大相撲平成27年5月場所大相撲平成27年5月場所(おおずもうへいせい27ねん5がつばしょ)は、2015年5月10日から5月24日まで東京・両国国技館で開催された大相撲本場所。 場所前の話題など番付・星取表
優勝争い幕内最高優勝 照ノ富士 12勝3敗(初) 先場所6連覇を果たした横綱白鵬は、前人未到の2度目の7連覇をかけてこの場所に臨むも、初日に逸ノ城の小手投げにあっさり手をつき、まさかの黒星スタートとなる。一方の横綱日馬富士も、4日目の佐田の海戦、9日目玉鷲戦、10日目臥牙丸戦で計3つの初金星を配給するなど取りこぼしが散見されたが、千秋楽に白鵬を破って弟弟子の援護射撃という、先場所果たせなかった大役を果たした。 白鵬の初日黒星によって久々に混沌としてきた優勝争いは、10日目時点で1敗の白鵬と魁聖を4力士が追うという展開になっていた。そして11日目、先場所直接対決を制し、最後まで白鵬を追った照ノ富士と白鵬の大一番が組まれる。ここは白鵬が上手投げで制し、横綱の意地を見せた。続く12日目は稀勢の里が照ノ富士の下手投げに転がされ、2敗勢が消滅。しかしこの日、1敗だった魁聖が敗れると、結びの一番で白鵬が豪栄道の土俵際の首投げで裏返され、2敗に後退。13日目も魁聖は破れ連敗、優勝争いから後退、稀勢の里も日馬富士に敗れ4敗となりこちらも優勝争いから後退した。翌14日目は結びで2敗の白鵬が4敗の稀勢の里に敗れ3敗目を喫した。千秋楽は3敗の照ノ富士が勝ち、白鵬が前述の通り日馬富士に敗れ照ノ富士の初優勝が決まった。 トピック参考文献
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