2022年バーレーングランプリ
2022年バーレーングランプリ(英: 2022 Bahrain Grand Prix)は、2022年のF1世界選手権の開幕戦として、2022年3月20日にバーレーン・インターナショナル・サーキットのグランプリ・トラックで開催された。 正式名称は「Formula 1 Gulf Air Bahrain Grand Prix 2022」[1]。 背景
エントリーリスト→ 前年の最終戦からの変更点は2022年のF1世界選手権#チーム名・ドライバーの変更を参照
エントリーリスト
フリー走行トップはピエール・ガスリー。開始早々にエステバン・オコンの右側のサイドポッドが破損し、飛散したデブリの回収のために一時赤旗中断となった。その後もジョージ・ラッセルの車両からパーツが脱落する場面も見られたが、エンジントラブルによりピットに留まったバルテリ・ボッタスを除き、各車はラップを重ねた。 トップはマックス・フェルスタッペン。予選・決勝が行われる時間帯のため、各車はソフトタイヤでタイム計測を行っていた。セッション中に他車への妨害や接触などで角田裕毅とランス・ストロールに対し、それぞれ戒告処分が下った。 トップはマックス・フェルスタッペン。予選や決勝と異なる時間帯だったので走り込む車両は少なかった。シャルル・ルクレールはバリアへ衝突しかねないスピンを喫したものの僅差で2位に入った。角田裕毅は油圧系統のトラブルにより、走ることが全くできなかった。 予選2022年3月19日 18:00 AST(UTC+3)(文章の出典[10]) ポールポジションはシャルル・ルクレール。0.123秒差でマックス・フェルスタッペン、3番手にカルロス・サインツ、4番手にセルジオ・ペレスと続き、トップ4をレッドブルとフェラーリが占めた。ルクレールがポールを獲得したのは2021年アゼルバイジャンGP以来、自身10度目[11]。 予選結果
決勝2022年3月20日 18:00 AST(UTC+3)(文章の出典[14]) 優勝はシャルル・ルクレール。2位にカルロス・サインツ、3位にルイス・ハミルトンが続いた。 レース中盤までは多少の接触はあったものの、全車が順調にラップを重ねていたが、アルファタウリのガスリーのマシンのリアから炎が上がりSCが導入された。2位を走行していたフェルスタッペンは終始ブレーキのオーバーヒートに苦しんでいたうえ、SC中のピットインの際にトラックロッドを破損。さらにレース再開後には燃料システムにトラブルが発生し、残り3周でリタイア。レッドブルのもう1台のペレスも同様の理由により、ファイナルラップでリタイアした[15][16][注 1]。これによりフェラーリが2019年シンガポールGP以来の1-2フィニッシュを飾った。またルクレールは優勝・ポールポジション・ファステストラップの3つを達成したことにより、自身初のハットトリックを達成した[17]。3,4位にはレースペースこそ奮わなかったがメルセデス勢の2台が続いた。このレースがデビュー戦だった周冠宇は10位入賞でポイントを獲得。F1史上66人目の快挙となった[18]。 レース結果
達成された主な記録
第1戦終了時点のランキングワールド・チャンピオンシップ
脚注注釈
出典
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