プログレスM-8

プログレスM-8
任務種別ミール の補給
COSPAR ID1991-038A
特性
宇宙機種別プログレス-M (11F615A55)
製造者NPOエネルギア
打ち上げ時重量7250 kg
任務開始
打ち上げ日1991年5月30日 8時4分3秒 (UTC)
ロケットソユーズ-U2
打上げ場所バイコヌール Site 1/5
任務終了
廃棄種別軌道離脱
減衰日1991年8月16日 6時59分32秒 (UTC)
軌道特性
参照座標地球周回軌道
体制低軌道
近点高度391 km[1]
遠点高度394 km[1]
傾斜角51.6 度
ミールのドッキング(捕捉)
ドッキング コアモジュール 前方
ドッキング(捕捉)日 1991年6月1日 9時44分37秒 (UTC)
分離日 1991年8月15日 22時16分59秒 (UTC)
dock時間 75日

プログレスM-8ソビエト連邦が1991年にミール宇宙ステーションの補給のために打ち上げたプログレス補給船[2]。ミールに打ち上げられた64機のプログレスのうち26機目であり、プログレス-Mの11F615A55型が使われ[3]シリアル番号は207番だった[4]

搭載貨物

ミールEO-9英語版のクルーのための食料、水、酸素や科学研究用物品、軌道補正などのマニューバ用燃料が積まれていた。Naduvaniy Hazovoy Ballonと呼ばれる衛星を積んでおり、これはミールから軌道に投入された[5]

運用

プログレスM-8は1991年5月30日8時4分3秒(GMT)にバイコヌール宇宙基地1/5発射台からソユーズ-U2で打ち上げられた[4]。2日間の飛行の後、6月1日9時44分37秒(GMT)にミールのコアモジュールの前方ポートにドッキングした[6][7]

75日間のドッキングの間、ミールは391kmから394kmの高度、51.6度の傾斜角の軌道を飛行していた[1]。8月15日の22時16分59秒(GMT)にミールからのドッキングを解除し、翌日に軌道離脱を行い、6時59分32秒ごろ太平洋上で大気圏に再突入し破壊された[1][6]

  1. ^ a b c d McDowell, Jonathan. “Satellite Catalog”. Jonathan's Space Page. 2009年8月28日閲覧。
  2. ^ Progress M-8”. NSSDC Master Catalog. US National Space Science Data Center. 2009年8月28日閲覧。
  3. ^ Krebs, Gunter. “Progress-M 1 - 13, 15 - 37, 39 - 67 (11F615A55, 7KTGM)”. Gunter's Space Page. 2009年8月28日閲覧。
  4. ^ a b McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 2009年8月28日閲覧。
  5. ^ Wade, Mark. “Mir EO-9”. Encyclopedia Astronautica. 2009年8月28日閲覧。
  6. ^ a b Anikeev, Alexander. “Cargo spacecraft "Progress M-8"”. Manned Astronautics - Figures & Facts. 2007年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年8月28日閲覧。
  7. ^ Wade, Mark. “Progress M”. Encyclopedia Astronautica. 2009年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年8月28日閲覧。

関連項目