アレーヌ・シャルトラン(フランス語: Alaine Chartrand、1996年3月26日 - )は、カナダ出身の元フィギュアスケート選手(女子シングル)。
2013年、2017年カナダ選手権3位。2014年世界ジュニア選手権5位。2015年カナダ選手権2位。2016年・2019年カナダ選手権優勝。
経歴
2012-2013シーズンよりジュニアグランプリシリーズに参戦。2013年のカナダ選手権では銅メダルを獲得した。翌年の同大会では5位となり表彰台を逃した。2014年四大陸選手権にてシニアの国際大会にデビューし7位となった。
2014-2015シーズン、シニアクラスに移行。グランプリシリーズのロステレコム杯のSPで1位に立った。FSで順位を落として3位となるも、シニアの国際大会で初めてのメダルを獲得した。カナダ選手権では銀メダルを獲得し、初の世界選手権の代表に選出された。
2015-2016シーズン、スケートアメリカで3回転アクセルに初挑戦するも、アクセルを含めて3度の転倒をして最下位。ロステレコム杯ではSP2位となったが、FSでは転倒が相次ぎ総合6位。カナダ選手権ではISU非公認ながら自身初200点を超え初優勝を果たした。
2016-2017シーズン、シーズン初戦のlSUチャレンジャーシリーズオータムクラシックで、SP6位と出遅れたが、FSで自己ベストを大きく更新する129.50点を叩き出しFS1位のスコアでトータルも186.11点と自己ベストを大きく更新し長洲未来に次ぐ2位に入った。GPシリーズではスケートカナダで、SP6位からFS4位の得点でトータルスコアも185.56点自己ベストに迫るスコアで5位に入った。続く札幌で行われたNHK杯ではSP、FS共にジャンプが乱れ10位と終わった。カナダ選手権では182.07で3位銅メダルで、世界選手権出場を逃した。四大陸選手権では、SP、FS共にジャンプにミスが多くあり11位に終わった。
2017-2018シーズン、初戦のケベックサマー杯では188点で優勝。好調なシーズンスタートとなった。国際大会初戦、lSUチャレンジャーシリーズのオータムクラシックでは、SPでは転倒や回転不足があり点数は伸びず6位。FSはジャンプの転倒など乱れ6位、トータル162.42点で5位となった。自己ベストを20点以上も下回り、悔しさの残る結果となった。GPシリーズ2戦に出場した。代表が確実とされていたがバンクーバーで開催されたカナダ選手権ではまさかのSPで出遅れ、FSで巻き返したが、ラーキン・オーストマンに届かずオリンピック代表を逃した。
カナダ選手権から1週間後のシーズンの集大成4年後の北京オリンピックに向けての再スタートの大会となった四大陸選手権ではSBを更新して8位となった。もしこの演技がカナダ選手権でできていればラーキンオースタマンを上回り3位となりオリンピックに出場できていたかもしれない。
技術・演技
アクセルをのぞく5種類の3回転ジャンプを成功できる。コンビネーションでは、3T+3T,3Lz+3T、2A+1Lo+3S,2A+2Loを飛べる。また、2015-2016シーズンからはトリプルアクセルにも挑戦している。
主な戦績
マークが付いている大会はISU公認の国際大会。
詳細
2010-2011 シーズン
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開催日
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大会名
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SP
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FS
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結果
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2011年1月17日 - 23日
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カナダフィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(ビクトリア)
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7 37.85
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12 64.25
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10 102.10
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2009-2010 シーズン
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開催日
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大会名
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SP
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FS
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結果
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2010年1月11日 - 17日
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カナダフィギュアスケート選手権 ノービスクラス(ロンドン)
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11 29.37
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11 50.92
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13 80.29
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プログラム使用曲
参考文献
- ^ Chartrand eyes Grand Prix podiums for 2015-16
- ^ Glenn impresses in Detroit, but skater not satisfied
- ^ スケートカナダのプロフィール
外部リンク