プログレスM-8
プログレスM-8はソビエト連邦が1991年にミール宇宙ステーションの補給のために打ち上げたプログレス補給船[2]。ミールに打ち上げられた64機のプログレスのうち26機目であり、プログレス-Mの11F615A55型が使われ[3]、シリアル番号は207番だった[4]。 搭載貨物ミールEO-9のクルーのための食料、水、酸素や科学研究用物品、軌道補正などのマニューバ用燃料が積まれていた。Naduvaniy Hazovoy Ballonと呼ばれる衛星を積んでおり、これはミールから軌道に投入された[5]。 運用プログレスM-8は1991年5月30日8時4分3秒(GMT)にバイコヌール宇宙基地1/5発射台からソユーズ-U2で打ち上げられた[4]。2日間の飛行の後、6月1日9時44分37秒(GMT)にミールのコアモジュールの前方ポートにドッキングした[6][7]。 75日間のドッキングの間、ミールは391kmから394kmの高度、51.6度の傾斜角の軌道を飛行していた[1]。8月15日の22時16分59秒(GMT)にミールからのドッキングを解除し、翌日に軌道離脱を行い、6時59分32秒ごろ太平洋上で大気圏に再突入し破壊された[1][6]。 註
関連項目 |