上山市(かみのやまし)は、山形県村山地方の南東部にあり、市の北側は県庁所在地である山形市に接する市。
概要
古くは建久年間に鎌倉幕府から五十嵐小文治が地頭として派遣され、本市地域を統治したとされている。室町時代の応永年間、斯波兼頼のひ孫となる斯波満長が上山地域に分封され高楯城を築城、発展が進んだ。江戸時代には上山藩(居城は上山城)の城下町、羽州街道の宿場町として栄え、現在は上山温泉(かみのやま温泉)で知られる。城下町・宿場町・温泉街の3つを同時に兼ね備えた都市は全国的にも珍しいとされる。中山城のある中山宿は米沢藩の領地であった。市域は出羽国(羽前国)村山郡がほとんどだが、旧中山城付近は置賜郡を含む。
室町時代の天文4年(1535年)に上山義房の子である上山義忠が、高楯城から月岡(現上山城付近)に城を移した。その後、江戸時代初期に上山藩初代藩主の松平重忠が前川の川筋を変えて城下町としての整備を開始、次藩主以降も整備を踏襲し、現在の市街地の原形が形成された。
上山温泉が奥羽三楽郷の一つとして栄えた起源は、長禄2年(1458年)に肥前国杵島の僧「月秀上人」が現在の湯町地区付近で鶴が傷を癒しているところを見かけ、そこに温泉の湧出を発見したことによる。
1954年(昭和29年)10月1日に市制施行。
市名の由来
市制施行時において、旧上山町が合併する自治体で最も規模が大きく、その名を踏襲した。
文献では、安達盛長の「盛長私記33」のなかで、奥州合戦が発生した文治5年己酉(1189)の条で「出羽上山」との記述が最初とされている。
上山は、古くは「神山」と呼ばれていたとされる。また、この地域は蔵王山(蔵王連峰)の麓にあることから古来「山方」と呼ばれており、さらに「上山方」と「下山方」に分けられ、「下山方」は後に「山形」となり、「上山方」は「上山」と呼ばれるようになったともされる。
また一説として、この地域が上大山(かみのおおやま)といわれ、 その後「上の山・上野山」と当時の書籍に記され、その名が定着したともされる。
なお、応永年間に斯波満長(最上満長・里見満長・武衛満長)が虚空蔵山に高楯城を築城のうえ当地を領し、上山殿と称して「上山」を名字として使用した(上山氏)。
象徴
市章
上山市章は1955年(昭和30年)5月24日制定。一般公募により市内在住の富士秀夫のデザインを選定。「上山」の文字をデザイン化し、上山温泉郷のルーツともいえる鶴をかたどったもの。同時に種子から萌え出ようとする力を表し、未来への躍動を象徴する。
市民憲章
1964年(昭和39年)10月1日制定(市制10周年時)
- みんな健康でよく働き ゆたかなまち 上山をつくりましょう
- みんなきまりをよく守り 住みよいまち 上山をつくりましょう
- みんな互いにたすけあい しあわせのまち 上山をつくりましょう
- みんな教養を身につけ 平和のまち 上山をつくりましょう
- みんな環境をととのえ 美しいまち 上山をつくりましょう
市の花
キク:1974年(昭和49年)10月1日制定(市制20周年時)
市内には観賞用から食用まで多くの種類のキクが栽培されている。市制20周年を機に市民からの公募で選定。
市の木
アララギ:1974年(昭和49年)10月1日制定(市制20周年時)
アララギ派歌人斎藤茂吉にゆかりの深い樹木で、イチイ科の常緑針葉高木。市内の各所に見事な老樹名木を観ることができる。市制20周年を機に市民からの公募で選定。
市の鳥
コサギ:1994年(平成6年)10月1日制定(市制40周年時)
きれいな川や水田に生息するコサギの別名は「白鷺」。白く清楚なイメージが城のまちにふさわしいことから、市制40周年を記念して選定。
市の花木
上ノ山麒麟:2014年(平成26年)10月1日制定(市制60周年時)
大正期から全国の愛好者に名声を馳せた上山固有の伝統的な品種。アザレア、サツキ系。市制60周年を記念して選定。
シンボルマーク
シンボルマークは1990年(平成2年)に決定。へのへのもへじを思わせる素朴な伝統かかしをモチーフとし、背景は秋の実りをイメージした黄金色、アルファベットでKAMINOYAMAと書きこんだ。一般公募により山形市在住の松岡英男の作品を選定し、山形大学教育学部の早坂功助教授が補作した。[1]マンホールの蓋などでみられる。
地理
山形県南東部にあり、村山地方の最南端で、市の北側は県庁所在地である山形市と接する。国道13号やJR奥羽本線(山形線)、東北中央自動車道が南北に走る。須川の源流があり、泉川地区付近で須川と前川が合流。かみのやま温泉駅が市の中心駅、在来線だけでなく山形新幹線が停車する。かみのやま温泉駅や上山城付近を中心として、市街地が形成されている。東京都からのルート距離は約350km。
市街地の西側は傾斜地が多く、その先に虚空蔵山や西山などの里山、大平山等の山岳地帯がある。市街地の西側に位置する上山城は小高い丘に立地している。
市街地の東側や南側は平らな土地が広がり、その先に蔵王や三吉山等の山々がある。
蔵王連峰(奥羽山脈)を挟んだ東側は宮城県である。
土地利用
市域面積は240.9k㎡、山形県全体の約2.6%を占める。
市域面積240.9k㎡のうち、森林が168.6k㎡(70.0%)、農地21.9k㎡(9.1%)、宅地8.1k㎡(3.4%)、道路7.6k㎡(3.1%)、水面4.2k㎡(1.7%)、その他30.7k㎡(12.7%)となっている。【山形県統計年鑑(令和2~3年)】。
気候
本市は山形盆地の南側に位置し上山盆地とも呼ばれ、昼夜や夏冬の寒暖差が大きくなる傾向にある。
夏季の昼間は暑くなることも多いが、夜は気温が下がり、熱帯夜になることは少ない。冬季は曇りや雪の日が多い。冬の寒さはある程度厳しいものの、市街地において最低気温が-10℃以下になることは少ない。
年間気温(2021年):最高気温37.6℃、平均気温12.2℃、最低気温-13.8℃[2]
なお、豪雪地帯対策特別措置法に基づく特別豪雪地帯に分類されているが、山形県内置賜地方や最上地方と比較すれば、降雪量は少ない。
人口
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上山市と全国の年齢別人口分布(2005年)
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上山市の年齢・男女別人口分布(2005年)
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■紫色 ― 上山市 ■緑色 ― 日本全国
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■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
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上山市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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38,357人
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1975年(昭和50年)
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37,858人
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1980年(昭和55年)
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38,533人
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1985年(昭和60年)
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38,822人
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1990年(平成2年)
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38,237人
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1995年(平成7年)
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38,047人
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2000年(平成12年)
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36,886人
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2005年(平成17年)
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36,013人
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2010年(平成22年)
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33,836人
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2015年(平成27年)
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31,569人
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2020年(令和2年)
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29,110人
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総務省統計局 国勢調査より
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地域
上山市では行政上、10地区およびその他に分けている(カッコ内は小地区)。なお、中部地区、南部地区、北部地区の3地区をまとめて「本庁地区」とも呼ぶ。
- 中部地区(十日町、新丁、北町、北町本丁、栄町、八日町、美咲町、東町、沢丁、新湯、鶴脛町、荒町、八幡丁、仲丁、湯町、湯町新道、軽井沢、御井戸丁、新町、西山、元城内)
- 南部地区(二日町、矢来、石堂、南町、長清水、三本松、石崎、河崎、松山、葉山、金生、けやきの森)
- 北部地区(四ツ谷、大石、旭町、弁天、久保手、金瓶、朝日台、裏町、みはらしの丘)
- 西郷地区(高松、石曽根、川口、赤坂、藤吾、阿弥陀地、塩崎、小穴、細谷、新北浦)
- 本庄地区(関根、相生、三上、皆沢、藤沢、楢下、赤山、柏木、金山)
- 東地区(牧野、原口、須田板、小笹、久保川、大門、菖蒲、古屋敷、萱平)
- 宮生地区(宮脇、下生居、中生居、上生居、泥部)
- 中川地区(糸目、仙石、泉川、金谷、足ノ口、甲石、高野、薄沢、永野、蔵王、権現堂、小倉、棚木、塩坪、坊平、蔵王の森)
- 中山地区(中山第一、中山第二、揚橋、新町、上町)
- 山元地区(狸森、中ノ森、須刈田、菅、元屋敷、前丸森、入丸森、境、内山、沼田、小白府)
- その他(スカイタワー41、二本松会病院、長寿園、蓬仙園、育成園、みずほの里、ながすずの里)
- 山形県
- 宮城県
歴史
行政史
- 1954年(昭和29年)10月1日 - 市制施行。上山市建設計画書を策定。
- 1957年(昭和32年)12月 - 県営競馬の廃止が決定され、翌年1958年に市営競馬として本市へ移管。(2003年廃止)
- 1958年(昭和33年) - 上山市建設総合計画書を策定。
- 1960年(昭和35年) - 人口40,383人(本市の人口ピーク)を記録。※なお、市制施行前である1947年に本市域換算で42,550人を記録している。
- 1966年(昭和41年) - 上山市第2次振興計画を策定。
- 1974年(昭和49年)3月 - 第3次上山市振興計画を策定。基本目標「調和ある豊かな住みよいまち」。
- 1974年(昭和49年) - 市街化区域を対象とした住居表示整備事業開始。大字や小字の住居表示を無くしていった(平成4年2月末に完了)。この名残から、令和の現在においても住所名と地区会名が相違している地域が多くある。
- 1986年(昭和61年)3月 - 第4次上山市振興計画(エコー計画)を策定。将来像「幸せのうたがこだまする都市 かみのやま」。
- 1991年(平成3年)4月 - 県営村山広域水道から全面受水
- 1996年(平成8年)3月 - 第5次上山市振興計画(エコー計画21)を策定。将来像「人・自然、共に生きる 快適創造交流都市・かみのやま」。
- 2006年(平成18年) - 第6次上山市振興計画を策定。将来像「健やか交流都市 かみのやま」。
- 2007年(平成19年) - 世帯数11,585世帯(本市の世帯数ピーク)を記録。なお、人口は35,394人。
- 2008年(平成20年) - 上山市温泉保養地まちづくり協議会を設立(市クアオルト事業の出発)
- 2011年(平成23年) - 由布市、田辺市とともに温泉クアオルト研究会を組織(2014年「日本クアオルト協議会」に改組)。
- 2013年(平成25年) - 上山型温泉クアオルト構想策定。
- 2016年(平成28年)3月 - 第7次上山市振興計画を策定。将来都市像「また来たくなるまち ずっと居たいまち ~クアオルト かみのやま~」。
- 2020年(令和2年)1月9日 - 山形連携中枢都市圏構想による連携協約を山形市等と締結[3]
- 2020年(令和2年) - 人口29,653人となり、3万人を下回る。
- 2022年(令和4年)4月 - 令和2年国勢調査により、市全域が過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく過疎地域(全部過疎)に指定される。
- 2024年(令和6年) - 第8次上山市振興計画を策定。将来都市像「つながりつなげる いろどりのまち かみのやま」。
行政区画の変遷・合併構想
災害史
公共施設史
- 1964年(昭和39年)8月 - 市民プールが完成(※2022年閉鎖)
- 1969年(昭和44年) - 学校給食センターを上山小学校に併設(※2005年閉鎖)
- 1970年(昭和45年)4月 - 勤労青少年ホーム開館(※閉鎖済み)
- 1971年(昭和46年)3月1日 - 市民会館開館。(※2011年(平成23年)3月閉館)
- 1974年(昭和49年)3月21日 - 消防庁舎が完成
- 1975年(昭和50年)10月6日 - 上山市役所の新庁舎が開庁。
- 1981年(昭和56年)5月1日 - 働く婦人の家がオープン(※2026年3月閉鎖予定)
- 1981年(昭和56年)6月 - 火葬場の経塚斎場が完成
- 1981年(昭和56年)7月 - 河崎一丁目に上山市保健センターを移転新築
- 1981年(昭和56年)8月20日 - 浄水センターが完成
- 1982年(昭和57年)9月20日 - 前川治水ダムが完成
- 1982年(昭和57年)11月2日 - 上山城を再建、開館。
- 1983年(昭和58年)3月 - 中川農業者等トレーニングセンターが完成
- 1983年(昭和58年)7月 - 上山市民球場が完成
- 1985年(昭和60年)6月 - 弁天一丁目に市民多目的運動広場が完成
- 1987年(昭和62年)10月 - 上山南部地区農業者等トレーニングセンター完成
- 1991年(平成3年)5月30日 - 生居川ダム(花森湖)が完成
- 1991年(平成3年)6月23日 - 上山市体育文化センターがオープン。第1期工事の総工費は約32億円。
- 1993年(平成5年)12月11日 - 上山市体育文化センターの文化施設(エコーホールなど)が完成。第2期工事の総工費は約9億円。
- 1995年(平成7年)4月1日 - リサイクルリレーセンターが稼働
- 1996年(平成8年)2月23日 - 二日町地区市街地再開発事業によりショッピングセンター「カミン」オープン(現二日町プラザ建物)。同時に上山市立図書館を市民会館内からカミン5階に移転。
- 1996年(平成8年)8月 - 汚泥浄化センターが稼働
- 2002年(平成14年)3月 - クリーンセンターと高野荘が閉鎖。
- 2003年(平成15年)6月 - 市内5か所に足湯を設置
- 2003年(平成15年)11月11日 - 上山競馬場廃止。
- 2005年(平成17年)2月28日 - 髙松地区に学校給食センターが完成。PFI事業の導入。同年4月より、中学校の全面給食を開始。
- 2010年(平成22年)8月 - 山形広域環境事務組合が柏木地区への新清掃工場(ゴミ処理施設)建設を断念。建設予定地の所有権をめぐる裁判発生等が理由。
- 2010年(平成22年)7月 - 二日町に市営駐車場オープン
- 2012年(平成24年)11月6日 - 川口地区に新清掃工場(ゴミ処理施設)の建設を決定
- 2018年(平成30年) - ゴミ処理施設「エネルギー回収施設(川口)」本稼働開始。
- 2018年(平成30年)4月25日 - かみのやま温泉駅前にかみのやま温泉観光案内所が新設
- 2018年(平成30年)5月12日 - カミンを二日町プラザに改称しリニューアルオープン(めんごりあ、学習スペース等を整備)
- 2020年(令和2年)2月 - 弁天地区の温泉健康施設建設計画の予算案(債務負担行為案)が議会で否決、計画断念。
- 2024年(令和6年) - 上山市立南小学校のプールを市民プールの代替施設として夏季開放開始
交通網史
宅地・商工業地開発史
- 1988年(昭和63年)3月2日 - 四ッ谷・三千刈区画整理事業(朝日台地区)が完成。
- 1991年(平成3年)3月 - 新北浦工業団地の造成工事完了
- 1993年(平成5年) - 金生地区の県立ゆきわり高等養護学校周辺部を宅地造成、60区画程度の住宅分譲
- 1994年(平成6年)3月18日 - 蔵王の森工業団地造成工事完了
- 1996年(平成8年)5月 - 金生土地区画整理事業計画が決定(平成14年度まで実施)
- 1998年(平成10年) - 山形ニュータウン地区土地区画整理事業(蔵王みはらしの丘)などの計画決定
- 1998年(平成10年) - 東和薬品が弁天地区の旧医薬品工場を購入し、工場稼働(現在、東和ほほえみ保育園地)
- 1999年(平成11年)7月 - スカイタワー41が竣工
- 2012年(平成24年)10月 - ヨークタウン上山が開業
- 2012年(平成24年) - 東和薬品が旧上山競馬場跡地に工場・物流センターを新設稼働
- 2021年(令和3年) - かみのやま温泉インター産業団地第1区域完成、分譲開始
- 2023年(令和5年) - 矢来地区の旧蔵王食品跡地を中心とした、かみのやま温泉駅東パークタウン整備事業の基本設計を公表
- 2024年(令和6年) - 石堂地区の旧大泉工業跡地を宅地開発、約40区画分譲
- 2024年(令和6年) - かみのやま温泉インター産業団地第2区域の造成開始、分譲募集を開始(令和8年度引き渡し予定)
行政
- 市長:山本幸靖(2023年4月26日就任、1期目)
- 副市長:鈴木英夫(2023年7月1日就任)
歴代市長
都市宣言
- 交通安全都市宣言(昭和37年3月)
- 核兵器廃絶平和都市宣言(平成7年3月)
- 暴力のない明るい都市宣言(昭和62年7月)
- ゆとり宣言(平成3年12月)
- スポーツ健康都市宣言(平成14年6月)
- ごみゼロかみのやま 市民行動宣言(平成20年9月)
市役所
警察・運転免許の市域管轄
消防
公社
県行政の市域管轄
上水道の市域管轄(市の配水池までの所管)
税務署の市域管轄
法務局の市域管轄
保健所の市域管轄
労働関連の市域管轄
年金事務所の市域管轄
国道・高速道路の市域管轄
森林の市域管轄
姉妹都市・提携都市
- 国内
- 1978年(昭和53年)5月10日 姉妹都市提携
- ※昭和48年より、同じ緯度(北緯38度)にあることを契機として、小学4年生から中学2年生が対象の「海の子山の子交歓会」を行っている。
- 2013年(平成25年)4月20日 災害時相互応援協定も締結
- 1988年(昭和63年)10月13日 友好都市提携
- ※高山市(飛騨高山藩)のまちづくりの祖である金森家の六代目金森頼旹公が上山に転封されたことを縁として締結
- 山形県内全市町村
- 1995年(平成7年) 大規模災害時の山形県市町村広域相互応援に関する協定
- 1999年(平成11年)山形広域市町災害時相互応援に関する協定
- 2008年(平成20年) スポーツ合宿誘致に関する事業連携協定
- 2012年(平成24年) 災害時相互応援協定
- 2014年(平成26年)10月8日 災害時相互応援協定
- 2016年(平成28年) 災害時相互応援協定
- 2017年(平成29年) 災害時相互応援協定
- 海外
- 1995年(平成7年)10月1日 友好都市提携
- ※大正13年4月に斎藤茂吉がドナウ川の源流をたどり、ドナウエッシンゲンを訪問したことを縁として締結
文化・運動・子育て・交流拠点施設
- 図書館
- 運動施設・ホール
- 上山市体育文化センター(三友エンジニア体育文化センター・市民総合運動広場)
- 上山市生涯学習センター(東町地区・県有地)
- 上山市民球場(けやきの森地区)
- 南部体育館(藤吾地区)
- 中山体育館、運動広場(中山地区)
- 山元体育館、運動広場(山元地区)
- 市民テニスコート、市民多目的運動広場(弁天地区)
- 中川農業者等トレーニングセンター(高野地区)
- 上山南部地区農業者等トレーニングセンター(牧野地区)
- 市民プール(南町地区) ※休業中
- 勤労青少年ホーム(南町地区) ※老朽化により閉鎖
- 旧県立上山農業高等学校サッカー場(弁天地区・県有地)
- 蔵王坊平アスリートヴィレッジ(クロスカントリーコース、体育館、ジムなど)
- Zaoたいらぐら体育館・ウエイトトレーニング場(蔵王坊平アスリートヴィレッジ内)
- 公園
- 子育て
- 公民館
- 市立 中部地区公民館(十日町地区)
- 市立 南部地区公民館(河崎地区)
- 市立 北部地区公民館(弁天地区)
- 市立 西郷地区公民館(藤吾地区)
- 市立 本庄地区公民館(皆沢地区)
- 市立 東地区公民館(須田板地区)
- 市立 宮生地区公民館(下生居地区)
- 市立 中川地区公民館【中川福祉村村役場】(高野地区)
- 市立 中山地区公民館(中山地区)
- 市立 山元地区公民館(狸森地区)
※市立公民館は平成24年より指定管理者制度に移行
- その他
- 二日町プラザ(多世代交流支援施設)
- 上山市働く婦人の家(交流活動拠点)
- 山形県埋蔵文化センター(埋蔵文化財の調査・展示)
- 常設高齢者サロン「まじゃれ」(二日町プラザ2階)
- 上山市老人福祉センター寿荘(葉山地区・葉山共同浴場併設)
その他行政施設
火葬場
上下水道・農業集落排水
- 浄水センター・汚泥浄化センター(弁天・泉川地区) ※指定管理者:水ingAM
- 配水池(大石配水池・河崎配水池・上山配水池など)
- 小倉浄水場
- 農集排施設 仙石(仙石地区)
- 農集排施設 糸目・金生(糸目地区・金生地区の一部)
- 農集排施設 小穴(小穴地区)
- 農集排施設 思川(赤坂地区、藤吾地区の一部、阿弥陀地地区の一部、細谷、相生地区の一部)
- 農集排施設 宮川(牧野地区、原口地区、須田板地区、皆沢地区の一部)
- 農集排施設 宮川2(楢下地区、小笹地区、久保川地区、大門地区、菖蒲地区の一部)
ゴミ処理・衛生
その他
かつて存在した行政施設
- 上山競馬場(金瓶地区、現在の東和薬品山形工場敷地)
- 上山市市民会館(元城内地区、現在の上山小学校敷地)
- 中川地区 クリーンセンター(高野地区)
議会
市議会
→詳細は「上山市議会」を参照
- 選挙区:上山市選挙区
- 定数:1人
- 選出議員:遠藤寛明(自由民主党)
- 任期開始:2023年4月30日
歴代選出県議会議員
氏名 |
初当選 |
備考
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鈴木行男 |
1955年(昭和30年)4月23日 |
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菅沼儀平 |
1958年(昭和33年)10月17日 |
補欠選挙
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遠藤清次郎 |
1963年(昭和38年)4月17日 |
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永田亀昭 |
1975年(昭和50年)4月13日 |
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遠藤利明 |
1983年(昭和58年)4月10日 |
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神谷弘 |
1989年(平成元年)10月8日 |
補欠選挙
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布川章 |
1991年(平成3年)4月7日 |
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吉田明 |
1999年(平成11年)4月11日 |
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柏倉昭一
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2007年(平成19年)4月8日
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当選の5日後に急逝、吉田明が繰り上げ当選
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佐藤昇
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2011年(平成23年)4月10日
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遠藤寛明
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2019年(平成31年)4月7日
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衆議院
- 選挙区:山形1区(山形市、上山市、天童市、東村山郡)
- 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
- 投票日:2021年10月31日
- 当日有権者数:303,982人
- 投票率:61.59%
当落 |
候補者名 |
年齢 |
所属党派 |
新旧別 |
得票数 |
重複
|
当 |
遠藤利明 |
71 |
自由民主党 |
前 |
110,688票 |
○
|
|
原田和広 |
48 |
立憲民主党 |
新 |
73,872票 |
○
|
地域
- 各地区会、隣組
- 上山市街路灯組合
- 上山市衛生組合連合会
防犯・交通安全
消防・防災
医療・福祉・健康
社会奉仕
経済・観光・産業
- 上山市商工会
- 上山青年会議所
- 上山市観光物産協会
- かみのやま温泉旅館組合
- かみのやま温泉商店街振興会
- かみのやま市観光果樹園協議会
- 蔵王坊平観光協議会
- 上山市金融協会
教育・生涯学習
農業
その他
経済
(2020年国勢調査)
名物・特産品
- 食品・農産品・伝統野菜・植物
- 紅つるし柿、ブドウ、サクランボ、ラ・フランス、リンゴ、かみのやまワイン、こんにゃく、そば、米、漬物、リンドウ、金谷ごぼう、小笹うるい、上ノ山麒麟
- 伝統工芸品
- 高松和紙、上山こけし
観光
金融機関
市外局番
本社を置く主な企業
製造業
建設・建築・土木・各種工事・建築設計業
不動産業
- 山形第一不動産(不動産業)
- 志田不動産(不動産業)
旅館・宿泊業
医療・福祉・動物病院業
運送業
- エタニティー・タイシン(陸運業)
- ワイエヌ・ライン(陸運業)
卸売・小売業
自動車販売・整備等業
- 山形オートセンター(スズキ自販山形 副代理店)
- スリーエー自動車販売(中古車等販売・整備)
- 上山オート(整備・ロータス山形の店)
- カーフットショップ後藤(タイヤ販売・ミスタータイヤマン上山)
- タイヤプロショップ中川(タイヤ販売)
清掃・廃棄物処理・家庭ゴミ収集業
- ミツワ企業(一般廃棄物処理等)
- 北方清掃
- アースリストア(廃棄物処理、建物解体)
- 恭栄
金融・保険業
士業
その他
市内に工場・事業所・店舗等を置く主な企業
- 蔵王の森工業団地(蔵王の森地区)
- 上山工業団地(金谷地区)
- 上山市新北浦工業団地(新北浦地区)
- かみのやま温泉インター産業団地(藤吾地区)
- 蔵王フロンティア工業団地(金瓶地区)
- 蔵王みはらしの丘産業エリア(みはらしの丘地区)
かつて存在した企業(廃業・倒産・移転等企業)
- 大泉工業(石堂地区・機械部品製造業)2014年
- 縁起家まるみ(葉山地区・旅館業)2011年
- ホテル城戸口屋(新湯地区・旅館業)
- ニュー村尾浪漫館(新湯地区・旅館業)
- 湯元五助(湯町地区・旅館業)
- 糸屋ホテル(葉山地区・旅館業)
- 長谷屋(十日町地区・旅館業)
- 山城屋(湯町地区・旅館業)
- 山形池田コーポレーション(下生居地区・靴製造業)2022年
- 蔵王食品(矢来地区・食品製造業、明治製菓子会社)2020年
- 旅館三恵(葉山地区・旅館業)2024年
- 山形銀行矢来支店
- きらやか銀行上山南支店
郵便局
- 上山郵便局(集配局)日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の各機能あり
- 上山旭町郵便局
- 上山十日町郵便局
- 藤吾郵便局
- 中山郵便局
- 楢下郵便局
- 宮生郵便局
- 村山中川郵便局
- 山元簡易郵便局
- 東簡易郵便局
- 上山高松簡易郵便局
郵便番号
- 999-31XX(本庁地区のほぼ全て、中川地区、山元地区、みはらしの丘)
- 999-32XX(西郷地区、本庄地区、東地区、宮生地区、中山地区、けやきの森、長清水、石堂、三本松、葉山)
教育・幼保育
平成26年10月1日制定(令和2年3月31日改訂)
- あいさつは心をつなぐメッセージ 笑顔で元気に自分たちから
- 温かく優しい心で支え合おう 仲間とともに手をとり合って
- 考えてわかるまでまた考えて 「できた!」を増やし自分の力に
- 自分から毎日体動かそう 運動大好き元気もりもり
- 「やりましょう!」わたしたちにもできること 上山市の一員だから
- 見直そう正しいメディアの使い方 自分の明るい未来のために
- 小学校
- ※各校に特別支援学級あり
- ※上山市みはらしの丘地区は「山形市立みはらしの丘小学校」、山元地区は「山形市立本沢小学校」に通学する。
- 中学校
- ※各校に特別支援学級あり
- ※上山市みはらしの丘地区、山元地区は「山形市立第九中学校」に通学する。
- 高等学校
- 大学
- 特別支援学校等
- 放課後児童クラブ(学童保育)
- 市営 上山児童館(元城内地区)
- 市営 南児童センター(河崎一丁目地区)
- 市営 南児童センター分室(けやきの森地区)
- 民営 中川蔵王っ子児童クラブ(金谷字水神河原地区)
- 民営 あざみ学童クラブ(須田板地区)
- 民営 かしのき放課後児童クラブ(泉川地区)
- 放課後等デイサービス
- 友愛会 ふぁーすとすてっぷ(十日町地区)
- 子ども発達支援ルーム おれんじ学園かみのやま(二日町プラザ内)
- POCCOかみのやま(旭町地区)
- ぽこ・あ・ぽこ(弁天地区)
- その他
- かつて存在した主な学校・保育施設(廃校等)
交通
空港
鉄道路線
- このうち、かみのやま温泉駅は山形新幹線が停車する駅である。
- 中心となる駅 : かみのやま温泉駅
未成線
バス
タクシー
道路
ナンバープレート
上山市は山形運輸支局の管轄エリアで、「山形」のナンバープレートが交付される。
名所・祭りなど
名所・レジャー
神社・寺院
お祭り
- 毎年2月11日に開催される旧暦の小正月の行事。「ケンダイ」とよばれる蓑を身にまとって「かせ鳥」に扮した若者が、「カッカッカーのカッカッカー」という独特のかけ声を発しながら町を練り歩く。町の人は冷水をかけることで、火伏せと豊作祈願をする。
- 例年5月3~5日にかけて上山城で行われていた。通称「おしろまつり」。甲冑の試着体験や忍術教室、武将隊との玉入れ合戦などの子供向け参加型イベントが行われる。かつては大声を競う「絶叫大会」や、城下の旧羽州街道を駕籠屋に扮してリレー形式で走る「かごかき駅伝競走」などのユニークなイベントが催された。
- コロナ禍の制限が緩和された2023年より、11月上旬に開催されている。
- 初夏に上山城周辺で開催。山形県内外のワイナリーやキッチンカーなどが出店する飲食イベント。
- 毎年7月末頃に開催。キッチンカーや露店の出店、夜は花火大会が開催される。上山青年会議所が主催。
- 上山温泉ではゆかたの似合うまちを目指して、夏季期間中「ゆかたまつり」を実施している。とくに7月最終金曜日の「ゆかたデー」には、市職員、金融機関、駅、病院など多くの事業所でゆかたを着て応対する。
- 市内十日町地区で行われる商業イベント。キッチンカーの出店、はたらく車の展示などが行われる。
- 毎年9月中旬に開催。上山三社みこし行列の練り歩き、やまがた舞子などが日本舞踊を披露する「踊り山車」が開催される。
- 10月中旬開催。市民公園でキッチンカーや屋台、小物販売、子供用縁日風アトラクション等ある。2022年初開催。市民の有志による。
- 毎年10月末頃開催。市内物産展、工業製品の展示、姉妹都市名取市の物産品販売などが行われる。
文化イベント
- 2016年に初開催。毎年3月下旬開催。チェリスト中木健二氏やその受講生、市内出身の永田美穂氏によるコンサートや公開レッスンなどが開かれる。
全国大会は斎藤茂吉の生誕月の5月に開催、合同歌会は2月頃実施。短歌の投稿を開催前に募っている。
例年10月末頃、かみのやま産業まつりと同時に開催。市内の文化団体による作品展示や舞台発表が行われる。
スポーツイベント
- 毎年8月初旬に開催。蔵王坊平アスリートヴィレッジのクロスカントリーコースで行われる陸上競技レース。
- 毎年9月頃に開催。蔵王エコーラインを自転車で駆け上がる。市内高野地区から蔵王刈田リフト乗り場駐車場まで。
- 2024年より、ライドアラウンド編としてリニューアル。9月~11月の長期イベント、市内各地を周遊、デジタルスタンプラリー。
- 2023年までは毎年11月頃に開催し、フルーツライン等をツーリングする1日イベント。
無形文化財
かつて存在したレジャー・イベント・祭り
- 踊る花笠・仮装花笠まつり - 花笠まつりの上山温泉版。1974年から例年8月上旬に開催、市内の商店街や温泉街をパレードした。2009年の第35回をもって終了。
- かみのやま温泉入~浴ラリー - 市内の温泉施設や足湯、観光施設などをめぐるウォーキングイベント。
- 上山地区民運動会 - 地区対抗の市民運動会。2012年の第45回をもって終了。
- 公衆浴場 - 湯町(湯町地区)、中湯(十日町地区)、新丁鶴の湯(新丁地区)
- 全国かかし祭り - 2023年をもって終了。なお、終了については2024年7月に当年より開催しないことを決定した。1971年(昭和46年)9月に「第1回上山温泉全国かかし祭り」として初開催。以後、9月中旬頃に月岡公園や市役所東側の市民公園で開催していた。
- カセ坊(所属:上山市商工会青年部)
- かみのや丸(所属:上山城)
- かみのやま湯たろう(所属:上山青年会議所)
- かみのやま庵(温泉むすめ)
出身著名人
政治家
官僚・行政界・士師業
経済界
学者
軍人
作家・小説家・漫画家・評論家
スポーツ界
芸能界・映画界・テレビ・アニメ・音楽家
その他
本市関連・ゆかりのある著名人
上山市が舞台・登場する作品
脚注・出典
その他関連項目
外部リンク
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