プログレスM-26M
プログレスM-26M (ロシア語: Прогресс М-26М)はロシア連邦宇宙局が2015年に国際宇宙ステーション(ISS)の補給のために打ち上げたプログレス補給船。NASAやJAXAではプログレス58、58Pなどとも称される[3]。6時間ランデブー方式で打ち上げられ、プログレス-M改良型として26機目、シリアル番号は425であった。 運用プログレスM-26Mは2015年2月17日11時0分(GMT)にカザフスタンバイコヌール宇宙基地からソユーズ-Uで打ち上げられた[4]。 その後6時間未満でISSに到着し、2015年2月17日16時57分(GMT)にISSのズヴェズダ後方部にドッキングした。 2015年5月、プログレスはステーションのリブーストに利用されたが、最初の試みは燃焼の1秒後に宇宙機自身によって自動停止した。ロシアの飛行管制はの8基のスラスタのうちの一つの問題であったとしている。2度目の試みは7基のスラスタで行われ、32分間3秒の燃焼に成功した[5]。 プログレスM-26Mはその後6ヶ月間ほどズヴェズダに係留されていた。係留中、積荷が下ろされ代わりにISSから出た廃棄物が積み込まれた。その後、8月14日にドッキングを解除し、太平洋上で軌道離脱処分された[6]。 搭載貨物プログレスは2370kgの貨物および補給品をISSに輸送した[7]。 輸送されたのは食料、水、燃料や補給品などであり、435kgの燃料、50kgの酸素など気体、420kgの水、1465kgの予備部品、補給品、実験機材などが第42次長期滞在の6人の乗組員に届けられた。 註
関連項目 |