国道374号(こくどう374ごう)は、岡山県備前市から津山市に至る一般国道である。
概要
岡山県の東部で瀬戸内海に面する備前市の国道2号分岐(伊部東交差点)から北へ、県の東部域を南北に縦断して、同県内陸に位置する津山市の国道53号交点(新河辺交差点)と結ぶ、岡山県内で完結する延長約64.7キロメートル (km) の路線で、主な通過地は、和気郡和気町、美作市、勝田郡勝央町である。美作 - 終点・津山間は、国道179号と重用しており、単独となる実延長部は、起点・備前 - 美作間の区間である。地域高規格道路として、中国自動車道と一体となって整備が進められている美作岡山道路の湯郷温泉IC - 勝央JCT間は、国道374号の自動車専用のバイパス道路でもある。南部の和気郡和気町内では、和気ICで山陽自動車道と結ばれており、中国・山陽の各自動車道へアクセスする道路としても機能する。全体的には中国山地から瀬戸内海に南流する吉井川や支流の吉野川がつくる谷に沿って道筋があり、沿線には湯郷温泉をはじめとする温泉地が点在する。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
路線状況
重複区間
- 国道484号(備前市伊部・伊部東交差点(起点) - 赤磐市福田)
- 国道179号(美作市入田・入田交差点 - 津山市河辺・新河辺交差点(終点))
道路施設
橋梁
- 原橋(初瀬川、和気郡和気町)
- 入田橋(初瀬川、和気郡和気町)
- 初瀬橋(初瀬川、和気郡和気町)
- 金剛大橋(山陽本線・岡山県道395号和気熊山線・金剛川、和気郡和気町)
- 鵜飼川橋(鵜飼川、和気郡和気町)
- 周匝橋(吉井川、赤磐市[注釈 5] - 和気郡和気町[注釈 5] - 久米郡美咲町[注釈 5])
- 長内川橋梁(美作市、美作岡山道路区間)
- 下大谷大橋(美作市、美作岡山道路区間)
- 鷺湯橋(さぎゆばし、吉野川、美作市)
- 小矢田黒土高架橋(滝川、勝田郡勝央町、美作岡山道路区間)
- 勝間田大橋(滝川、勝田郡勝央町)
- 高取橋(高取川、勝田郡勝央町)
- 新大渡橋(広戸川、津山市)
トンネル
- 湯郷第1トンネル:延長852 m、2010年(平成22年)竣工、美作市(美作岡山道路区間)
- 湯郷第2トンネル:延長287 m、2007年(平成19年)竣工、美作市(美作岡山道路区間)
- 明見(みょうけん)トンネル:延長108 m、1984年(昭和59年)竣工、美作市(国道179号重複区間内)
並行する旧街道
地理
通過する自治体
交差する道路
交差する鉄道
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
国道374号に関連するカテゴリがあります。
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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