2024年マイアミグランプリ
2024年マイアミグランプリ(英: 2024 Miami Grand Prix、正式名称: Formula 1 Crypto.com Miami Grand Prix 2024)は、2024年のF1世界選手権第6戦として、2024年5月5日にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで開催された。 背景※( )内は検知ポイント
エントリードライバーは前戦中国GPから変更なし。フェラーリはHPのタイトルスポンサー就任に伴い、チーム名を「スクーデリア・フェラーリ・HP」に変更した[6]。 エントリーリスト
フリー走行
FP1の順位
スプリント予選2024年5月3日 16:30 EDT(UTC-4) (特記のない出典: [10])
マックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得し、FP1をほとんど走行できなかったシャルル・ルクレールが2番手に付けた。RB勢はダニエル・リカルドが4番手に入る健闘を見せた一方、チームメイトの角田裕毅はメルセデス勢らとともにSQ2敗退となった。 スプリント予選の結果
スプリント2024年5月4日 12:00 EDT(UTC-4) (特記のない出典: [18])
マックス・フェルスタッペンがポール・トゥ・ウィンでスプリントを制した。以下6位までグリッド順と同じ並びとなったが、ダニエル・リカルドはオープニングラップでセルジオ・ペレスを抜いて一時3位を走行する好走を見せた。後に4位に落ちるも、巧みなディフェンスと抜きにくいコースである事が幸いしてその順位を死守、今季初にして5ポイントの大量得点を獲得した。 スタート直後にアストンマーティンの2台とランド・ノリス及びルイス・ハミルトンが接触し、ノリスとランス・ストロールがリタイアした。この多重事故によりセーフティカーが導入された。 リカルドのチームメイト・角田裕毅はソフトタイヤを選択し、オープニングラップで5つ順位を上げ、激しいバトルを繰り広げていたケビン・マグヌッセンとハミルトンの間隙を縫って両者の前に出て入賞圏内の8位に浮上する。最終ラップでハミルトンに抜かれたが、ハミルトンがセーフティカー走行中にピットレーン[注 2]で速度違反を犯していたことでドライブスルーペナルティ(レースタイムに20秒加算)の裁定がレース後に出されたことにより、角田は8位入賞。15位から8位にジャンプアップする大健闘により、リカルドと共にRBがダブル入賞を果たした。 マグヌッセンはハミルトンとのバトルの際に、3度もコース外に出てアドバンテージを得た件とトラックリミット違反により、僅か19周のレースで合計35秒ものタイムペナルティ[19]が科せられた。レース後にはFIAからペナルティポイント「3」も科され、合計ペナルティポイントは僅か6戦目にして8ポイントにまで膨れ上がった。マグヌッセンは一連の行為について、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグを7位に入賞させるのを手助けしたと語っている[19]。なお、レース後に「非スポーツマン的行為」についてスチュワードから召喚されたが、これについては不問とされた[20]。 スプリントの結果
予選2024年5月4日 16:00 EDT(UTC-4) (特記のない出典: [28])
マックス・フェルスタッペンが開幕から6戦連続となるポールポジションを獲得した。フェラーリ勢がフェルスタッペンに続き、セルジオ・ペレスが4番手となった。マクラーレン勢とメルセデス勢がこれに続くが、アストンマーティンは2台ともQ2で敗退した。 角田裕毅はQ3に進出して10番手を確保するが、チームメイトのダニエル・リカルドは18番手でQ1敗退を喫し、前戦中国GPで科せられたグリッド降格ペナルティにより最後尾グリッドからスタートする。 予選結果
決勝2024年5月5日 16:00 EDT(UTC-4) (特記のない出典: [34])
5番手スタートのランド・ノリスが110戦目の出走で初優勝を果たした。 レース結果
第6戦終了時点のランキング
脚注注釈出典
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