2011年バーレーングランプリ
2011年バーレーングランプリは、2011年F1世界選手権開幕戦として、2011年3月13日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催される予定であったが、3月の開催については中止となり[1]、後に10月30日への延期が決定した[2]が、開催決定に大きな批判が集まり、FOTAはFIAに対して正式に反対の意思を表明、6月9日に開催を断念する旨の声明を発表した。 正式名称は2011 FORMULA 1 Gulf Air Bahrain Grand Prix[3]。 変更点コースレイアウトは、前年の開催で使用された6,299mのレイアウトが非常に不評であったため、2009年までの5,411mのレイアウトに戻される予定。周回数もそれに伴い、2009年までと同じ57周に戻される。 レースの中止2011年バーレーン騒乱の影響で開催が危ぶまれ、F1の興行権を持つフォーミュラ・ワン・マネジメント(FOM)会長のバーニー・エクレストンも開催中止の可能性に言及していた[4]。またこれに伴い、3月3日から同地で行われる予定だった合同テストについても、場所がカタロニア・サーキット(スペイン)に移された[5]。それまでにイギリスではバーレーンへの渡航禁止令が出されるなど対処がなされ中止が濃厚となり、21日にバーレーン皇太子が中止を発表した[1]。 なおテレビ放映権の契約等の関係から、開催日程を変更して2011年中に同地でレースを開催する可能性や、別の場所で代替レースを行う可能性も残っていた[6]。一部メディアでは開催を12月に延期して最終戦として開催される可能性を報じていた[7]。 その後もバーレーン騒乱が収束する気配を見せることなく、3月15日にハマド国王が3ヶ月間の非常事態宣言を発令したものの[8][9]、5月に入り事態が沈静化し始めたことから、同年6月3日に「2011年バーレーンGPを10月30日に開催する」ことが一旦決定された[2]が、開催決定に大きな批判が集まり、FOTAはFIAに対して正式に反対の意思を表明、開催を断念する旨の声明を6月9日に発表した[10]。 脚注
外部リンク
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