定され、翌1975年(昭和50年)4月1日施行によって国道になった路線である。最初の国道指定では、鹿角市 - 仙北郡田沢湖町(現:仙北市)を結ぶ路線であったが、仙北市以南は、1992年(平成4年)4月3日政令第104号の一般国道の路線指定公布、翌1993年(平成5年)4月施行で延伸された区間である。 1975年(昭和50年)に国道に昇格した仙北市以北は、早くから道路改良が着手された区間であるが、1993年(平成5年)に延伸された区間で、特に秋田市雄和地区 - 由利本荘市岩城地区の高尾山越えは、当初、1車線の未改良ダート区間が残されていた[5]。この区間は、1990年代半ば頃に全区間舗装されている[5][6]。 年表
路線状況仙北市田沢湖地区から大仙市協和地区の約44 kmにわたる区間は、路線の大部分が国道46号と重複する。また、由利本荘市の日本海に面する神沢 - 終点・井戸尻の約12 km区間は国道7号と重用する。 秋田市雄和女米木 - 由利本荘市岩城滝俣の雄和高尾山越えの区間は、対向車とすれ違い困難な道幅で、路面には無数の石ころや堆積した落ち葉があったり、道路の両側から夏草が覆い被さるように生い茂るなど、いわゆる酷道区間となっている[9]。由利本荘市の郊外、生活道路になっている岩城亀田大町 - 神沢の区間は道路幅が狭く、バス通行が多い[9]。 重複区間
道路施設橋梁
地理通過する自治体交差する道路
脚注注釈出典
参考文献
関連項目外部リンク |