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この項目では、日本の都市について説明しています。中華人民共和国にある県級市については「津市市」をご覧ください。 |
津市(つし)は、三重県の県庁所在地であり、中勢地域に位置する市。
津市は伊勢平野のほぼ中心部にあり、海沿いに市街地がある臨海都市でもある。人口は四日市市に次いで県内第2位で、面積は県内最大である。都市雇用圏の人口は約50万人。日本で最初に市制施行した31市の中の一つであり、中枢中核都市、計量特定市に指定されている。
概要
江戸時代には、藤堂家が治める津藩の城下町として栄えた。旧津市は日本で最初(1889年〈明治22年〉4月1日)に市制施行した31市の1つで、この時点で市制施行をしたのは東海3県(愛知県、岐阜県、三重県)では津市のみである。三重県内の官公庁や国の出先機関、文教施設が集約されており、三重県の行政・文教の中心地となっている。また、周辺自治体と共に人口50万人の津都市圏を形成し[1]、広義での中京圏に属している[2]。
2006年(平成18年)1月1日の津市の合併は参加自治体数(10市町村)では全国第5位相当の大型合併で、旧津市と比較すると人口約17万人は約28万人、面積約102平方キロメートルは約711平方キロメートルに飛躍的に増加した[3]。平成の大合併において都道府県庁所在地が新設合併した事例は、埼玉県さいたま市、静岡県静岡市、青森県青森市、富山県富山市、島根県松江市、山口県山口市、佐賀県佐賀市に次いで8例目である。また、2005年10月1日に山口県山口市が周辺自治体と合併したために、当市が全国の県庁所在地としては一番人口の少ない都市となった。その後、当市と周辺自治体の合併により、県庁所在地として一番人口の少ない都市は再び山口市となった。
日本三大観音の一つである津観音や、建造物としては三重県で初めて国宝に指定された真宗高田派専修寺がある。また津駅前にある地上18階地下1階の高層複合ビル「アスト津」は、津市のランドマークとなっている。
現在、日本で唯一の読みがなが1文字である自治体でもある。
地理
地形
河川
- 一級河川
- 二級河川
山地
森林セラピー基地に認定されている。
- 主な山
湖沼
- 主な湖
- 主な池
市街地
津の市街地は、藤堂高虎が中世以前からの既存の町に大改造を施して建設した城下町を起源とする。高虎は北を流れる安濃川(塔世川)と、南を流れる岩田川を天然の外堀として利用し、川に挟まれた中央に津城を置き、海寄りの東側に町人地、西側に武家地を配置し、町人地に伊勢参宮街道を引き入れることで繁栄の基礎を築いた。このため城下町へ入る北側の塔世橋と南側の岩田橋が地域感覚の基礎となり、塔世橋以北を橋北(きょうほく)、岩田橋以南を橋南(きょうなん)、塔世橋と岩田橋の間を橋内(きょうない)と呼んでいる。岩田橋の周囲には高札場や道路元標が設けられ、津松菱もここに建っている。
市街地の核は 丸之内や大門を擁する橋内であり、橋南も江戸時代初期から町場化していた。一方、県政の中心となる三重県庁や都市の玄関口である津駅は、かつての「町外れ」である橋北にある。三重県庁は所在地が明治期に四日市に一時移転して津に戻ってきたという事情もあり、既に数多くの公共施設や商業施設が建設されていた橋内に適地が見つからなかった。また津駅も建設当時、北側から延伸してきた鉄道の終点であったため県庁と同様にそれぞれ津の入り口にあたる橋北に建設された。以上のような歴史的経緯もあり、橋北地区は明治期以降に新しい都市核として成長していった。
江戸時代の伊勢参宮街道だったころ、屈曲していた塔世橋と岩田橋を結ぶ国道23号は明治期に直線化され、1939年(昭和14年)に幅員20 mに拡幅、更に戦後復興で幅員50 m・片側4車線の道路になった。またこれに直交する形で幅員36 m・片側2車線のフェニックス通りが建設され、橋内の東西軸が完成した。一方で、幅の広い国道23号の完成によって市街が東西に分断されてしまい、幹線道路から外れた大門の賑いが削がれ、津城跡も目立たない存在になったという側面もある。
気候
年平均気温は16.3℃。
津地方気象台(津市島崎町、標高3m)の気候
|
月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
年
|
最高気温記録 °C (°F)
|
19.0 (66.2)
|
22.8 (73)
|
25.9 (78.6)
|
31.0 (87.8)
|
33.9 (93)
|
36.7 (98.1)
|
39.1 (102.4)
|
39.5 (103.1)
|
37.7 (99.9)
|
31.0 (87.8)
|
27.2 (81)
|
23.7 (74.7)
|
39.5 (103.1)
|
平均最高気温 °C (°F)
|
9.5 (49.1)
|
10.0 (50)
|
13.4 (56.1)
|
18.6 (65.5)
|
23.1 (73.6)
|
26.2 (79.2)
|
30.4 (86.7)
|
31.6 (88.9)
|
28.0 (82.4)
|
22.6 (72.7)
|
17.1 (62.8)
|
12.0 (53.6)
|
20.2 (68.4)
|
日平均気温 °C (°F)
|
5.7 (42.3)
|
5.9 (42.6)
|
9.0 (48.2)
|
14.2 (57.6)
|
19.0 (66.2)
|
22.7 (72.9)
|
26.8 (80.2)
|
27.9 (82.2)
|
24.4 (75.9)
|
18.8 (65.8)
|
13.2 (55.8)
|
8.1 (46.6)
|
16.3 (61.3)
|
平均最低気温 °C (°F)
|
2.4 (36.3)
|
2.4 (36.3)
|
5.2 (41.4)
|
10.2 (50.4)
|
15.4 (59.7)
|
19.7 (67.5)
|
24.0 (75.2)
|
25.0 (77)
|
21.4 (70.5)
|
15.5 (59.9)
|
9.5 (49.1)
|
4.6 (40.3)
|
12.9 (55.2)
|
最低気温記録 °C (°F)
|
−7.8 (18)
|
−7.0 (19.4)
|
−5.6 (21.9)
|
−3.0 (26.6)
|
3.0 (37.4)
|
9.0 (48.2)
|
14.6 (58.3)
|
14.6 (58.3)
|
8.7 (47.7)
|
2.3 (36.1)
|
−1.4 (29.5)
|
−6.4 (20.5)
|
−7.8 (18)
|
降水量 mm (inch)
|
48.5 (1.909)
|
57.1 (2.248)
|
104.5 (4.114)
|
129.0 (5.079)
|
167.3 (6.587)
|
201.8 (7.945)
|
173.9 (6.846)
|
144.5 (5.689)
|
276.6 (10.89)
|
186.1 (7.327)
|
76.4 (3.008)
|
47.2 (1.858)
|
1,612.9 (63.5)
|
降雪量 cm (inch)
|
2 (0.8)
|
3 (1.2)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
1 (0.4)
|
6 (2.4)
|
平均降水日数 (≥0.5 mm)
|
6.4
|
7.5
|
10.5
|
9.8
|
10.9
|
12.8
|
12.3
|
9.8
|
12.3
|
10.1
|
6.8
|
6.5
|
115.7
|
平均降雪日数
|
9.2
|
9.8
|
4.3
|
0.1
|
0.0
|
0.0
|
0.0
|
0.0
|
0.0
|
0.0
|
0.0
|
3.3
|
26.5
|
% 湿度
|
61
|
61
|
62
|
64
|
68
|
74
|
75
|
73
|
72
|
69
|
65
|
63
|
67
|
平均月間日照時間
|
162.9
|
156.2
|
186.1
|
192.7
|
197.8
|
146.9
|
180.2
|
220.7
|
165.3
|
164.5
|
163.7
|
171.5
|
2,108.6
|
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1889年-現在)[12][13]
|
人口
|
津市と全国の年齢別人口分布(2005年)
|
津市の年齢・男女別人口分布(2005年)
|
■紫色 ― 津市 ■緑色 ― 日本全国
|
■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
|
津市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
|
242,000人
|
|
1975年(昭和50年)
|
257,198人
|
|
1980年(昭和55年)
|
265,443人
|
|
1985年(昭和60年)
|
273,817人
|
|
1990年(平成2年)
|
280,384人
|
|
1995年(平成7年)
|
286,519人
|
|
2000年(平成12年)
|
286,521人
|
|
2005年(平成17年)
|
288,538人
|
|
2010年(平成22年)
|
285,746人
|
|
2015年(平成27年)
|
279,886人
|
|
2020年(令和2年)
|
274,537人
|
|
|
総務省統計局 国勢調査より
|
隣接している自治体
- 三重県
- 奈良県
歴史
近世以前
「津」とは、「船舶の碇泊する所。ふなつき。港」の意味[14]である。古くは安濃津として文献にも記される良港であり、平安京にとって重要な港だったことから単に「津」とも呼ばれていた。しかし明応7年(1498年)の明応地震(東海地震)に伴う地盤の上昇と津波のため、港は崩壊した。
津藩藤堂氏の城下町として栄え、ポルトガル人やスペイン人の衣装を模した仮装行列を起源とし、後には「朝鮮通信使」などの影響も受けたとされる「唐人おどり」が伝承され(現在、三重県の無形民俗文化財である。)、毎年秋に行われる津まつりで披露されている。
江戸時代には伊勢参りの宿場町としても栄え、伊勢音頭の歌詞に「伊勢は津でもつ 津は伊勢でもつ 尾張名古屋は城でもつ」と歌われるほどの活況を呈した。
国学者の谷川士清(たにがわ・ことすが)の生家が中心街の西方の旧道沿いの八町という町並みにある。
近現代
行政区画の変遷
行政
津市の設置・管理する公共施設は約800か所に及び、ホール10か所、公民館53か所など同じ機能を持つ施設が重複しており、維持管理費がかさんでいる[19]。
市長
歴代市長[20]
代 |
氏名 |
就任日 |
退任日 |
備考
|
津市長
|
- |
近藤康雄 |
2006年(平成18年)1月1日 |
2006年(平成18年)2月5日 |
市長職務執行者
|
1 |
松田直久 |
2006年(平成18年)2月6日 |
2011年(平成23年)2月23日 |
|
2 |
前葉泰幸 |
2011年(平成23年)4月25日 |
現職 |
|
旧津市
合併直前の2006年(平成18年)1月1日時点の(旧)津市の人口は約16万人であり、日本全国の都道府県庁所在地の中で最少だった。ただし、人口密度は1626人/㎢で県内最大であった。
歴代市長[21]
代 |
氏名 |
就任日 |
退任日 |
備考
|
官選旧津市長
|
1 |
伊東祐賢 |
1889年(明治22年)5月13日 |
1889年(明治22年)11月 |
|
2 |
長井氏克 |
1890年(明治23年)2月18日 |
1901年(明治34年)11月 |
|
3 |
黒川佐太郎 |
1901年(明治34年)11月28日 |
1907年(明治40年)11月 |
|
4 |
内多正雄 |
1907年(明治40年)11月 |
1916年(大正5年)8月 |
|
5 |
有田義資 |
1916年(大正5年)10月14日 |
1921年(大正10年)11月 |
|
6 |
御厨規三 |
1922年(大正11年)2月27日 |
1925年(大正14年)10月 |
|
7 |
須山栄 |
1926年(大正15年)1月 |
1930年(昭和5年)1月 |
|
8 |
堀川美哉 |
1930年(昭和5年)1月 |
1945年(昭和20年)8月 |
|
9 |
石原雅二郎 |
1945年(昭和20年)11月9日 |
1946年(昭和21年)5月 |
|
10 |
堀川美哉 |
1946年(昭和21年)7月 |
1946年(昭和21年)11月 |
|
公選旧津市長
|
11 |
酒井萬馬 |
1947年(昭和22年)4月8日 |
1951年(昭和26年)4月 |
|
12 |
志田勝 |
1951年(昭和26年)4月 |
1953年(昭和28年)3月 |
|
13 |
堀川美哉 |
1953年(昭和28年)5月 |
1957年(昭和32年)5月 |
|
14 |
角永清 |
1957年(昭和32年)5月 |
1974年(昭和49年)6月 |
|
15 |
岡村初博 |
1974年(昭和49年)7月14日 |
1994年(平成16年)7月13日 |
|
16 |
近藤康雄 |
1994年(平成16年)7月14日 |
2005年(平成17年)12月31日 |
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市民歌
「このまちが好きさ」
- いわゆる平成の大合併時に新しい「津市」にふさわしい歌を公募のうえ2009年(平成21年)2月1日に制定。
- 作詞・作曲 : 村田幸一(津市在住)
議会
市議会
県議会
- 選挙区:津市選挙区
- 定数:7人
- 任期:2023年4月30日 - 2027年4月29日
- 投票日:2023年4月9日
- 当日有権者数:222,057人
- 投票率:43.86%
候補者名 |
当落 |
年齢 |
所属党派 |
新旧別 |
得票数
|
青木謙順 |
当 |
66 |
自由民主党 |
現 |
14,199票
|
今井智広 |
当 |
55 |
公明党 |
現 |
13,823票
|
杉本熊野 |
当 |
69 |
無所属 |
現 |
13,716票
|
舟橋裕幸 |
当 |
68 |
新政みえ |
現 |
11,741票
|
川口円 |
当 |
51 |
無所属 |
現 |
10,076票
|
吉田紋華 |
当 |
25 |
日本共産党 |
新 |
10,032票
|
龍神啓介 |
当 |
35 |
自由民主党 |
新 |
9,455票
|
村主英明 |
落 |
63 |
自由民主党 |
新 |
7,981票
|
小林貴虎 |
落 |
49 |
無所属 |
現 |
5,247票
|
衆議院
- 選挙区:三重1区(津市、松阪市)
- 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
- 投票日:2021年10月31日
- 当日有権者数:359,419人
- 投票率:54.88%
国家機関
裁判所
警察庁
総務省
法務省
- 検察庁
財務省
- 国税庁
厚生労働省
農林水産省
- 東海農政局三重県拠点
- 東海農政局木曽川水系土地改良調査管理事務所中勢支所
国土交通省
- 気象庁
防衛省・自衛隊
独立行政法人
特殊法人
施設
警察
- 本部
- 交番
交番 |
自治体 |
所在地
|
一身田
|
津市
|
一身田町
|
津駅前
|
羽所町
|
大門
|
大門
|
津新町駅前
|
新町
|
岩田橋
|
本町
|
河芸町
|
河芸町一色
|
南郊
|
高茶屋
|
久居駅前
|
久居新町
|
美杉幹部
|
美杉町八知
|
- 駐在所
警察官駐在所 |
自治体 |
所在地
|
高野尾
|
津市
|
高野尾町
|
櫛形
|
殿村
|
片田
|
片田井戸町
|
神戸
|
神戸
|
椋本
|
芸濃町椋本
|
安西
|
芸濃町北神山
|
曽根
|
安濃町曽根
|
東観
|
安濃町東観音寺
|
美里
|
美里町三郷
|
香良洲
|
香良洲町馬場
|
庄田
|
庄田町
|
榊原
|
榊原町
|
川合
|
一志町八太
|
高岡
|
一志町田尻
|
大井
|
一志町大仰
|
家城
|
白山町南家城
|
川口
|
白山町川口
|
倭
|
白山町中ノ村
|
八ツ山
|
白山町八対野
|
大三
|
白山町二本木
|
奥津
|
美杉町奥津
|
太郎生
|
美杉町太郎生
|
- その他
消防
- 本部
当市の常備消防組織。2006年に合併されるまでは、安芸郡と香良洲町の消防事務を委託していた。2006年の市町村合併で久居市や一志郡[注 1]で構成していた久居地区広域消防組合(以下、久居消防)と合併。新しい津市消防本部が発足した。
消防本部は、旧津市では中消防署(寿町)に置かれていた。しかし、老朽化やスペースなどの問題から合併を契機に、施設が新しい久居消防署に新消防本部を設置した。
- 消防署
- 久居消防署- 旧久居市、旧一志町を所轄。消防本部と施設を共有
- 中消防署 - 津市中部(市役所・県庁周辺)、旧香良洲町を所轄。
- 北消防署 - 津市北部、旧安芸郡を所轄。
- 白山消防署 - 旧一志郡(旧一志町、旧香良洲町を除く)を所轄。
- オリジナル消防車(旧久居消防を除く)
津市ではその地域特性(道が入り組んで狭い)などから、1988年(昭和63年)から独自にオリジナルの小型消防車・装備の開発を行っており、消防関係者の間では「津消式」として知られている。消防車では珍しい3人乗りのシングルキャブを採用している他、PTOの問題などでほとんどの車両が三菱車をベースにしている。最近は緊急消防援助隊に登録したことにより国庫補助が増額したことや技術の進歩に伴い、旧津市の区域を管轄する中消防署・北消防署でも総務省の規格に沿った一般的な消防車が導入されたため、「津消式」消防車は減少している[22]。
医療
- 主な病院
- 医師会
郵便局
- 主な郵便局
- 日本郵便
- 津中央、七栗・美里・椋本・安濃・一志・白山・家城・竹原・上多気・美杉・奥津の12の集配郵便局と、合わせて68の郵便局(うち簡易郵便局13か所)があり、三重県庁、三重大学の各施設内にも郵便局が設置されている。
- ゆうちょ銀行
- 津市内には簡易郵便局を除く各郵便局(雲出簡易郵便局には設置)など合わせて58か所にATMが設置されており、うち20か所ではホリデーサービスも実施している。
- ただし、直営店は津市内に存在せず、すべて日本郵便がゆうちょ銀行の代理店(簡易郵便局の貯金窓口は、日本郵便から簡易郵便局受託者への再委託による代理店)として郵便局の貯金窓口の形で運営されている。ちなみに、都道府県庁所在地でゆうちょ銀行の店舗が存在しないのは、津市が唯一である。
文化施設
運動施設
対外関係
姉妹都市・提携都市
海外
- 姉妹都市
国内
- 姉妹都市
- 提携都市
- その他
- 全国門前町サミット
- 全国の神社仏閣を中心に発展してきた門前町を有する自治体・観光協会・商業関係者などが集まり地域活性、街作り推進のため開催する会議。
- 外国人集住都市会議
- 静岡県浜松市が中心に呼びかけ、日本国内の外国人が多く住む街の自治体や国際交流協会などが集まり、外国人住民が多数居住する都市の行政と地域の国際交流のために設立された組織。
経済
産業
第一次産業
- 農業組合
第二次産業
- 造船/重工
- 食品メーカー
- 電気関連
パナソニック津工場
- 工業
- その他産業
第三次産業
- 主な繁華街
- 百貨店
- 大規模ショッピングセンター
金融機関
- 主な金融機関
市内に本社・拠点を置く主な企業
上場企業
その他の主な企業
マスメディア
新聞
放送
教育
大学
- 国立
- 県立
- 私立
短期大学
- 公立
- 私立
高等学校
義務教育学校
中学校
小学校
特別支援学校
交通
空路
市内に空港は存在しない。最寄りの空港は愛知県常滑市にある中部国際空港となる。津なぎさまちから津エアポートラインで結ばれている。
鉄道
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- 近畿日本鉄道(近鉄)
- 伊勢鉄道
かつては他に、伊勢電気鉄道本線(1961年全廃)、安濃鉄道(1944年廃止)、中勢鉄道(1942年廃止)などといった鉄道路線も存在した。
東海地方の都道府県庁所在地では唯一、また近畿地方の都道府県庁所在地では奈良市とともに過去にも現在にも路面電車が一度も存在しなかった。また、ライトレールの計画については2007年(平成19年)に百五銀行シンクタンクの百五経済研究所によって、中部国際空港への海上アクセス港である津なぎさまちから、津市を代表する大通りであるフェニックス通り上にLRT(次世代型路面電車)を通し、大門地区、津駅前を経て西部丘陵地とを結ぶ計画が提案されたが、現在のところ実現化への動きはない。
バス
高速バス
一般路線バス
道路
高速道路
- (亀山市) - 伊勢関IC - 芸濃IC - 安濃SA - 津IC - 久居IC - (松阪市)
- 地域高規格道路
国道
県道
港湾
名所・旧跡・観光スポット
名所・旧跡
- 名勝
- 街並み保存地区
- 伊賀街道(街並み保存)
- 一身田寺内町(町並み保存)
- 奥津(伊勢本街道、街並み保存)
- 常夜灯(伊勢街道江戸橋付近〔伊勢街道・伊勢別街道交点〕)
- 主な城郭
- 主な寺院
- 主な神社
観光スポット
- 観光スポット
- 温泉
- 公園
レジャー
文化・名物
祭事・催事
「津八幡宮 神輿渡御」「唐人踊り」「しゃご馬」「八幡獅子舞」「入江和歌囃子」など(10月第2月曜日の前々日と前日)
「津八幡宮 例祭」(10月15日)
- 高田本山専修寺お七夜(1月9日 - 16日)
- 津花火大会(阿漕浦海岸沖)
- カンコ踊り(盆)
- ビーチバレーボール大会(御殿場海岸)
- 高虎楽座(フェニックス通り)
- 久居花火大会(旧・サマーフェスタ イン ひさい、陸上自衛隊第10師団第33普通科連隊グラウンド、8月第1週土曜日)
- ひさい祭り(10月)
- 小野獅子舞 白山町川口小野地区(正月)
- やぶねり
食文化
- 津が発祥地の食べ物
- うなぎ
- 旧津市域は、人口比で日本一鰻屋が多い都市であり、人口1人あたりの鰻消費量も日本一である[38]。これは、元々は江戸時代に藤堂藩が藩士の滋養強壮と士気向上のために鰻食を奨励し、各地から鰻屋を津城下に集めたことに端を発する。その名残で以前は津市周辺には養鰻場が存在したが、1959年(昭和34年)9月の伊勢湾台風で打撃を受け、その多くは廃業したものの、市民に広く浸透していた鰻の食習慣は残った。津市においては、他地域とは異なり鰻が大衆食となっており、特に中心街の大門・丸之内地区などでは、2010年代以降の鰻の価格高騰を迎える以前は、最上級の「特上」丼(鰻五切入り、肝入り吸物付き)でも1,500円程度で食すことができた[38]。
- 津ぎょうざ
- 津ぎょうざとは、直径15cmの大きな皮で餡を包み、油で揚げた揚げ餃子である。起源は学校給食であり、1985年ごろに考案され現在も提供されている。2008年から飲食店やイベントで販売されるようになった。いわゆるB級グルメのひとつである。
出身・関連著名人
政治家
経済人
学者・文化人
法曹
芸能・放送
スポーツ選手
その他の出身人物
ゆかりのある人物
津市を舞台にした作品
脚注
注釈
出典
参考文献
関連項目
外部リンク
- 行政
- 観光
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注: 順位は2021年国勢調査時の市域人口による。 |
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