AFCチャンピオンズリーグ2022 グループリーグ
AFCチャンピオンズリーグ2022 グループリーグ(AFC Champions League 2022 group stage) は、2022年4月7日から5月1日まで開催されたAFCチャンピオンズリーグ2022のグループステージである[1]。予選プレーオフを勝ち抜いた7チームと、直接本戦出場権を獲得した33チームの計40チームで行われ、各グループを勝ち抜いた16チームが決勝トーナメントへ進出した[2]。
抽選
抽選は2022年1月17日にマレーシア・クアラルンプールにあるAFCハウスにて行われ、ポット分けは1月14日に発表された[3]。その模様はAFCの公式YouTubeチャンネルでライブ配信された[4]。
各グループ4チーム、計10のグループ(西アジア地区:グループA-グループE、東アジア地区:グループF-グループJ)に振り分けられた。各地区20チーム(プレーオフからの出場組を含む)がAFCクラブコンペティションランキングと出場協会内でのシード順に基づいて4つのポットに振り分けられた。また、同じ協会から進出するチームが同じグループにならないように抽選された。
それぞれの抽選は西地区→東地区の順番で、地区ごとに以下のように行われた。
- ポット4をフリー抽選し、各グループの4番目(A4-E4およびF4-J4)に順に割り当てる。
- ポット1を抽選し、ポット4のクラブと同じ協会のクラブと同組にならないように、各グループの1番目(A1-E1およびF1-J1)に割り当てる。
- 「ポット4のクラブと同じ協会」には、プレーオフから当該枠に勝ち上がる可能性のあるクラブの協会全てを含む(以下同じ)
- 抽選されたクラブは、入れる可能性のある枠のうちA→E(またはF→J)の最も順序の若い枠に入る(以下同じ)
- ポット2を抽選し、ポット4及びポット1のクラブと同じ協会のクラブと同組にならないように、各グループの2番目(A2-E2およびF2-J2)に割り当てる。
- ポット3を抽選し、ポット1、2,4のクラブと同じ協会のクラブと同組にならないように、各グループの3番目(A3-E3およびF3-J3)に割り当てる。
括弧内の打ち消しされたクラブは抽選時のクラブである
大会フォーマット
各グループ内で2回戦総当たり(各チーム6試合)のリーグ戦を戦い、グループ内の最上位チーム(10チーム)と、各地区グループ2位のうち上位3チームずつ(6チーム)の合計16チームがラウンド16に進出する。勝ち点は勝利3、引き分け1、敗退0として計算を行う。
各グループで勝ち点が同点のチームが2つ以上ある場合は、以下の順に比較して順位を決定する(規則第8.3項)[2]。
- 当該チーム同士の対戦における、勝ち点の多少
- 当該チーム同士の対戦における、得失点差
- 当該チーム同士の対戦における、ゴール数の多少
当該チーム同士の対戦における、アウェーゴール数の多少(本大会のグループステージは集中開催につきアウェーゴールルールを適用しない)
- 3チーム以上が該当し、1から4を適用しても特定のチーム間で差が生じない場合は、そのチーム間に (全ての順位が決まるまで)再度繰り返し適用する。それでも決められない場合は、下記6以降を適用
- 当該チームのグループ全試合における、得失点差
- 当該チームのグループ全試合における、ゴール数の多少
- ここまで参照し、それでも2クラブが差がつかず、さらにその両方が同じ試合会場にいる場合は、PK戦を行う
- 警告および退場処分になった回数をポイント化 (警告=1ポイント、2回目の警告による退場=3ポイント、いわゆる一発退場=3ポイント、警告に続いて退場=4ポイント)し、ポイントの少ない方を上位とする
- AFCクラブコンペティションランキングの順位の高い方の所属チームを上位とする
2022年4月11日、グループJの上海海港が出場を辞退し、代替チームが補充されない[5] ことから、東地区のノックアウトステージ進出クラブを決める際に限って、グループF/G/H/Iの2位クラブはグループ最下位との対戦を除く4試合の成績でグループ間の順位を比較することとなった[2][5]。
日程
各試合のスケジュールは以下のとおり[1]。COVID-19の影響が収束しないことから、前年同様集中開催で実施される。
節
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西地区
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東地区
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対戦カード
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第1節
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4月7日-8日
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4月15日-16日
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チーム1 vs チーム4、チーム3 vs チーム2
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第2節
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4月10日-11日
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4月18日-19日
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チーム4 vs チーム3、チーム2 vs チーム1
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第3節
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4月14日-15日
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4月21日-22日
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チーム4 vs チーム2、チーム1 vs チーム3
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第4節
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4月18日-19日
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4月24日-25日
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チーム2 vs チーム4、チーム3 vs チーム1
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第5節
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4月22日-23日
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4月27日-28日
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チーム4 vs チーム1、チーム2 vs チーム3
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第6節
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4月26日-27日
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4月30日-5月1日
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チーム1 vs チーム2、チーム3 vs チーム4
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なお、集中開催の会場は以下のとおりと発表された[6][7]。
グループステージ
グループA
- ^ a b 直接対戦での得失点差による: アル・ヒラル +1, アル・ラーヤン -1
グループB
- ^ a b 直接対戦での勝ち点による: ムンバイ・シティ 6, アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤ 0.
グループC
グループD
- ^ a b 直接対戦での勝ち点による: タアーウン 4, セパハン 1.
グループE
- ^ a b 直接対戦での勝ち点による: アル・ファイサリー 4, ナサフ・カルシ 1.
グループF
- ^ a b 直接対戦での勝ち点による: 大邱 4, 浦和 1.
グループG
グループH
グループI
グループJ
- ^ 上海海港は、上海における新型コロナウイルス流行に伴う移動制限のため、出場を辞退した[5]。
2位チーム順位
西地区
出典: AFC順位の決定基準: 1) 勝ち点、2) 得失点差、3) 総得点、4) 反則ポイント、5) 抽選
東地区
グループJの上海海港の辞退に伴い、東地区で各グループ2位のチームの戦績を比較する際は、グループ4位のチームとの対戦戦績を除外する[5]。
出典: AFC順位の決定基準: 1) 勝ち点、2) 得失点差、3) 総得点、4) 反則ポイント、5) 抽選
脚注
注釈
出典
外部リンク
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