二ツ宮 (上尾市)
二ツ宮(ふたつみや)は、埼玉県上尾市の町名。現行行政地名は二ツ宮のみ。丁番を持たない単独町名である。住居表示未実施地区[6]。郵便番号は362-0017[3]。 市の統計などでは上尾地区で分類されている。住民の要望により成立した新しい地名である。 地理埼玉県の中央地域(県央地域)で、上尾市中央部の主に大宮台地上に位置するが、芝川の流域沿いには、鎌倉橋付近を中心に低地も見られる[7]。台地と低地との境界は、傾斜が緩く不明瞭である。町域の東側を平塚や原市、南側を上尾下、西側を東町や本町、北側を上尾村と隣接する。地区の南部は境界線がやや錯綜する。 町域の西端を芝川が流れ、上流から岡橋、道三橋、東橋、農協橋、日の宮橋が架かる。町域の中央部を上尾蓮田線が東西に通る。 全域が市街化区域[8]で、北部は準工業地域、南部は主に第一種住居地域(一部工業地域、県道沿いは第二種住居地域)に指定され、全体的には主に住宅地が広がっているが、南部の工業地(三井金属鉱業)や、北部を中心に生産緑地地区として農地も見られる。 地内に二ツ宮遺跡(県遺跡番号:14-402[8])があり、土器片が発掘されている。 地価準工業地の地価は、2010年(平成22年)1月1日の公示地価によれば、二ツ宮1092番地の1の地点で63,800円/m2となっている[9]。 歴史地名は地区内に鎮座する氷川神社の境内に、かつて建立されていた二つのお宮である氷川男体社(現在の社殿)と氷川女体社に由来する[10][11]。氷川女体社は氷川男体社のやや南東側に鎮座しており、明治40年頃の合祀により御神体は上尾宿(現宮本町)の氷川鍬神社、社殿は上尾宿(現愛宕)の愛宕神社に遷座され現存しない[12][10]。
世帯数と人口2019年(平成31年)1月1日時点の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[15]。
交通鉄道地区内に鉄道は敷設されていない。最寄り駅は下記バス利用で上尾駅である。また、二ツ宮1092番地の1の地点では、およそ1.6 km[9]離れている。 道路バス上尾駅東口駅前から東大宮駅および伊奈町役場方面への路線バスが運行されている。 地域町内会祭事
公園下記以外にも無名の公園が地内に幾つかある[8]。
施設地内に指定緊急避難場所は存在しない[21]。かつては2021年10月29日まで丸建自動車の本社所在地であった。
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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