ラグビー日本代表 2024年メンバー
ラグビー日本代表 2024年メンバー(ラグビーにほんだいひょう2024ねんメンバー)は、ラグビー日本代表として、2024年に編成されるラグビーユニオンのナショナルチーム。日本ラグビーフットボール協会が組織する。愛称は「ブレイブ・ブロッサムズ」(Brave Blossoms)[注 1][1]。ヘッドコーチの名を冠して「エディー・ジャパン」ともいう。日本代表に準じるセカンドチームに、「JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)」がある。 2024年の動向前年の動向は「ラグビー日本代表 2023年メンバー」を参照。 8年ぶりのエディージャパン
若手を多数起用するも不調2024年6月6日からの日本代表合宿メンバー35名のうち、ラグビーワールドカップ経験者は15人、ノンキャップの選手は12人[9][10]。
6月から7月にかけて実施された5連戦は、JAPAN XVチームでの1勝のみ。日本代表チームとしては3戦全敗に終わった[29]。ジョーンズHCはイタリア戦の後、「これが現状だ。課題は多いが、毎試合、前進できている」とコメントした[30]。 国代表となる条件の緩和2024年8月1日からワールドラグビーにより、国代表となる条件が緩和。これまでの条件のうち、「プレーする時点の直前の60ヶ月間継続して当該国を居住地としていた」という項目が撤廃された[31][32]。これにより、海外に国籍を持つ選手であっても、60ヶ月間 日本国内チームに在籍していれば(途中で海外チームに所属していなければ)、日本代表になる条件を満たすことになる[31]。 パシフィックネーションズカップ準優勝
ニュージーランド戦で大敗
ヨーロッパ遠征
日本代表の現状に関する意見
日本ラグビーフットボール協会による評価2024年12月11日、日本ラグビーフットボール協会の理事会が開かれ、日本代表のエディー・ジョーンズヘッドコーチの続投を決めた。ウェールズなどとの対戦が見込まれる翌2025年には、「世界ランキングなどのノルマを検討し、結果によっては解任の可能性がある」と日本経済新聞が報道した[66]。2024年秋の代表活動終了後に、日本協会が選手やスタッフを対象としたアンケートを実施したことも明らかとなり、「来年以降の活動に反映させていく予定」とスポーツニッポンは報じた[67]。 ジャパンラグビーリーグワンの開幕日2024年におけるテストマッチは、11月24日(日本時間25日)のイングランド代表戦までとなり、ジャパンラグビーリーグワンの開幕日は、その約1か月後の12月21日となった[68]。 前年2023年は、10月のワールドカップの後はテストマッチが無く、ジャパンラグビーリーグワンの開幕日は12月9日だった[69]。 次年の動向は「ラグビー日本代表 2025年メンバー」を参照。 2024年の対戦前年は「ラグビー日本代表 2023年メンバー」を参照。
世界ランキング
2024年の日本代表選手6月~7月のJAPAN XVメンバー
マオリ・オールブラックス戦年齢表記は、資料性を考慮し2024年7月6日当時に固定した[99][100]。Cap数は当時のもの(2試合ともCap非対象)。 6月~7月の日本代表下表の「Cap」と年齢表記はイタリア戦までを反映[33]。資料性を考慮し2024年7月21日当時で固定した。
ジョージア戦でレッドカードを受けた齋藤直人には3試合の出場停止、下川甲嗣には1試合の出場停止の処分が決定した[101]。
8月~9月の日本代表
大会前に、大学生の海老澤琥珀、村田大和、矢崎由高は離脱、サミソニ・トゥアはコンディション都合で離脱した[110]。カナダ戦後の9月5日、濱野隼大が追加招集[111]。アメリカ合衆国代表戦の後、坂手淳史、ジョネ・ナイカブラ、サナイラ・ワクァが離脱し、秋山大地、飯沼蓮、ヴィリアメ・ツイドラキ、堀越康介が追加招集された。サモア戦後の9月16日に松田力也、山沢拓也、高橋汰地が離脱し、高本幹也と池田悠希が追加招集された[112]。9月18日に淺岡俊亮が離脱し、祝原涼介が追加招集された[112]。 Cap数や年齢を含め、資料性のため2024年9月21日当時(フィジー戦終了時)に固定。
10月~11月の日本代表![]()
ケガやコンディション調整中などを理由に招集されなかった選手淺岡俊亮 (トヨタV) / 稲垣啓太 (埼玉WK) / 木津悠輔 (トヨタV) / ベン・ガンター (埼玉WK) / ティエナン・コストリー (神戸S) / サミソニ・トゥア (浦安DR) / 根塚洸雅 (S東京ベイ) / 福田健太 (東京SG) / 堀越康介 (東京SG) / リーチマイケル (BL東京) / 李承信 (神戸S) / 山沢拓也 (埼玉WK)[113] 日本代表メンバー資料性を考慮し、年齢やCap数も含め、2024年11月24日現在に固定した[114]。 ウルグアイ戦でレッドカードを受けたワーナー・ディアンズには4試合の出場停止の処分が決定した。これにより、ディアンズは2024年12月22日のジャパンラグビーリーグワン2024-25第1節の試合まで出場ができなくなった[115]。
日本代表 合宿参加メンバー宮崎合宿は、宮崎県屋外型トレーニングセンター(アミノバイタルトレーニングセンター宮崎)で実施。「宮崎合宿」の後の数字(1、2、3、4、5、6)は便宜上つけたもので、公式な名称ではない。
●印:参加、■印:途中参加、▼印:途中離脱、★:試合出場。資料性を考慮し、年齢やCap数を含め2024年11月24日現在に固定した[124][125][122]。
バックアップメンバー2024年5月30日発表。チームコンディションに応じて随時、日本代表に招集される可能性のある選手。[9]
【BK 19名】
初キャップ獲得選手2024年に初キャップを獲得した選手は、以下の20名[137]。
スタッフ日本代表スタッフ2024年9月8日時点。宮崎合宿を担当するスタッフ[33]。
代表資格国籍は関係ないラグビーでは、国の代表チームとしてプレーする際にその国籍は問われないため、「所属協会主義」と呼ばれる[138][139]。ワールドラグビーの レギュレーション8条 により、代表資格は以下の4条件で規定されている。 2024年8月1日から緩和され、「60ヶ月間 居住ルール」は撤廃され、国内チームに60か月 在籍していれば条件を満たしていることになった[140][141]。これにより、通算5年間 日本国内チームに所属している外国籍選手も、途中に他国のチームに所属していなければ、日本代表になることができる[140]。 この規制緩和により、5年以上静岡ブルーレヴズに所属していたマロ・ツイタマは、2024年7月15日から日本代表合宿に召集され[142][143]、8月25日(日本時間26日)に日本代表として初出場した[144]。
上記の規定は、過去に他の国での代表戦出場が無いことが前提となる。他国でのジュニア代表出場は不問。ただし、オリンピックおよびその予選の場合、ワールドラグビーの代表資格規定は該当せず、その国の国籍を持つ選手のみ(国籍主義)となる[145][146][147]。 日本への帰化選手「外国人選手が多い」という批判がある[148][149] が、日本は外見的特徴からそのように指摘されやすい。 他のラグビー代表チームも同様に、異なる国の出身者が含まれる[注 2][150][151]。ワールドカップ2023において、自国出身選手のみで構成されたのは、南アフリカ共和国とアルゼンチンだけだった[152]。 高校・大学時代から日本で生活し、日本に帰化(日本国籍を取得)している選手も少なくない[153][154][155][156][157]。カタカナだけの氏名であっても、姓と名の表記の間に「・」が無い選手は、原則として日本国籍を持つ者である(戸籍に記号は使えないため)[158]。 放送・配信2024年の試合について、日本国内での放送・配信は以下のとおり。
脚注注釈
出典
関連項目
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia