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2013年の相撲(2013ねんのすもう)では、2013年の相撲における動向をまとめる。
2012年-2013年-2014年
できごと
1月
2月
3月
- 22日
- 【大相撲】日本相撲協会の持ち回り理事会が行われ、武蔵川親方(元横綱・武蔵丸)が4月1日付で藤島部屋から独立し、武蔵川部屋を創設することを承認した[13]。
- 【大相撲】3月場所の13日目で、白鵬が豪栄道を上手投げで破り13連勝とし、唯一2敗だった隠岐の海が敗れたため、白鵬が2場所ぶり通算24度目の幕内最高優勝達成。通算4度目の13日目での優勝決定は史上最多タイ[14]
- 24日
- 【大相撲】3月場所の千秋楽で、既に優勝を決めている白鵬が日馬富士を上手投げで破り、史上最多の9度目の全勝優勝。双葉山・大鵬の8回の記録を更新[15]。
- 【大相撲】元大関・雅山が現役を引退し、年寄「二子山」を襲名した[16]。
- 25日
4月
- 1日 - 【アマチュア】日本相撲連盟が公益財団法人へ移行[19]
- 3日 - 【大相撲】日本相撲協会の臨時理事会で、2011年に八百長問題で解雇とし、3月に解雇無効の判決が出た元幕内の蒼国来について、現役復帰を認め、7月場所から前頭15枚目で復帰させることを決定[20]
- 9日 - 【大相撲】田子ノ浦親方(元幕内・金開山)が、年寄「岩友」に名跡変更した[21]。
- 25日 - 【大相撲】5月場所の新番付が発表され、隠岐の海が島根県出身力士としては121年ぶりの新三役となった[22]
5月
6月
7月
- 7日 - 【大相撲】7月場所の初日を迎え、大相撲八百長問題で解雇処分となり、4月に解雇が無効と判断され復帰の蒼国来が2011年1月場所以来の本場所となったが德勝龍に押し出しで敗れている[35]
- 9日 - 【大相撲】7月場所の3日目で、2年ぶり復帰の蒼国来が大岩戸を寄り切りで破り898日ぶりの勝利[36]
- 13日 - 【大相撲】7月場所の7日目で、白鵬が千代大龍を上手出し投げで破り、昭和以降では初の通算2度目の37連勝[37]
- 19日 - 【大相撲】7月場所の13日目で、白鵬が琴欧洲を寄り切りで破り、13連勝で3場所連続通算26度目の幕内最高優勝が決定。26の優勝は史上3位で外国人力士では朝青龍を抜いて史上最多。またこの日までに幕内から序ノ口までのすべての優勝が決定。13日目ですべて決まるのは15日制導入以降では初[38]
- 20日 - 【大相撲】7月場所の14日目で、白鵬が稀勢の里に寄り倒しで敗れ、連勝が43でストップ[39]
- 24日 - 【大相撲】9月場所の番付編成会議が行われた。新十両の千代丸は十両の千代鳳の実兄で、史上17組目の兄弟関取となった[40]
8月
9月
- 2日 - 【大相撲】9月場所の新番付が発表された。遠藤は昭和以降では史上最速となる幕下付出での初土俵から3場所での新入幕となった。新小結は髙安で、平成生まれでは初の新三役となった[43]
- 11日 - 【大相撲】元大関・把瑠都が現役を引退した[44]。
- 12日 - 【大相撲】2010年の大相撲野球賭博問題で解雇処分となった元大関の琴光喜の田宮啓司が相撲協会に対し解雇は不当として地位確認を求めた訴訟で、東京地方裁判所は解雇は妥当として請求を退けた[45]
- 14日 - 【大相撲】日本相撲協会が、内閣府に対して公益財団法人への移行を申請した[46]。
- 27日 - 【大相撲】9月場所の13日目で天一が三段目で優勝を決め、35歳10カ月での幕下以下の優勝は戦後では史上最年長優勝となった[47]
- 28日 - 【大相撲】9月場所の14日目で、白鵬が稀勢の里をはたき込み、物言いがついたものの軍配どおり白鵬が勝利し、13勝1敗で4場所連続通算27度目の幕内最高優勝達成[48]
10月
11月
- 2日 - 【大学】全国学生相撲選手権大会が行われ、決勝戦で日体大の一ノ瀬康平が東農大の小柳亮太を押し倒しで破り、初優勝で学生横綱になった[52]
- 3日 - 【大学】全国学生相撲選手権の団体戦が行われ、決勝戦で東洋大が近大に3勝2敗で破り11年ぶり通算3度目の優勝達成[53]
- 8日 - 【大相撲】春日山(元幕内・濵錦)が先代春日山親方(元幕内・春日富士)に対し、年寄名跡証書の返還訴訟を起こす事を発表[54]
- 11日 - 【大相撲】11月場所の2日目で、白鵬が安美錦に押し出しで破り、史上4人目横綱通算500勝、38場所での達成は史上最速。また年間最多勝も確定させた[55]
- 14日 - 【大相撲】11月場所5日目をポール・マッカートニーが観戦。12日目と13日目と千秋楽に新作アルバム『NEW』の懸賞を出した[56]。
- 17日 - 【大相撲】11月場所の8日目で白鵬は豪風を突き倒しで破り8連勝とし、史上最速の幕内通算700勝達成[57]
- 19日 - 【大相撲】11月場所の10日目で白鵬は栃乃若を押し倒しで破り10連勝とし、横綱で初日からの10連勝を20回、横綱での連続2桁勝利を38場所としてそれぞれ史上最多記録とした[58]
- 20日 - 【大相撲】11月場所の11日目で白鵬は栃煌山を押し出しで破り11連勝とし、史上最多の通算3度目の年間80勝達成[59]
- 24日 - 【大相撲】13勝1敗同士で相星決戦となった、11月場所の千秋楽の結びの一番で日馬富士が白鵬を寄り切りで破り、初場所以来の通算6度目の幕内最高優勝達成[60]。白鵬は連続優勝を4場所、九州場所での連続優勝が6年でそれぞれストップ[61]
12月
- 17日 - 【大相撲】岩友親方(元幕内・金開山)が、年寄「三保ヶ関」に名跡変更した[62]。
- 20日
- 【大相撲】日本相撲協会は親方衆らに対してこの日までに年寄名跡証書を提出するよう求めていたが、鳴戸親方(元幕内・隆の鶴)、熊ヶ谷親方(元十両・金親)、春日山親方(元幕内・濵錦)の3人が期限までに年寄名跡証書を提出することができなかった[63]。
- 【大相撲】日本相撲協会は、間垣親方(元横綱・若乃花)が12月19日付で退職したと発表した[64]。
- 【大相撲】元幕内・寶千山が現役を引退し、年寄「君ヶ濱」を襲名した[65]。
- 25日
- 【大相撲】錦島親方(元幕内・蔵玉錦)が年寄「武隈」を取得し、名跡変更した[66]。
- 【大相撲】期限までに年寄名跡証書を提出できなかった鳴戸親方(元幕内・隆の鶴)が、「鳴戸」の代わりに「田子ノ浦」の年寄名跡証書を提出し、名跡変更した。これに伴い、大関稀勢の里らが所属する鳴戸部屋は田子ノ浦部屋に改称された[67]。
競技結果
大相撲
本場所
一月場所(初場所)
両国国技館(東京都)を会場に、初日の2013年(平成25年)1月13日(日)から千秋楽の1月27日(日)までの15日間開催された。番付発表は2012年(平成24年)12月24日(月)。
三月場所(春場所、大阪場所)
大阪府立体育会館(大阪市)を会場に、初日の3月10日(日)から千秋楽の3月24日(日)までの15日間開催された。番付発表は2月25日(月)。会場の施設命名権売却により、前年4月から2015年3月まで会場名を「ボディメーカーコロシアム」に変更されているが、番付及び報道では、放送法第83条(広告放送禁止規定)に抵触する為、大阪府の条例に基づく正式名称が用いられた。
五月場所(夏場所)
両国国技館(東京都)を会場に、初日の5月12日(日)から千秋楽の5月26日(日)までの15日間開催された。番付発表は4月25日(木)。日程を発表した当初、大型連休中の5月5日が初日、5月19日千秋楽としていた。しかし、前年大型連休中の5月6日を初日としたところ、チケットが思うように捌けなかったことから、場所後に翌年5月場所の初日、千秋楽を1週間ずらすことに決めた。
七月場所(名古屋場所)
愛知県体育館(名古屋市)を会場に、初日の7月7日(日)から千秋楽の7月21日(日)までの15日間開催。番付発表は6月24日(月)。
九月場所(秋場所)
両国国技館(東京都)を会場に、初日の9月15日(日)から千秋楽の9月29日(日)までの15日間開催された。番付発表は9月2日(月)。
十一月場所(九州場所)
福岡国際センター(福岡市)を会場に、初日の11月10日(日)から千秋楽の11月24日(日)までの15日間開催された。番付発表は10月28日(月)。
タイトル |
人物 (所属部屋 出身地) - 成績
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幕内最高優勝 |
日馬富士公平(伊勢ヶ濱部屋 モンゴル・ゴビ・アルタイ出身)(5場所ぶり6回目) - 14勝1敗
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三賞 |
殊勲賞 |
該当者無し
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敢闘賞 |
勢翔太(伊勢ノ海部屋 大阪府交野市出身)(初受賞) - 11勝4敗
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技能賞 |
千代大龍秀政(九重部屋 東京都荒川区出身)(初受賞) - 11勝4敗
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十両優勝 |
千代鳳祐樹(九重部屋 鹿児島県志布志市出身) - 13勝2敗
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幕下優勝 |
土佐豊祐哉(時津風部屋 高知県土佐市出身) - 7戦全勝
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三段目優勝 |
寶千山幸勘(境川部屋 青森県弘前市出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
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序二段優勝 |
慶天海孔晴(阿武松部屋 鹿児島県大島郡瀬戸内町出身) - 7戦全勝
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序ノ口優勝 |
琴仁成篤(佐渡ヶ嶽部屋 東京都新宿区出身) - 7戦全勝
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トーナメント大会
新弟子検査合格者
- 四股名が太字の者は現役力士。最高位は引退力士のみ記載。
引退
引退相撲興行
断髪式
死去
脚注
注釈
- ^ 番付上は2025年1月場所
- ^ 番付上は2023年7月場所
- ^ 番付上は2019年11月場所
- ^ 番付上は2024年7月場所
- ^ 番付上は2023年5月場所
出典
外部リンク