矢文駅(やぶみえき)は、北海道(上川支庁)上川郡下川町上名寄にかつて存在した、北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄本線の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲122103[2]。
歴史
一部の普通列車は通過した(1989年(平成元年)4月30日時点(廃止時の時刻表)で、下り1本上り2本(快速運転列車)[3])。
駅名の由来
付近の集落名から[4]。
駅構造
廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の北側(遠軽方面に向かって左手側)に存在した。転轍機を持たない棒線駅となっていた[5]。
仮乗降場に出自を持つ開業時からの無人駅で[5]、駅舎および待合所は存在しなかった。ホームは遠軽方にスロープを有し[5]、駅施設外に連絡していた。
利用状況
乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
年度
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乗車人員
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出典
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備考
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年間
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1日平均
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1978年(昭和53年)
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22
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[6]
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駅周辺
下川町の盆地に入った所に位置した[5]。
駅跡
2000年(平成12年)時点では、跡形も無くなっていた[8]。2010年(平成22年)時点[9]、2011年(平成23年)時点でも同様で、遺構は全く残されていなかった[10]。駅跡地は民間へ売却され、農地となっている。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道
- 名寄本線
- 上名寄駅 - 矢文駅 - 岐阜橋駅
脚注
関連項目