プログレスM-1
プログレスM-1(Progress M-1)はソビエト連邦が1989年に打ち上げたプログレス補給船。ミールステーションへの補給活動に使用され[2]、シリアル番号は201[3]。初のプログレスMタイプである。 1989年8月23日03時09分32秒(GMT、以下同)、バイコヌール宇宙基地のSite 1/5からソユーズ-U2ロケットによって打ち上げられた[3]。同月25日5時19分02秒にミールのコアモジュール前方のポートにドッキングした[4][5]。このときのミールの高度は376-393kmだった。EO-5クルーのための食料、水、酸素および科学研究用の装置、燃料などの物資が搭載されていた。ただし、M-1のドッキング時ミールは無人であり、EO-5クルーは2週間後に到着している。 3か月後の12月1日9時2分3秒、クバント2モジュールにポートを譲るためドッキングを解除した。同日10時32分00秒に軌道を離脱し[4]、太平洋上空で大気圏再突入を果たした。およそ11時21分に燃え尽きなかった機体の一部が海上に落下した[1][4]。 関連項目参考文献
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