那覇空港自動車道
![]() 那覇空港自動車道(なはくうこうじどうしゃどう、英語: NAHA-AIRPORT EXPWY[1])は、沖縄県にある高速道路(高規格幹線道路)である。国道506号の自動車専用道路。略称は那覇空港道(なはくうこうどう)、空港道(くうこうどう)。 沖縄県中頭郡西原町の西原JCTで沖縄自動車道から分岐して、沖縄自動車道と那覇空港を結び、沖縄本島の高速交通体系の形成や、那覇都市圏の交通を支える幹線道路網の骨格をなす。延長約20 km。 高速道路ナンバリングによる路線番号は、沖縄自動車道とともに「E58」が割り振られている[2][3]。 概要
下記の区間に分けられる。 小禄道路小禄道路は、那覇空港IC(仮称、那覇市) - 豊見城・名嘉地IC(豊見城市)の区間。全区間未供用。なお同じ区間を並行して通っている小禄バイパス(国道331号)とは別路線。 2011年度に事業化された。この路線が開通すると、那覇空港と沖縄島北部とのアクセスが飛躍的に向上することが予想される。小禄道路の起点側は、2011年8月に開通した那覇西道路と接続されることになる。 豊見城東道路豊見城東道路は、豊見城・名嘉地IC(豊見城市) - 南風原南IC(南風原町)の区間。 当初より料金は無料である。暫定2車線のため混雑しやすい状況にあったが、南風原南IC - 豊見城・名嘉地ICのほぼ全線で4車線化され、混雑は現在解消している。 南風原道路南風原道路は、南風原南IC(南風原町) - 西原JCT(西原町)の区間。 総事業費は約840億円で、公共事業費などを除く日本道路公団が負担した費用は約29億円(主に路面舗装費用)である。 九州・沖縄サミットの開催に合わせて、2000年6月28日に全線開通した。4車線で、最高速度は時速80 km/h。那覇空港道の唯一の有料区間だったが、予想以上に収益が良いため当初の償還予定より30年以上前倒し、開通後9年弱の2009年3月28日午前0時より無料開放された[4]。 国道506号としてのデータ
一般国道の路線を指定する政令[5][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
インターチェンジなど
沿革
開通予定年度交通量24時間交通量(台) 道路交通センサス
(出典:「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」・「令和3年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成) 地理通過する自治体接続する高速道路路線バスやんばる急行バスが全区間、那覇市街や浦添市などを経由しない一部の急行便に限り通過している。 脚注注釈出典
関連項目外部リンク |
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