2015年モナコグランプリ
2015年モナコグランプリは、2015年のF1世界選手権第6戦として、2015年5月24日にモンテカルロ市街地コースで開催された。 フリー走行4種類あるドライタイヤのうち、このモナコでは最も軟らかいスーパーソフトとその次に軟らかいソフトが使用された。行われたフリー走行3回目では、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを刻み、予選直前のフリー走行でメルセデス以外のドライバーがトップに立ったのは今季初めて。 予選展開ハミルトンがモナコ初ポール。ミスが響いたロズベルグが2番手。3番手にはフェラーリのベッテル。4、5番手にはリカルド、クビアトのレッドブル勢が続いた[1]。 結果
決勝展開天候は晴れ、気温18℃、路面温度37℃の中レースはスタートした。序盤はヒュルケンベルグのクラッシュとマルドナドのリタイア以外は波乱なく進んだ。42周目にアロンソがトラブルでリタイア。64周目にはグロージャンとフェルスタッペンがクラッシュ。 バーチャル・セーフティカーが導入された後に、ハミルトンがピットイン。この間ザウバーの車が前につかえていたため、まさかの陥落。これでトップはロズベルグに変わった。盤石と思われていたハミルトンの勝利の方程式が崩れた[4]。 このままロズベルグがトップチェッカーを受け、モナコグランプリ3連覇を達成。ベッテル2位、ハミルトン3位。4位にはレッドブル移籍後最高位となるクビアト。5位はリカルド、8位にバトンが入ってマクラーレン・ホンダとして初ポイントを獲得した[5]。 結果
第6戦終了時点でのランキング
脚注
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