2013年世界ジュニアフィギュアスケート選手権
2013年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(英語: ISU World Junior Figure Skating Championships 2013)は、2013年にイタリアで開催されたフィギュアスケートの国際競技会。国際スケート連盟による若年層の選手権大会である。 概要2012-2013年シーズン開催の世界ジュニアフィギュアスケート選手権。2013年2月25日から3月3日にかけて、ジュニアクラスの男女シングル、ペア、アイスダンス種目がミラノのアゴーラ・スタディオ・デル・ギアッチョで開催された。 今大会より、予選(プリミナリーラウンド)が廃止された。 日本からは日野龍樹と宇野昌磨が男子シングル、宮原知子と本郷理華が女子シングルに派遣された。ペアとアイスダンスは参加が無かった。当初、男子シングルには田中刑事が代表に内定していたが、左太もも痛のために補欠の宇野に代わった[1]。 男子シングルではジョシュア・ファリス、ジェイソン・ブラウン、大森勝太朗のアメリカ勢が表彰台を独占した。世界ジュニア選手権の男子シングルにおいて、同一国が表彰台を独占したのはこれが初めてのことになる。女子シングルはエレーナ・ラジオノワ、ユリア・リプニツカヤ、アンナ・ポゴリラヤのロシア勢が表彰台を独占。女子の同一国の表彰台独占は2008年以来3度目、ロシアは1998年以来2度目の表彰台独占となる。ペアではヘイヴン・デニー/ブランドン・フレイジャー組がアメリカのペアとしては6年ぶりの優勝。アイスダンスではアレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン組が優勝、ロシアは別のカップルで4年連続で世界ジュニア選手権で優勝した。 出場枠国際スケート連盟に加盟する各国のフィギュアスケート統括団体に対し出場枠が与えられ、前回大会の結果により種目ごとに1名(組)から3名(組)までと決められた。出場選手は各国のフィギュアスケート統括団体が選出する。 複数の出場枠が与えられた国は以下の通り。
→出場人数ルール詳細については「世界ジュニアフィギュアスケート選手権 § 各国の大会出場枠について」を参照
最低技術点出場のために最低技術点が設定されており、当該シーズンと前シーズンの国際スケート連盟の主催する大会で、ショートプログラム(ショートダンス)とフリースケーティング(フリーダンス)の両方でクリアしていなければ出場ができない。
競技結果各国メダル数
詳細男子シングル
女子シングル
ペア
アイスダンス
トラブル2月28日のペアのフリースケーティングは製氷機の問題で、開始予定時刻より1時間20分遅れて始まった[2]。 3月1日の女子シングルのショートプログラムでは、音響設備が停電により作動せず音楽が鳴らずに30分の中断。朴小宴と金海珍は6分練習をやり直して、演技を行った[3]。 3月2日の女子シングルのフリースケーティングでは、停電により中断。ロリーヌ・ルカヴァリエは自分の滑走まで待ち、そのまま演技を行った。 参考文献
外部リンク |
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