モナーク: レガシー・オブ・モンスターズ |
---|
ジャンル |
|
---|
原作 |
東宝株式会社 ゴジラ |
---|
企画 |
|
---|
出演者 |
|
---|
音楽 |
レオポルド・ロス(英語版) |
---|
国・地域 |
アメリカ合衆国 |
---|
言語 |
英語 |
---|
シーズン数 |
1 |
---|
話数 |
10(各話リスト) |
---|
各話の長さ |
41–50 分 |
---|
製作 |
---|
製作総指揮 |
|
---|
プロデューサー |
|
---|
撮影監督 |
- Jean Philippe Gossart
- Chris Seager
- Sam McCurdy
|
---|
編集 |
- Nona Khodai
- Emily Streetz
- Joe Talbot Hall
- Mark Hartzell
|
---|
製作 |
|
---|
| 放送 |
---|
放送チャンネル | Apple TV+ |
---|
放送期間 | 2023年11月17日 (2023-11-17) - 放送中 |
---|
公式ウェブサイト | テンプレートを表示 |
『モナーク: レガシー・オブ・モンスターズ』 (Monarch: Legacy of Monsters) は、アメリカのSF怪獣テレビドラマシリーズである。
概要
東宝のゴジラシリーズに基づく『モンスター・ヴァース』メディア・フランチャイズの第6作であり、テレビシリーズとしてはアニメ『髑髏島(英語版)』に続く第2作である。クリス・ブラック(英語版)によって企画され、彼とマット・フラクション(英語版)によってApple TV+のために創作された。10話からなるシリーズは映画『GODZILLA ゴジラ』の後の出来事を追い[1]、それまで半世紀にわたってゴジラや他の怪獣(タイタン)を追ってきた秘密組織モナークやランダ家の人々を描く。2023年11月17日よりApple TV+で配信された。2024年4月11日、シーズン2の製作、およびスピンオフの企画が発表された[2]。
あらすじ
シリーズは2014年のサンフランシスコでのゴジラ出現の影響を引きずる2015年を主な舞台とし、1950年代から2010年代までの怪獣現象を追いかけてきた秘密組織モナ―クおよびランダ家の人々の姿が描かれる。物語は2015年、前年のゴジラ出現に遭遇した後に父を失ったサンフランシスコの教師ケイト・ランダが日本を訪れ、存在を知らなかった腹違いの弟ケンタロウに出会うところに始まる。過去50年に及ぶ出来事が描かれる。
1952年、ケイトの祖母に当たるケイコ・ミウラ、ビル・ランダ、そして軍人のリー・ショウはフィリピンで放射能を追跡して怪獣に遭遇する。リーは怪獣を調査する秘密組織モナークの指導者となり、二人と共に怪獣調査を進める。1954年、原爆でゴジラを倒す試みは失敗する。1959年、カザフスタンの廃原子炉に空いた深い大穴にケイコは落下して消え、ケイコの残した息子ヒロシをビルが養子にする。1962年、リーは怪獣が移動していると推測される地下の大空洞に志願して入るも行方不明となり、まったく年をとらずに20年後の日本に現れる。大人になったヒロシに会い、ビルは死んだと聞かされる。リーはモナークの施設で幽閉・監視される。
2015年、居住するサンフランシスコが前年にゴジラに破壊され、父ヒロシをアラスカでの飛行機事故で失ったケイトは財産整理のために日本に来る。存在を知らなかったもう一人の妻エミコと弟ケンタロウに会う。父のオフィスに隠されたファイルを回収し、ケンタロウの元恋人のメイと共に解読し、生きているかもしれない父の後を3人で追う。施設で監視されていたリー・ショウの存在を知って脱出させ、モナークに追われながらアラスカに飛び父の生存を確認し、出現した怪獣に襲われる。リーはモナークに逮捕されるが、反乱分子であるデュヴァルと組み、ヒロシの足跡をたどってアルジェリアに行く。ケイト、ケンタロウ、メイもまたモナークの支援でアルジェリアに行き、生きているヒロシを見かけるもゴジラの出現で邪魔される。リーとデュヴァルは怪獣たちの生存する地下の空洞世界と地上世界を切り離そうとし、アラスカの亀裂に続いてカザフスタンの廃原子炉の穴の亀裂を爆破する。エイペックス・サイバネティクス社は以前雇用したメイを脅迫してモナークから怪獣のデータを手に入れる。リーは駆け付けたメイ、ケイトと共に亀裂から落ちて空洞世界と地上世界の中間の世界軸に入り、時間の流れの差により若々しいままのケイコに会う。リーは置き去りになるも、ケイコ、ケイト、メイは地上に戻り、2年後の2017年にエイペックス社が研究所を構える髑髏島(英語版)に姿を現す。
登場人物
メイン
リカーリング
- ヒロシ・ランダ : 平岳大 - ケイコの息子でビルの養子、ケイトとケンタロウの父[9]
- エミコ・ランダ : 久藤今日子 - ヒロシの日本での妻でケンタロウの母親
- パケット将軍: クリストファー・ハイアーダール(日本語吹替 - 宮本充) - 1950年代のアメリカ陸軍でのリー・ショウの上官[10]
- ナタリア・ヴェルデューゴ : Mirelly Taylor(日本語吹替 - 井上喜久子) - モナークの副長官
ゲスト
- キャロライン・ランダ: タムリン・トミタ - ヒロシのアメリカでの妻でケイトの母親
- ドゥホ : Bruce Baek - リー・ショウの旧友の韓国人
- バーンズ博士: Jess Salgueiro - モナークの研究者
- ブレンダ・ホランド : Dominique Tipper - AET(Applied Experimental Technologies)社、のちのエイペックス・サイバネティックス社の重役
- ライラ・マテオ : Morgan Dudley - メイ(コーラ)の妹
- 東京のタクシー運転手 : 生島ヒロシ - 2014年のゴジラ襲撃を信じず、政府の陰謀だと信じている。
エピソード
製作
企画
映画『ゴジラvsコング』の成功の後、『モンスター・ヴァース』を拡大させる議論が始まった。レジェンダリー・エンターテインメントは投資家たちにライブアクション・シリーズを提案し、Apple TV+は即座に興味を示して2022年1月にプロジェクトを承認した。レジェンダリー、Safehouse pictures, 東宝、さらにレジェンダリーとモンスター・ヴァース・フランチャイズの権利を共有するワーナー・ブラザース・ピクチャーズが共同製作することとなった。クリス・ブラック(英語版)が企画およびショーランナーとなった.[12][13]。
同年5月、マット・シャックマンが最初の2話の監督と製作総指揮として加わった[14]。ブラックおよびマット・フラクション(英語版)のほか、アンドリュー・コルビル(英語版)、Milla Bell-Hart、 Amanda Overton、 カール・タロウ・グリーンフェルド、 マリコ・タマキ、アル・レットソン(英語版)[15]が脚本に参加した。
受賞・ノミネート
脚注
注釈
出典
- ^ Pulliam-Moore, Charles (January 5, 2024). “Read up on Apple's tremendous Godzilla series, Monarch: Legacy of Monsters” (英語). The Verge. January 5, 2024時点のオリジナルよりアーカイブ。January 5, 2024閲覧。
- ^ Otterson, Joe (April 11, 2024). “'Monarch: Legacy of Monsters' Renewed for Season 2, Multiple Spinoffs in the Works at Apple TV+”. Variety. April 11, 2024時点のオリジナルよりアーカイブ。April 11, 2024閲覧。
- ^ a b c d e “Anna Sawai, Joe Tippett & Kiersey Clemons Among Cast Of Apple's Live-Action Godzilla and Titans Series”. Deadline Hollywood (June 30, 2022). June 30, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。August 18, 2023閲覧。
- ^ “'Pachinko' Star Mari Yamamoto Boards Apple Series Based On Legendary's Monsterverse Franchise”. Deadline Hollywood (August 18, 2022). August 18, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。August 18, 2023閲覧。
- ^ Holmes, Martin. “John Goodman Tries to Fix the Past in 'Monarch: Legacy of Monsters' Trailer (VIDEO)”. TV Insider. TV Guide. January 11, 2024閲覧。
- ^ Alex, Mateo (October 3, 2022). “Legendary Entertainment's Live-Action Godzilla Series Casts Anders Holm”. Anime News Network LLC.. October 3, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。August 18, 2023閲覧。
- ^ “Godzilla and the Titans Live-Action Apple Series Casts Kurt Russell, Wyatt Russell”. Variety (July 20, 2022). July 20, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。August 18, 2023閲覧。
- ^ "Apple TV+ unveils first look at highly anticipated Godzilla and Titans live-action original series, "Monarch: Legacy of Monsters"". Apple TV+ Press (Press release). 17 August 2023. 2023年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月18日閲覧。
- ^ ‘Monarch: Legacy of Monsters’ Review: Kurt and Wyatt Russell Anchor Apple TV+’s Refreshingly Human-Scale Godzilla Series
- ^ Producer Talks Kurt Russell’s Godzilla Casting
- ^ “Shows A-Z - monarch: legacy of monsters on apple tv plus”. The Futon Critic. December 21, 2023閲覧。
- ^ Lane, Carly (January 20, 2022). “Godzilla and Titans MonsterVerse TV Show in the Works at Apple TV+ From Chris Black and Matt Fraction”. Collider. January 20, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。January 20, 2022閲覧。
- ^ Kroll, Justin (January 20, 2022). “Apple TV+ Lands Godzilla & Titans Series Based On Legendary's Monsterverse”. Deadline. January 20, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。January 20, 2022閲覧。
- ^ “Godzilla and the Titans Live-Action Series at Apple Sets WandaVisions' Matt Shakman to Direct (EXCLUSIVE)”. Variety (May 19, 2022). May 19, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月11日閲覧。
- ^ “Monarch: Legacy of Monsters”. Writers Guild of America West. June 19, 2023閲覧。
- ^ Giardina, Carolyn (January 16, 2024). “The Creator Leads Visual Effects Society Feature Competition With 7 Nominations” (英語). The Hollywood Reporter. January 16, 2024時点のオリジナルよりアーカイブ。January 31, 2024閲覧。
- ^ “'Barbie' Leads Music Supervisors Guild Awards Nominations”. Variety (January 22, 2024). January 29, 2024時点のオリジナルよりアーカイブ。January 31, 2024閲覧。
- ^ “Nominations announced for the Critics Choice Association's 4th Annual "Critics Choice Super Awards" honoring Superhero, Science Fiction/Fantasy, Horror, and Action Movies and Series”. Critics Choice Association (2024年3月7日). 2024年3月9日閲覧。
- ^ “WINNERS ANNOUNCED FOR 4TH ANNUAL CRITICS CHOICE SUPER AWARDS HONORING SUPERHERO, SCIENCE FICTION/FANTASY, HORROR, AND ACTION MOVIES AND SERIES”. Critics Choice Association (2024年4月4日). 2024年4月5日閲覧。
- ^ Hipes, Patrick (December 5, 2024). “‘Dune: Part Two’, ‘Fallout’ Lead Saturn Awards Nominations”. Deadline. December 6, 2024閲覧。
外部リンク
|
---|
作品 |
昭和シリーズ | |
---|
平成vsシリーズ | |
---|
ミレニアムシリーズ | |
---|
2010年代以降 | |
---|
アニメ映画 | |
---|
アメリカ映画 |
|
---|
テレビ・Web番組 | |
---|
関連作品 |
|
---|
|
---|
その他 |
|
---|
関連人物 |
プロデューサー | |
---|
原作者 | |
---|
脚本家 | |
---|
映画監督 | |
---|
特技監督 | |
---|
音楽家 | |
---|
スーツ・モーションアクター | |
---|
彫刻家 | |
---|
その他 | |
---|
|
---|
カテゴリ |
|