ケイトリン・オズモンド
ケイトリン・オズモンド(英語: Kaetlyn Osmond、1995年12月5日 - )は、カナダ出身の元フィギュアスケート選手(女子シングル)。 主な戦績は2018年平昌オリンピック銅メダリスト。2018年世界選手権優勝。2014年ソチオリンピック団体戦 銀メダリスト。 2018年平昌団体戦 金メダリスト。2017年グランプリファイナル3位。 経歴カナダ・アルバータ州エドモントン在住。1998年にスケートを始めた。 2012年のカナダ選手権でSPで首位に立ち、総合では3位に入った。世界ジュニア選手権は初出場で10位。 2012-2013シーズン、シニアクラスへ移行。ネーベルホルン杯、スケートカナダと連続優勝。カナダ選手権でも初優勝。初出場の世界選手権は8位に入った。 2013-2014シーズン、ストレス性の左足の怪我のために当初は欠場を予定していた[1]スケートカナダに出場。SPでは5位につけるも、足の古傷の痛みが再発しFSは棄権した[2]。ロステレコム杯はハムストリングの怪我のために欠場[3]。カナダ選手権では2連覇。ソチオリンピックの団体戦ではSP、FSの両方に出場し銀メダルを獲得した。 2014-2015シーズン、新しいプログラムを振付けている途中に滑りのコースから外れ、他のスケーターのスケート靴のエッジを引っ掛けて転倒。右脚の腓骨を骨折し手術を行った。6週間の安静を要するためグランプリシリーズは欠場した[4]。2015年1月には、負傷からの回復を優先させるためにシーズンの全ての試合を欠場することを発表した[5][6]。 2015-2016シーズン、復帰戦のネーベルホルン杯で優勝。スケートカナダではFSで5度転倒をし11位に終わった。カナダ選手権では3位となり、世界選手権代表の座を逃した。 2016-2017シーズン、フィンランディア杯で優勝。スケートカナダでは、初めて200点台のスコアをマークし銀メダルを獲得した。続く中国杯でも銀メダルを獲得し、グランプリファイナルへの初進出を決めた。カナダ選手権ではISU非公認記録ながらもSPで81.01を叩き出し、3年ぶり3度目の優勝を果たした。その勢いで3度目の出場の四大陸選手権ではISU選手権大会初の表彰台が期待されたが、FSでは3度の転倒で結果4位に沈んだ。しかしシーズンの総決算となる世界選手権では銀メダルを獲得し、ジョアニー・ロシェット以来、8年ぶりに表彰台に立った。また、3位のガブリエル・デールマンと共に、カナダ女子史上初のダブル表彰台の快挙を達成した。 2017-2018シーズン、チャレンジャーシリーズのオータムクラシックにおいてFSのパーソナルベストを更新し優勝。 グランプリシリーズのスケートカナダではSP・FS1位で優勝。続くフランス杯ではSP1位で折り返すもFS4位で銅メダルを獲得しファイナル進出を決めた。グランプリファイナルではFSで転倒など失敗が相次ぎ5位に沈むも初の銅メダルを獲得した。なおグランプリシリーズにおいて、このシーズンを最後にカナダから女子シングルのメダリストが誕生していない。 平昌五輪では団体戦のカナダの金メダルに貢献し、個人では銅メダルを獲得。ミラノで開催された世界選手権ではSP4位からFS1位となって逆転し、カナダの女子シングルとしては1973年のカレン・マグヌセンの優勝以来となり45年ぶりの金メダル獲得となった。 2018年6月4日、グランプリシリーズの欠場を発表[7]。8月21日には2018-2019シーズンすべての試合の欠場を発表した[8]。 2019年5月2日、競技からの引退を発表した[9]。 人物趣味は読書と塗り絵[10]。 技術・演技アクセルを除く5種類の3回転ジャンプを跳ぶことができる。 2016-2017シーズンからは3F+3TをSP・FSともに構成している。ルッツジャンプを苦手としており、エッジエラー判定を受けることがある。 スピンは様々なバリエーションをもち、高く評価されている。また、緩急の付け方が優れている。 主な戦績
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脚注
外部リンク
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