2012年中国グランプリ
2012年中国グランプリは、2012年F1世界選手権第3戦として、2012年4月15日に上海インターナショナルサーキットで開催された。正式名称は2012 FORMULA 1 UBS Chinese Grand Prix[1]。 予選メルセデスのニコ・ロズベルグが自身初ポールを獲得。チームとしても初のポールポジションとなった。 フリー走行から好調を見せ2番手に入ったルイス・ハミルトンであったが、ギアボックス交換のペナルティーで5グリッド降格。 これによりミハエル・シューマッハが2番グリッドからのスタートとなり、メルセデスがフロントローを独占した。 小林可夢偉は自己最高位の3番グリッドからのスタートとなった。 セバスチャン・ベッテルはエキゾーストに関する最新のアップデートとのフィーリングが合わず旧型のエキゾーストで臨んだが、新型を装着したチームメイトのマーク・ウェバーにも及ばずまさかのQ2敗退となった。 結果
決勝展開気温22度、路面温度24度の曇り空の中でスタートが切られた中国グランプリは、フロントロースタートのメルセデスの2台が好スタートを見せた。 オープニングラップを終えて戻ってきた順位は、ロズベルグ、シューマッハ、バトン、ライコネン、ハミルトン、ペレス、可夢偉、アロンソ、ウェバー、マッサであった。 最初の動きは7周目、ウェバーが早くも1回目のピットストップを行った。 他車もこれに続き、14周目にはロズベルグもタイヤ交換を行った。 13周目にピット作業を行ったシューマッハであったが、タイヤ交換でミスがあったため自らコース脇にマシンを止めている。 2回目のピットストップもウェバーが最初に行い、ハミルトンやバトンもこれに続いた。 レース終盤、ロズベルグ、ライコネン、ベッテル、バトン、ウェバー、ハミルトンのオーダーとなった、前の3台が2回しかタイヤ交換を行っていないのに対し、後続の車両は3ストップ作戦を採っている。 必死にタイヤの摩耗と戦っていたが、最初にタイヤが寿命を迎えたのはライコネンで、48周目にベッテルにオーバーテイクされると、そのままずるずると後退し、結局入賞を逃し12位フィニッシュとなった。 そのベッテルも52周目にバトン、ファイナルラップにハミルトン、ウェバーと立て続けにかわされ、5位フィニッシュとなった。 ロズベルグは2ストップ作戦を採ったものの終始レースをコントロールし、2位以下に20秒もの大差をつけての自身初優勝となった。 開幕から3戦で3チーム、3人のウィナーが生まれる接戦のシーズンで、3戦連続3位と安定した結果を残したハミルトンがポイントリーダーに立った。 結果
第3戦終了時点でのランキング
脚注
外部リンク
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