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この項目では、2代目網走駅について説明しています。初代網走駅については「浜網走駅」をご覧ください。 |
網走駅 |
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あばしり Abashiri |
所属事業者 |
日本国有鉄道(国鉄) |
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駅構造 |
地上駅 |
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開業年月日 |
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廃止年月日 |
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乗入路線 |
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所属路線 |
石北本線(貨物支線) |
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キロ程 |
0.0 km(網走起点) |
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所属路線 |
湧網線 |
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キロ程 |
89.8 km(中湧別起点) |
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備考 |
- 浜網走駅は、初代網走駅の後身。1969年に移転。
- 大曲仮乗降場との距離は実キロ。
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網走駅(あばしりえき)は、北海道網走市新町2丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅である。事務管理コードは▲122535[4][5]。駅番号はA69。オホーツク総合振興局の所在地、網走市の中心駅である。
概要
どちらも当駅を終点とする石北本線(所属線)・釧網本線の2路線が乗り入れ[注 1]、一部列車は相互に直通運転する。このほか、かつては浜網走駅までの貨物線および湧網線も分岐していた。
特急「オホーツク」「大雪」、普通「しれとこ摩周号」の始発・終着駅となっている。
歴史
現在の網走駅は2代目にあたり、もともとは800mほど東に初代の駅が設置されていた。
後の釧網本線の前身となる路線の開通に伴い、当駅を通過する運行は当駅で折り返しを行う必要が生じた。このため、網走川の河川改修と埋立拡張を行い、釧網線全通翌年に旅客・小荷物に関わる機能を現在駅へ移転した。
年表
駅構造
2面3線の単式・島式の複合ホーム。全ホーム双方向に発着できるため、厳密な方向分けは行われていない。特急列車と両線直通列車は駅舎に面した1番のりばを使用する。ホーム間は跨線橋で連絡している。構内には北見運転所網走詰所の客車庫線が2線と給油施設を持った留置線があり、気動車の仕業検査・夜間滞泊が行われる。
湧網線は主に0番のりばに発着していた。湧網線の列車はキハ22形気動車の単行運転が多く、0番のりばは車両3両分程度の長さであった。現在線路は撤去されて駐車場となっている。0番のりば付近の駅名標は1番のりば側は現在のデザインだが、0番のりば側は隣の駅名が消されているものの当時の面影を残している。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
備考
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1 - 3
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■石北本線
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上り
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北見・札幌方面
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おもに1番線
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■釧網本線
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下り
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知床斜里・釧路方面
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おもに2・3番線
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終日社員配置駅。みどりの窓口、指定席券売機(クレジットカード専用)[1]、話せる券売機[1]、駅弁の販売店(モリヤ商店)[13]、駅構内に網走市駅観光案内所がある。
早朝・夜間は営業上での無人駅扱いとなるが、運転扱いの駅員は終日配置され、車両の留置も行われる。
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みどりの窓口と改札口(2021年9月)
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待合室(2021年9月)
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自動券売機(2021年9月)
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0番線跡(2009年8月)
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1番線ホーム(2022年6月)
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2・3番線ホーム(2022年6月)
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跨線橋(2022年6月)
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駅構内(2009年10月)
駅弁
主な駅弁は下記の通り[14]。
- 磯宴 うに・いくら弁当
- 磯宴 かに・いくら弁当
- 磯宴 秋鮭親子弁当
- 磯宴 鮭・いくら弁当
- いくら数の子弁当
- かにめし
- 知床とりめし
- オホーツク弁当
- 帆立弁当
利用状況
乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度
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乗車人員
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出典
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備考
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年間
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1日平均
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JR調査
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1974年(昭和49年)
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675,825
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(1851.6)
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[* 2]
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1975年(昭和50年)
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643,961
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(1759.5)
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1978年(昭和53年)
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|
1486
|
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[15]
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1980年(昭和55年)
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486,639
|
(1333.3)
|
|
[* 2]
|
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1985年(昭和60年)
|
376,922
|
(1032.7)
|
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1990年(平成02年)
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311,176
|
(852.5)
|
|
[* 3]
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1999年(平成11年)
|
255,500
|
700
|
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[* 4]
|
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2000年(平成12年)
|
244,550
|
670
|
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2001年(平成13年)
|
224,475
|
615
|
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2002年(平成14年)
|
208,780
|
572
|
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2003年(平成15年)
|
201,300
|
550
|
|
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2004年(平成16年)
|
189,100
|
520
|
|
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2005年(平成17年)
|
182,100
|
500
|
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2006年(平成18年)
|
167,900
|
460
|
|
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2007年(平成19年)
|
173,500
|
470
|
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2008年(平成20年)
|
164,900
|
450
|
|
|
2009年(平成21年)
|
153,820
|
420
|
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2010年(平成22年)
|
144,075
|
395
|
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2011年(平成23年)
|
146,815
|
401
|
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2012年(平成24年)
|
142,205
|
390
|
|
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2013年(平成25年)
|
139,200
|
381
|
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2014年(平成26年)
|
137,333
|
376
|
|
[* 5]
|
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2015年(平成27年)
|
134,072
|
366
|
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[* 6]
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2016年(平成28年)
|
127,750
|
350
|
352.6
|
[* 7][JR北 3]
|
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2017年(平成29年)
|
123,400
|
338
|
340.6
|
[* 8][JR北 4]
|
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2018年(平成30年)
|
121,545
|
333
|
301.8
|
[* 1][JR北 5]
|
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2019年(令和元年)
|
115,290
|
315
|
286.2
|
[* 1][JR北 6]
|
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2020年(令和02年)
|
87,235
|
239
|
268.2
|
[* 1][JR北 7]
|
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2021年(令和03年)
|
92,345
|
253
|
257.6
|
[* 1][JR北 8]
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2022年(令和04年)
|
97,820
|
268
|
251.6
|
[* 1][JR北 9]
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2023年(令和05年)
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254.8
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[JR北 10]
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駅周辺
網走市の代表駅であるが、中心市街地は駅から2km程離れている。施設によっては隣の桂台駅のほうが近い。
バス路線
路線詳細は各バス事業者記事を参照。
- 網走バス
- 網走市内線、郊外線、女満別空港連絡バスを運行。
- 網走バス・斜里バス(共同運行)
- 知床ウトロ温泉方面および女満別空港方面へ季節運行。
- 網走観光交通
- 大空町東藻琴方面へ運行。
- 斜里バス
- 斜里町方面へ運行。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■石北本線
- 呼人駅 (A68) - 網走駅 (A69)
- ■釧網本線[16]
- 網走駅 (A69) - 桂台駅 (B79)
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道(国鉄)
- 石北本線(貨物支線) - 1984年2月1日廃止
- 網走駅 - 浜網走駅
- 湧網線 - 1987年3月20日廃止
- 二見ヶ岡駅 - (大曲仮乗降場) - 網走駅
脚注
注釈
出典
- 網走市統計書
JR北海道
新聞記事
参考文献
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
網走駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク