日吉神社

日吉神社(ひえじんじゃ、ひよしじんじゃ)は、滋賀県大津市坂本にある山王総本宮日吉大社(ひえたいしゃ、現在は「ひよしたいしゃ」)を勧請して日本各地に建立された神社である。「日吉」は「日枝」とも書き、読みは「ひえ」が古調だが、「ひよし」という呼び方もされる。

大津市にある山王総本宮日吉大社は、琵琶湖を臨む比叡山の東麓に位置し、東本宮の主祭神である大山咋神は古くから日枝山(比叡山)の地主神として信仰されてきた[1]。平安時代からの神仏習合は特筆すべきことで、天台宗を広めた最澄は、日吉大社に対する信仰を天台教学の中に取り入れていった。そのため、天台宗の全国布教とともに、日吉大社に対する信仰も広まった。

明治時代、神仏分離の制により日吉大社と延暦寺の間に直接的な関係はなくなったが、今でも山王祭には天台座主以下、随行の僧侶により神前読経がおこなわれるなど、往時の名残を伺うことができる[2][3]

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参考文献

出典

  1. ^ 神社本庁教学研究所監修 編『神道いろは-神社とまつりの基礎知識-』神社新報社、2007年1月25日、156頁。 
  2. ^ 神社本庁教学研究所監修 編『神道いろは-神社とまつりの基礎知識-』神社新報社、2007年1月25日、157頁。 
  3. ^ 例祭 4月14日 10:00 西本宮”. 山王祭について. 日吉大社. 2024年6月20日閲覧。

関連項目