公開天文台一覧公開天文台(こうかいてんもんだい)の一覧。本稿では、公開されている天文台の場所及び主観測装置を示す。 各天文台の概要は、各項目を参照。 概論天文台にも記述があるように、一般公開が行われている観測所を公開天文台とする。この場合の一般公開の定義は、原則として事前予約を必要とせず季節限定ではない通年営業で誰でも気軽に見学ができる施設であることである(有償・無償は問わない)。 なお、一般公開とは、基本的に施設公開であり、施設概要についての説明展示や研究業務活動によって得られた成果を公開しているものである。それに対して、一般観望会は天体観察もしくは観望を目的に実施しているものであり、天体観測機材の都合上、理科の教科書で知られている天体及び天体現象の観察が主である。 注意)研究利用観測の場合には、研究利用申請や研究利用費が必要な観測所もある。国立天文台の一部の観測所を除く観測所、及び大学法人(国立・公立・私立)の設置・運用する観測所においては、夜間は研究教育利用や研究利用観測に用いられているため、特別の許可がない場合には見学は出来ない。 日本公開天文台協会 (JAPOS)日本の公開天文台間における、教育・研究成果の普及及び発信を目指して組織された任意団体。 日本全国の公開天文台職員等が毎年集まり、施設の運営の工夫、天体観望会の改善や新しい事業の紹介等の取り組みを発表し、議論するワークショップ「全国の天体観測施設の会」が母体。 21世紀に入り、公開天文台を取り巻く環境が厳しさを増す中、施設間のより強固な連携と情報交換を図るべく組織化が検討され、2005年の第14回大会において正式に発足が決定した[1]。 発足当初は、兵庫県立西はりま天文台が協会の代表を務めた。2022年現在はなよろ市立天文台が会長在籍施設で、事務局が公開天文台間での相互連携を目指した情報発信や天文台の利用実態の調査などに当たっている。 各天文台は世界天文年2009の実施支援機関でもある。 PAONETPublic Astronomical Obsavatory ネットワークのこと。国立天文台や学術機関の専門家は、アドバイザーの形で参加。現在、プラネタリウム館、公開天文台、科学館、学校などが加盟している任意団体による機関。会員総数198。運営委員会があり、郡山市ふれあい科学館、大阪市立科学館、かわべ天文公園、島根県立三瓶自然館、埼玉県立豊岡高等学校、岡山商科大学附属高等学校、広島市こども文化科学館、陸別町りくべつ宇宙地球科学館、徳島県立アスタムランドから、有志が参加して運営を行っている。 インターネットの黎明期である1993年、公開天文台や科学館の研究員・学芸員、そして国立天文台をはじめとする若手研究者の有志によって、手軽で安価に最新の天体画像などを配信する試みを実験的に始めた。この実験運用を経て、1995年にその当時の運営者がPAOネットワーク世話人となり、国立天文台でユーザミーティングを実施。毎年、4月に参加者を募集している。 各国の公開天文台北より順に記載[2][3]。定義に合致した施設及び日本公開天文台協会が公開天文台としている施設[1]について記載する。 北海道地区
東北地区
関東地区
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近畿地区
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九州地区
沖縄地区
関連項目
脚注
関連項目外部リンク
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