2024年ハンガリーグランプリ(英: 2024 Hungarian Grand Prix、正式名称: Formula 1 Hungarian Grand Prix 2024[1])は、2024年のF1世界選手権第13戦として、2024年7月21日にハンガロリンクで開催された。
背景
- タイヤ
- ピレリが持ち込んだドライ用タイヤのコンパウンドはハード(白):C3、ミディアム(黄):C4、ソフト(赤):C5のソフト寄りの組み合わせ[2][3]。
ピレリタイヤの組み合わせ
ドライ用
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ウェット用
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C3
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C4
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C5
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インターミディエイト
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フルウェット
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(ハード)
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(ミディアム)
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(ソフト)
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(小雨用)
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(大雨用)
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- DRS:2箇所[4]
- ※( )内は検知ポイント
- DRS1:ターン14より40m先から(ターン14より5m手前)
- DRS2:ターン1より6m先から(同)
エントリー
- レギュラードライバー
- 前戦イギリスGPから変更なし。
- フリープラクティスドライバー
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エントリーリスト
- 追記
- ^1 - ベアマンはFP1のみ、ヒュルケンベルグに代わって走行
フリー走行
- FP1
- 2024年7月19日 13:30 CEST(UTC+2) (特記のない出典: [8])
- 気温:30 °C (86 °F) 路面温度:58 °C (136 °F) 天候:晴 路面状況:ドライ
- FP2
- 2024年7月19日 17:00 CEST(UTC+2) (特記のない出典: [9])
- 気温:31 °C (88 °F) 路面温度:49 °C (120 °F) 天候:晴 路面状況:ドライ[10]
- FP3
- 2024年7月20日 12:30 CEST(UTC+2) (特記のない出典: [11])
- 気温:27 °C (81 °F) 路面温度:40 °C (104 °F) 天候:曇 路面状況:ドライ
各セッションの順位
予選
2024年7月20日 16:00 CEST(UTC+2) (特記のない出典: [15])
- 気温:24 °C (75 °F) 路面温度:29 °C (84 °F) 天候:曇時々小雨 路面状況:ドライ[16]
予選前に行われたFIA F2選手権のスプリントレースで強い雨が降ったものの予選開始時に雨は小止みになり、ドライタイヤでも走行可能になるまでに路面は乾いてきたものの、小雨が降ったり止んだりの難しいコンディションで行われた。そんな中、ランド・ノリスが今季2回目のポールポジションを獲得、チームメイトのオスカー・ピアストリも2番手に続き、マクラーレンが2012年ブラジルグランプリ(ルイス・ハミルトンとジェンソン・バトン)以来12年ぶりとなるフロントロー独占となった[16]。ドライバーズランキング首位のマックス・フェルスタッペンはマクラーレン勢に続く3番手を得た。
Q1ではセルジオ・ペレスがクラッシュを喫し[17]、ジョージ・ラッセルは搭載燃料が足りなかったためアタックを打ち切らざるを得ず[18]、ともにQ1で敗退する波乱があった。角田裕毅はQ3進出を果たしたが、Q3のアタック中にターン5でコースアウトしてクラッシュしてしまい10番手に終わった[19]。角田のクラッシュを受け、FIAはクラッシュの原因となったターン5の芝生帯について、一部をグラベルに置き換える措置を施した[20]。
予選結果
- 追記
- ^1 - ガスリーはパルクフェルメ下でパワーユニットのコンポーネント(3基目のエナジーストア(ES)、4基目のコントロールエレクトロニクス(CE))を交換したためピットレーンスタート[24][注 2]
決勝
2024年7月21日 15:00 CEST(UTC+2) (特記のない出典: [25])
- 気温:28 °C (82 °F) 路面温度:47 °C (117 °F) 天候:晴 路面状況:ドライ
レース結果
- 追記
- 勝者オスカー・ピアストリの平均速度[27]
- ファステストラップ[28]
- ラップリーダー[29]
- 太字は最多ラップリーダー
達成された主な記録
(特記のない出典: [30])
- ドライバー
- コンストラクター
第13戦終了時点のランキング
- ドライバーズ・チャンピオンシップ
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- コンストラクターズ・チャンピオンシップ
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脚注
注釈
- ^ ベアマンはパワーユニットの供給元であるフェラーリともリザーブドライバー契約を交わしており[5]、第2戦サウジアラビアGPのレース期間中に虫垂炎を患ったカルロス・サインツの代走を務め、7位入賞を果たしている。
- ^ 交換対象のコンポーネント全てにおいて年間最大基数(エンジン(ICE)/ターボチャージャー(TC)/MGU-K / MGU-Hは4基、ES / CEは2基、エキゾースト(EX)は8基)を超えておりグリッド降格の対象となるが、パルクフェルメ下の交換であるためピットレーンスタートとなる。
出典