弘道駅
弘道駅(こうどうえき)は、北海道(網走支庁)紋別市弘道にかつて設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄本線の駅(廃駅)である。名寄本線の廃線に伴い、1989年(平成元年)5月1日に廃駅となった[1]。 一部の普通列車は通過した(1989年(平成元年)4月30日時点(廃止時の時刻表)で、下り4本上り6本(快速運転列車ほか)[2])。 歴史1955年(昭和30年)12月25日に名寄本線・渚滑線・興浜南線でレールバスの運行が開始された後に[3]、利用者の利便を図って増設された旅客駅のひとつである[4]。 年表
駅名の由来当駅が所在した地名より。地名は、当地の入植者が水戸学の弘道精神を伝えたことに由来する[5]。 駅構造廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の北東側(遠軽方面に向かって左手側)に存在した。 仮乗降場に出自を持つ無人駅となっており、駅舎は無いがホーム横に待合所を有していた[6]。ホームは木造で、遠軽方にスロープを有し[6]駅施設外に連絡していた。ホーム は短い簡易型であった。 駅周辺駅跡駅施設は全て撤去され、現在、当駅の跡地は空き地になっている。 また、2001年(平成13年)時点では当駅跡から遠軽方にある共進川に架かっていた「水谷橋」のコンクリート製の橋台が残存し[8]、2011年(平成23年)時点でも同様であった[9]。 隣の駅脚注
関連項目
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