『ゴジラ 』（英語名：THE RETURN OF GODZILLA 1984年 （昭和 59年）12月15日 に公開された日本映画 で[ 12] ゴジラシリーズ の第16作である[ 出典 8] [ 25] ビスタビジョン サイズ[ 出典 9]
観客動員数は320万人[ 出典 10] [ 注釈 2] [ 21] [ 33]
キャッチコピーは「いま 壮大なロマンの目覚め! 」「30年間の沈黙を破って全世界待望の「ゴジラ」最新作! 」「日本を呑むか、地球を壊すか! 」「80メートル、5万トン、列島をひき裂く巨大怪獣 」「もう誰も…ヤツを止められない! 」「やっぱり奴は生きていた! 」
第1作『ゴジラ 』（1954年）などと区別する際には、『新ゴジラ（新ゴジ）[ 34] [ 35] [ 36] [ 37]
本作品は1975年公開の『メカゴジラの逆襲 』以来9年ぶりに製作され[ 出典 11] ゴジラvsデストロイア 』まで続く新しいゴジラシリーズのスタート作品ともなった[ 42]
劇中では、「1954年のゴジラ出現から30年ぶりにゴジラが現れた」という設定であり、俗に昭和ゴジラシリーズ と呼ばれるシリーズ第2作 から第15作 とはストーリーがつながっていない[ 出典 12] [ 出典 13] ゴジラ 』を踏襲した部分も多いが[ 31] [ 43] [ 44]
次作『ゴジラvsビオランテ 』以降は平成期の作品であるため、本作品は昭和期に公開された最後のゴジラ映画である。昭和の作品だが、後作との世界観の繋がりから平成シリーズとして紹介されることが多い[ 27]
タイトルは、公開前には『GODZILLA』と発表されていたが、最終的に第1作と同じ『ゴジラ』となった[ 45] [ 注釈 3]
ビスタサイズ、ドルビーステレオ 音響がゴジラ映画としては初めて使用されている。
伊豆諸島 の大黒島噴火から3か月後、付近をヨットで航行していた新聞記者の牧吾郎は、噴火によって行方不明となっていた漁船「第五八幡丸」を発見し、船内でミイラ化した乗組員の死体と、体長1メートルほどもある巨大なフナムシ に遭遇する[ 46] 咆哮 （ ほうこう ） ゴジラ であることを確信した[ 47]
謎の巨大生物の特ダネをものにしようとしていた牧はパニックを恐れた日本国政府の報道管制によって出鼻をくじかれるが、代わりに林田との独占的な接触が許された。林田の研究室で手伝いをしていた奥村の妹・尚子に好意を感じた牧は、奥村がすでに救助されていながらゴジラの情報隠蔽のために軟禁されている事実を流すが、病院での兄妹の再会を「取材」してしまったため、尚子の反感を買う[ 48]
そのころ、日本近海を航行していたソ連 海軍の原子力潜水艦 が撃沈されるという事件が発生する[ 出典 14] [ 出典 15] 自衛隊 のP-3C哨戒機 が捉えていたソ連原潜の撃沈された際の海面写真を分析した結果、原潜の撃沈はゴジラの襲撃によることが判明する[ 48] [ 48]
その直後、静岡県 の井浜原子力発電所にゴジラが出現する[ 46] 原子炉 の炉心 を取り出して放射線をすべて吸収すると、頭上を飛んでいた渡り鳥 に吸い寄せられるように海へ去っていく[ 48] [ 15] 超音波 にゴジラの体内の磁性体 が反応して帰巣本能 を刺激されたと考え、合成した超音波によってゴジラを三原山 へ誘導した後に人工的に火山爆発させた火山火口へ落とすという作戦を日本政府に発案する[ 48] [ 15]
一方、アメリカとソ連は日本政府に対し、ゴジラへの戦術核兵器 の使用を強く要請する[ 48] 非核三原則 の立場からそれをかたくなに拒み続ける[ 48] [ 15] スーパーX 」をはじめとする対ゴジラ兵器や、林田の提案したゴジラ誘導作戦の準備にかかっていた。
やがて自衛隊の厳重な警戒下、ついにゴジラが東京港 へ出現する[ 46] [ 注釈 4] [ 48] [ 48] [ 15]
30年前の悪夢をたどるかのごとく、ゴジラは街を破壊していく[ 26] [ 15] 伊豆大島 へ向かおうとした林田らは、ゴジラと自衛隊の戦闘の巻き添えによってビル内に閉じ込められてしまう[ 48]
そして、ついに出撃してゴジラの放射熱線に耐えたスーパーXは、核反応を抑制するカドミウム 弾を使用してゴジラを新宿で昏倒させる[ 47] [ 48] [ 48] [ 48] [ 15]
新宿では奥村が自衛隊のヘリコプターで林田らを迎えに来るが、不安定な新宿の高層ビル街の乱気流 により、林田と超音波発信装置を引き上げるのがやっとだった[ 48]
そのころ、アメリカ軍の迎撃ミサイルがソ連の核ミサイルの撃墜に成功する[ 48] 高高度核爆発 による電磁パルス は東京に大規模な停電を引き起こす。ようやく停電の混乱から復旧しようかと思われたそのとき、高濃度の電磁雲によって発生した電磁衝撃波によってゴジラが覚醒する[ 48] [ 48] [ 48] [ 46]
ゴジラ
ゴジラに寄生していた大黒島に棲息するフナムシ がゴジラの体内から発せられた放射性物質を浴び続けたことにより、突然変異・巨大化した巨大等脚類 [ 出典 20]
背面はフナムシのそれ以上に盛り上がって硬化しているうえ、モリ やマキリ で突かれた程度では死なない強い生命力に、尾部を地面に打ち付けた反動で人間の肩の高さ程度まで跳躍できる体力を併せ持つ[ 出典 21]
劇中やパンフレットでも怪獣名は登場せず[ 70] [ 71] [ 注釈 8]
大黒島近海を航行中の第五八幡丸の乗組員たちを襲い、彼らのモリによる反撃をものともせず、人間の血液や体液を吸い取ってミイラ化させていた[ 出典 22] [ 注釈 9] 鉈 による一撃を背面に受けて死亡する。
『ゴジラ×メカゴジラ 』（2002年）の背景設定として製作補の山中和史により執筆された「特生自衛隊前史」では、劇中世界の1984年に出現し、特生自衛隊 はメーサー兵器を使えずに苦戦したとされる[ 72]
後年には、84ゴジラの付属品としてエクスプラスの「東宝30cm」シリーズ（少年リック限定版）[ 73] [ 74] 制作
ゴジラの寄生生物という案は、1955年に海上日出男 によって書かれたシナリオ『ゴジラの花嫁?』に「ゴジラやアンギラスに寄生する巨大なノミ 」として登場した[ 75] [ 42] [ 出典 23] [ 注釈 10] ダニ という設定であり[ 65] ショッキュラ という名称も設定されていた[ 75] [ 42]
映画本編では1匹しか登場していないが、脚本では複数（4匹 - 5匹）現れたことが奥村によって語られている。海外版『ゴジラ1985 』の新撮シーンでは、日本の海岸へショッキラスの死体が漂着したことがペンタゴンの軍人によって語られている。また、初期稿とノベライズには群れで井浜原発付近の漁村を襲撃するシーンがあった[ 55] 田中文雄 は、ストーリーに直接関係しないため、予算や技術の都合などから決定稿になる際にバッサリ切られたと証言している[ 78] [ 79]
デザイン・造形
デザインは本編美術スタッフの仁科秀昭 [ 出典 24] [ 注釈 11] [ 81] [ 71] [ 注釈 12] [ 71] [ 71]
造形物は、触手が可動するものと血しぶきが出るものの2種類が制作された[ 出典 24] [ 71] [ 51] 田中健 は、ショッキラスと戦うシーンでは自身が動かなければならず苦労した旨を語っている[ 82]
三田村 清輝 （ みたむら きよてる ） [ 83] 内閣総理大臣 [ 出典 25] [ 84] [ 68] 非核三原則 を根拠に日本に二度と核は落とさせないと断固拒否する[ 出典 25] 三原山の火口へ落下するゴジラを見届けた際には涙を流している。
牧 吾郎 （ まき ごろう ） [ 86] 東都日報の新聞記者[ 86] [ 68] [ 87] [ 86]
大島通信局に左遷中の身であったが[ 87] [ 68] [ 87]
得た情報は何でも記事にしたがる強引な姿勢を持ち、奥村の救出を記事にしようとしてデスク（上層部）に停められた時には激しく抗議し、さらにゴジラ出現の記事と共に奥村兄妹再会の写真まで載せたことで奥村兄妹から反感を買ってしまう[ 87] [ 注釈 13]
奥村 尚子 （ おくむら なおこ ） [ 89] 大学生[ 90] [ 68] [ 出典 26] [ 90] [ 89]
宏が唯一の親族であるため、行方不明と報道されていた兄が生きていると知らされると、居場所の病院へ乱入して再会を喜び合う。その際の姿を写真記事にされたことから一度は牧に失望するが、最終的には彼に救われる[ 90]
奥村 宏 （ おくむら ひろし ） [ 89] 尚子の兄[ 90] [ 62] [ 68] [ 出典 27] [ 注釈 14]
明法大学理学部3年生で[ 68] [ 90] [ 90]
第五八幡丸では、船長がロッカーに押し込んでくれたため、難を逃れた。ゴジラとの遭遇後に日本政府の手で関東第二警察病院に軟禁させられていたが、退院後には林田に協力して南教授の三原山調査に同行する。自分たちをひどい目に合わせたゴジラに対しては記者会見で「絶対に許せない」と発言し、井浜原発襲撃時には「化物」と呼ぶなど怒りをあらわにする。その後も三原山での超音波発信機の建設に携わり、最後はゴジラを火口へ落とすための人工爆破スイッチを押す[ 90]
神崎 （ かんざき ） [ 92] 大蔵大臣 [ 84] [ 92] 林田のゴジラ三原山誘導作戦には反対のような立場を示したうえ[ 84] [ 92]
武上 弘隆 （ たけがみ ひろたか ） [ 93] 内閣官房長官 [ 出典 28] [ 93] [ 68] [ 出典 28] 磯村 （ いそむら ） [ 95] 自治大臣 [ 95] 神崎にゴジラへの核攻撃の有効性を激しく詰問する笠岡に対し、「やってみなければ誰にもわからない」と諌める。ソ連の核ミサイルが誤ってゴジラに発射されてしまった際には、住民の避難誘導の対応に当たった。
演じる金子信雄 は、監督の橋本がファンであったことから当初は重要な役での起用を予定していたが、スケジュールの都合から2日しか参加できなかったため、本役での出演となった[ 51]
笠岡 （ かさおか ） [ 96] 通産大臣 。対ゴジラ攻撃のための核兵器使用に反対し、神崎と軽く口論となる。江守 誠一 （ えもり せいいち ） [ 97] 外務大臣 [ 84] [ 97] [ 84] [ 97] [ 97] 毛利 （ もうり ） [ 98] 防衛庁長官 [ 84] [ 98] スーパーX の開発を極秘に進めていた[ 84] 加倉井 （ かくらい ） [ 96] 自衛隊 統合幕僚会議議長 [ 84] [ 96] [ 84] 大河内 （ おおこうち ） [ 99] 国土庁長官 [ 99] [ 99] 日高 （ ひだか ） [ 100] 環境庁長官 [ 100] [ 100] 梶田 （ かじた ） [ 96] 科学技術庁長官 [ 96] 電磁パルス について三田村に解説する。南 （ みなみ ） [ 101] 地質学者 [ 102] [ 101] [ 102] [ 101] 辺見 昇 （ へんみ のぼる ） [ 103] 内閣情報調査室 室長[ 103] 秋山 （ あきやま ） [ 104] 航空幕僚監部 幹部[ 34] [ 104] 自ら複数のパイロットと共にスーパーX に搭乗し、対ゴジラ戦の指揮を執る[ 34] [ 104] [ 注釈 15] [ 34]
ローゼンバーグ[ 105] [ 106]
アメリカ特使 [ 105] [ 106]
チェフスキー[ 105] [ 107]
ソ連特使[ 105] [ 107] ウラジオストク だと、ゴジラに対する戦術核兵器の使用を三田村に強く主張する。非核三原則を日本のエゴイズム だと批判する。
カシリン[ 108]
ソ連政治工作員の大佐[ 108] 三菱・デボネア )で東京湾内に停泊中のソ連貨物船「バラシェーボ号」に向かい、発射装置を停止する[ 108] [ 108]
小説版では、子供が生まれたばかりであった。
伍堂 （ ごどう ） [ 109] 東都日報編集長[ 109]
上条 （ かみじょう ） [ 110] 東都日報のカメラマン[ 110]
奥村兄妹との再会シーンを撮った張本人であり、ゴジラによるソ連原子力潜水艦の襲撃を公表する場にも登場している。
森本毅郎 [ 111] 本人役。テレビ番組のニュースキャスター。ソ連とアメリカの衝突の際と避難情報の時に登場。
浮浪者[ 112] [ 23] [ 注釈 16]
新宿を根城にしていたホームレス [ 112] [ 113] [ 注釈 17] 浮浪者の設定は、制作協力の田中文雄 が検討稿の執筆時期に新宿をロケハンした際に見たホームレスに着想を得ている[ 114]
セリフのほとんどは演じる武田鉄矢 のアドリブである[ 51] [ 115] [ 82] [ 51] [ 85] 田中友幸 が憤り、そのほとんどがカットされた[ 115]
林田 信 （ はやしだ まこと ） [ 116] 生物学者 [ 出典 29] [ 注釈 18] [ 117] 初代ゴジラの襲撃によって両親を失った憎悪からゴジラ研究を始めたが[ 62] [ 117] [ 116] 橋本は、林田を本作品の主役と想定しており、リアリティのある演技を重視した[ 85]
スーパーX
83式600mm地対地ミサイル車
ハイパワーレーザービーム車
所属は陸上自衛隊 第1師団 第1普通科連隊 特車88部隊（練馬特科 ）[ 出典 34] [ 注釈 22]
元々はクレーン車 をベースにした航空機 ・ミサイル 迎撃用対空兵器 である[ 出典 35] [ 129] [ 122] [ 127] 管制レーダー およびサーチライト を搭載した牽引車によって構成される。また、牽引車にはパトライトが装備されており、後の92式メーサー戦車 に受け継がれている。
ゴジラ に有効とは言えなかったが、2台が二手に分かれ、ゴジラを新宿 高層ビル群へ誘き出す囮としての役割を果たした[ 117] [ 130] デザインは特殊美術助手の長沼孝が手掛けた[ 127] [ 131] メーサー殺獣光線車 のように牽引車と砲車で形状が異なるものをイメージしていたが、三菱車両のガイドブックで見たトレーラートラックにインスパイアを受けて公道を走れるトレーラ型とした[ 127] [ 127]
造形物は、1/30と1/40スケールの大小2種類のミニチュアが作られた[ 124] [ 127] [ 注釈 23] [ 127] フジミ模型 の三菱車両運搬トレーラーのプラモデルをベースとしており[ 127] [ 131] [ 127] [ 127] ピアノ線 による操演[ 133] 原口智生 が修復している[ 133] [ 131] F-1CCV[ 出典 36] [ 138] [ 130]
航空自衛隊 の支援戦闘機 [ 68] カナード翼 が装備されている。晴海埠頭に現れたゴジラを迎撃すべく多数の機体が出撃し、80式空対艦誘導弾 およびロケット弾 による攻撃を行うが効果はなく、放射熱線で少なくとも2機が撃墜 される[ 68] デザインは長沼孝が手掛けた[ 127] F-1支援戦闘機 をベースとしており、カナード翼の形状でオリジナリティを出している[ 127] キツネ を象ったテールマークは、長沼が所属するオートバイクラブのTシャツに用いられていたイラストを流用している[ 127] [ 注釈 24]
ミニチュアは、1/20、1/40、1/48、1/72スケールの4種類が制作された[ 127] [ 127] [ 50] [ 133]
特技監督の中野昭慶は、目の肥えたメカマニア向けに最新鋭機を登場させたと述べている[ 132] [ 127] 松本光司 にカナード翼らしく飛ばすよう要望するなどこだわりを持っていたが、ラッシュを見たスタッフからは不評であったという[ 127] 移動指揮車[ 出典 37] [ 130]
緊急対策本部と末端の部隊 の中継を担う陸上自衛隊の特殊車両[ 130] [ 68] 指揮 通信 設備を有しており[ 68] 前線 指揮を行う。
超音波発信機[ 出典 38]
帰巣本能を持つゴジラの磁性体 を利用して三原山 の火口 に誘導するため、自衛隊 によって三原山の山頂に設置された、無人の超短波 発信用パラボラアンテナ [ 65] [ 68]
ソ連ミサイル原子力潜水艦[ 出典 39] [ 注釈 25]
ソ連海軍 の最新鋭原子力潜水艦 [ 146] 武装 として、艦首に魚雷発射管 を6から8門、艦橋 前部に戦略ミサイルSS-NX20を18発装備[ 145] 青ヶ島 の北西50キロメートル・深度300メートルの海中を航行中にゴジラと遭遇し、1番・2番魚雷 による攻撃と急速潜航によってゴジラを回避しようとしたが、いずれも効果がなく撃沈 される[ 146] プロップは全長2.7メートル（1/40スケール）[ 149] [ 150] [ 150] [ 151] ゴジラvsキングギドラ 』（1991年）のムサシ2号や『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 』（2003年）の米軍原子力潜水艦として使用され[ 150] [ 133]
発令所内部はセットで撮影された[ 150] [ 152] [ 150]
アメリカ地上攻撃用核衛星[ 153]
衛星軌道上に静止しているアメリカ の核ミサイル 衛星。「HYOUE-01」というマーキングが施されている[ 132] [ 50]
ソ連地上攻撃用核衛星[ 出典 40] [ 注釈 26]
衛星軌道上に静止しているソ連 の大型人工衛星 [ 68] [ 123]
バラシェーボ号[ 出典 41]
ソ連海軍が保有している貨物船 [ 156] ロシア語 表記は「БАЛАШЕВО」。ゴジラへの核攻撃を行うために東京湾 内に停泊しており、一度はカシリン大佐の手でコントロール装置は停止されたが、その後のゴジラ東京襲来によって岸壁に衝突し、コントロール装置が誤作動してしまう[ 156]
迎撃ミサイル[ 159] [ 68]
日本国政府 の要請を受け、アメリカが迫り来るソ連の核ミサイルに向けて発射した弾道弾迎撃ミサイル 。沖縄 の在日米軍嘉手納基地 から打ち上げられ、5分後に東京 上空70キロメートルの成層圏 へ達して命中し、撃墜した[ 159] [ 68] 第五八幡丸 （ だいごやはたまる ） [ 161] 三崎港所属の近海サバ棒受漁船[ 162] [ 161] [ 162] [ 161] 当初の名称は第三栄光丸であった[ 152]
撮影には、実物の船舶と1/10スケールのミニチュアが用いられた[ 150] [ 150] [ 152]
大黒島
伊豆諸島南端に存在する架空の島。無人島で、キラウエア火山 と同規模の火山を有する[ 146]
東都日報
東京都内に本社を持つ新聞社で、牧が勤めている[ 178]
大島通信所
物語序盤に登場する大島における牧の左遷先。
林田生物物理研究所
林田が運営する、新宿副都心のとある超高層ビルの20階に入居している研究所。林田以外にも、複数の研究員やアルバイトの尚子が勤めている。牧が初めて訪問した際には、林田がショウジョウバエ による遺伝子の組み換え実験を行っていた。ここで、超音波発生装置の開発・テストが行われる。
撮影は、東宝撮影所第1ステージに組まれたセットで行われた[ 152] 櫻木晶 は、スペースが狭かったため窓の外に西新宿の街並みの切り出しを入れるのに苦労したと述べている[ 152]
ゴジラ非常緊急対策本部
首相官邸地下に設置されている核戦争や災害対策のための設備を、三田村が中心となってゴジラ対策に応用した総司令部[ 84]
ゴジラは永田町を進行する際にここの真上を通過したが、その際には振動によって照明が一瞬消えかけただけで、直接的な被害は出ずに済んでいる。
セットは、同年に防衛庁 に開設された地下設備を参考にしている[ 152] 瀬下幸治 は、誤ってU字型のテーブルを内側に人が座るかたちに設計してしまったが、制作時に指摘され事なきを得た[ 152]
井浜原子力発電所[ 180] [ 181]
架空の原子力発電所[ 181] [ 181] 放射能災害 は免れた[ 180] [ 181] モデルとなったのは静岡県御前崎市 （旧浜岡町）に位置する中部電力 ・浜岡原子力発電所 であるという[ 182] [ 183] 1980年代 中期）の浜岡原発の1号機・2号機の建屋に加え、当時はまだ建設中だった3号機をほぼそのまま再現した、現地取材に基づく精密なミニチュアセット が製作された。中野は、資料を調べた結果、天井部分が一番薄いことを突き止め、ゴジラがそこから炉心を取り出すという描写とした[ 151]
実際の浜岡原発敷地内および敷地周辺での撮影は行われておらず、作中に登場する制御室はスタジオ 内に設営されたセットであり、敷地内や周辺部とされているシーンはロケーション の類似した場所で撮影されて合成などの処理がされたものである[ 注釈 32] [ 152] モニタリングポスト も登場しているが、作中に登場するものは撮影用に映画スタッフによって作られたものであり、現実のものとは設置方式、外観、機能ともに異なっている。
以下ノンクレジット出演者
主題歌
複数の表記があり、正式名称は不明。
ゴジラシリーズで唯一の英詞によるエンディングテーマ。内容は「My old friend（ゴジラ）」との別れを悲しみながらも、いつか帰ってくることを信じて待ち続けるというものである。
ザ・スター・シスターズはオランダ 出身の女性歌手3人組で[ 232] [要文献特定詳細情報 。レコーディングもオランダで行われた[ 235]
キングレコード より発売された映画のサウンドトラック（LP：1984年12月15日、CD：1989年12月21日販売）には、版権の都合により「新倉芳美 とジャッキー 」によるカバーバージョンが収録されている[ 233] [ 233]
なお、これとは別に小六が作曲したアウトテイク 版エンディングテーマがサウンドトラックに収録されている。小六は、とりあえず両方作ろうという方針であったと述懐している[ 235]
挿入歌
牧が第五八幡丸を発見する場面でラジオから流れている。シングル盤では、イントロにゴジラの鳴き声が挿入されている[ 233]
本作品では怪獣映画という路線から一線を画し、1973年の映画『日本沈没 』や1980年の『地震列島 』の流れをくむSF災害パニック映画として描かれている[ 出典 59] [ 4] [ 5] 冷戦 末期である当時の国際情勢を反映し[ 出典 60] ソ連 原子力潜水艦 の脅威やアメリカの戦略防衛構想 などの影響、相互確証破壊 の概念への言及、さらには全面核戦争 への懸念および市民レベルでの核攻撃 時の対処法などが散見される。
原点回帰を目指した「怖いゴジラ」[ 1] [ 40] [ 注釈 37] [ 出典 61] [ 238] [ 239] 新宿 のビル群に合わせ、体長も50メートルから80メートルへ巨大化された[ 出典 62] [ 240] [ 44] [ 注釈 38]
1985年の正月映画として1984年末に公開されたため、制作年や公開年の表示は1985年とされることもある。
前作『メカゴジラの逆襲 』（1975年）でシリーズが途切れてから2年後、アメリカ映画『スター・ウォーズ 』（1977年）の公開によりSFブームが起こり、東宝でも『惑星大戦争 』を制作したほか、ゴジラの復活も水面下で画策していた[ 76] [ 241]
1978年2月4日に田中友幸 主宰の「ゴジラ復活会議」で石上三登志 、白井佳夫 、外山朗 、西沢正史 、角田健一郎 、坂野義光 らによって検討された[ 出典 63] 関沢新一 、眉村卓 、光瀬龍 、外山らによっていくつもの脚本案が発注されたが[ 出典 64] 中西隆三 や村尾昭 によって脚本が書かれたが[ 出典 64] [ 注釈 39] [ 注釈 40] ドラえもん のび太の恐竜 』（1979年）の併映として『モスラ対ゴジラ 』が再上映されるなどの動きはあったが、いずれも評判は芳しくなく、この時点ではゴジラの復活は時期尚早と判断された[ 76] [ 42]
1980年代に入り、ヘンリー・G・サパースタイン から合作の申し入れもあり[ 注釈 41] [ 出典 67] [ 注釈 42]
SFブーム・リバイバルブームの中で、それらのファン層（おたく ）が存在感を増していき、そうしたマニア向けの書籍・レコード・ビデオソフトなどの発売が相次いだほか、ファンイベント「特撮大会」が開催されるなどファン側の活動も活発化しており、その渦中で新作ゴジラの待望論も高まっていた[ 出典 68] 新宿ミラノ座 で行なわれた「ゴジラ復活祭1983」[ 注釈 43] [ 出典 69] [ 42] [ 注釈 44] 堀内實三 、副委員長に田中友幸、筆頭幹事に取締役映画興行担当の石田敏彦 ら当時の東宝の首脳陣が揃い、東宝全社をあげての大プロジェクトに発展していった[ 76] [ 42] [ 注釈 45]
1980年代に入り、東宝の正月興行はジャニーズ事務所 のアイドル映画となっていたが、1983年の『エル・オー・ヴィ・愛・N・G 』および『あいつとララバイ 』が興行不振となったため、その穴を埋めるかたちで本作品の製作が決定した[ 247] [ 220]
製作の田中友幸 が原案としてもクレジットされているが、これは脚本作業中に田中が自身のアイデアを脚本の永原秀一 へ提示し、これを膨らませるかたちでストーリーが作られていったことによる[ 248] [ 85] 田中文雄 によれば、田中友幸は本作品に情熱をかけていたといい、自身が手掛けた怪獣映画の総決算としてその意向が強く反映されていたという[ 248]
永原秀一は1984年2月17日に『ゴジラの復活 』のタイトルで検討稿を完成させ[ 出典 70] 吸血ダニ やトライデント型潜水艦ジャイアントバス がそれぞれ登場している[ 出典 68] [ 241] [ 42] [ 出典 71] [ 51]
本作品制作当時は、第1作公開当時のような核への恐怖は薄れており、むしろ核の平和利用が主張されていた時代であったため、時代にそぐわないとしてゴジラそのものを核の申し子とは直接謳わないこととなった[ 238] [ 238] [ 注釈 46] [ 238] [ 151]
その一方で、米ソの対立を軸とした政治ドラマとして戦術核問題が取り入れられた[ 248] [ 248]
三原山の火口にゴジラを誘い込むという展開は、中西隆三による検討稿『KING OF MONSTERS ゴジラの復活』（1978年）から存在していたが、同稿ではプルトニウムを用いるという設定であった[ 248] クライン・ユーベルシュタイン によるものである[ 248]
脚本には田中文雄 の推薦で『蘇える金狼 』や『惑星大戦争 』の永原秀一 が[ 251] [ 42] さよならジュピター 』の橋本幸治 が起用された[ 23] [ 42] [ 注釈 47] 黒澤 組の面々で固められ、特撮スタッフも中野昭慶 をはじめとするスタッフで固められた。
橋本は監督2本目であり、田中から話を持ちかけられた際は自信がなく数日熟考したが、監督として大きなチャンスと考え引き受けた[ 51] 夏木陽介 は、自身が入社した当時に経理を務めていた橋本が監督であることに違和感を感じたが、同時にテレビ時代に入ってからの映画業界の変動の激しさを実感したという[ 252]
メイキングおよび予告編やテレビCMなどの映像は川北紘一 が担当している[ 出典 72] [ 254] [ 256] 高橋勲 は、川北は本作品の特技監督になることを熱望していたと証言しており、撮影では自身ならこうするという川北の熱意が見てとれたと述懐している[ 257] 大河原孝夫 も、予告編から川北の次こそは自身が撮るという意気込みを感じられたことを述べている[ 175]
音楽は、小六禮次郎 が担当し、60人編成のオーケストラによる演奏が行われた[ 258] 伊福部昭 の起用も考慮されたが、当時伊福部は東京音楽大学 の学長を務め、大作の作曲も行うなど多忙を極めていたため、実現には至らなかった[ 259] ゴジラ伝説 』を手掛けたヒカシュー の井上誠 を伊福部監修の下で起用する案を挙げていたが、井上は畏れ多いとしてこれを断っている[ 259] 東宝レコード の岩瀬政雄 とキングレコード の藤田純二は、坂本龍一 を推薦し水面下で準備も進められていたが、映画制作サイドの理解を得られず実現には至らなかった[ 260]
本作品では外部有識者が『日本沈没 』（1973年）以来となる特別スタッフとしてクレジットされている[ 79] [ 42] 竹内均 は三原山噴火の論理的検証を、軍事評論家の青木日出雄 は原子力潜水艦や核衛星などの考証を手掛けたとされる[ 79] [ 85] 田原総一朗 は、現代の客層の趣向などを助言したが、最終的には「面白ければそれでいいのではないか」という結論になったという[ 79]
後に『シン・ゴジラ 』を手掛ける樋口真嗣 は、本作品で初めて正式に特撮作品の製作に携わった[ 261] [ 262] [ 注釈 48] 井上泰幸 の助手として正式に雇用され[ 注釈 49] [ 262]
後に『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 』や『ゴジラ×メカゴジラ 』を手掛ける手塚昌明 は、『さよならジュピター』で助監督を務めていたため橋本から本作品にも誘われていたが、『ビルマの竪琴 』へ参加することになったため実現には至らなかった[ 263] ゴジラvsモスラ 』からであった[ 263]
キャスティングには田中健 、沢口靖子 、宅麻伸 ら若手を中心に[ 114] [ 注釈 50] 三大怪獣 地球最大の決戦 』以来20年ぶりに夏木陽介 が東宝特撮映画に出演し、3人の脇を固める。ゴジラ出現に苦悩する首相には、監督の橋本と親交がある小林桂樹 が起用された[ 51] [ 85] [ 82] 東宝「シンデレラ」オーディション の初代グランプリであり[ 15] [ 265] 誘拐報道 』（1980年）を観た橋本による推薦であったが、当時の東宝社内に宅麻を知るものはいなかったという[ 114]
その他、東宝特撮映画の常連の小泉博 や田島義文 をはじめ[ 12] [ 114] 白い巨塔 』や市川崑 監督作品の常連である小沢栄太郎 、金子信雄 、加藤武 、佐藤慶 、石坂浩二 、『ナショナル劇場 』の常連である内藤武敏 、鈴木瑞穂 、織本順吉 、御木本伸介 、森幹太 、山本清 、村井国夫 、橋本功 、潮哲也 、江幡高志 らが閣僚や学者役などで出演している。
東宝プロデューサーの田中友幸 は、林田役にゴジラシリーズにゆかりのある平田昭彦を起用する予定だったが、彼の体調が思わしくなかったために起用を断念した[ 出典 73] [ 266] [ 85] [ 266] [ 12] [ 78] [ 252] 小坂一也 が親子で遊びに訪れた際、小学生であった小坂の息子から「本物の林田博士だ」と感激され、ゴジラシリーズの影響の大きさを実感したという[ 252]
武上役には当初三橋達也 が予定されており、制作発表時の資料などに記載されていた[ 266]
ゴジラの復活を記念し、ファンを公言する多数の有名人がカメオ出演 したことでも話題になった[ 12] [ 114] [ 227]
石坂浩二 は、井浜原発にて最初にゴジラを目撃する男性職員を演じている。当初は出演する予定ではなかったが、当時東宝にて撮影していた出演作『おはん 』の合間に本作品の衣装合わせを覗きに衣装部屋を訪れるなどしており、監督の橋本に「金（ギャラ）なんかいらない、ワンカットでも出ることに意義があるんだ」と直談判した結果、端役での出演が決まった[ 51] 怪奇大作戦 』（1968年）に登場するSRIのエンブレムと、『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 』（1966年）に登場する赤イ竹の階級章がつけられている[ 170]
ニュースキャスター役の森本毅郎 は、人気キャスターを出演させたいという橋本の要望により、TBSの協力で出演が実現した[ 51] [ 257]
ゴジラに持ち上げられる新幹線の乗客の1人を演じたかまやつひろし は、当時放映されていたテレビドラマ『ビートたけしの学問ノススメ 』の釜田先生の衣装とアクションで登場し、他の乗客が悲鳴をあげるなか、唯一微笑んでいる。当時10代だったなべやかん も、乗客の1人として出演している[ 43] [ 43]
ゴジラから逃げ惑うエキストラ として、鳥山明 ・さくまあきら ・堀井雄二 が参加している[ 227] [ 227] [ 226] [ 227]
監督の橋本は、助監督として過去のゴジラシリーズにも携わっていたことから従来のパターンには飽きていたといい、本作品では過去のパターンを踏襲しつつも核問題や政治要素などを取り入れている[ 51]
本編は、1984年7月9日にクランクイン[ 出典 74] [ 出典 75]
劇中にはゴジラが有楽町 を通過する際に有楽町マリオン や新幹線 を破壊するシーンが存在するが、これはシリーズ第1作『ゴジラ 』でゴジラが日本劇場 [ 注釈 51] [ 271] [ 149] [ 注釈 52] 住友ビル を倒す展開は撮影中にスタッフの間から出たアイデアによるもので、本当に倒せるかを工学博士の大崎順彦 に検討してもらってOKが出たため、実現した[ 注釈 53] 新宿NSビル も壊しても良いという許可を得ていたが、橋本はその件を後から聞かされたといい、撮影で壊されることはなかった[ 51] 首相官邸 を踏み抜くという描写も存在し、橋本はゴジラが有楽町から新宿に至るルートも丹念にやりたかったと述べている[ 51] 伊勢丹新宿店 から甲州街道 に出て副都心へ至るルートも数カット入れたかったというが、夜間ロケの許可が降りず断念した[ 51]
新人監督であった橋本は製作の田中友幸には信用してもらえなかったといい、田中が現場で直接指揮することもあったという[ 115] [ 115]
首相役の小林桂樹が三原山火口に落下していくゴジラを見ながら涙を流すシーンがあるが、これは脚本に無く小林のアドリブである[ 33] [ 33] [ 252]
加藤茂雄 が演じる船員の「潮が速い」というセリフは、漁師経験のある加藤が橋本から漁師らしい言い回しを相談され、提案したものである[ 275]
奥村が収容された警察病院の病室は、東宝撮影所本館の会議室で撮影された[ 152]
首相執務室、官房長官室、閣議室などの装飾は、本物に近い高級なものを高津装飾美術 からレンタルしている[ 152] [ 152]
牧が奥村の生存を尚子へ告げるシーンは、新宿中央公園 で撮影された[ 179]
奥村と林田がヘリコプターで吊られるシーンでは、自衛隊の実機が用いられた[ 51] [ 51] [ 264] [ 36]
廃墟となった新宿のセットでのホースを使って脱出するシーンも、田中健と沢口がスタントなしで建物3階分の高さから降りている[ 175]
外国人エキストラの多くは俳優が本業ではないことから撮影に慣れておらず、長いカットでは集中できず短いカットバックを重ねる演出となった[ 51] [ 51]
原潜シーンでのロシア人役の外国人エキストラは全員アメリカ人であったため、ロシア語のセリフはローマ字で書かれた発音を覚えて演じていた[ 51] [ 85] [ 51]
7月30日には、第8ステージで井浜原発の中央制御室のシーンが撮影された[ 183]
8月14日には、新宿西口4号地[ 注釈 54] [ 276] [ 257] 原一民 は、通常のエキストラは100人程度でこの規模の撮影はやったことがなく苦労した旨を語っている[ 257]
9月11日には、第8ステージで新幹線車内のセット撮影が行われた[ 43] [ 43]
三原山での爆弾設置シーンは、実際に同地で自衛隊員が設営する様子を撮影している[ 50] [ 152]
大井埠頭のロケでは、撮影用の銃器を乗せたトラックが警察から職務質問を受けて遅れるトラブルがあった[ 175]
ラストシーンでは、牧と尚子が東都日報のヘリで三原山上空に駆けつけるシーンも撮影されていたが、カットされた[ 143]
劇用車は、タイアップにより三菱自動車工業 の車両が用いられ、移動指揮車に用いられたザ・グレートのほか、牧の車両としてギャラン∑ 、特使公用車としてデボネア 、新宿の広報車としてデリカスターワゴン などが登場した[ 277]
特撮面では、井浜原子力発電所や東京上陸後にゴジラが通過する晴海通り （有楽町の数寄屋橋 交差点周辺一帯）、そして新宿副都心のビル群が精巧に再現されるなど、それまでのお正月映画では不可能な潤沢な予算と期間ならではの豪華なセットが組まれた。そのセット費用は井浜原子力発電所が8,000万円[ 132] [ 183] [ 149] [ 注釈 55] 中野昭慶 は効果的に壊れるミニチュアの素材選びにもこだわっていた[ 149] [ 132] バンダイ の看板はタイアップにより設置された[ 50] [ 42]
ゴジラの身長設定が変更されたことに伴い、従来のミニチュアが使用できなくなったため、すべて新規に制作された[ 262] [ 132] 井上泰幸 は高層ビル以外のミニチュアを無断で本来の縮尺である1/50ではなく1/40スケールで制作し、ゴジラの身長もそれに合わせて80メートルという設定に改められた[ 278]
特撮班は1984年7月7日にクランクイン[ 出典 76] [ 出典 77] 浅田英一 を中心としたB班が立てられ、サイボットゴジラのシーンなど同時並行での撮影が行われた[ 143]
井浜原発のセットは、第9ステージに組まれた[ 267] [ 183] [ 132]
有楽町および新宿のセットも第9ステージで組まれたが、撮影順は新宿の方が先である[ 281] [ 281] [ 183] [ 150] [ 注釈 56]
7月12日から17日にかけて、大プールにて大黒島の噴火シーンが撮影された[ 150] ポリエステル 製、上部から崩れる岩はカポック 製である[ 150] [ 50]
7月27日から8月2日にかけて、第9ステージに設営されたセットプールで埠頭のシーンが撮影された[ 50] [ 50] [ 50]
8月15日から16日にかけて、御殿場 のオープンセットで三原山の噴火シーンが撮影された[ 143] 乱 』（1985年）のセットが建設中であったため、その重機を借りて三原山のセットを設営したと証言している[ 183] [ 50]
8月24日から9月22日にかけて、第9ステージで新宿のシーンが撮影された[ 257] 田中友幸 からの提案により追加された[ 151] 中野昭慶 は、破壊シーンが好きな田中からの切なる願いであったと述懐している[ 151] [ 43] [ 175]
9月3日から13日にかけて、第2ステージで三原山のセットの撮影が行われた[ 269] [ 注釈 57] [ 269] フロンガス が使われたが、中野はそれが加熱されると発生する塩化水素 を本番直前に吸ってしまい、「用意！」の声の直後に数秒間失神していたという[ 269] [ 237] [ 出典 78] 寒天 、吹き出すものは水を用いており、照明で赤く見せている[ 143]
特撮班では火口のミニチュアセットを望遠レンズで撮影していたが、本編班では実景の火口をワイドレンズで撮影していたため、それぞれのカットで火口の大きさが違って見えてしまっている[ 51] [ 51]
有楽町のシーンの撮影は、9月27日から10月2日にかけて行われた[ 43] 竹中工務店 にも取材を行って制作された[ 132] [ 43] [ 43] [ 132] [ 43] 中野昭慶 はゴジラが数寄屋橋交差点を踏み抜くシーンでやむなく壊したと述べている[ 151] [ 43]
陸上自衛隊仕様の対戦車ヘリコプターAH-1S が有楽町でゴジラと戦うというシーンが絵コンテで描かれ、ミニチュアも1/10・1/40・1/48・1/72の4種類が制作されていたが、採用には至らなかった[ 43] 八岐之大蛇の逆襲 』（1985年）で使用された[ 127]
銀座・有楽町シーンの直前でのゴジラがビルの合間から顔を覗かせるカットは、芝五丁目交差点から撮影された実景に合成しているが、実際には銀座から約3キロメートルほど離れている[ 179]
高速道路の炎上シーンは、『ノストラダムスの大予言』から流用している[ 160] [ 43] 東京大地震マグニチュード8.1 』（1980年）の映像も用いられた[ 256]
造型部に参加していた樋口真嗣は、本作品の撮影終了後、使用したミニチュアを収納するため倉庫の半分を空けなければならず、『怪獣総進撃 』のムーンライトSY-3のミニチュアや『モスラ 』の原子熱線砲の台座、『メカゴジラの逆襲 』のチタノザウルス のスーツなど過去の作品で用いられた造形物が数多く処分されたと証言している[ 262] モスラ対ゴジラ 』（1964年）のモスラ の頭部と特美スタッフが記念に撮影したスナップも存在する[ 71]
本編BGMはすべて小六禮次郎が作曲した[ 235] 東京交響楽団 、指揮は中谷勝昭が務めた[ 235]
当初、小六は子供向け映画の依頼かと認識していたが、シリアスな内容の台本を読んでコンセプトを理解し、意気込んで取り込んだと述懐している[ 235] [ 234] [ 234] [ 234] [ 235]
ゴジラのテーマは、イントロに不協和音を用いることでシンプルなメロディを引き立たせている[ 235] [ 235]
小六はブラスバンド出身であったことから、自衛隊マーチはすぐに書けたといい、当時アメリカのスポーツ番組で用いられていたモダンなマーチをイメージしている[ 235]
ラッシュが遅れたため音楽スケジュールもタイトなものとなり、小六は写譜屋 を数人待機させ、楽譜を1ページ書いたら渡していくという体制をとった[ 235]
予告編では伊福部昭 の曲が使われているが、本編では使用されていない。小六が伝え聞いた話では、当初から伊福部を起用する予定はなかったといい、制作側には以前とは異なる方向性を模索する意向があったとされる[ 235] シンセサイザー によるゴジラのテーマがそのまま用いられた[ 235]
本作品のサウンドトラックは、最初に発売されたLP盤では収録時間の都合から主要楽曲のみ収録され、その後発売された「完全収録ドラマ編2枚組LP」（1985年）や「ゴジラ&怪獣映画音楽大百科II」（1991年）などで未収録楽曲が収録されたのを経て、全楽曲が完全に揃ったのは2006年に発売された「ゴジラ・サウンドトラック・パーフェクトコレクション CD-BOX4」であった[ 233]
同時期に公開予定であった『ゴーストバスターズ 』および『グレムリン 』とあわせて「3G決戦 」とするキャッチコピーを打ち出し、競合作品を逆手に取った宣伝戦略を行った[ 282] [ 42]
ゴジラシリーズに馴染みのない当時の少年層に周知させるため、漫画雑誌『週刊少年ジャンプ 』とタイアップを行い、同誌で特集を組んだほか、連合試写会も開催した[ 282]
本作品公開時には、大々的なCMタイアップが展開され、アキレス 、三菱・ギャラン 、江崎グリコ 「プッチンプリン 」などでゴジラがCMキャラクターに起用された[ 277] [ 277]
特撮の撮影に用いられたサイボットゴジラ も宣伝に活用され、全国でのプロモーションを行ったほか、音楽番組『ザ・ベストテン 』でロックバンドチェッカーズ のバックに登場した[ 282]
キャンペーンの一環として、メイキング映像 『MAKING OF ゴジラ 』が1985年1月30日にVHS とベータマックス で発売された[ 283] [ 256]
1984年6月には、東宝の公式ファンクラブ「ゴジラクラブ」が発足された[ 42] 小松左京 （会員番号5番）、林家しん平 （8番）、水木しげる （10番）、藤井郁弥 （17番）、糸井重里 （30番）などの著名人も名を連ねた[ 42] [ 42]
本作品の撮影地の1つである伊豆大島 では、「ゴジラ巡りツアー」が開催された[ 179] [ 179]
本作品の配給収入は17億円を記録し、1985年度の邦画第2位となる大ヒットであった[ 33] [ 42] [ 284] [ 33]
観客の構成は、全体の半数が大学生以上、残り半数の8割が小学生以下となっており、中高生の動員の弱さがゴジラ委員会で指摘されている[ 284] [ 285]
書籍『東宝特撮怪獣映画大鑑』では、リアリズムを追求した反面、怪獣映画本来の娯楽性に欠けると評している[ 39]
アニメ監督 の庵野秀明 は、本作品をゴジラシリーズで好きな作品の1つに挙げており、自身の子供の部分ではスーパーXを、大人の部分では官邸シーンのリアリティや「総理の決断」を描いている点などが気に入っているという[ 286] シン・ゴジラ 』（2016年）も本作品の影響を受けているが、庵野は「ゴジラ対人間」という同じ題材を扱っているため物語の展開として必然的に類似してしまうと述べている[ 286]
VHS 品番 TG1148[ 4] [ 233] [ 287] [ 288] LD 品番 TLL2027[ 287] [ 233] [ 288] 1989年11月21日、1993年7月1日[ 289] DVD
ジュエルケース版は2002年4月25日発売[ 出典 79] [ 出典 79]
2005年4月22日発売の「GODZILLA FINAL BOX」に収録されている。
2008年4月25日発売のトールケース版「ゴジラ DVDコレクションIV」に収録されており、単品版も同時発売[ 292]
2014年5月14日には「ゴジラ60周年記念版」として期間限定の廉価版が発売。
2016年6月15日、東宝DVD名作セレクション版発売。
Blu-ray Disc は2009年11月20日発売。
2014年6月18日には「ゴジラ60周年記念版」として期間限定の廉価版が発売。
別冊コロコロコミックスペシャル 1985年2（2月）号掲載[ 233] 脚本：永原秀一 、作画：岩田和久 『ゴジラ』小学館 てんとう虫コミックス 、1985年。ISBN 4-09-149011-5 。
大まかなストーリーは映画に準じているが、前述のショッキラスによる漁村襲撃シーンなど、原案や脚本段階のみに存在したシーンが取り入れられている[ 300] [ 注釈 58]
『ゴジラ1985 』（英語名：GODZILLA 1985 [ 301] 1985年 （昭和60年）8月23日 にアメリカ合衆国 にて公開された[ 302]
原典にアメリカにて撮影された10分程度のシーンを追加した内容となっている[ 2] [ 303] 怪獣王ゴジラ 』に登場した新聞記者スティーブ・マーティン（演：レイモンド・バー ）が再登場し[ 出典 80] [ 注釈 59] アメリカ国防総省 へ招かれて再びゴジラの東京襲撃を目撃する場面が追加撮影され、いくつかの場面や効果音が短縮変更されるという再編集が施されている[ 303]
原典ではソ連軍人が誤作動した核ミサイル制御装置を止めようとして殉職するが、海外版では傷つきながらも最後の力を振り絞って核ミサイルの発射ボタンを押すという正反対の行動に改変されている。また、エンディングは「ゴジラ・愛のテーマ」ではなく、劇伴3曲（スーパーXのテーマ）と、アメリカで作曲されたと思われる音楽が組み合わされた楽曲となっている。
サウンドトラックは、トニー・ランデル の意向により、原作の音楽に加えて1985年公開の映画『Def-Con 4 （英語版 ） [ 305]
ドクター・ペッパー がスポンサーとなっており、当時のアメリカではゴジラが登場するテレビCMが放送されたほか、翌年に本編がテレビ放送された際にもCMが放送された[ 303] [ 303]
アメリカ以外では、『The Return of Godzilla』のタイトルで原典の吹替版が公開された[ 2]
『ザ・ゴジラスペシャル』[ 277]
本作品公開前日の1984年12月14日 にTBSテレビ で放送された公開記念特別番組[ 306] [ 277] 武田鉄矢 と沢口靖子 が司会を務め、同じく本作品に出演した小林桂樹 や夏木陽介 、制作スタッフ、昭和ゴジラシリーズに携わった宝田明 や中島春雄 がゲスト出演した[ 277] クイズ に当時放送中だったTBS番組の出演者が挑戦する、ゴジラによるドッキリ やタレント がゴジラに関するコント を行なうなど、バラエティ 色豊かな2時間のものであった[ 277]
『ゴジラが来る!』
2008年 に日本映画専門チャンネル で放送された特別番組。本作品で昭和シリーズ（第2作『ゴジラの逆襲 』から第15作『メカゴジラの逆襲 』まで）の存在が否定されたことを（ジョークの一種として）ジョージ・オーウェル の小説『1984年 』（小説の舞台でもあり、本作品公開の年でもある）になぞらえ、「管理社会が情報を抹消した」などと紹介している。現実の三原山の噴火
本作品公開から2年後の1986年に、三原山 が噴火した。本作品のラストシーンは、「ゴジラが三原山の火口に誘導されて落とされ、消息不明になる」というものだったため、「噴火はゴジラのたたりなのでは？」とささやかれた。また、噴火と共に「ゴジラ岩 」が形成され、三原山の名物スポットになった[ 307] [ 179] [ 179]
なお、本作品の地質学者の南による台詞に「マグマが外輪山を越えてふもとへ流れ出ることは無い」というものがあるが、現実の噴火では溶岩流出は外輪山の外側でも発生した。
^ 資料によっては、「107分」と記述している[ 16]
^ 資料によっては、「330万人[ 4] [ 31] [ 32]
^ 書籍『大ゴジラ図鑑』では、本作品のタイトルを『ゴジラ GODZILLA』と表記している[ 45]
^ 決定稿の脚本による[ 49] [ 50] 大井埠頭 で行われ[ 51] [ 50] [ 52] [ 53] [ 51]
^ 資料によっては、「1メートル弱[ 58] [ 63] [ 27]
^ 資料によっては、「不明[ 58] [ 63] [ 27]
^ 資料によっては「大黒島近海[ 58] [ 64] [ 63]
^ 書籍『ゴジラ大百科』では、ショッキラスの命名者は不明だが、日本政府によって便宜的につけられたものと推測している[ 66]
^ 現実のフナムシは獲物の身体を喰らう雑食性であり、体液を吸う習性はない。
^ 後年、『ゴジラの花嫁?』の手書きシナリオは、東宝スタジオのプロデューサー室が取り壊された際に、田中友幸が使用していたロッカーから本作品の資料とともに発見された[ 42]
^ 資料によっては、井上泰幸 と記述している[ 60]
^ 資料によっては安丸信行 と小林知己 と記述しているものもあるが[ 80] [ 60] [ 55]
^ 小説版では、同業者のある行動を自分とダブらせ、この件を深く反省する。
^ 学生証に記された生年月日は「昭和41年11月30日」であるが、作品の年代設定と矛盾している[ 89] [ 91]
^ 書籍『ゴジラ大百科』では、メインパイロットと記述している[ 34]
^ 書籍『ゴジラ大辞典』では、名称をホームレス と記述している[ 113]
^ 書籍『ゴジラ大百科』では、「生死は不明」と記述している[ 112]
^ 資料によっては、生物物理学 者と記述している[ 62] [ 68]
^ 資料によっては「最高速度：時速100キロメートル、巡航速度：時速49キロメートル[ 125] [ 122]
^ このため、照準の有効範囲が射程になる。
^ 資料によっては「1名」と記述している[ 出典 33]
^ 実在しない部隊名[ 121]
^ 書籍『東宝特撮超兵器画報』では「1/30と1/50[ 118] [ 132]
^ 長沼は、次作『ゴジラvsビオランテ』でも92式メーサー戦車 の部隊章として同じくオートバイクラブのむささびのイラストを用いている[ 127]
^ 資料によっては、名称を旧ソ連戦略原潜シェラ級 と記述している[ 145]
^ 資料によっては、名称を戦略核ミサイル衛星 と記述している[ 123]
^ ミニチュアは、第1作『ゴジラ』で用いられたM24チャーフィー戦車のシャーシを用いている[ 127]
^ ミニチュアは、市販のプラモデルをディテールアップしている[ 127] P-2J 対潜哨戒機の映像を流用している[ 170]
^ ミニチュアは、2021年の時点で現存が確認されている[ 133] [ 172]
^ ミニチュアは、1/16スケールと1/40スケールの2種類が制作された[ 175]
^ 陸上自衛隊の実機が撮影に用いられた[ 50]
^ 石坂浩二が演じる原発職員のシーンは、東宝スタジオ旧本館の渡り廊下で撮影された[ 183]
^ 書籍『ゴジラ1984コンプリーション』では、役名を内閣調査室長・辺見昇 と記述している[ 190]
^ 書籍『ゴジラ1984コンプリーション』では、渡辺の役名をゴジラ非常緊急対策本部オペレーター 、布施の役名を陸上自衛隊オペレーター と記述している[ 190]
^ 書籍『ゴジラ1984コンプリーション』では、役名をTRSテレビニュースキャスター・森本毅郎 と記述している[ 190]
^ 資料によっては、役名を男A [ 6] 男A（浮浪者） [ 14] 新宿の浮浪者 [ 190] 高層ビルのホームレス と記述している。
^ 浜岡原子力発電所 をモデルとした架空の施設[ 237] ^ 橋本は、セット全体を檻に見立ててゴジラの孤独感を出したと述べている[ 51] [ 44]
^ 中西と村尾による『KING of MONSTERS ゴジラの復活』では1977年6月22日と表記しているが[ 出典 65] [ 241] [ 42]
^ 村尾による脚本『ゴジラの復活』（1980年）では、対戦相手として魔獣バガンが登場しており、後に『モスラVSバガン 』にも転用されているが、こちらも実現には至らなかった[ 出典 66]
^ アメリカ側で全面的に制作し、東宝は特撮を担当する方向で検討されていた[ 78] [ 76]
^ 書籍『ゴジラ大全集』では、田中友幸がゴジラには外国資本を入れないという方針であったためではないかと推測している[ 78]
^ 『ゴジラ1983 復活フェスティバル』1983年8月6日 - 26日、名画座ミラノ（後のシネマミラノ→新宿ミラノ3）
^ 書籍『ゴジラ365日』では、1983年12月26日に制作が発表され[ 204]
^ 堀内は、東宝全体でゴジラを盛り上げるため、部署間の枠を取り払う意図から委員会を立ち上げたと述べている[ 246] [ 246]
^ 田中文雄は、ゴジラが何を目的にしているかわからないため、放射能に呼び寄せられる設定にしないと物語が作れなかったと述べている[ 248] ゴジラ対ヘドラ 』のヘドラ と同じことをするのかと揶揄する声もあったという[ 238]
^ 永原も『さよならジュピター』の脚本を執筆していたが、採用されなかった[ 251]
^ 「見学者」としては、本作品以前にも『さよならジュピター 』や『零戦燃ゆ 』にも参加していた[ 262]
^ 当時、井上は特殊美術課（特美）で作業していたが、あくまで外部（アルファ企画 ）の人間であったため特美から助手をつけることはできず、正規のスタッフではなかった樋口が選ばれたという[ 262]
^ 後年、3人はテレビドラマ『科捜研の女 』season13（2013年）で再共演している[ 264]
^ 1981年に解体された跡地へ建設されたのが、有楽町マリオンである。マリオンは撮影当時建設中であったため、実景カットは片側からのみ映したものとなっている[ 51]
^ 新幹線を破壊するシーンについては、撮影開始前のテスト中に特技監督の中野昭慶が「ゴジラがしゃがんで足元の新幹線の車体を掴めるよう、スーツを改造してくれ」との旨を希望したが、造型の安丸信行に撮影開始までの日数のなさと改造によるスーツの体型の崩れを理由として当初は了承されなかったことから、怒った中野が台本を投げつけ、その光景をスーツ内の薩摩剣八郎が目撃していたという[ 272]
^ 中野昭慶は、スタッフからは反対意見も多かったが、エンターテイメント性を持たせるためには必要であったと述べている[ 273]
^ 後に東京都庁舎 が建設された[ 179]
^ 書籍『ゴジラ1984コンプリーション』では、制作期間3ヶ月、ビル総数180戸、費用は1億4,000万円と記述している[ 42]
^ 美術助手の長沼孝は、自著で新宿のセットと記述していたが、美術助手の寺井雄二は数寄屋橋交差点のセットであったと証言している[ 150]
^ 書籍『ゴジラ1984コンプリーション』では、8月9日から17日と記述している[ 143]
^ 線路が破壊される前にできる限りの都民を避難させるべきという運転士の主張が認められたため。
^ ただし、現実世界に存在する同名俳優 との混同を避けるため、作中では一貫して「ミスター・マーティン」と呼ばれている。
^ a b c d e ゴジラ来襲 1998 , pp. 100–101, 「第2章 東宝・怪獣SF特撮映画の歩み 第4期（1984-1997）」
^ a b c d ゴジラ1954-1999超全集 2000 , p. 207, 「海外バージョン大研究」
^ a b c d e f 東宝特撮映画大全集 2012 , p. 208, 「『ゴジラ』（1984年版）」
^ a b c d e f g 超最新ゴジラ大図鑑 1992 , pp. 138–139, 「ゴジラ映画全紹介 ゴジラ」
^ a b c d 大ゴジラ図鑑 1995 , p. 17, 「ゴジラ GODZILLA」
^ a b c d e f g ゴジラ・デイズ 1998 , pp. 136–137, 構成 冠木新市「23作品とゴジラ映画の解剖」
^ a b ゴジラ画報 1999 , p. 201, 「ゴジラ」
^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq “ゴジラ ”. 東宝 WEB SITE . 東宝. 2023年6月7日 閲覧。
^ a b キャラクター大全 2014 , p. 166, 「東宝特撮映画リストACT.4」
^ a b
^ a b 東宝特撮怪獣映画大鑑 1989 , p. 479, 「東宝特撮怪獣映画作品目録」ゴジラ大百科 1990 , p. 94, 「ゴジラ映画全17作品オールスタッフ・キャストガイド」最新ゴジラ大百科 1991 , p. 104, 「ゴジラ映画全17作品オールスタッフ・キャストガイド」超最新ゴジラ大図鑑 1992 , pp. 138–139, 「ゴジラ映画全紹介 ゴジラ」ゴジラ・デイズ 1998 , pp. 136–137, 構成 冠木新市「23作品とゴジラ映画の解剖」ゴジラ来襲 1998 , pp. 100–101, 「第2章 東宝・怪獣SF特撮映画の歩み 第4期（1984-1997）」平成ゴジラ大全 2003 , p. 42, 「序之弐 復活『ゴジラ』」完全解読 2014 , p. 151, 文 秋田英夫「巻末特集 全ゴジラ映画総解説」解体全書 2016 , p. 151, 文 秋田英夫「巻末特集 全ゴジラ映画総解説」超解体全書 2023 , p. 148, 文 秋田英夫、幕田けいた「巻末特集 全ゴジラ映画総解説」GODZILLA60 2014 , p. 65, 文 小川秀樹「ゴジラシリーズ全作品徹底解説」超常識 2016 , pp. 108–110, 「ゴジラ新シリーズの幕開け ゴジラ」東宝特撮全怪獣図鑑 2014 , pp. 76–77, 「ゴジラ」ゴジラ検定 2018 , p. 84, 「ゴジラ」
^ a b c d e f g h i 日本特撮映画図鑑 1999 , pp. 57–59, 「ゴジラ（昭和59年度版）」
^ a b c d e f 動画王特別編集ゴジラ大図鑑 2000 , p. 152, 「1980年代 ゴジラ」
^ a b c d e f g h i 平成ゴジラ大全 2003 , p. 42, 「序之弐 復活『ゴジラ』」
^ a b c d e f g h i 東宝写真集 2005 , pp. 116–122, 「ゴジラ」
^ a b c 池田憲章 2014 , p. 223, 「東宝ゴジラ映画リスト」
^ a b c d e Walker 2016 , p. 68, 「シリーズ全28作+3作ガイド」
^ a b c d ゴジラ365日 2016 , p. 360, 「12月15日」
^ 大ゴジラ図鑑 1995 , p. 151, 「ゴジラ GODZILLA」^ a b c d e 大辞典 2014 , pp. 344–345, 「作品紹介 ゴジラ」
^ a b 1985年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
^ a b c d GTOM vol.0 2022 , p. 12, 「ゴジラ（1984）」
^ a b c d e f g h i j k l m n o 東宝特撮映画大全集 2012 , p. 209, 「『ゴジラ』（1984年版）作品解説/俳優名鑑」
^ a b c d e
^ a b c d e ゴジラ検定 2018 , p. 84, 「ゴジラ」
^ a b c d e f g h i j k 東宝特撮怪獣映画大鑑 1989 , p. 479, 「東宝特撮怪獣映画作品目録」
^ a b c d e f g h i j 超常識 2016 , pp. 108–110, 「ゴジラ新シリーズの幕開け ゴジラ」
^ a b c d e ヒットブックスVSメカゴジラ 1993 , pp. 90–91, 「平成ゴジラ そしてメカゴジラ」
^ ゴジラ・デイズ 1998 , pp. 200–201, 構成 冠木新市「23作品とゴジラ映画の解剖 ゴジラ映画データ一覧」^ 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 23–25, 「プロローグ・誕生から終焉へ ゴジラ“シリーズ”」^ a b 最新ゴジラ大百科 1991 , p. 90, 「ゴジラ17決戦画報」
^ ゴジラ大百科 1992 , p. 141, 構成 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しむ100のカタログ 59 ゴジラ映画の興行成績」^ a b c d e 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 72–75, 「序之弐 復活『ゴジラ』 泣いた小林桂樹、去った橋本幸治」
^ a b c d e
^ a b ゴジラ大百科 1993 , p. 144, 構成・文 中村哲「ゴジラ映画海外版大研究」
^ a b c d e f ゴジラ大百科 1992 , p. 148, 構成 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しむ100のカタログ 76 君は知っているか？『海、翼、そして明日』 / 77 ファンの声に応えたゴジラ・ムーブメント / 78 『ゴジラ（84）』の見どころ」
^ 大辞典 2014 , pp. 20–21, 「この辞典の使い方」^ a b 東宝特撮怪獣映画大鑑 1989 , p. 141, 「Chapter I:THE GODZILLA ゴジラ」
^ a b ゴジラ1954-1999超全集 2000 , pp. 16–17, 「メイキング オブ ゴジラ（'84）」
^ a b c d e f 東宝特撮全怪獣図鑑 2014 , pp. 76–77, 「ゴジラ」
^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af 1984コンプリーション 2019 , pp. 65–72, 「企画から公開まで“ゴジラ”復活へのプロセス」
^ a b c d e f g h i j k l m 1984コンプリーション 2019 , pp. 24–25, 「シーンメイキング 4 30年前の帝都の悪夢、再び」
^ a b c ゴジラ・デイズ 1998 , pp. 78–81, 冠木新市「一九八〇年代のゴジラ映画原点期 『ゴジラ』=原点回帰」
^ a b 大ゴジラ図鑑 1995 , p. 27, 「序」
^ a b c d
^ a b c 宇宙船別冊 1996 , pp. 36–39, 「DECADE OF GODZILLA 復活ゴジラ消滅への軌跡」
^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 平成ゴジラ大全 2003 , p. 43, 「序之弐 復活『ゴジラ』」
^ 東宝SF特撮映画シリーズ1 1985 , p. 60^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 1984コンプリーション 2019 , pp. 22–23, 「シーンメイキング 3 ゴジラの一閃、防衛ラインを沈黙させる」
^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab 東宝SF特撮映画シリーズ1 1985 , pp. 74–80, 「橋本幸治監督ロング・インタビュー」
^ 東宝SF特撮映画シリーズ1 1985 , p. 107, 中野昭慶監督ロング・インタビュー^ 大辞典 2014 , p. 231, 「は 晴海埠頭」^ a b c d e ゴジラ1954-1999超全集 2000 , p. 11, 「ゴジラ（'84）」
^ a b c d e オール東宝怪獣大図鑑 2014 , p. 219, 「『ゴジラ』ショッキラス」
^ a b GODZILLA60 2014 , p. 92, 「怪獣図鑑」
^ a b c d 全怪獣大図鑑 2021 , p. 271, 「怪物、怪人、宇宙人」
^ a b c d ゴジラ来襲 1998 , p. 207, 「第7章 特選！東宝怪獣名鑑'98」
^ a b 怪獣大全集 1991 , p. 79, 「東宝モンスター名鑑」
^ a b c キャラクター大全 2014 , p. 142, 「平成ゴジラ共演怪獣 1984-1995」
^ a b 怪獣大全集 1991 , p. 79, 「東宝モンスター名鑑」東宝特撮映画大全集 2012 , p. 210, 「『ゴジラ』（1984年版）怪獣図鑑/兵器図録/資料館」オール東宝怪獣大図鑑 2014 , p. 219, 「『ゴジラ』ショッキラス」東宝特撮全怪獣図鑑 2014 , pp. 76–77, 「ゴジラ」大辞典 2014 , p. 151, 「し ショッキラス」Walker 2016 , p. 68, 「シリーズ全28作+3作ガイド」全怪獣大図鑑 2021 , p. 271, 「怪物、怪人、宇宙人」
^ a b c d e 宇宙船別冊 1996 , p. 40, 「Gをめぐる生命たち」
^ a b c d 動画王特別編集ゴジラ大図鑑 2000 , p. 153, 「1980年代 ゴジラ」
^ 大辞典 2014 , p. 151, 「し ショッキラス」^ a b c d e f g h i j k 東宝特撮映画大全集 2012 , p. 210, 「『ゴジラ』（1984年版）怪獣図鑑/兵器図録/資料館」
^ a b c
^ a b
^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ゴジラ検定 2018 , p. 85, 「ゴジラ ショッキラス/登場人物相関図/登場兵器」
^ a b c 大解剖図鑑 2023 , pp. 83, 「ショッキラス」
^ ゴジラ大全集 1994 , p. 167, 「昭和50年代-平成怪獣グラフィティ」^ a b c d e f g 1984コンプリーション 2019 , pp. 38–39, 「キャラクター造形メイキング ショッキラス」
^ 「特生自衛隊 前史」『ゴジラ×3式機龍〈メカゴジラ〉コンプリーション』ホビージャパン、2016年12月21日、105頁。ISBN 978-4-7986-1353-6 。 ^ “「ゴジラ（1984）」 少年リック限定版 ”. 大玩具博物館 . エクスプラス. 2024年7月18日 閲覧。 ^ “ゴジラ(1984) サイボット版 少年リック限定版 ”. 少年リック . エクスプラス. 2024年7月18日 閲覧。 ^ a b c 未発表資料アーカイヴ 2010 , pp. 140–144, 清水俊文「第1部 作品解説」
^ a b c d e f g h i j k 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 28–37, 「序之壱 復活への長い道のり」
^ a b c d e f g ゴジラ大全集 1994 , pp. 74–75, 「東宝特撮映画史 ゴジラ誕生 ゴジラ再生」
^ a b c d 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 51–52, 「序之弐 復活『ゴジラ』 検討稿と決定稿の相違」
^ a b 大ゴジラ図鑑2 1995 , p. 152, 「ショッキラス」
^ ゴジラ大百科 1993 , p. 80, 文 手塚昌明「『ゴジラvsメカゴジラ』本編撮影日誌」^ a b c d 1984コンプリーション 2019 , pp. 12–14, 「キャストインタビュー 田中健」
^ a b 大辞典 2014 , p. 266, 「み 三田村清輝」
^ a b c d e f g h i j k
^ a b c d e f g h 1984コンプリーション 2019 , pp. 50–51, 「“ゴジラ復活”への思い 再録メッセージ 田中友幸 / 橋本幸治」
^ a b c 大辞典 2014 , p. 258, 「ま 牧吾郎」
^ a b c d
^ a b ゴジラ365日 2016 , p. 53, 「2月19日 / 2月20日」
^ a b c d e f 大辞典 2014 , p. 64, 「お 奥村尚子/奥村宏」
^ a b c d e f g h i
^ a b ゴジラ365日 2016 , p. 339, 「11月30日」
^ a b c 大辞典 2014 , p. 76, 「か 神崎」
^ a b c 大辞典 2014 , p. 179, 「た 武上弘隆」
^ ^ a b 大辞典 2014 , p. 36, 「い 磯村」
^ a b c d e 大辞典 2014 , p. 71, 「か 加倉井/笠岡/梶田」
^ a b c d 大辞典 2014 , p. 52, 「え 江守誠一」
^ a b 大辞典 2014 , p. 280, 「も 毛利」
^ a b c 大辞典 2014 , p. 54, 「お 大河内」
^ a b c 大辞典 2014 , p. 234, 「ひ 日高」
^ a b c 大辞典 2014 , p. 267, 「み 南」
^ a b
^ a b 大辞典 2014 , p. 249, 「へ 辺見昇」
^ a b c 大辞典 2014 , pp. 25–26, 「あ 秋山」
^ a b c d
^ a b c 大辞典 2014 , p. 306, 「ろ ローゼンバーグ/61式戦車」
^ a b 大辞典 2014 , p. 184, 「ち チェフスキー」
^ a b c d 大辞典 2014 , p. 72, 「か カシリン」
^ a b 大辞典 2014 , p. 124, 「こ 伍堂」
^ a b 大辞典 2014 , p. 75, 「か 上条」
^ 大辞典 2014 , p. 286, 「も 森本毅郎」^ a b c
^ a b 大辞典 2014 , p. 255, 「ほ ホームレス」
^ a b c d e f 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 59–60, 「序之弐 復活『ゴジラ』 かつてない豪華なキャスティング」
^ a b c d 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 68–70, 「序之弐 復活『ゴジラ』 友幸のゴジラ、ゴジラの友幸」
^ a b c 大辞典 2014 , p. 229, 「は 林田信」
^ a b c d e
^ a b c d 東宝特撮超兵器画報 1993 , p. 65, 「ハイパワー・レーザービーム車」
^ a b c d Walker 2016 , p. 91, 「対ゴジラ防衛白書」
^ a b c ゴジラ大百科 1992 , p. 89, 文 前晴彦「VSゴジラ兵器カタログ 超兵器」ゴジラ1954-1999超全集 2000 , p. 192, 「ゴジラを迎え撃つスーパーメカニクス」東宝特撮メカニック大全 2003 , pp. 186–188, 「1980s ハイパワーレーザービーム車」大辞典 2014 , pp. 222–223, 「は ハイパワー・レーザービーム車」オール東宝メカニック大図鑑 2018 , p. 174, 「『ゴジラ』ハイパワーレーザービーム車」
^ a b 超最新ゴジラ大図鑑 1992 , pp. 182–185, 「SF兵器」
^ a b c d e ゴジラ大全集 1994 , p. 196, 「東宝超兵器大辞典 【は】」
^ a b c d e f ゴジラ大百科 1992 , p. 89, 文 前晴彦「VSゴジラ兵器カタログ 超兵器」
^ a b c d 東宝特撮メカニック大全 2003 , pp. 186–188, 「1980s ハイパワーレーザービーム車」
^ a b c 大辞典 2014 , pp. 222–223, 「は ハイパワー・レーザービーム車」
^ オール東宝メカニック大図鑑 2018 , p. 174, 「『ゴジラ』ハイパワーレーザービーム車」^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 1984コンプリーション 2019 , pp. 40–43, 「メカニック造形メイキング」
^ a b
^ a b 全怪獣大図鑑 2021 , p. 316, 「強力！スーパーメカ」
^ a b c d e f g 動画王特別編集ゴジラ大図鑑 2000 , p. 155, 「1980年代 ゴジラ」
^ a b c 夢のかけら 東宝篇 2021 , p. 72, 「ハイパワーレーザービーム車」
^ a b c d e f g h i j k l m n o 東宝SF特撮映画シリーズ1 1985 , pp. 100–116, 「中野昭慶監督ロング・インタビュー」
^ a b c d e f g 1984コンプリーション 2019 , pp. 141–143, 「分岐点の指標」
^ a b 超最新ゴジラ大図鑑 1992 , pp. 177–179, 「航空兵器」
^ a b c d 東宝特撮メカニック大全 2003 , p. 301-303, 「通常兵器 [航空]」
^ a b c d オール東宝メカニック大図鑑 2018 , p. 178, 「『ゴジラ』」
^ 大辞典 2014 , pp. 50–51, 「え F-1支援戦闘機」^ a b c d e ゴジラ大百科 1992 , pp. 91–92, 文 前晴彦「VSゴジラ兵器カタログ 航空兵器」
^ 大辞典 2014 , p. 37, 「い 移動指揮車」^ a b c 東宝特撮メカニック大全 2003 , p. 189, 「1980s 超音波発信機/ソ連地上攻撃用核衛星/米国地上攻撃用核衛星」
^ 大辞典 2014 , p. 188, 「ち 超音波発信機」^ a b オール東宝メカニック大図鑑 2018 , p. 175, 「『ゴジラ』」
^ a b c d e f g 1984コンプリーション 2019 , pp. 30–31, 「シーンメイキング 7 不滅の巨獣、三原山火口に消滅す」
^ a b c
^ a b c d e ゴジラ大百科 1992 , p. 91, 文 前晴彦「VSゴジラ兵器カタログ 艦船」
^ a b c d
^ a b 大辞典 2014 , pp. 169–170, 「そ ソ連地上攻撃用核衛星/ソ連ミサイル原子力潜水艦」
^ a b オール東宝メカニック大図鑑 2018 , pp. 176–177, 「『ゴジラ』」
^ a b c d 東宝特撮映画大全集 2012 , p. 211, 「『ゴジラ』（1984年版）撮影秘話/川北監督に訊く」
^ a b c d e f g h i j k 1984コンプリーション 2019 , pp. 18–19, 「シーンメイキング 1 30年振りの巨獣の復活！」
^ a b c d e f 1984コンプリーション 2019 , pp. 52–57, 「中野昭慶インタビュー」
^ a b c d e f g h i j k l m n o 1984コンプリーション 2019 , pp. 44–46, 「アートワークス 本編美術」
^ 大辞典 2014 , p. 30, 「あ アメリカ地上攻撃用核衛星」^ a b VSビオランテコンプリーション 2015 , p. 59, 「GODZILLA VS BIOLLANTE staff Message 金牧靖志」
^ a b 東宝特撮超兵器画報 1993 , p. 125, 「特美倉庫1992」
^ a b c
^ 大辞典 2014 , pp. 230–231, 「は パラシェーボ号」^ “Балашево: Russia ”. Geographic Names. 2015年1月1日 閲覧。 ^ a b 大辞典 2014 , p. 99, 「け 迎撃ミサイル」
^ a b ゴジラ365日 2016 , p. 215, 「8月2日」
^ a b c 大辞典 2014 , pp. 173–174, 「た 第五八幡丸」
^ a b
^ a b c d ゴジラ大百科 1992 , pp. 9496, 文 前晴彦「VSゴジラ兵器カタログ 戦車・大砲・ミサイル」
^ a b c 平成ゴジラ大全 2003 , p. 69, 「メイキング・ギャラリー 復活『ゴジラ』篇4 東宝自衛隊」
^ 東宝特撮メカニック大全 2003 , p. 308, 「通常兵器 [陸上]」^ 大辞典 2014 , p. 214, 「な 74式戦車」^ 大辞典 2014 , p. 213-214, 「な 75式多連装130mmロケット弾発射機」^ 大辞典 2014 , pp. 219–220, 「に 203mm自走榴弾砲」^ 大辞典 2014 , p. 232, 「ひ P-3C対潜哨戒機」^ a b c d e 1984コンプリーション 2019 , pp. 136–137, 「東都日報ゴジラコラム版」
^ 大辞典 2014 , pp. 46–47, 「え SH-60Jシーホーク」^ 夢のかけら 東宝篇 2021 , p. 92, 「シコルスキーSH-60J哨戒ヘリコプター」^ 大辞典 2014 , p. 44, 「え HSS-2」^ 大辞典 2014 , p. 292, 「ゆ UH-1」^ a b c d e 1984コンプリーション 2019 , pp. 28–29, 「シーンメイキング 6 ゴジラ、新宿副都心を蹂躙す」
^ 大辞典 2014 , p. 100, 「け KV-107」^ ゴジラ大百科 1992 , p. 93, 文 前晴彦「VSゴジラ兵器カタログ 小火器」^ ^ a b c d e f g h 1984コンプリーション 2019 , pp. 129–131, 「84スポットガイド」
^ a b
^ a b c d 大辞典 2014 , p. 38, 「い 井浜原子力発電所」
^ “【俺とゴジラ】第三回 特技監督 中野昭慶氏（後編） ”. ゴジラ・ストア . 東宝ステラ (2015年6月15日). 2023年10月26日 閲覧。 ^ a b c d e f g 1984コンプリーション 2019 , pp. 20–21, 「シーンメイキング 2 払暁の井浜原子力発電所、崩壊す」
^ a b c d e f g h i j k l m 東宝SF特撮映画シリーズ1 1985 , pp. 40–41, 「主な登場人物」東宝特撮怪獣映画大鑑 1989 , p. 479, 「東宝特撮怪獣映画作品目録」ゴジラ・デイズ 1998 , pp. 136–137, 構成 冠木新市「23作品とゴジラ映画の解剖」動画王特別編集ゴジラ大図鑑 2000 , p. 152, 「1980年代 ゴジラ」平成ゴジラ大全 2003 , p. 42, 「序之弐 復活『ゴジラ』」東宝特撮映画大全集 2012 , p. 209, 「『ゴジラ』（1984年版）作品解説/俳優名鑑」1984コンプリーション 2019 , p. 123, 「ゴジラデータリスト」
^ a b ゴジラ365日 2016 , p. 88, 「3月26日 / 3月27日」
^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 1984コンプリーション 2019 , p. 123, 「ゴジラデータリスト」
^ a b c d e f g h i j k l m n o 東宝SF特撮映画シリーズ1 1985 , pp. 40–41, 「主な登場人物」
^ a b ゴジラ365日 2016 , p. 160, 「6月16日」
^ a b 東宝SF特撮映画シリーズ1 1985 , pp. 40–41, 「主な登場人物」東宝特撮怪獣映画大鑑 1989 , p. 479, 「東宝特撮怪獣映画作品目録」ゴジラ・デイズ 1998 , pp. 136–137, 構成 冠木新市「23作品とゴジラ映画の解剖」平成ゴジラ大全 2003 , p. 42, 「序之弐 復活『ゴジラ』」東宝特撮映画大全集 2012 , p. 209, 「『ゴジラ』（1984年版）作品解説/俳優名鑑」1984コンプリーション 2019 , p. 123, 「ゴジラデータリスト」
^ a b c
^ a b ゴジラ365日 2016 , p. 372, 「12月26日」
^ a b
^ a b c d e f g h
^ a b c d e f g h i
^ 「オール初代ゴジラ俳優大図鑑」『別冊映画秘宝 初代ゴジラ研究読本』洋泉社 〈洋泉社MOOK〉、2014年8月24日、114頁。ISBN 978-4-8003-0452-0 。 ^ a b c
^ a b ゴジラ365日 2016 , p. 163, 「6月19日 / 6月20日」
^ “ゴジラ ”. なべやかんだ！！（なべやかん公式ブログ） (2014年6月1日). 2014年6月7日 閲覧。 ^ a b c d “仕事人裏日記 ”. さくまあきらホームページ (1999年12月16日). 2015年10月4日 閲覧。
^ a b c d e f g ゴジラ検定 2018 , p. 95, 「東宝特撮作品を彩った俳優たち 意外なあの人編」
^ a b ゴジラ大百科 1993 , p. 171, 構成・執筆 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しくする 東宝怪獣映画カルト・コラム 49 豪華アーティスト陣！東宝特撮映画の主題歌・挿入歌」
^ a b c d e f g h i j k l 1984コンプリーション 2019 , pp. 134–135, 「東都日報ゴジラコラム版」
^ a b c d 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 76–77, 小林淳「『ゴジラ』の音楽世界」
^ a b c d e f g h i j k l 1984コンプリーション 2019 , pp. 58–59, 「小六禮次郎インタビュー」
^ a b GODZILLA60 2014 , p. 65, 文 小川秀樹「ゴジラシリーズ全作品徹底解説」
^ a b “【俺とゴジラ】第三回 特技監督 中野昭慶氏（後編） ”. ゴジラ・ストア . 東宝ステラ (2015年6月15日). 2021年3月20日 閲覧。
^ a b c d e f ゴジラ・デイズ 1998 , pp. 340–345, 中野昭慶「1962-84 GODZILLA ゴジラはドラマ作りの原点 ゴジラは何ものだという問から始まった」
^ ゴジラ来襲 1998 , p. 148, 「第3章 東宝トクサツ映画名場面・名台詞」^ a b ゴジラ大百科 1992 , pp. 152–153, 構成 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しむ100のカタログ 90 どんどん大きくなる？ゴジラの身長」
^ a b c d e f g h i j k l m n 未発表資料アーカイヴ 2010 , pp. 15–18, 清水俊文「解説 1984年版『ゴジラ』製作の経緯について」
^ a b c ゴジラ大全集 1994 , pp. 72–73, 「東宝特撮映画史 ゴジラ誕生 特撮復権にむけて」
^ ゴジラ365日 2016 , p. 41, 「2月3日 / 2月4日」^ ゴジラ365日 2016 , p. 165, 「6月22日」^ a b 平成ゴジラクロニクル 2009 , pp. 220–221, 「第7章 平成ゴジラシリーズを作った男たち 堀内實三」
^ 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 52–54, 「序之弐 復活『ゴジラ』 ポスト・アイドル映画として」^ a b c d e f g 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 45–51, 「序之弐 復活『ゴジラ』 再燃する“ゴジラ - 核”問題」
^ ゴジラ365日 2016 , p. 51, 「2月17日 / 2月（日付不明）」^ ゴジラ365日 2016 , p. 192, 「7月16日」^ a b 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 44–45, 「序之弐 復活『ゴジラ』 脚本・永原秀一」
^ a b c d ゴジラとともに 2016 , pp. 91–96, 構成・文 友井健人「夏木陽介」
^ 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 100–101, 「破之壱 『ゴジラVSビオランテ』 特技監督・川北紘一」^ a b 東宝特撮メカニック大全 2003 , p. 316, 「INTERVIEW 川北紘一 」
^ VSビオランテコンプリーション 2015 , p. 61, 「GODZILLA VS BIOLLANTE staff Message 薩摩剣八郎」^ a b c 1984コンプリーション 2019 , p. 64, 「メイキング映像 撮影スナップ」
^ a b c d e 1984コンプリーション 2019 , pp. 26–27, 「シーンメイキング 5 ゴジラ、帝都の不夜城へ」
^ 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2005 , pp. 45–46, 小林淳「ゴジラ映画音楽史小論」^ a b 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 143–146, 「破之弐 『ゴジラVSキングギドラ』 やっぱり伊福部！」
^ 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2005 , p. 46, 「岩瀬政雄インタビュー」^ 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 63–65, 「序之弐 復活『ゴジラ』 造形・安丸信行」^ a b c d e f 夢のかけら 東宝篇 2021 , pp. 107–108, 「原口智生×樋口真嗣」
^ a b 「機龍20周年インタビュー 手塚昌明」『バトル・オブ・メカゴジラ』双葉社〈双葉社スーパームック〉、2022年8月18日、106頁。ISBN 978-4-575-45910-4 。
^ a b 1984コンプリーション 2019 , pp. 15–17, 「キャストインタビュー 宅麻伸」
^ ゴジラ画報 1999 , pp. 224–225, 「Bonus Column 東宝美女軍団20 東宝のシンデレラたち」^ a b c d ゴジラ大百科 1992 , p. 151, 構成 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しむ100のカタログ 83 NGキャスティング」
^ a b c 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 65–66, 「序之弐 復活『ゴジラ』 放射能を食べる!?」
^ ゴジラ365日 2016 , p. 185, 「7月9日」^ a b c d e f 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 70–72, 「序之弐 復活『ゴジラ』 完成へのラスト・スパート」
^ ゴジラ365日 2016 , p. 277, 「9月27日 / 9月28日」^ 大ゴジラ図鑑 1995 , p. 152, 「ゴジラ GODZILLA FIELD/SET」^ “『ゴジラ(84)』トークイベント、"昭和最後のゴジラ"を創造したレジェンドたちが特撮映画の魅力を語る” . マイナビニュース (マイナビ): p. 2. (2019年3月1日). https://news.mynavi.jp/article/20190301-780377/2 2023年8月8日 閲覧。 ^ ゴジラ1954-1999超全集 2000 , p. 18, 「中野昭慶特技監督インタビュー」^ 「東宝脇役俳優大全 インタビュー 加藤茂雄 （構成・友井健人）」『別冊映画秘宝 モスラ映画大全』洋泉社 〈洋泉社MOOK〉、2011年8月11日、105頁。ISBN 978-4-86248-761-2 。 ^ ゴジラ365日 2016 , p. 227, 「8月14日」^ a b c d e f g 1984コンプリーション 2019 , pp. 132–133, 「東都日報ゴジラコラム版」
^ 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 62–63, 「序之弐 復活『ゴジラ』 円谷英二の遺産“大セット主義”」^ ゴジラ365日 2016 , p. 183, 「7月7日」^ ゴジラ365日 2016 , p. 286, 「10月4日」^ a b 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 66–68, 「序之弐 復活『ゴジラ』 有楽町と新宿 大セット主義の真骨頂」
^ a b c 平成ゴジラ大全 2003 , p. 72, 「序之弐 復活『ゴジラ』 全社挙げての宣伝戦略」
^ ゴジラ365日 2016 , p. 35, 「1月30日」^ a b 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 84–85, 「破之壱 『ゴジラVSビオランテ』 30億円商売としてのゴジラ」
^ 平成ゴジラ大全 2003 , pp. 85–87, 「破之壱 『ゴジラVSビオランテ』 復活『ゴジラ』に対する批判」^ a b 「インタビュー / 庵野秀明」『ジ・アート・オブ シン・ゴジラ』企画・責任編集 庵野秀明、企画・編集・発行：カラー 販売：グラウンドワークス、2016年12月30日、401、501頁。ISBN 978-4-905033-08-0 。
^ a b 超最新ゴジラ大図鑑 1992 , p. 146, 「ゴジラシリーズ全タイトル」
^ a b 日本特撮映画図鑑 1999 , p. 138, 「東宝特撮作品 ビデオLDラインナップ ゴジラシリーズ」
^ a b ゴジラ365日 2016 , p. 177, 「7月1日」
^ 「DVD & VIDEO Selection」『宇宙船 』Vol.100（2002年5月号）、朝日ソノラマ 、2002年5月1日、102頁、雑誌コード：01843-05。 ^ a b ゴジラ365日 2016 , p. 113, 「4月25日」
^ a b c ゴジラ365日 2016 , p. 11, 「1月1日」
^ ゴジラ大百科 1993 , p. 158, 構成・執筆 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しくする 東宝怪獣映画カルト・コラム 20 小説世界のゴジラ」^ a b ヒットブックスVSモスラ 1992 , p. 77, 「東宝怪獣激闘外伝」
^ ゴジラ365日 2016 , p. 235, 「8月23日」^ a b c d e パトリック・マシアス 著、町山智浩 訳「『ゴジラ1985』の好物はドクターペッパー!」『オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史』太田出版 、2006年、124-127頁。ISBN 978-4778310028 。
^ 大辞典 2014 , p. 107, 「COLUMN05 ゴジラ、全米に進出！」^ R. J. Kizer. "REVISITING THE LEGEND'S REBIRTH! Director R. J. Kizer's In-Depth History the Americanization of 'Godzilla 1985'!" (Interview). Interviewed by Brett Homenick. Vantage Point Interviews. 2023年10月24日閲覧 。 ^ ゴジラ365日 2016 , p. 359, 「12月14日」^ “三原山・ゴジラ岩 ”. 東京とりっぷ . プレスマンユニオン. 2021年10月24日 閲覧。
作品
昭和シリーズ 平成vsシリーズ ミレニアムシリーズ 2010年代以降 アニメ映画 アメリカ映画
テレビ・Web番組 関連作品
その他
関連人物
プロデューサー 原作者 脚本家 映画監督 特技監督 音楽家 スーツ・モーションアクター 彫刻家 その他
カテゴリ
