2013年のJリーグ ディビジョン2
この項目では、2013年シーズンのJリーグ ディビジョン2(J2)について述べる。 2013年シーズンのJ2のクラブ2013年シーズンのJ2のクラブ数は前年同様の22。Jリーグ ディビジョン1 (J1) 16位ヴィッセル神戸が2006年シーズン以来7シーズンぶりの降格。17位ガンバ大阪が初のJ2降格。 18位コンサドーレ札幌は2011年シーズン以来1シーズンぶりのJ2降格。一方、JFL所属の準加盟クラブからV・ファーレン長崎が昇格し、代わってFC町田ゼルビアがJFLに降格している。
監督交代特記なき場合、監督代行はトップチームのヘッドコーチが務めている。
レギュレーションの変更点前年と大きな変更はない。 スケジュール3月3日開幕・11月24日閉幕の全42節・462試合で行われた。前年同様毎週日曜日の開催を基本とし、国際大会等に伴う中断期間は設けられない。なお、6月の試合はJ1が中断中と言うこともあり、毎週土曜日に開催された。 リーグ概要G大阪と神戸の関西からの降格組が、終始昇格争いをリードする展開となった。 神戸は開幕3連勝、開幕後10試合で8勝1分け1敗とスタートダッシュに成功。第2節から第15節まで首位をキープし、序盤戦の上位争いを引っ張った。G大阪は序盤こそ10試合で5勝5分けと若干もたついたものの、第14節から6連勝を記録するなど徐々に調子を上げ、第15節でシーズン初の首位に浮上。以降は両チームとも大きく取りこぼすことなく勝ち点を積み重ね、一度も3位以下に落ちることなく早々に自動昇格圏を固めた。G大阪は第35節で首位の座を神戸に明け渡したものの、39節の勝利で奪還、同時に3試合を残して1年でのJ1復帰が決定。神戸も続く第40節で、敗れたものの3位京都の敗戦により昇格を決めた。 最後の1枠をかけたプレーオフ圏争いは多くのチームが終盤まで可能性を残す混戦となったが、J1経験組の山形や東京V、序盤の好調を維持できなかった栃木や岡山などがまず脱落。残りのチームが団子状態で争う中、第32節から38節まで7連勝を記録した京都が一歩抜け出し、第41節に1試合を残して3位の座を確保した。残る4位から6位までの3つの座に対し、序盤から常に上位を争ってきた長崎と千葉、後半に入り猛追してきた徳島、札幌、松本の計5チームが可能性を残す状況で最終節を迎えた。 最終節、4位長崎と6位徳島の直接対決は徳島が制し、勝てばプレーオフ圏が決まる7位の札幌は北九州に痛恨の引き分け。8位松本は愛媛に勝利したものの、5位の千葉が鳥取に2点を先行されながらロスタイムに追いつく劇的な展開で、起死回生の勝ち点1を確保。この結果、プレーオフ圏は3位京都、4位徳島、5位千葉、6位長崎で確定。J参入1年目の長崎は、第13節で一時は2位にまで浮上するなど新規参入チームの成績記録を大幅に更新し、いきなりのプレーオフ進出を果たした。 一方の下位争いでは、前年からの経営難に苦しむ岐阜が開幕から大苦戦し、第1節から第18節まで最下位に低迷。これに加え、第19節に最下位に転落した群馬や、富山、北九州、熊本などが残留争いに巻き込まれることになったが、第29節に監督を交代した鳥取が、以降最終節まで未勝利(5分け9敗)と完全に裏目に出る形となり、第34節で最下位に転落。そのまま抜け出すことが出来ず、第41節で最下位が確定した。その後JFLで2位となった讃岐がJ2ライセンスを認められたことにより、入れ替え戦への出場が決まった。 またこのシーズンは先述した岐阜のほか、福岡に資金ショート寸前まで陥る経営危機が発覚[5]。栃木も債務超過解消のため運営方針見直しを表明する[6] など、クラブライセンス制度の本格運用開始を控え、緊縮財政を取るチームが目立った。 順位表
最終更新は2013年11月24日の試合終了時 J1昇格プレーオフは12月1日・12月8日に行われ、J2・JFL入れ替え戦も同日に行われた。 戦績表得点ランキング
J2 Exciting 22事前にファンの投票により各クラブの最高得票者1名が「J2 Exciting 22」としてノミネートされる。その22名の中から当日のJリーグアウォーズ観覧者の投票によってもっとも多くの票を集めた選手がJ2 Most Exciting Playerに選ばれる。
J2 Most Exciting Player
優勝クラブから選ばれたのは2年ぶり。 出典・脚注脚注出典
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