2022年オーストリアグランプリ
2022年オーストリアグランプリ(英: 2022 Austrian Grand Prix)は、2022年のF1世界選手権の第11戦として、2022年7月10日にレッドブル・リンクにて開催。 正式名称は「Formula 1 Rolex Grosser Preis Von Österreich 2022」[1]。 背景
エントリーリストレギュラーシートについては前戦から変更なし。 エントリーリスト
フリー走行
予選ポールはマックス・フェルスタッペンでシーズン3度目、自身16回目の獲得。2番手にシャルル・ルクレール、3番手にカルロス・サインツとフェラーリ勢が続いた。 Q1からトラックリミットによるタイム抹消が相次ぎ、セバスチャン・ベッテルも最終ラップが抹消され最下位となった。Q3の開始直前には、セルジオ・ペレスにQ2でのトラックリミットの疑いが浮上し、予選後に審議されることになった。Q3ではメルセデス勢のクラッシュが相次ぎ、ルイス・ハミルトンがターン7で、ジョージ・ラッセルが最終コーナーでそれぞれクラッシュしたため2度の赤旗中断となった。予選終了後にはペレスの審議が行われ、Q2での最速タイムとQ3の全ラップタイムが抹消され、13番手に降格した[8]。 予選結果
スプリント2022年7月9日 16:30 CEST(UTC+2)(文章の出典[12]) 優勝はマックス・フェルスタッペン。2番手にシャルル・ルクレール、3番手にカルロス・サインツが続いた。 一部を除き、各車がスタートタイヤにミディアムを選択。フェルナンド・アロンソはトラブルによりDNSとなったほか、アルファロメオの周冠宇はグリッドにつく直前にエンジンが止まり、再スタートは出来たがピットレーンからのスタートとなった。ピエール・ガスリーは、スタート直後にルイス・ハミルトンと接触し最後尾まで後退。セバスチャン・ベッテルは6つポジションを上げていたが、10周目のターン6でアレクサンダー・アルボンに弾き出され最後尾へ転落、のちにリタイアした。トップ4はスタートからほぼ順位が変わることはなくチェッカーを受けた。 スプリント結果
決勝2022年7月10日 15:00 CEST(UTC+2)(文章の出典[18]) 優勝はシャルル・ルクレール。2位にマックス・フェルスタッペン、3位にルイス・ハミルトンが続いた。 オープニングラップではセルジオ・ペレスとジョージ・ラッセルが接触。ペレスはポジションを最後尾まで下げ、のちにリタイアした。2位のルクレールはフェルスタッペンのDRS圏内を維持しながら周回を重ね、12周目のターン4でフェルスタッペンのイン側に飛び込みトップに立った。そのあとはフェルスタッペンが先にピットへ入り、ルクレールが新しいタイヤを履いて追い抜くという展開が続いた。58周目には3位のカルロス・サインツがフェルスタッペンを追い抜こうとしたタイミングでエンジントラブルが発生しリタイアした。サインツのマシンの撤去のためにVSCが導入、ルクレールとフェルスタッペンはそれぞれミディアムタイヤへ履き替えた。レース終盤には、ルクレールのマシンのスロットルペダルに不具合が発生し、フェルスタッペンがルクレールに迫ったが1.532秒差で逃げ切った。ルクレールは第3戦オーストラリアGP以来、シーズン3勝目通算5勝目を挙げた。 レース結果
第11戦終了時点のランキングワールド・チャンピオンシップ
脚注注釈出典
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