2025年エミリア・ロマーニャグランプリ
2025年エミリア・ロマーニャグランプリ(英: 2025 Emilia Romagna Grand Prix、正式名称: Formula 1 AWS Gran Premio Del Made in Italy E Dell'Emilia-Romagna 2025[1])は、2025年のF1世界選手権の第7戦として、2025年5月18日にイモラ・サーキットで開催された。 背景
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フリー走行FP12025年5月16日 13:30 CEST(UTC+2)[注 3] (特記のない出典:[17])
本年より追加されたピレリの「C6」タイヤが本GPで初採用され[注 4]、各車C6を試しつつの走行となった。その中でもオスカー・ピアストリとランド・ノリスのマクラーレン勢が1-2を占め、カルロス・サインツが3番手に続いた。トップタイムのピアストリから5番手のルイス・ハミルトンまで0.1秒以内で、最下位のエステバン・オコンまで1.1秒差と接近している。残り2分でガブリエル・ボルトレト(キック・ザウバー)がクラッシュしたため赤旗が出され、そのままセッションは終了した。 FP22025年5月16日 17:00 CEST(UTC+2) (特記のない出典:[18])
ソフト(C6)タイヤでスタートしたのはルイス・ハミルトンとフェルナンド・アロンソのみで、他の18台はミディアムタイヤで決勝に向けたロングラン走行を始めた。一旦予選想定のソフトタイヤを挟み、再び決勝想定でミディアムタイヤを使用した。残り8分でアイザック・ハジャーがスピンを喫し、ターン4のグラベルに飛び出してタイヤバリアにぶつかった。ハジャーはコースに戻れず赤旗が出され、残り2分でセッションは再開されたが、各車スタート練習のみでセッションを終えた。このセッションでもマクラーレン勢の優位は揺るがず、ピアストリとノリスが1-2番手を占め、3番手のピエール・ガスリーに0.2秒差をつけた。 FP32025年5月17日 12:30 CEST(UTC+2) (特記のない出典:[19])
ノリスがトップタイムを記録し、前日のFP1、FP2同様マクラーレン勢が1-2番手を占めた。セッション後半は路面温度の低下でソフトタイヤでもタイム更新ができなくなり、マックス・フェルスタッペンはミディアムタイヤでマクラーレン勢に続く3番手タイムを出している。 各セッションの順位
予選2025年5月17日 16:00 CEST(UTC+2) (特記のない出典:[23])
オスカー・ピアストリが今季3回目のポールポジションを獲得した。チームメイトのランド・ノリスは4番手で、2番手のマックス・フェルスタッペンと3番手のジョージ・ラッセルがマクラーレン勢の間に割って入った。今季不振だったアストンマーティン勢やホームグランプリを迎えたレーシングブルズのアイザック・ハジャーがQ3進出を果たす一方、同じくホームグランプリを迎えたフェラーリは2台ともQ2で敗退し、初の母国グランプリを迎えたアンドレア・キミ・アントネッリもQ2で敗退した。角田裕毅はQ1最初のアタックでクラッシュを喫してタイムを記録できず、同セッションの終盤で今季初出走のフランコ・コラピントもクラッシュを喫した。コラピントのクラッシュによりQ1は終了となったが、赤旗が出されたタイミングでオリバー・ベアマンがQ2進出相当のタイムを記録した件について検証が必要となったためQ2はディレイされ、検証の結果ベアマンは赤旗掲示後にタイムを記録したと判断され19番手のままQ1敗退、15番手のガブリエル・ボルトレトがQ2に進出した。 予選結果
決勝2025年5月18日 15:00 CEST(UTC+2) (特記のない出典:[31])
2番手スタートのマックス・フェルスタッペンが1周目のターン2(タンブレロ)でポールポジションスタートのオスカー・ピアストリをオーバーテイクして首位に立ち、レース途中でバーチャルセーフティカー(VSC)やセーフティカー(SC)の導入があったが、一度も首位の座を譲らず今季2勝目を挙げ、レッドブルの400戦目に華を添えた[32]。決勝ではフェルスタッペンの速さについていけなかったマクラーレン勢はランド・ノリスが2位、ピアストリは3位でダブル表彰台を獲得した。ピットレーンスタートの角田裕毅は10位まで挽回してポイントを持ち帰ることができた。 レース結果
主な記録(特記のない出典:[38]) ドライバー
コンストラクター
第7戦終了時点のランキング
脚注注釈
出典
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