U23ラグビー日本代表
U23ラグビー日本代表(アンダートゥエンティスリー(ユーにじゅうさん)ラグビーにほんだいひょう)は、日本ラグビーフットボール協会(JRFU)によって編成される23歳以下のナショナルチームである。 概要2025年「JAPAN TALENT SQUADプログラム」将来の日本代表選手の育成を加速するためのプロジェクトとして2024年から始まった「JAPAN TALENT SQUADプログラム(ジャパンタレントスコッドプログラム)」において、参加選手を2024年の大学生15名から[1][2]、2025年では高校生を含めた50名に増やした[3]。大学公式戦シーズンを除き、1年を通じ定期的にラグビー日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズなどによるスキルセッションと、専門スタッフによるS&C(ストレングス&コンディショニング)、メディカル・栄養面での指導を受ける[3]。 JAPAN TALENT SQUADプログラム対象選手からU23日本代表を選出し、2025年4月1日から4月16日まで「U23日本代表オーストラリア遠征」を行う[3]。U23日本代表として編成するのは、2007年4月以来 18年ぶりのことである。 2006年「2011プロジェクト」2006年、「ワールドカップ2011で準々決勝入り(ベスト8入り)」を目標とした「2011プロジェクト」の1つとして、U23日本代表が編成された。これにより、「U19日本代表」→「U21日本代表」→「U23日本代表」→「日本代表 A」→「日本代表」とユースからシニアへの育成の流れを作った[4]。 当時、U19とU21については国際大会(IRB U19/U21 World Championship)が存在したが[5][6]、U23国際大会は存在しなかった。そのため、2006年にニュージーランド遠征を行った[7][8][9][4][10][11]。 2007年3月、日本ラグビーフットボール協会は「ATQプロジェクト(ATQ=Advance to the Quarterfinal、準々決勝進出)」を新たに打ち出し、ユース世代の選手を海外チームに派遣させるほか、国内合宿を定期的に行うように変更され[12][13][14][15][16][17]、U23日本代表の活動は翌月限りとなった。 2007年4月、来日したニュージーランド学生代表(NZU)との対戦のためにU23日本代表チームが編成され[18]、これが当時の活動として最後になった。NZUは、第1戦でU19日本代表と対戦し[19]、第2戦・第3戦でU23日本代表と対戦した[20][21]。薫田真広監督は最終戦で「このチームで次のゲームを戦えないのが心残りである」と述べた[22]。 2008年にユース国際大会がU20に統合されてからは[23]、U20日本代表 および U20選手によるJAPAN XVへと置き換わった。2012年から、若手育成を目的にした23歳以下の選手による「ジュニア・ジャパン」が作られ、2020年まで活動した[24][25]。 スケジュール2025年1月24日現在[3]。 それぞれの合宿に、対象選手の中から35名前後が参加。 3月下旬にU23日本代表を編成し、オーストラリアのクラブチームなどと3試合行う予定[3]。
選手・スタッフJAPAN TALENT SQUADプログラム2025対象選手FW27名、BK23名。2025年1月24日現在[3]。
スタッフ2025年1月24日現在[3]。
戦績U23選手で構成されたジュニア・ジャパンによる対戦(2013-2020年)は、「ジュニア・ジャパン」を参照。
脚注
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