旭川紋別自動車道
旭川紋別自動車道(あさひかわもんべつじどうしゃどう、英語: ASAHIKAWA-MONBETSU EXPWY[1])は、北海道上川郡比布町から紋別市に至る国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路)(B路線)である。国道450号に指定されている。略称は旭川紋別道(あさひかわもんべつどう)、旭紋道(きょくもんどう)。 高速道路ナンバリングによる路線番号は、「E39」が割り振られており[2][3]、北海道で最初に高速道路ナンバリングが付与された標識が設置された[3]。 概要以下の一般国道と並行しており、これらの道路のバイパス的役割を担う。 2007年(平成19年)11月13日に国土交通省は高規格幹線道路の未着工区間の2,900 kmを対象に各区間ごとに費用対効果の評価を行った。その結果、遠軽 - 紋別間は3段階評価で最も低い評価である「グループ3」に分類された。これを受けて、今後の整備の方針として車線数を計画の4車線から2車線に減らし、既存道路の一部を活用するなど一定の見直しを行うこととなった。 国道450号政令で指定されている起終点間を連絡する道路が旭川紋別自動車道のみであり、国道450号の一般道路は存在しない。このため、国道450号に係る項目についても本項で述べる。 一般国道の路線を指定する政令[4][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
事業名旭川愛別道路
愛別上川道路
上川上越道路
上越白滝道路
白滝丸瀬布道路
丸瀬布遠軽道路
遠軽上湧別道路遠軽IC - 湧別町(旧上湧別町)間の約11 kmについては、2019年度(令和元年度)に概略ルートおよび構造の検討(計画段階評価を進めるための調査)が開始され[13]、2020年(令和2年)の2度の道路計画に関する意見募集(アンケート・ヒアリング調査)を経て、2021年(令和3年)2月に約14 kmを全線別線ルートで整備する方針が示された[14]。 2021年(令和3年)3月、遠軽上湧別道路 (13.8 km) の新規事業化が承認され[15]、遠軽町豊里 - 湧別町南兵村一区の間に遠軽IC、遠軽中央IC、上湧別IC(いずれも仮称)が設置される見込みである[16]。
湧別町 - 紋別市全線(約22 km)が計画中であり事業化されていない。この計画区間は国道238号と並行しており、この区間の一部(14.1 km)では2009年(平成21年)から防雪対策や交通安全対策を行い、旭川紋別自動車道の機能の一部を当面代替させる国道238号紋別防雪事業が進められている(2024年度全線開通予定)[19][20][21]。 インターチェンジなど
歴史
開通予定年度
路線状況車線・最高速度・料金
主なトンネルと橋
※ 全線対面通行(暫定2車線) 交通量24時間交通量(台)道路交通センサス
(出典:「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」・「令和3年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)
管理者
地理通過する自治体接続する高速道路脚注注釈出典
関連項目
外部リンク |
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