関東女子ラグビーフットボール大会
関東女子ラグビーフットボール大会は、関東ラグビーフットボール協会の主催による女子ラグビー大会である。音羽産業株式会社が協賛し「OTOWAカップ 関東女子ラグビーフットボール大会」と呼ぶ。日本女子ラグビーフットボール連盟時代の1990年(平成2年)に始まった。優勝・準優勝チームは、日本ラグビーフットボール協会主催の全国女子ラグビーフットボール選手権大会へ進出する。 大会概要2024年・第35回大会の実施要項から[1]。
歴史1988年(昭和63年)4月、日本女子ラグビーフットボール連盟が発足。11月、第1回「全国女子ラグビーフットボール交流大会」を開催。 1990年(平成2年)、第1回「関東女子ラグビーフットボール大会」をローデムパークラグビー場(埼玉県杉戸町)で開催[3]。 1998年(平成10年)10月、第1回「女子ラグビーフットボール関西大会」を花園第3グラウンド(東大阪市)で開催。 2002年(平成14年)4月、日本女子ラグビーフットボール連盟は日本ラグビーフットボール協会に加盟し、発展的解消[4]。 2014年(平成26年)11月、前年までの「全国女子ラグビーフットボール交流大会」に代わり、第1回「全国女子ラグビーフットボール選手権大会」として開催。5位決定戦として、関東・関西・九州の各協会エリアからの3チームが20分ハーフで対戦。3位決定戦として、関東・関西の2チームで30分ハーフ対戦。決勝戦(日本協会会長杯)は関東・関西の2チームが40分ハーフで対戦した[5][6]。 2017年(平成29年)1月、「OTOWAカップ第27回関東女子ラグビーフットボール大会」を開催。単独チーム2(RKU龍ヶ崎GRACE、日本体育大学ラグビー部女子)、合同チーム2(「YOKOHAMA TKM, 東京フェニックス, ARUKAS KUMAGAYA」と「世田谷区ラグビースクールレディース, Rugirl-7, 湘南ベルマーレラグビー セブンズ、北海道バーバリアンズディアナ, カ・ラ・ダファクトリーA.P.パイレーツ」)の 全4チーム[7]による総当たり戦(各チーム3試合実施)。中13日をあけて行った[8]。 2019年度(平成31年度・令和1年度)、2020年1月5日開催の「OTOWAカップ第30回関東女子ラグビーフットボール大会」決勝戦で、RKU龍ケ崎GRACEが初優勝[9]。 2020年度(令和2年度)は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、「OTOWAカップ第31回関東女子ラグビーフットボール大会」は全試合無観客で開催した[10]。全国大会「第7回全国女子ラグビーフットボール選手権大会」へは、優勝チーム(合同チーム「Morning Bears」)のみが決勝戦1試合に出場する形となった。 2021年度(令和3年度)の第32回大会では声出し応援の禁止などの対策が行われ[11]、2022年度(令和4年度)の第33回大会では、試合会場が大学施設の場合に観戦者は事前申請書を提出することになった[12]。 2023年度(令和5年度)の「OTOWAカップ第34回関東女子ラグビーフットボール大会」は、4年ぶりの通常開催となった。 2024年度(令和6年度)「OTOWAカップ第35回関東女子ラグビーフットボール大会」では、勝ち点の設定が一部増え、勝ち4→5点、引き分け2→3点、負け0→1点、不成立2→3点とし、特に「負け1点」は「不戦敗0点」との差がつくようになった[1]。不戦勝5点は変更なし。 結果
脚注
関連項目外部リンク |
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