日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞
日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(にっかんスポーツえいがたいしょう・いしはらゆうじろうしょう)は、1988年に設立された日刊スポーツ新聞社が主催する映画賞である。一部メディアでは日スポ大賞と略されている。 概要対象は前年の12月からその年の11月まで日本で劇場公開された優秀な映画である[2]。受賞者は毎年11月末に発表され授賞式は12月末にホテルニューオータニの宴会場で行われ、前年度の受賞者がプレゼンターを務める。司会は元フジテレビアナウンサー露木茂が務めていた。受賞者に贈呈される盾には黒澤明が映画『夢』のために描いたコンテが第8回から使われている[3]。第33回(2020年)以降の授賞式は新型コロナウイルスの感染拡大・再拡大の懸念から開催が見送られ、受賞作品と受賞者の発表のみとなる[4]。第35回(2022年)以降司会も露木から同じ元フジテレビアナウンサーの笠井信輔に変更。 2021年の第34回は日刊スポーツ会員からの投票を反映させる「ファンが選ぶ最高作品賞」「ファンが選ぶ最高演技賞」が新設された[4]。 石原裕次郎賞(いしはらゆうじろうしょう)・石原裕次郎新人賞(いしはらゆうじろうしんじんしょう)は、1987年に亡くなった日本を代表する映画スター石原裕次郎の遺志を引き継ぎ、日刊スポーツ映画大賞に併設された賞である。石原プロモーション(石原プロモーション解散後は石原音楽出版社)が運営に全面協力している。その年に最もファンの支持を得たスケールの大きな作品に贈られるのが石原裕次郎賞であり、裕次郎を彷彿とさせる将来性豊かなスクリーンデビュー5年以内の新人に贈られるのが石原裕次郎新人賞である[2]。賞金はそれぞれ300万円、100万円となっている[2]。 選考委員2022年度の選考委員は以下の通り(五十音順)[5]。 歴代各賞第1回(1988年度) - 第10回(1997年度)第1回(1988年度)
第2回(1989年度)
第3回(1990年度)
第4回(1991年度)
第5回(1992年度)
第6回(1993年度)
第7回(1994年度)
第8回(1995年度)
第9回(1996年度)
第10回(1997年度)
第11回(1998年度) - 第20回(2007年度)第11回(1998年度)
第12回(1999年度)
第13回(2000年度)
第14回(2001年度)
第15回(2002年度)
第16回(2003年度)
第17回(2004年度)
第18回(2005年度)
第19回(2006年度)
第20回(2007年度)
第21回(2008年度) - 第30回(2017年度)第21回(2008年度)
第22回(2009年度)
第23回(2010年度)
第24回(2011年度)
第25回(2012年度)
第26回(2013年度)
第27回(2014年度)
第28回(2015年度)
第29回(2016年度)
第30回(2017年度)
第31回(2018年度) -第31回(2018年度)
第32回(2019年度)
第33回(2020年度)
第34回(2021年度)
第35回(2022年度)
第36回(2023年度)
備考2014年は福本清三に石原裕次郎特別功労賞が贈られた[49]。 脚注
外部リンク |